ハッコンの提供する食料をフィルミナも灰、ケリオイルは食べていたが・・・
スルリム「・・・人間の施しはうけない・・・」
やはり人間の施しは受けたくないのかスルリムは拒否する。
ハッコン「声を出すのもやっとのはずなのに・・・ここまで人間嫌いを貫くとは逆に尊敬するな・・・」
正義「全くしょうがないですねぇ・・・食べないとあなたの深層心理、心の中に潜入して恥ずかしい情報獲得しますよ?」
エクスドリーム!
正義はエクスドリームカプセムをスルリムの体に当てて回すと深層心理に繋がる扉があらわれる。
スルリム「やめろぉおお!?」
シュイ「なんて斬新な脅しなんすか・・・」
ラミリス「正義が使うとここまでスゴイ尋問道具になるとはね・・・」
灰「ほら!僕が一口飲んで毒がないのは確認できたでしょ?早く飲まないと正義お兄ちゃんが・・・」
スルリム「!そ、そこまで言うなら・・・」
灰と間接キスできるということでスルリムは陥落した・・・
ハッコン「思ったよりちょろいな・・・」
正義「私が北風を演じたからこそですね。」
フィルミナ「若干激しい竜巻なような気もするけど・・・」
ヒュウルミ「団長たちはもう冥府の王に従う気はないんだな?」
ケリオイル「あぁ、正義のそれで覗いてもらっていい。もう戻れないしな。」
フィルミナ「戻っても殺されるだけです・・・ただ灰のことがあるからスルリムには逆らえませんが・・・」
灰「お姉ちゃんも冥府の王のところに戻れないんだから今は一緒にいよう。」
スルリム「でも・・・」
灰「僕も人間だよ。お姉ちゃんは僕のこと嫌い?」
スルリム「灰のことは好きよ・・・でもそれとこれとは・・・」
灰「同じだよ!人間を信じられないなら僕を信じて!大好きだよ!」
その真っすぐな瞳にスルリムは打ち抜かれたようだ・・・
スルリム「わ、わかったわ。今は協力すると誓う・・・」
正義「にやけづらが止まってないですよ。」
ハッコン「まぁ、なんとかなったんだし・・・」
若干の不安はありつつも車で前に進んでいく。
赤「なんで俺達が天井に括り付けられてるんだよ・・・」
白「人数制限らしいぜ・・・」
正義「悪いですねぇ。二人とも、この車はケリオイル団長までで打ち止めなんです。」
ハッコン「正義が某ネコ型ロボットのお坊ちゃまみたいなセリフを言った!」
正義は定員オーバーで屋根に括り付けられている二人にスネ〇みたいなセリフを言う。
ケリオイル「ハッコン、これまじでいいよな。草原で飛ばしたら最高だぜ。皆本当にすまなかったな。利用しようとしただけでなく仲間やダンジョンの人々を裏切っちまった。もう信じてもらえないかもしれないが今度こそ裏切らねぇ・・・でも息子のこともあるからなぁ・・・」
ラミリス「うちは信じるよ!だって仲間だしね。」
ヒュウルミ「だな。」
ミシェル「ハッコン師匠たちが信じるなら。」
正義「団長と赤、白を一生いじり倒していいのならいいですよ。」
ケリオイル・赤・白「一生かよ・・・」
ハッコン「つまりスルリムが裏切らないなら信じていいってことだよね。なら俺もいいけど・・・」
元愚者の奇行団の3人の方を見る。
ケリオイル「へブイ、シュイ。ピティ。お前たちを捨てて裏切っちまったことは謝罪する。わかってくれとはいわねぇ・・・」
フィルミナ「本当に・・・申し訳ありません。」
赤「俺もー悪かったー!」
白「同じく―!!」
へブイ「皆さん分かっていませんね・・・私たちはそんなことで怒っているのではありません。シュイ、言わないとわからないようなのでぶつけちゃってください。」
シュイ「怒っているのはもっと仲間を信じて相談して欲しかったっす!間違った道に進むなら全力で止めたっす!納得できることならついていったっすよ。なんで抱え込んで勝手に判断するんすか!」
へブイ「私も靴の秘密を黙っていたことでシュイに怒られましてね。自ら愚か者と名乗っているのですからカッコ悪いことも情けないことも悩みも、暴露していきませんか?あ、性癖や女性関係は秘密でいいですが。」
フィルミナ「私としては女性関係のことも知りたいのですが・・・!」
ケリオイル「あはは!へブイも言うようになったな!」
ケリオイルもごまかしながらもしっかりと謝るのだった・・・
ピティ「私は皆に相談して怒られたのに・・・」
正義「そりゃ詐欺師に騙されるとわかってて協力する人はいないでしょ・・・」
フィルミナ「それであなた?ごまかせませてませんからね・・・?」
そうして離反した人間も戻って前に進んでいくのだった・・・