Procure furniture.(家具を調達せよ。)
Good luck.
正義たちは探偵事務所として活動するために掃除や資料整理など準備に追われていた。
明智「掃除が終わったらミルクにしようね。」
ポチタン「ポチポチ~!」
正義「もうそんな時間ですか。あらかた整ってきたとはいえまだ先は遠いですね。」
本棚を整えた正義はため息を吐きながら言う。
ジェット「お前が早いおかげで大分助かっているところがあるけどな・・・」
ジェットがそう言っているとキャリーケースを持ったみくるがやってきた。
小林「ごめーん、寮出る手続きで時間かかちゃった・・・」
正義「全然大丈夫ですよ。みくるさんはまずあんなの向かいの部屋に案内しますからそこに荷物を置いたら整理を手伝ってください。」
小林「うん!任せておいて!」
明智「皆で花丸素敵な探偵事務所にしよう!」
そうしてまずはみくるの部屋へと案内する。
小林「思ったより広いよね!」
正義「そうですね・・・複数人使えるようになってますしこの庭の仕事・・・複数人でやった形跡がありますし枝葉の切り口から少なくとも4人以上の人、もしくは妖精がいたと推測できますね。」
明智「そんなことまでわかるんだ!」
正義が立派に手入れされている庭を見ながら答える。
正義「それでここがあなたの部屋です。」
小林「素敵!あとなんだかいい匂いがする。」
明智「前にいた名探偵が使ってたみたい。」
正義「確かあんなさんの部屋も人のいた匂いや形跡がありましたしおそらく前任者たちもコンビで活動してたと思われますね。」
小林「じゃあ向かい同士で名コンビになって見せます!」
正義「期待してますよ。」
そうして下に戻ると正義は応接室にある本棚を見せる。
正義「あいうえお順や調査されている町など細かく分けているのでわかりやすいですよ。」
明智「流石正義さん!」
小林「ためになりそうなの一杯ある・・・」
ジェット「見るのは後だからな!」
その後は残りの箇所を掃除していく。
小林「そういえば二階って何があるの?」
正義「そういえばまだ見てなかったですし、掃除ついでに見てきますか。」
明智「うん!」
そうして上るとそこは空き部屋で物が置かれているだけだった・・・
明智「物置って感じかな?」
正義「なんか地図があって〇×が示されてますね・・・前任者が何か調べていた証拠でしょうか・・・」
明智「ここに私の町もできるんだよね・・・近いんだね、知らなかった。」
あんなは少し寂しそうな表情をしながら地図を見る。
小林「・・・ねぇ、考えがあるんだけど・・・」
そう言ってジェットと共にみくるはあんなと正義を町に連れ出す。
ジェット「インテリア~?そんなもんなんでもいいだろー・・・」
正義「いえ、初期投資としてはいいですね。人は見た目が8割建物も中に入った時にインテリアがオシャレだと依頼人は気分を良くするものですよ。」
小林「そうそう、地図だけじゃ味気ないしね!」
ジェット「確かに来た依頼は全て引き受けるけど・・・使命は怪盗団ファントムを止めることだ。」
正義「でも普通の依頼も来るわけですし、依頼人はファントムの仕業って知らないわけですから普通の探偵事務所を目指すためにも必要なことですよね。」
明智「でも気になってたんだよね・・・私の時代は嘘で覆われていないしファントムも聞いたことないしここと変わらないよ。」
正義「その時代にするためにあなたがタイムスリップさせられたかもしくは・・・」
ジェット「未来は絶えず変わるからな。僕たちが頑張らないと嘘で覆われるって世界になるかもしれないってことだな。相手は妖精だしな。」
小林「え・・・?」
ジェット「怪盗団ファントムは僕たちと同じ妖精なんだ。」
正義「つまりあのニジ―にもちっこい形態があるってことですかね?」
小林「ちっこい姿できざなことするニジ―・・・ふふふ、ちょっとおかしいかも。」
明智「確かに!全然似合ってなさそう。」
ジェット「お前ら意外と容赦ないな・・・」
そんなことを言いながらインテリア店、カメリアインテリアにやってきた。
正義「株式や債券である程度の資金は手に入れましたし好きなものを買いましょう。」
小林・明智「やったー!!」
ジェット「おいおい!よく稼げたな・・・ってそうだ。こいつ未来人だった・・・」
そう、未来の情報を手に入れれば投資も競馬などの賭け事だって楽勝なのだ・・・
店員「いらっしゃいませ。」
小林「可愛いものであふれてるね!」
ポチタン「ポチ―。」
するとポチタンがガラスでできているであろう亀の置物に注目する。
明智「これ可愛いー!」
正義「この可愛いのは売りものですか?良ければ売って欲しいんですが・・・」
ジェット「早速大人買いしようとしてやがる・・・」
正義たちは早速この亀の置物を買おうとするが・・・
前田「ごめんなさい、それ売り物じゃないんです。」
店員、前田ちほが説明する。
前田「この店のシンボルで店のみんなで大切にしてて亀みたいにあゆみは遅くても一歩ずつ前に進んでいこう。そしてもっと広くて素敵なお店にしようって。この置物を見るたびに頑張ろうって思えるように。」
正義「素敵ですね。亀は万年生きるといいますしこの店もそのくらい長く続くといいですね。」
前田「はい!ありがとうございます。」
明智「大人な対応だ・・・」
前田「これはお売りできませんが他のものなら案内できますよ。」
全員「よろしくお願いします!」
仲手川「あ、ちよさん。僕が戻しておきますよ。」
そういうと店員の男性、仲手川卓也が手に取った置物を預かる。
その後皆は売り場に案内されるのだった・・・