ゼインの世界渡り   作:ikkun

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いなくなったアイドルを探せ。

ひと眠りしたあと大阪についた正義たちはすぐに現地入りすることにした。

 

灰廻「見てみて!くっついた!」

 

正義「よほどうれしいんですね・・・」

 

ポップ「てかやめてよね。怒られるから。」

 

灰廻をとがめていると・・・

 

女性「きゃー!!」

 

女性の悲鳴が上がり見てみるとそこにがガラの悪そうな男をヒーローが追いかけていた。

 

正義「あれは・・・ファットガムですか。」

 

ファットガム「障害事件のチンピラくん!大人しく捕まってやー!」

 

チンピラ「誰が捕まるか―!」

 

そうしてチンピラはファットガムに銃を発射するが・・・

 

パスンパスン・・・

 

ポップ「脂肪で止めちゃった。」

 

正義「やはり脂肪吸着、強いですね。」

 

ファットガム「この浪速の脂肪戦車。ファットガム様に効くかいな。」

 

ファットガムは食べてたタコ焼きを落としてしまうが銃を見事に受け止めていた。

 

ファットガム「せやけどやられた分は・・・123456!!」

 

ファットガムは捕まえてチンピラにデコピンをかました!

 

チンピラ「撃ったのは二発・・・」

 

ファットガム「ちゃう。今落としたタコ焼きは36個入り。その分だけデコピンや。」

 

正義「そうですね。食べ物の恨みは恐ろしいんですよ。」

 

ファットガム「おぉ!話しのわかる兄ちゃんやないか!」

 

ポップ「どこで気が合ってるの!?」

 

すると・・・

 

灰廻「あの・・・タコ焼き無事です。」

 

正義「・・・相変わらず変なとこで器用ですよねあなた。」

 

あの攻防のさなかにタコ焼きをキャッチしていた灰廻に呆れる正義。

 

ファットガム「なら悪いことしたな・・・タコ焼き食べていいで。」

 

チンピラ「あついぃぃいい・・・・!」

 

ポップ「いやそれ追い打ち!」

 

あっつあつのタコ焼きを気絶寸前入れられてチンピラは踏んだり蹴ったりで気を失うのだった・・・

 

ファットガム「ご協力ありがとう。観光の人?」

 

ポップ「SSモールの行きたいんですけど・・・」

 

ファットガム「あぁ、ほんなら丁度ええわ。・・・これは秘密やった。なんでもない。SSモールはこの通りがーっといったらすぐやけど・・・気をつけてな。」

 

灰廻「ありがとうございます!」

 

そうして案内してもらった正義たちはモールの控室に向かう。

 

灰廻「おぉ~!変な人がいっぱいいいる!」

 

正義「ナチュラルに失礼ですよね貴方・・・せめてユニークな人にしなさい。」

 

ポップ「どっちも失礼よ!」

 

そうして控室で準備しようとすると・・・

 

アイドル「どうも~!遠いとことからお疲れさん!東京のマルカネさんちのポップちゃんやね。」

 

地元のアイドルらしき女性が出迎えてくれた。

 

ポップ「あぁはいどうも・・・」

 

蟹屋敷「初めまして!わたし蟹屋敷モニカ!かに道化チェーン公式アイドルや!どうぞよろしゅうに。」

 

3人「よろしくお願いします・・・」

 

3人はテンションの高さに引きながらも挨拶する。

 

蟹屋敷「なんやのりわるいな・・・挟んだろかい!挟んだろかい!」

 

蟹屋敷は手で鋏をつくりながらネタを披露する。

 

灰廻「はぁ・・・」

 

蟹屋敷「手ごわいわ・・・これが全国区の壁なんやね・・・」

 

ポップ「蟹屋敷さん・・・」

 

蟹屋敷「蟹子でえぇよ。あんなゆるドルのビックウェーブはちかいうちきっとくると思うんよ!だからひき蟹!このギャグで天下取るんや!」

 

そう言って蟹屋敷は他のアイドルの挨拶に行ってしまった・・・

 

正義「流石大阪・・・ギャグ一つとっても印象の残るものが多いですね・・・」

 

ポップ「商魂たくましい・・・」

 

そうして準備をした正義たちは早速順番が来たのでパフォーマンスをする。

 

正義「別の土地だからお客さん来るか心配でしたが・・・やっぱり百貨店のイベントで知ってる人が来てくれて盛り上がってますね。」

 

灰廻「うん。これで宣伝にもなるしね。」

 

そうしてパフォーマンスが終わると正義たちはポップを迎えに行く。

 

灰廻「お疲れ、この後はもう帰るだけだっけ?」

 

正義「確かライブの参考にするから会場の撮影とか見て回ってきてって言われましたよね。」

 

ポップ「じゃあ行こうか。」

 

そうして3人は会場を回ることにした。

 

正義「やっぱり地元のお土産の店が多いですね。」

 

ポップ「もともと地方物産展だったのがゆるキャラとかイベントやるようになったからね。」

 

灰廻「あぁそれで・・・鳴羽田饅頭のお店だすとか?」

 

アイデアを上げていると・・・

 

蟹屋敷「ポップちゃーん!よかったでー!」

 

なんと蟹屋敷が蟹型のマシンに乗ってやってきたのだ・・・

 

正義「普通そういうのって着ぐるみなんじゃ・・・」

 

蟹屋敷「倉庫作業用のアームなんや!難波のメカニック舐めたらあかんで!」

 

そうして盛り上がっていると・・・

 

スタッフ「かに道化さーん、ステージの準備お願いします!」

 

蟹屋敷「了解や・・・ってあかん。急にお腹痛くなってきたわ。ちょっとお手洗い行ってきますわ!」

 

店員「早く戻ってきてくださいよー!大丈夫かな・・・あの人。」

 

店員の心配はあたり他の組が順調にやる中蟹屋敷は戻ってこなかった・・・

 

店員「こうなったら・・・ポップさん!このアーム着て出てくれへん!」

 

ポップ「えぇええええ!」

 

店員「アームの操作は簡単だしそれには店のロゴあるからそれ来てれば宣伝になるし!」

 

灰廻「でもいいんすか・・・公式アイドルが身代わりなんて・・・」

 

店員「蟹子さん?あの人確かにエントリーしてますけど・・・社内的には派遣の販売員さんなんですよ。売り場に立つと凄い勢いで売り上げだしてくれますから・・・仕事中にふらっといなくなる癖があって・・・」

 

正義「まさかの自称ですか!?でも取りあえずなるべく早く探してくるのでステージは頼みましたよ。」

 

ポップ「早く戻ってきてよね!」

 

そうして正義は蟹屋敷を探しに行くのだった・・・

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