準備は順調に進み、ある日正義たちはイベント説明の行われる楽屋に行くこととなった。
灰廻「どうも、こんにちは。」
正義「よろしくお願いします。」
ポップ「よ、よろしくお願いします!」
真「よろしくね、3人とも。」
灰廻「こういう会議室で顔合わせするんですね。」
真「そうなのよ、当日もここを使うの、そうだ紹介するね。こちら密室系アイドルフェザーズ。」
そう言って現れたのは空色の髪をした双子だった・・・
ミウ「フェザーズのミウです!」
ユウ「ユウでーす!」
ポップ「ど、どうも・・・ポップステップです。」
灰廻「俺、マネージャーです。」
正義「撮影スタッフです。」
真「じゃあ他のユニットも到着するからそれまで待っててね。」
そうしてポップたちは席についたが・・・
ミウ「何あの子・・・芋臭い普段着で来たりして…意識低いんじゃないの?」
ユウ「ちょっとやめなよー・・・」
やっぱり陰口は言われる・・・
正義「ふふふ・・・貴方たちこそ意識をもっと高めといた方がいいですよ。ポップの衣装を纏ったら男たちの視線は全てポップのものですから。」
ポップ「ちょ・・・真正面から喧嘩売らないで!?」
ミウ「ぐ・・・確かにどぎついもんね・・・」
ユウ「アンタの撮影技術も高いから侮れない・・・」
灰廻「正義、もう認められてる・・・すげー・・・」
そうして喧嘩してると・・・
「失礼します!」
どうやら学生らしくジャージの女性たちが会議室に入ってきた。
部長「ユニットメンバーとして参加する鳴羽田東高校ダンス部です!」
真「はい、いらっしゃい。そういえば参加承諾の資料にステージ衣装等は特になしとあるけど・・・こちらで用意していいのかしら?」
部長「それには及びません!我らダンス部は舞踏は運動表現と心得ております。心技一体の心得こそ身に着けど運動に衣装などパフォーマンスを落とすだけ。まして華美なものなど不要!」
正義「なかなか硬派のようですね。」
するとロックバンドの男たちも入ってくる。
リーダー「俺達マッドハッターはロックバンドだぜ!?なら世間を驚かせるもんを作らねーといけねーだろ!それをここでお遊戯ごっこするなんてダセーコマソンなんてできるかよ!」
部長「話し聞いてりゃ誰だが知らないけどやる気がないのならでて・・・」
部長・リーダー「・・・はぁ・・・」
二人ともまさかの一目ぼれをしたようだ・・・
リーダー「俺・・・ロックより大事なもん見つけたかもしんねー・・・」
メンバー「おいおい・・・」
部長「私・・・キレイになりたい!」
部員「部長!?」
真「任せておいて!」
灰廻「硬派同士がぶつかり合ったらまさかの展開になったね・・・」
正義「カレーラーメンを知らなくて相性最悪だと思ってたものがまさかの相性抜群だったときの衝撃に似てますね・・・」
ポップ「分かりにくいけど確かにそんな感じかも・・・」
そんな波乱もありながらも会議が始まった・・・
真「さて!それじゃあ特別ユニットの編成は今集まったメンバーで。バンドとダンスは問題ないとして・・・フェザーズとポップステップの組み合わせは考えどころね。ポップをセンターにすれば見た目のバランスはいいけど・・・」
ミウ「ちょっと!それじゃあ私たちただの脇役じゃん!」
正義「貴方たちシンメトリー(左右対称)の方がなれてるんですからいいじゃないですか。普段だって鏡あわせで歌ってるんでしょう?」
ユウ「そうだけど・・・!それにポップさんあんまり歌上手くないじゃん!」
ポップ「うっ・・・」
灰廻「認めちゃった・・・」
真「でもステージ映えはポップが上なのよね。フェザーズは普段小さいハコで歌ってるから空間を大きく使う表現になれてないでしょ?そこでこの件は一旦保留にしてポップは課題曲の個人練習。フェザーズは基本的なステージでの立ち回りをダンス部から教わってもらいます。」
部長「特訓ね・・・うちは厳しいわよ!」
フェザーズ「えぇ・・・」
真「そして残り一週間の時点で双方の仕上がりをみて決定。すり合わせをして本番に臨みます。全員が主役となりますのでがんばってください!」
そうして本日は解散となりポップを含めメンバーは猛特訓することとなったのだった・・・