ゼインの世界渡り   作:ikkun

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新メンバーの危機

正義たちはキャプテンアメリカからメンバー候補の詳細を聞く。

 

キャプテン・アメリカ「これを見てくれ。」

 

出されたのはメッシュをかけた女の子の写真だった。

 

サクラスパイダー「これは・・・16歳AB型、群馬県出身で歌自慢大会でスカウトされてそのままデビューしてアイドルとして活躍している朝日(あらたび)ねいろちゃんじゃないですか!彼女がどうかしたんですか?」

 

正義(詳細なデータ説明まで・・・この人ファンですね。)

 

サクラスパイダーの意外な一面を知ることになりながらもキャプテン・アメリカは続ける。

 

キャプテン・アメリカ「あぁ、彼女だが・・・このアイドルに共生体(しんぴおーど)が規制しているとの情報が入った。」

 

正義「そんな写真で堂々写ってるんですね・・・」

 

サクラスパイダー「あぁあああああ!」

 

まさかの寄生生命体が体にいるという事実にサクラスパイダーは衝撃を受ける。

 

デッドプール「大丈夫?キャラ崩壊凄いけど・・・」

 

キャプテン・アメリカ「続けるぞ。共生体・・・邪悪で凶暴な地球外の寄生生物。取りつかれた人間は超人的な腕力や俊敏性を得ると言われている。」

 

デッドプール「まさちゃんアイツらの歯並びみたことある?歯につまった青のり一生取れないよあれ。」

 

正義「確かにあの鋭さと形状は歯間ブラシ使わないと取れないですよね・・・」

 

キャプテン・アメリカ「危険な生物だが宿主次第ではこちらに協力してくれるかもしれない。僕は用があって同行できないが君たちに二人の勧誘を頼みたい。」

 

そうして正義たちは開催されているねいろのコンサートに来ていた。

 

デッドプール「コンサート聞いたけどいや~あの子には光るものを感じるね。」

 

正義「プロデューサー気取りで見てましたもんね。」

 

肩カーディガンにサングラスというベタ過ぎるファッションに正義は突っ込みをいれる。

 

サクラスパイダーあんまり変なことしないでくださいね。渡したとはあくまで仕事で来てるんですから!」

 

正義「いや貴方もそのクールキャラかなぐりすててオタ芸してたじゃないですか。」

 

コンサートの中スパイダーパーカーの女性がオタ芸をしていたので正義は一瞬他人のふりをしたのを思い出す。

 

サクラスパイダー「うっ・・・大ファンとして当然のたしなみなんですよ・・・」

 

デッドプール「どんなたしなみ?」

 

サクラスパイダー「ともかく!ライブを見るにうまく共存できてるようです。早速スカウトしに行きましょう。ライブ終わりは必ず控室で休むんだそうです。」

 

正義「さすが大ファン、情報収集に抜かりなしですね。」

 

デッドプール「ますますストーカーっぽいね。」

 

そうして3人は潜入を決める。

 

サクラスパイダー「問題はどうやって行くかですね・・・騒ぎにならなように済ませたいですが・・・」

 

正義「それなら任せてください。サクラスパイダー・・・お覚悟!デッドプール!押さえててください!」

 

デッドプール「おぉ~!面白そうなことになりそう!合点!」

 

サクラスパイダー「え、ちょ!なんですかその服!あぁあああ!!?」

 

そうしてサクラスパイダーが着替えさせられたのはフリフリのアイドル衣装、デッドプールは先ほどのプロデューサーの変装にカツラと服を追加し正義はおつきの黒服といった衣装に合わせた。

 

正義「皆さん、おはようございます。私たちはこの度デビューを決めたこの新人アイドルサクラのマネージャー兼黒服を務めるものとプロデューサーです。以後お見知りおきを。」

 

そうして正義はゼッツライセンスを見せることで身分を擬装する。

 

警備員「はぁ・・・それで何故ねいろさんの控室に?」

 

正義「もちろん大先輩であるねいろちゃんへのご挨拶にと花を渡したくて。この子もねいろちゃんの大ファンでしてぜひ会いたいと。女の子がアイドルに憧れて今まさにアイドルのひなになろうとしている・・・これほど素晴らしいことはありましょうか。願いをかなえてあげてはくれませんか?」

 

ねいろのマネージャー「警備さん、こう言ってるので数分だけ・・・」

 

警備員「わかった。妙な真似はするなよ。」

 

そうして3人は無事に関門を突破した。

 

デッドプール「さすがまさちゃん。こういう時の口八丁で敵うやつはいないね!」

 

サクラスパイダー「っていうかそのアイテムで擬装できるならこの変装いりました!?恥ずかしい・・・」

 

正義「中々にあってますよ。それに不自然のない変装は大事でしょう?」

 

サクラスパイダーは顔を赤くしながら講義したそのときだった。

 

サクラスパイダー「!控室の方からスパイダーセンスが・・・!急ぎましょう!」

 

そうして控室に入るとそこにいたのはつかまって首に装置をつけられたねいろとロキだった。

 

ロキ「おや一足遅かったようだな。サムライスクワッド、もうこの子娘には洗脳装置をつけた。見事に共生したその体使わせてもらうぞ。」

 

共生体「ねいろを離せ!食い殺すぞ!」

 

サクラスパイダー「ー~==~~!!?」

 

正義「サクラスパイダーもう任務忘れてませんか・・・?」

 

推しの危機に声にもならない悲鳴を上げるサクラスパイダーに呆れる正義。

 

デッドプール「おっとそのセリフはPTAが黙ってないよ。そんなに女の子でダンスしたいなら代わりに俺ちゃんが踊ってやるよ。」

 

ロキ「いいだろう・・・この前の借りもあるからな。殺してやろう。」

 

そうして再びロキともバトルに入るのだった・・・

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