ゼインの世界渡り   作:ikkun

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なくなった置物と新たなる幹部

正義たちは商品を紹介される。

 

小林・明智「可愛いソファーだ!」

 

ジェット「口を開けば可愛いだな・・・ソファーならあるだろ?」

 

正義「ジェット先輩、女心が分かってませんね。女の子っていうのは可愛いに憧れて言うことによって自分もそうなろうとする生き物なんですよ。」

 

ジェット「なんかすごく大人な雰囲気出してるな・・・」

 

前田「ならお持ちのソファーに合わせたものも紹介できますが。」

 

ジェット「まぁ、クッションくらいなら・・・」

 

前田「今お持ちしますね。」

 

前田さんが持ってくる間にもあんなとみくるは興味のあるものを増やしていく。

 

明智「あのカーテンとか良くない?」

 

小林「このブラインドとか良くない?探偵っぽいくて!」

 

正義「どっちかっていうと刑事じゃないですかそれ?」

 

ジェット「お前ら・・・楽しんでるだろ?」

 

そんな二人にジェットと正義が突っ込んでいると・・・

 

ポチタン「ポチポチー!!」

 

ポチタンが慌てた様子で反応する!

 

明智「また事件!?」

 

前田「あぁ!」

 

すると前田の悲鳴が聞こえる。

 

前田「置物がなくなってる・・・!」

 

正義「皆さん、その場を動かないでください!」

 

すぐさま正義が声を上げてお客や店員の動きを止める。

 

小林「多分あの置物にマコトジュエルがあったんだろうね・・・」

 

正義「盗難かただの置忘れかを判断するために私たちキュアっと探偵事務所が情報を纏めたいのですがよろしいですか?」

 

前田「わ、わかりました!」

 

前田はお客や仲手川を呼んだ。

 

明智「早速、始めようか。オープン!」

 

二人はプリキットブックとペンを取り出した。

 

ジェット「小さくして持ち運べるんだ。」

 

店員は二人だけでお客は二人、中年の女性賀来さえこと外国人トム・ミラーだった。

 

さえこ「一体何があったの?」

 

トム「What happen?」

 

小林「お店にいるのはこれで全員・・・」

 

明智「もう外にいるのかな・・・」

 

前田「でもドアのあるベルはなっていませんよ?」

 

小林「他に出入口はありませんか?」

 

前田「家具を出し入れする搬入口があります。」

 

正義「持ち出したにしても決めつけるのは早計です。皆置物は持っていませんが隠している可能性もありますからね。」

 

小林「そうか、結婚式のティアラと同じ感じで!」

 

明智「でも・・・」

 

ジェット「家具店だから隠せるところが多いな・・・」

 

3人はどこだろうと悩む・・・

 

正義「まずは隠すものをよく考えてみましょう。材質がガラスなら・・・」

 

小林「そうか!割れる心配のない場所に・・・」

 

明智「そうか!ぴんっときた!」

 

みくるとあんなはぬいぐるみのある場所に行って山をかき分けると・・・

 

正義「随分あっさりと見つかりましたね・・・安直な隠し場所ですし頭良くないんでしょうか・・・」

 

「超失礼チョベリバ―!」

 

正義「ん?」

 

裏返しにされている置物を見て正義は犯人の悪口を言うと小さい声が聞こえてきた。

 

前田「ありがとうございます!」

 

仲手川「1,2,3,・・・6枚そろってる。壊れてない。」

 

明智・小林「?」

 

正義(それを間違えますか・・・こりゃ私が助言しなくても犯人わかりそうですね・・・)

 

その言葉に正義は教えがいをなくしてしまう。

 

仲手川「棚に戻しておきます。」

 

小林「置物を盗もうとしたのを聞き込みをしましょう!」

 

正義「それはいいんですけど・・・そこの外国人いかにも日本語離せなさそうですけどあなた達英語の成績大丈夫なんですか?」

 

さきほどから英語で話しているトムに視線を送りながら正義は言う。

 

小林「う・・・」

 

明智「ここまでネイティブとなると・・・」

 

ジェット「やっぱりな・・・大丈夫だ。プリキットグミを準備したからな。どんな言葉も話せるようになるんだ。」

 

そうして出したのは瓶、その中に入ったグミを食べて情報を収集する。

 

明智「置物がなくなったとき何をしてましたか?」

 

トム「彼とスカーフを探してたよ。母さんのプレゼントで素敵なスカーフを選んでもらったよ。」

 

仲手川「はい、あの置物に似た柄を。庭で植物を育てるのが趣味とのことでしたので!」

 

小林「置物とスカーフの柄・・・?」

 

明智「植物?」

 

正義(違和感に気づきましたね。上出来ですよ。)「ではさえこさんあなたは何をしていましたか?」

 

さえこ「私は店に入ってからずっと猫を見てましたよ?」

 

視線の先には寝ている猫の姿があった。

 

ネコ「撫でてたよ。この人は。」

 

小林「えぇ!?猫の言葉も分かるの!?」

 

正義「流石妖精のアイテム・・・」

 

ジェット「そして天才だからだ!」

 

ジェットの発明の凄さに驚きつつ状況を整理する。

 

正義「さて、今回は簡単ですよ。感じた違和感を指摘するだけでいいです。」

 

明智「感じた違和感・・・」

 

小林「そうかやっぱりそういうことなの!」

 

二人はあっさりと答えにたどり着く。

 

明智「犯人がわかりました!」

 

小林「仲手川さん貴方です!」

 

仲手川「なんで僕が・・・」

 

明智「今回の事件の謎を解くカギはスカーフです。」

 

小林「貴方は置物を盗んで搬入口から出ようとした。でも出ようとしたときトムさんにスカーフが欲しいと声をかけられてしまい置物をクッションの中に隠した。」

 

明智「トムさん、仲手川さんはあの置物に似た柄のスカーフを紹介されたんですよね?見せてください。」

 

トム「はい、これです。」

 

トムが見せたのはひまわりのような柄だった・・・

 

前田「あれ・・・なんで・・・?」

 

小林「そう、犯人は勘違いをしていた亀の置物なのに足と頭、尻尾を花びらと数えるほどにね。だからスカーフも花柄を選んだってこと!」

 

明智「あなたは拓哉さんじゃない!」

 

正義「ニジ―はそういうアホそうなミスしなさそうですし初対面のファントムですよね。自己紹介してくれますか?じゃないとずっとバカって呼ぶことになりますよ。」

 

ジェット「お前容赦ないな・・・」

 

「悪口とかまじ最悪だし!すぐに解いてあげる!!」

 

そういうと仲手川はメイクを解いて素顔を見せる。

 

アゲセーヌ「うちはアゲセーヌ!これはもらっていくし!」

 

そういうとアゲセーヌは軽やかな動きで置物を持って行く。

 

正義「逃がしませんよ。」

 

プラズマ

 

正義「3人とポチタン、しっかり捕まってください。」

 

小林「そのカプセルってニジ―を蹴り飛ばしたのと同じだよね・・・」

 

明智「つまり・・・」

 

だだだだだだ!!

 

プラズマカプセムによってイナズマと化した正義はものすごいスピードで追いかける!

 

ジェット「うわああああ!?」

 

ポチタン「ポチ~!」

 

明智「やっぱりー!」

 

小林「ジェットコースターみたいになっちゃったー!!」

 

そうして全速力でかけているとアゲセーヌに追いつく。

 

正義「ん?アゲセーヌと一緒にいるのって妖精と人間でしょうか?」

 

そこには紫色の狐のような妖精と黒い服を着てペンダントを下げた女の子がいた・・・

 

アゲセーヌ「アンタたちなんでいるし!」

 

妖精「ウソノワール様からの伝言、奴らを倒して華麗に盗めって。」

 

女の子「だって、よろしく。」

 

そういうと女の子は去っていった。

 

正義「ウソノワール・・・それがファントムの首魁ですか。そして新しい幹部の人間。何か知ってますか?」

 

ジェット「ふぁ?目が回って何も見えないぞー・・・」

 

小林「正義さん速すぎ・・・うっぷ・・・」

 

明智「くらくらするー・・・」

 

ポチタン「ポチ~・・・」

 

どうやら正義があまりに早くかけるせいで全員ふらふらになってしまったらしい・・・」

 

アゲセーヌ「あはは!アンタもちょっとドジじゃん!」

 

正義「平衡感覚も鍛えないと駄目ですね全く・・・」

 

リカバリー

 

正義はリカバリ―カプセムの力で全員を回復させる。

 

明智「あれ?気分が元に戻った!」

 

アゲセーヌ「回復もできるとかあり!?こうなったら・・・嘘で覆え!チョベリグにしちゃってー!ハンニンダー!」

 

置物の側に黄色いハイビスカスが置かれると花のハンニンダーが出来上がる。

 

小林「えぇ!?だから亀の置物なのに!」

 

正義「じゃあ、今回は錬金術で知的に攻めますか。」

 

正義はそういうとガッチャードのゼインカードを取り出す。それはガッチャードドライバーとホッパー1,スチームライナーへと姿を変える。正義はドライバーにカードを入れる。

 

ホッパー1!スチームライナー!

 

正義「変身。」

 

正義はレバーを引く。

 

ガッチャーンコ!スチームホッパー!

 

正義はそうして錬金術で戦う仮面ライダーガッチャードに変身した。

 

ジェット「おぉ、フラスコに入って鎧姿になった!カッコいいな!」

 

どうやら変身プロセスがジェットの心を掴んだようだ。

そして二人も変身する。

 

アンサー「どんな謎でも花丸解決!名探偵キュアアンサー!」

 

ミスティック「重ねた推理で笑顔にジャンプ!名探偵キュアミスティック!」

 

「名探偵プリキュア!」

 

そうして誰にも見えない密室で覆われると戦いがスタートした。

 

ハンニンダー「ハンニンダー!」

 

ハンニンダーは華の蔓を伸ばして攻撃する!

 

ミスティック「だから花じゃなくて亀なのに!」

 

アンサー「はぁあ!」

 

アンサーはキックを叩き込み、ミスティックもそれに続く。

 

ガッチャード「こけたところをすかさず拘束です。」

 

キャッチュラ ガッチャージバスター!

 

ガッチャードは蜘蛛のケミーキャッチュラの力を銃型武器ガッチャージバスターに込めて放つ。それは糸となって容赦なくハンニンダーを拘束する。

 

アゲセーヌ「ハンニンダー何やってるのチョベリバ―!」

 

アンサー「さっきからアゲセーヌの言ってるチョベリグとかチョベリバって何?」

 

ジェット「チョベリバは最悪って意味だ。チョベリグは最高で少し前に流行った言い方。」

 

ガッチャード「ちなみに令和ではほぼ死語ですね。」

 

ミスティック「そうなんだ・・・」

 

アゲセーヌ「何わけわかんないこと言ってるんだし!アゲの中ではまだブームだし!いっちゃって!」

 

ハンニンダーは拘束を外して殴りかかるが・・・

 

フレイローズ ガッチャージスラッシュ!

 

バラ型のケミーフレイローズの力で炎を纏ったガッチャージトルネードで蔓を切り裂いていく!

 

ハンニンダー「ハンニン・・・ダー!」

 

するとハンニンダーは種をマシンガンのように打ち出す!

 

ガッチャード「遠距離の攻撃も持ってましたか・・・」

 

ガッチャードはトルネードを回転させて盾ののようにしながらそれを防ぐ。

 

アゲセーヌ「これで動けないっしょ!このまま見事にたおすしー!」

 

アンサー「絶対やだ・・・この店のシンボルを取り戻す!」

 

ミスティック「物に込められた想いが見えない人に奪わせたりしない!!」

 

二人はガッチャードのガードの側面から出ると2方向から攪乱する!

 

ハンニンダー「は、ハンニン・・・!」

 

ハンニンダーはどっちに撃てばいいか一瞬迷い・・・

 

アンサー・ミスティック「はぁあああ!」

 

二人のパンチを食らってしまう。

 

ガッチャード「二人ともナイス攪乱です。では私も・・・」

 

ガッチャードが出したのはアギトとブレイドのレジェンドライドケミーカードだった。

 

アギト!ブレイド!ガッチャーンコ!グランドヘラクレス!

 

そうしてガッチャードはアギトのブレイドの組み合わさった姿・・・グランドヘラクレスフォームへと姿を変えた。

 

アンサー・ミスティック「これが私たちの・・・アンサーだ!」

 

Kick Thunder Mach ライトニングソニック。仮面ライダーフィーバー!

 

ガッチャードは足にアギトの紋章、体にはラウズカードを吸収してそのまま飛び蹴りを、プリキュアたちも浄化技を叩き込んだ。

 

ハンニンダー「ハンニンダー・・・」

 

浄化と雷、大地の力を食らったハンニンダーは消滅するのだった・・・

 

ポチタン「ポチポチキュアキュア―!」

 

そうしてマコトジュエルはポチタンに吸収され亀の置物も戻ってきた。

 

アゲセーヌ「超ムカつく!」

 

そうしてアゲセーヌは去っていき4人はお店に置物を戻した。

 

前田「ありがとうございます!探偵さん!」

 

仲手川「ただいま戻りました・・・ってどうしたんですか?」

 

小林「多分本物の拓哉さんですね。」

 

仲手川「買ってきてって言われたハイビスカスどこにもありませんでした・・・」

 

前田「私頼んでないけど・・・」

 

正義「多分前田さんに変装したんですね。」

 

そうして無事に家具を買った正義たちは事務所に戻って2階を飾り付ける。

 

全員「できたー!私たちの探偵事務所!」

 

正義「さぁ、これからこの家具も含めてじゃんじゃん事件を解決して元を取りますよー!」

 

ジェット「正義が商人の顔になっている・・・」

 

明智「事件解決の報酬は家具の割引だったのも流石だよね・・・」

 

正義「前の事務所の2代目所長もやりての経営者でしたからね。ファントムの前に財政難で倒れないようにサポートしますよ。」

 

小林「ありがとう!正義さん、実は初めての依頼ももう決めてるの。」

 

明智「それって?」

 

小林「あんな、貴方を元の時代に返すって。私に依頼してくれる?」

 

明智「うん!依頼させて!」

 

小林「よーし!立派な名探偵になるぞー!正義さんもご指導鞭撻よろしくね!」

 

正義「わかりました。では立派な名探偵のためにまずは広報活動からですね。」

 

小林・明智「え・・・」

 

正義「当たり前ですよ。ここは昭和、ってことでまずはビラ一人100枚飛び込み営業でいきましょうか。」」

 

そうして正義は机にビラを置く。

 

小林「うぅ・・・一人前の探偵への道は遠い・・・」

 

明智「地道にこつこつだね・・・」

 

ジェット「全く・・・良いトリオだな。あいつら・・・」

 

そうしてキュアっと探偵事務所が本格的に始動するのだった・・・

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