ゼインの世界渡り   作:ikkun

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ぐだぐだな離脱

アイアンマンのメッセージは続く。

 

アイアンマン「ロキの作った組織は強大だ。最悪この中の誰かが死んでもおかしくないだろうからね。」

 

全員「!?」

 

アイアンマン「ジェット機の準備ができるまでやり残したことがあるなら済ませておくといい。」

 

デッドプール「ゲームの終盤みたいなセリフだね。」

 

そうしてサクラスパイダーはスパイダーウェブの準備を整えた。

 

サクラスパイダー「私の準備は整いましたけど・・・デッドプールたちは何をしてるんでしょう。」

 

そうしてサクラスパイダーが集合場所に向かうと・・・

 

デッドプール「やぁ、いらっしゃい。」

 

なんとデッドプールはチミチャンガの店を出していた・・・

 

正義「ほかほかを提供してますよ。」

 

しかも正義もコックをしていた・・・

 

サクラスパイダー「な、なにやってるんですか・・・」

 

正義「腹が減っては戦はできぬ。空腹を失くして親睦を深めようと料理を作ろうと思ったんです。それでデッドプールはチミチャンガっていう料理の本を持っていたのでそれを。」

 

デッドプール「そうそう、オリジナルチミチャンガでさらなる利益をね。」

 

サクラスパイダー「確かに大切かもしれませんがそんな場合じゃ・・・」

 

ねいろ「何それ!私も食べてみたーい!」

 

サクラスパイダー「いいですね!やりましょう!」

 

デッドプール「ねぇ、これ男女差別じゃないの?」

 

正義「掌ドリルじゃないですか。」

 

そうして待つこと十分、ついに二人のチミチャンガが完成した・・・

 

デッドプール「おあがりよ。おれちゃん自信作。」

 

正義「取りあえず基本をなぞってみました。」

 

サクラスパイダー「セリフと料理の出来が対照的すぎる!!」

 

サクラスパイダーの言う通りデッドプールのものは消し炭。正義のものはものすごいまぶしい出来だった・・・

 

サクラスパイダー「二人ともなんでそんななれないことを・・・」

 

デッドプールは料理、正義はこういったおチャラけたことは不得意なはずなのに・・・と思っていたサクラスパイダーだが歓迎会でのキャプテン・アメリカの言葉を思い出す。

 

ーデッドプールは恋人を失ったとき誰よりも自分の弱さをくい呪っていた。正義だって今は大分優しくなったが昔は正義のためにあらゆるものを切り捨てた結果恋人と悲劇を迎えたそうだ。もしかしたら彼らが組んだのは何かを失う不安を紛らわせるためかもしれないね・・・違うかもしれないがー

 

あのときはすっごけたが今なら彼らが不安を紛らわせようとしているとわかった。

 

ねいろ「ダメだよ。サクラちゃん。アイドルってねどんな不安なときでも皆の前では笑顔でいるようにするの。辛いことあったって聞かれると努力が無駄になっちゃう気がするんだよね。」

 

どうやらねいろも察していたようだ。

 

正義「二人とも。そういうのはもっと距離を取ってくださいよ。」

 

サクラスパイダー・ねいろ「あ・・・」

 

デッドプール「全く・・・俺ちゃん愛されキャラ過ぎて困っちゃう。」

 

そうしてチミチャンガパーティを開催した一同はジェット機に乗り込もうとしていた。

 

デッドプール「あー・・・言わせてくれ。このチームを誇りに思う。俺が夢見てきた仲間だ。さぁ出撃だ!」

 

するとねいろの電話が鳴る。

 

ねいろ「あ、ごめん…あたしこれからライブなの忘れてた・・・ごめん!私国の命運よりファンが大事だから!」

 

正義「ちょっとぉおお!国滅んだらファンも滅びますよ!」

 

サクラスパイダー「ねいろちゃんのライブみてー!」

 

デッドプール「こっちもこっちで煩悩まみれだし・・・」

 

サクラスパイダー「だ、大丈夫です。貴方たちの信念を知れて良かったです。貴方たちは紛れもなくヒーローです。3人で力を合わせて戦いましょう!」

 

サクラスパイダーは照れくさかったのかフードを深くかぶりながら歩き出す。

 

デッドプール「ちょっと、ちゃんと前見ないと・・・」

 

ドン!

 

なんと歩いていたのは道路でトラックにひかれてしまった!

 

デッドプール「おいマジか!スパイダーセンスいかれちゃったわけ!?」

 

正義「ダメです・・・衝撃で気絶しててリカバリーカプセムで傷直しても起きません・・・」

 

デッドプール「つまり・・・」

 

正義「私たち二人だけですね・・・」

 

デッドプール「マジか。」

 

まさかの危機的状況となってしまうのだった・・・

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