ゼインの世界渡り   作:ikkun

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畑と魔王の和平

正義は振動の中で目を覚ました・・・

 

正義「うーん・・・ここは・・・そうだ。私はあの後ハッコンと別れて転移したんでしたね。」

 

そう、あのあと土砂に埋まった二人はコンクリート盤でシェルターを作った後正義は空間が爆発や冥府の王の影響で乱れている中オーロラカーテンを開いて転移を行ったのだ・・・

 

正義「なんか振動してますけどまさか巨大な魔物の背中の上とか・・・?」

 

すると突然声が聞こえてきた。

 

「いや、俺の顔の上だよ。」

 

正義「うわぁあ!?」

 

突然の声に正義は驚きの声を上げる。

起き上がってみてみるとそこには多種多様な光輝く野菜や果物のある光景だった・・・

 

正義「この美味しそうな作物の数々に心の声・・・ハッコンに似た感じの土地はまさか・・・」

 

キコユ「畑さーん、どうかしましたか・・・って正義さん!?」

 

正義「やっぱりここが畑でしたか・・・」

 

どうやらここは同じく異世界転移してきた人間の魂が宿った畑の上のようだった・・・

 

そして正義は事情を話した。

 

畑「なるほどな・・・左腕将軍がダンジョンで暗躍していてお前とその自販機は仲間を逃がすためにあえて自爆してお前は自販機とは別ルートで仲間たちと合流しようということになってここに転移したというわけか・・・」

 

正義「私もびっくりですよ・・・まさかミシェルにハヤチという姉がいてどちらも王族の血を引いてるとか・・・そして姉も残念な人だとは・・・」

 

人見知りのミシェルを思いだして正義は納得する。ミシェルは最初あった時命を狙われていたがそれが王族だというのなら納得だろう。

 

正義「しかも防衛都市の領主や魔王軍の左脚将軍ともコネクションがあるとは・・・」

 

クヨエコテク「やれやれ・・・左腕の奴が馬鹿をやったみたいですまんの。」

 

すっかり農家スタイルの女性が謝っているが彼女こそ畑の倒した左脚将軍に変わってその職務についたクヨエコテクだ。

 

正義「畑の作った作物で魔王の土地は潤っており今から魔王軍と防衛都市と和平を結ぶために今から魔王の元に向かうんですね。」

 

畑「あぁ、見えてきたぞ。」

 

畑が土を操作して手を作って指をさした先には武装の施された城がそびえたっておりそこには初老の男性と角の生えたいかにもな魔王が立っていた・・・

 

魔王「とう!体の上から失礼するぞ。」

 

そういうと土で出来た椅子が用意されて正義たちは和平交渉となった。

 

魔王「久しぶりだな、畑殿。そして左脚将軍クヨエコテク。あとそこにいるのは・・・」

 

正義「貴方の配下の被害を受けたものです。この和平交渉が偽物でないことの確認でいます。」

 

魔王「なに?どういうことだ・・・」

 

するとクロヤタもやってきて手紙を渡してきた。

 

正義「もう防衛都市に向けて進軍し始めましたか・・・早いですね。」

 

魔王「そういうことか・・・もともとここはアイツが納めていたのを俺が下剋上した形だからな。」

 

畑「じゃあ倒しも問題ない?」

 

魔王「おう、こっちからも援軍を出す。」

 

クヨエコテク「その任務我に任せてもらえないでしょうか?」

 

魔王「元よりそのつもりだ。」

 

右腕将軍「頼みましたぞ。左脚将軍。」

 

そうして和平は結ばれて魔王は敵ではないということをクロヤタに任せて畑と正義たちは防衛都市に向かうことになったのだが・・・

 

正義「なんですかこの果物!うっまい!」

 

魔王「だろう!この果物のジュースも最高なんだよ!」

 

休憩で飲んだり食べたりした果物が美味しくて騒がしくなったのは秘密だ・・・

 

 

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