ゼインの世界渡り   作:ikkun

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車での生活と驚きの合流

皆が荷台に乗り込んで車を動かすと凄いスピードで進んでいく。

 

ヒュウルミ「これ、振動で尻が痛くならないし凄いな・・・」

 

シュイ「ウナススより全然早いっすよ!」

 

ピティ「風が気持ちいいわ・・・」

 

へブイ「これは爽快ですね。」

 

ミシェル「流石です、ハッコン師匠。」

 

ハッコン「皆にも好評みたいだ。」

 

正義「あ、異世界の映画っていう動く絵の物語を見れるのがあるんですけどヒマつぶしに見ます?」

 

全員「見る!」

 

そうして皆は正義が持っているDVDやハッコンの出したモニターで映るテレビを見ながら順調に進んでいた。たまに運転の人間を入れ替えながら武器の点検をしたり、雑談をしていたら全く暇にはならなかった。さらに・・・

 

ラミリス「今度は負けないよ!」

 

ミシェル「なんの!」

 

体を動かしたくなったら一度止まって組手をして発散していた。

 

正義「相変わらず防御スキルは凄いですね・・・」

 

ピティ「正義にそう言われると照れる・・・」

 

正義のブレイカムドォ―ンを受けたり躱すピティに正義は関心する。食料もハッコンがいるので万全、皆病気にもかからずに順調に車を進めていた。

 

正義「ウノ、ほらラミリス、4枚引いてください。」

 

ラミリス「ここで色変えの4枚!?なんでわかったのー!?」

 

シュイ「いやラミリス顔の出過ぎっすから・・・」

 

ヒュウルミ「もろバレなんだよな・・・」

 

最近ではハッコンの出したカードゲームをしながら楽しんでいたが・・・

 

正義「そういえば赤い杭がいつの間にかなくなってましたね。」

 

そう、道に必ずあった杭がなくなっていたのだ。

 

シュイ「もう、新記録っすか?」

 

ピティ「まだ一週間だよ・・・」

 

ミシェル「ですが、この速度ならあり得るのでは?そうですよね師匠。」

 

ハッコン「うん、」(寝ている間は俺が運転してるし時速80キロで進んでいるからこの調子なら早く最深部につきそうだ)

 

車での攻略は思った以上に楽なようで皆楽しんでいたが・・・

 

へブイ「静かに。何者かの足音が。」

 

へブイが誰かが近づいてることを察知する。

 

正義「魔物か、それとも冥府の王の回し者か・・・」

 

シュイ「それなら仕方ないっすね・・・」

 

ミシェル「ここは私たちにお任せを!師匠たちはのんびりしていてください!」

 

敵と聴いて皆は少しワクワクしていた。

 

正義「やっぱり組手だけじゃ物足りなかったみたいですね・・・」

 

ヒュウルミ「まぁ、俺達はお言葉に甘えようぜ。」

 

そうして足音が近づいてくると徐々にうめき声のようなものまで聞こえ始める。

 

正義「なんでしょうか?アンデッドにしては呼吸があるような・・・」

 

ラミリス「あ、あの髪の色って!」

 

シュイ「赤と白じゃないっすか!」

 

そうあの紅白双子が青ざめた顔で歩いていたのだ・・・

 

赤「あぁ・・・」

 

白「ハッコン・・・水と食い物を・・・」

 

正義「はぁ・・・こりゃ食わせないとまともに話も聞けなさそうなんでお願いしますハッコン。」

 

ハッコン「わかった。」(まさか奥深くまで進んでいたのをここまで戻ってきたのか!?)

 

皆は急いで二人に食料を提供する。

 

赤「あー!生き返った・・・」

 

白「三途の川が見えたぜ・・・」

 

へブイ「ケリオイル団長と副団長たちは?」

 

赤「そうだ!親父たちがこの先に!」

 

白「俺達冥府の王の配下を抜けたんだ!頼めた義理じゃないが親父たちもこの状態だから助けてくれ!頼む・・・」

 

切羽詰まった様子に皆は頷いた・・・

車を進ませながら赤と白から話を聞く。

 

赤「ハッコンたちを逃がした後、加担したと疑われてな・・・スルリムも一緒に罪に問われて処分されそうになったんだ。」

 

正義「やっぱりスルリムも駒扱いでしたか。」

 

白「あぁ・・・それで転移の加護を使ったんだが冥府の王の束縛魔法と打ち破ったのと強引に転移した影響でスルリムは、動けなくなっちまった・・・それでお前たちに会えることにかけてわずかな食料で一週間歩き続けた・・・」

 

赤「親父たちの食料は俺達より少なかった・・・だから少しでも早く・・・2,3日耐えられるかもわからねぇんだ・・・」

 

ヒュウルミ「安心しな、この車はめっちゃ早いぜ!」

 

ラミリス「すぐについちゃうんだから!」

 

そういうと二人は眠ってしまった。しばらく走ってそろそろ晩御飯の時間が近づいたときだった・・・

 

正義「あれは!」

 

正義が急ブレーキをかけるとそこにはケリオイル団長がいた。

 

正義「危ないですね・・・私が運転してるときだったから良いものの一歩遅れてたらミンチでしたよ。この車は異世界では殺人にも使われていて故意でなくても轢いてしまったら犯罪者なんですから。」

 

ケリオイル「そんな物騒なものなのか・・・お前さん達がいるってことは赤と白は無事なのか・・・」

 

へブイ「えぇ、それより副団長たちは眠っているのですか?」

 

ヒュウルミ「あぁ、どうやら魔法にかかっているみたいだな。」

 

ケリオイル「あぁ・・・体力の温存のためにな・・・破目!」

 

そうして魔法と解くと皆目を覚まし始めた・・・

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