ゼインの世界渡り   作:ikkun

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ぬらりひょんの孫編
妖怪世界にやってきた。


正義はとある日自分の世界の監視をしていたのだが・・・

 

正義「また別の世界で悪意が・・・行ってみましょうか。」

 

別の世界で自分の世界も浸食しそうなほどの悪意が発生していることに気づいた・・・

さっそく正義はその世界に向かってオーロラカーテンを開いて突入した。するとそこは・・・

 

正義「まさかの日本・・・しかも明らかに昔の日本ですね。」

 

そうそこは木造建築が立ち並び向こうにはテレビで見たことのある五重塔が立つ都京都だった。

 

正義「どうやらそこら中に立ち込める・・・これは妖気?この気のせいで転送位置がずれたようですね・・・」

 

正義は妖気がとくに放たれている発生源に向かって歩きだすが・・・

 

母親「はぁ・・・はぁ・・・」

 

赤ん坊を抱っこしながら走る母親を見かけた。

 

後ろからは・・・

 

妖怪「生き胆よこせぇ~!ぎゃはは!」

 

なんともテンプレな見た目の妖怪が親子を追いかけていた。

 

正義「諸悪を叩きたいですが・・・これも善意の一歩ですね。」

 

正義は親子を追いかけてもう一体足止めをしていた妖怪を

 

正義「はっ!」

 

妖怪「ごほっ!」

 

思いっきり蹴り飛ばした。

 

正義「逃げれますか?」

 

母親「は、はい!」

 

母親は逃げていく。

 

妖怪「ちきしょう!!邪魔しやがって!人間、だったらお前の生き胆を食って力つけてやるぜ!」

 

妖怪たちは邪悪な顔を浮かべながら臨戦態勢に移る。

 

正義「さて、親子も逃げたことですし存分にやりますよ。悪魔になって。」

 

そうして出したのは仮面ライダーデモンズのゼインカード、それが変化してデモンズドライバーとスパイダーバイスタンプになる。

 

妖怪「な、なんだあれ?」

 

妖怪「変な帯に印鑑か?」

 

妖怪たちは突然現れたものに困惑する。

 

それを気にせず正義はドライバーの上の朱肉部分にスタンプを押す。

 

スパイダー!

 

DEAL・・・

 

その瞬間待機音が鳴り蜘蛛型の機械が下りてくる。

 

正義「変身。」

 

Decide up

 

そしてベルト正面のモニターにバイスタンプを押すと蜘蛛は高速で糸を巻き付けてくる!

 

Deep 深く

Drop 落ちる

Danger 危機

 

仮面ライダー

 

デモンズ!

 

そうして蜘蛛の巣のような模様の仮面に赤・銀・ネイビーのアーマーを纏った仮面ライダーデモンズへと正義は変身した・・・

 

妖怪「へ、変身した!?アイツも俺たちと同じ妖怪か!?」

 

妖怪「所詮は変化の能力だやれやれ!」

 

妖怪たちは襲い掛かるが・・・

 

デモンズ「それくらいわかりやすい悪党ならやりやすいです。」

 

ぐしゃ!!

 

妖怪「がはっ!!?」

 

デモンズは蜘蛛の糸を手から出して完全に絞め殺してしまった・・・

 

すると横から新手が来たのかと思いきや・・・

 

?「わしらより先にやってきて随分盛り上げてるみたいじゃねぇか・・・妖狩りだお前ら。」

 

なんと白髪の着物姿に長ドスを持った男が手下の妖怪たちを切り捨てたのだ。

 

デモンズ「なんだかわかりませんがあなた達は生き胆は食べないってことで良いんですよね。」

 

?「左様!我らは任侠の妖怪集団!人に仇なすことはいたしません。」

 

するとカラスの妖怪が横から出てきて説明する。

 

デモンズ「あなたは?」

 

鴉天狗「私は鴉天狗、そしてこの組織は奴良組(ぬらぐみ)関東で妖たちの治安を守っているのですがとある目標のために京都に・・・そしてあの方が・・・」

 

妖怪「ぎゃぁああ!!」

 

ぬらりひょん「やはり弱いのぅ・・・」

 

鴉天狗「我らが大将ぬらりひょん様じゃ。」

 

デモンズ「なるほど、あなた方が治安を守っていることはわかりました。では敵の大将は私が。」

 

妖怪「ひぃ!?」

 

スコーピオン!

 

デモンズレクイエム!

 

デモンズはサソリのバイスタンプを認証させてベルトのサイドを操作、サソリの尻尾を伸ばして大将に突き刺して毒で動けなくした後・・・

 

デモンズ「はぁ!!」

 

ズドーン!!

 

必殺の回し蹴りで妖怪を消滅させた。

 

ぬらりひょん「やるのぅ、お主・・・」

 

正義は変身を解除してぬらりひょんたちにお礼を言う。

 

正義「力をお貸しくださりありがとうございます。実は私この先から漂う膨大な悪意・・・妖気を倒しにいかないといけないのでこれにて失礼・・・」

 

牛鬼「待て、そっちの方向は大阪・・・どうやら我々と目的は同じのようだ。」

 

片目を髪で隠した男・・・牛鬼が正義を引き留める。

 

ぬらりひょん「ほう・・・お主も羽衣狐狩りか・・・お主陰陽師か?」

 

正義「厳密には違いますが・・・とにかくその妖怪の妖気はこの戦国の終わりの時代に反応して増えているので世のために即刻叩かねばと思いまして。」

 

ぬらりひょん「そうなのかい・・・ならワシと共に撃たんか?少しの間だけお主の力を貸せ・・・」

 

正義(絶対的正義というわけではありませんが信念はあるようですね・・・見定めますか。)

 

正義「わかりました、しばらくの間厄介になります。」

 

雪麗「えぇええ~!!ぬらりひょん本気!?」

 

ぬらりひょん「本気だ。それにこいつは強いぞ、並の妖など雑魚となり果てるだろうな。」

 

鴉天狗「確かに先ほどの戦いぶりは頼もしい限り・・・戦力に加えて損じゃないじゃろう。」

 

そうして雪女の雪麗は驚いたもののほとんどのものは正義の強さを認めることとなり正義は奴良組に食客として世話になることになったのだった・・・

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