そうして転移した正義は草原を歩くが一向に悪意が見つかる様子はない・・・
正義「流石にこう人口が多いと目的の悪意も潜みやすいのか一向に見つかりませんね。」
そうして歩いていると教科書で見たことのある江戸の町が見えてきた。
正義「まぁ、悩んでも仕方ありません。とりあえず本場の江戸の寿司とウナギを食べましょう。」
そうしてAIに搭載された換金機能で何か食べようとする正義だったが・・・
ぷちっ・・・
正義「これは・・・ムカデですかね・・・やっぱり生命力が半端ないですね。」
踏んでしまったであろうムカデはまだ生きていた・・・すると・・・
びゅっ!!
正義「!?」
正義は突進してきたものを躱すとそれが大量のムカデだった。
正義「小さすぎて気づきませんでしたね・・・これは妖気であり悪意。」
するとムカデが集まって妖となった・・・
まんば百足「まんばなるか?足食うか?」
その妖はまんば百足といいある人間が噂と特殊な道具の力を使って作り出した妖である・・・
するとまんば百足は正義より都合のいい標的を見つけたのかそこに向かっていく!
まんば百足「きしゃぁあ!」
正義(!子供。)
正義はそれが子供であることに気づき助けようとするが・・・
女性「危ない!」
子ども「山吹乙女さま!?」
するとそれより先に女性・・・子供たちに山吹乙女と呼ばれる黒髪の女性が飛び出して子供を助けた。しかし攻撃が掠ったのか足に傷がついていた。
正義「大丈夫ですか?あなた。」
山吹「は、はい!」
正義「なら逃げてください、ここは私が。」
そうして出したゼインカードは仮面ライダージュウガ。光るとジュウガドライバーとバイスタンプがあらわれる。スタンプを装填すると音声が鳴る。
レックス!メガロドン!イーグル!マンモス!プテラ!ライオン!ジャッカル!コング!カマキリ!ブラキオ!
正義「変身!」
スクランブル!
十種の遺伝子!強き志、爆ぜろ、吠えろ、超越せよ!仮面ライダージュウガ!
Go over・・・
山吹「す、姿が変わった・・・」
そうしてジュウガはベルトを操作する。
クラッシュゲノムエッジ!
ズゴォォォォ!!
まんば百足「ま・・・んば・・・?」
すると右手に炎、左手に水を帯びた手刀を連続で放ちまんば百足をバラバラにしてしまった・・・
正義「ジュウガは流石にオーバーキルでしたか・・・」
山吹「あ、あの・・・助けてくれてありがとうございました。」
山吹が変身解除した正義に話しかける。
正義「変身したのに驚かないんですね。」
山吹「はい、うちにも変身する人・・・妖がいますし。」
正義「え・・・?妖ってまさか・・・」
正義が続きを言おうとしたその時だった・・・
鯉伴「乙女!」
クセのついた黒髪で片目をつぶった美青年が走ってやってきた。
山吹「あなた!」
正義「おや、旦那さんでしたか。奥さんなら無事ですよ。」
鯉伴「アンタが助けてくれたんだよな。ありがとな。」
首無「いやいやお礼言ってる場合ですか!こいつも変身したんですよ!もしかしたらこいつの仲間かも!!」
そこに首の飛んだ妖が言う。
鯉伴「おいおい、首無、仲間ならさっきのやつと一緒に子供を襲うところだぜ?仲間なわけねぇよ。それにこいつからは悪い気配はしねぇよ。」
首無「ですが・・・」
正義「首飛ばしてるくせに繊細な妖ですね。私はこう見えて江戸の初めの妖たちとは結構仲良かったんですよ。羽衣狐倒しましたし。」
三人「え!?」
正義「なんだったら・・・すみません、何か描くもの持ってないですか?」
山吹「なら紙と筆がここに・・・」
正義「おぉ・・・いつも持ってるんですか?」
鯉伴「山吹は寺子屋の先生だからな。」
そうして正義はぬらりひょんの絵を描いて三人に見せる。
正義「奴良組の総大将でこういう顔の人がいますから連絡してくれれば証明できますよ。」
山吹「すごい・・・そっくりです!」
鯉伴「すげぇ上手いな・・・出入りの時の親父そのものだぜ。」
首無「お前本当に何者だよ・・・」
正義「え・・・?ちょっと待ってください。親父?あなたよく見たら・・・まさか・・・」
鯉伴「俺は奴良組2代目、奴良鯉伴。ぬらりひょんは俺の親父だ。」
正義「まさかの幸運!?」
なんとぬらりひょんの息子に偶然会う正義であった・・・