Deliver the umbrella.(傘を届けろ。)
Good luck.
正義たちは初めての依頼をこなした数日後、みくるの学校が始まった。
正義「確か今日から春休みが終わりでしたよね。」
小林「うん、本当に大丈夫?あんな。」
明智「うん!ジェット先輩も正義さんもいるし大丈夫だよ!」
小林「でもジェット先輩ずっと研究所にこもりっぱなしだよね・・・」
ジェット「うわぁああ!」
何かが崩れる音と共にジェットの悲鳴が響き渡る。
正義「ジェット先輩には私の頼み事も頼んでるので仕方ないですよ。」
明智「それにポチタンもいるし!」
そのポチタンはというと・・・
ポチタン「ポチー!」
背中に物を収納でき、それにハマったらしくずっと物を出し入れしている。
正義「役立つ能力ですよね、特訓とは感心です。」
明智「いや色々入れるのが楽しいだけだと思う・・・」
小林「だね・・・」
明智「ほら、急がないと学校遅刻するよ。」
小林「・・・わかった。何かあったらボイスメモで連絡して!」
明智「わかった!」
正義「まぁ、今日はあんなさんの個人特訓の日にしましょう。まずは数学からですね・・・」
小林「行ってきまーす!頑張ってねー!!」
明智「薄情者―!!」
みくるの急ぐ様子にあんなの叫び声がありながらもあんなは個人特訓となったわけだが・・・
明智「やっぱり静かだな・・・」
正義「?静かだと集中できないタイプですか?音楽かけますけど・・・」
あんなの言葉に正義はずれたことを言う・・・
明智「いやそうじゃなくて・・・いつもだったらみくるとかジェット先輩の声があるからさ。それにしてもみくる大丈夫かな・・・今日から中学2年生でしょ?新しいクラスで緊張してないかな?」
正義「まぁ中高一貫のところみたいですし前のクラスの人もいるかもですし案外心配ないかもですよ?明るい性格ですから誰とでも仲良くなれそうですし。」
明智「・・・そうだよね。」
ポチタン「ポチー!」
するとポチタンがあんなを元気づけようとしたのか地球儀を収納した!
明智「あ!」
正義「かなりデカいですけど大丈夫ですかね・・・」
すると・・・
ポチタン「ポチ~・・・」
ばしゅ!!
容量オーバーだったのか今までしまったものが出てしまった・・・
明智「あぁ・・・無理していれるから・・・」
正義「でも体が小さいのに文房具とかメガネとか結構入るんですね。鞄いらずになる日も近そうですね。」
明智「あはは、そしたらジェット先輩とかはお菓子とかみくるだったら推理小説とか入れそうだね!」
そう楽しそうに話していたが・・・
正義「ん?空が暗くなってきましたね・・・こりゃ一雨振りますかね。」
明智「そうだね・・・みくるに傘持って行ってあげようか。」
正義「ですね、ついでに学校で宣伝活動です。学校にビラを貼る許可をもらいましょう。」
明智「えぇ!?来客がやって大丈夫かな・・・」
ちゃっかりしている正義にげんなりしていたあんなだったが・・・
ジェット「出来たー!古い本にあったプリキット!」
それは虫メガネのようなアイテムだった・・・
ジェット「詳しいことはわからないけど名探偵の危機を救ってくれるらしい!」
明智「すごーい!」
ジェット「出かけるのか?」
正義「広報活動ついでにみくるさんに傘を届けようと。」
明智「広報活動がメインになってる!傘を届けるついででしょう!?」
ジェット「そうなのか・・じゃあみくるにも渡してくれ。」
明智「お揃いだぁ・・・やった!」
ジェット「そうだ、正義、頼まれてたアイテムの調整できたぞ。」
そう言ってジェットが机に置いたのは3本のロードインヴォ―カーだった・・・
明智「それって正義さんが使ってるベルトによく似てるような・・・」
正義「えぇ、これにカプセムを入れて回せば変身できますよ。」
ジェット「そんなの何に使うんだ?」
正義「あぁ、実は人材を増やそうかと思ってまして。主に事務とか宣伝などの雑務をやってもらいたいと思っているんですが一応自衛のために。」
なんと正義はスカウトをかけようとしていた・・・
明智「えぇ!もう私とあんなと正義さんジェット先輩がいるのに?」
正義「全然足りませんよ。それに今は広報活動は貴方たちにやってもらってますが本愛ならあなた達には推理に集中して欲しいですし何より問題なのは…ジェット先輩の買う菓子の会計処理が追い付かないんですよ・・・」
ジェット「ギクッ・・・」
正義の冷たい目にジェットは冷や汗を流す・・・
正義「請求書出るレベルってどんだけ買ってるんですか・・・補填はしてますけど限度を覚えてください・・・」
ジェット「はい・・・」
正義「というわけで私一人では追い付かない事務仕事やもしもプリキュアが長期の遠出をするときにここの依頼を受ける人員が欲しいということでこうして危険に対する保険を用意してるわけです。」
明智「なるほど・・・それくらい忙しくなるように頑張らないとね。みくると一緒に名探偵になるわけだし!」
正義「まぁ、今は人員は置いといてアイテムを届けに行きましょうか。傘もあったら喜んでくれそうですしね。」
明智「うん!」
そうして学校に来たが・・・
明智「ちょうどみくるが見えた・・・おー・・・」
呼びかけようとしたときにはもう友達らしき人に絡まれており。楽しそうだった・・・
友達「なんか振りそうだね・・・持ってるから一緒に帰ろう!」
正義「・・・傘必要なさそうですね。まぁ秘密を共有してるのは変わりないんですしそんなに寂しがることないですよ。」
明智「・・え!?いやそんな寂しがってなんて・・・ってうわ!」
正義の言葉をあんなが否定しようとしたとき女性にぶつかってしまった。
正義「あわてちゃダメですよ。大丈夫ですか?写真堕ちましたよ。」
女性「ありがとうございます。妹の写真で大事なものなんです。」
明智「仲良さそうですね。」
女性「はい、恵子はこの学校の高等部2年生で交換留学でロンドンに言ってるんですけど・・・」
明智「どうかされたんですか?」
女性「最近おかしなことがあって・・・町で妹に会ったって人がいるんです。」
正義「そっくりさんとかじゃなくてですか?」
女性「私もそう思ったんですけど見たんです。今朝大学に行く途中の駅前で。追いかけたらここに来てたんです。学校に聞いてもいないっていうし・・・連絡もつかなくて・・・心配になって・・・」
明智「私に任せてもらえませんか!私たち探偵なんです!」
正義「おや。みくると一緒じゃなくていいんですか?みくるならノリノリで依頼を受けると思いますが・・・」
明智「いいの!それに今日は個人特訓なんでしょ?」
正義(寂しいのを隠してる意地ってことですかね?)「・・・そうですね。今日は一人で推理できるか特訓と行きましょうか。」
そうして二人は北村真理子の依頼を引き受けることになるのだった・・・