ゼインの世界渡り   作:ikkun

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ネコの名前とインターン先

正義はしばらく授業を見ていると相澤とプレゼントマイクは白雲という生徒と一緒に授業を受けていたようだ。

 

正義「おチャラけてはいるけど捨て猫を拾ってくる精神性はなかなかヒーロー向きですね。」

 

そうして清掃しながらヒーロー基礎学を学んでいたが・・・

 

正義「相澤先生・・・格闘術は今ほどじゃないから戦闘訓練はふるってないんですね。なんか個性や戦闘スタイルいじられてますし。」

 

閃光寺という生徒に絡まれているのを見て正義は少し意外そうに見つめるのだった。

授業を終えると教師はあることを話し始める。

 

教師「さて、2年次の生徒が取り組むインターン活動についてだが・・・相澤・山田・白雲。お前たちまだインターン先決まってないんだから焦れよ。」

 

そうして昼休みに入ると正義は屋上で清掃をはじめていると・・・

 

白雲「あれ?なんか清掃員さんがいる。ここ立ち入り禁止だし・・・」

 

マイク「やべぇな。注意されちまうか?」

 

正義「大丈夫ですよ。ここ誰も来ないので私もついでに昼飯にしようと思ってましたから。」

 

相澤「アンタも大概っすね・・・」

 

正義は3人と離れながら食事を始めるが・・・

 

相澤「実際俺の抹消は人の足を引っ張る個性だ・・・自分から何かできるわけじゃないし他人にも喜ばれるわけでもない。だから個性を生かすことがわからない・・・」

 

正義「戦闘訓練でもスタイルは決まっててもなんか定まってないって感じでしたもんね。近接に振り切るとか捕縛布で切り抜けるとか。」

 

相澤「よく見てるっすね・・・」

 

白雲「じゃあ、敵の足引っ張ればいいんじゃね?」

 

マイク「バトル専門か?そういうタイプには見えねぇが・・・」

 

白雲「消太なら近接に持ち込めるからな。才能だ!」

 

相澤「格闘も得意じゃねぇよ。デカいのには手も足も出ねぇし・・・っていうか猫の餌どうすんだ。持ってないなら俺がやる。」

 

そうして相澤はミルクを与える。

 

正義「今は白雲君の家で飼ってるんですよね?」

 

白雲「あぁ、学校いる間は心配だから連れてきてる。」

 

マイク「学校ならこうして相澤が育ててくれるんすよ!」

 

かなり人任せである・・・

 

相澤「トイレとかどうしてんだ?」

 

白雲「基本俺のジャージだな。」

 

マイク「きったねー!」

 

相澤「ちゃんとしつけしろよ・・・」

 

そうして盛り上がっていると・・・

 

ミッドナイト「あらあら、貴方たち清掃員さんと一緒に随分盛り上がってるじゃない。」

 

そういって現れたのはかなりどぎつい衣装を着た若きミッドナイトだった・・・

 

白雲「香山先輩!」

 

ミッドナイト「立ち入り禁止の屋上に入る・・・そういう不正行為は・・・青春っぽくていいわね!」

 

正義「そういうあなたもどうしてここに?」

 

ミッドナイト「インターンの帰りなんだけど学校で手続きしてたんだけど・・・ここに来たのは私のお気に入りの場所だから。」

 

マイク「不正常習犯ってことっすね。」

 

相澤「コートの下なにも着ないんすか・・・」

 

ミッドナイト「これが私のコスチュームよ。」

 

相澤「バカには見えない素材とかっすか?」

 

正義「裸の女王様?」

 

白雲「俺馬鹿でよかったー!!」

 

ミッドナイト「わかってないわねぇ・・・大胆にして実用的。個性とアクションをサポート、まさに機能美そのものでしょ!やましく思うところなどかけらもないわ!」

 

相澤「いや少しは思った方が・・・」

 

それほどの露出度だ・・・

 

ミッドナイト「時代の先端を行くものの宿命ね・・・でも見てなさい!日本の常識がかわるから!」

 

正義(あれ?そういえばミッドナイト先生のデビュー当初ってコスチュームが物議をかもして法律が代わるきっかけになったような・・・)

 

そう、正義の言う通り未来では法案の審議が始まって常識よりも先に法律が代わってしまうのだった・・・

 

ミッドナイト「それよりもどうしたのその子猫。」

 

白雲「俺達で面倒見てるんすけど親募集中っす!」

 

ミッドナイト「分かったけど学校に持ってきたら・・・ふわふわで可愛いでしゅねー!」

 

ネコを持った途端スゴイ豹変っぷりである・・・

 

正義「やっぱり動物は女性の心を浄化しますね・・・」

 

ミッドナイト「名前決まってるの?」

 

マイク「まだだな・・・」

 

ミッドナイト「じゃあ好きな食べ物。」

 

相澤「とくには・・・」

 

マイク「から揚げ。」

 

白雲「寿司!」

 

正義「豆腐ですね。」

 

ミッドナイト「私もその中ならおすしね。」

 

ということで多数決でおすしに決まった。

 

正義「豆腐も可愛いと思うんですけど・・・」

 

ミッドナイト「色あいてきには卵のお寿司よー!私は無理よ。一人暮らしする予定だし。婚期遅れるってジンクスもあるし。長くはあずかれないわよ。」

 

そうは言うがミッドナイトは爆速で連れて行ってしまった・・・

 

正義「誰も何も言ってないのにつれてった・・・」

 

白雲「結局飼うパターンだこれ。」

 

マイク「いえぇ・・・」

 

そうして翌日もマイク以外は飯を食べることになった・・・

 

正義「山田さんインターン先決まったんですね。」

 

相澤「あぁ、バトル系って言ってた。」

 

白雲「あいつこそイメージないよな。」

 

相澤「喋るのはWEBラジオやってるしインターンは個人じゃできない経験するって。」

 

するとミッドナイトが現れた。

 

ミッドナイト「おーいたいた!おすしのようすー!」

 

そうして見せてきたのはおすしのトイレ動画だった・・・

 

正義「しつけるの早いですね・・・」

 

相澤「つーか人が飯食ってるときに・・・」

 

ミッドナイト「でも気にしてたでしょ?」

 

白雲「それで来たんすか?」

 

ミッドナイト「いいえ、インターン先決まってない二人を話したらうちの事務所で引き受けるって。」

 

そうして見せてくれたのはノーブルヒーローハイネスパープルだった・・・

 

正義「なかなか貴族風というかナルシスト風ですね・・・」

 

白雲「おかまっぽい・・・」

 

相澤「こいっすね・・・」

 

ミッドナイト「それがいいのよー!」

 

そうして二人のインターン先も決まるのだった・・・

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