正義たちはCD店員に変装したるるかとお客の女性に話を聞く。
小林「この人知りませんか?」
マシュタン「似顔絵全然似てないし!」
みくるの見せる絵にマシュタンは小声で怒る。
お客「ごめん・・・知らないなぁ。」
るるか「私も・・・」
明智「そうですか・・・あぁ!ミサンガだ!可愛い!」
あんなは女性の手首にかかったミサンガを見つける。
正義「確か切れたら願いの叶うアクセサリーでしたっけ?」
女性「そうなの!私まさみって言うんだ!さっきもこのお姉さんとミサンガの話で盛り上がってたんだけどさ、これ見て!」
正義「おぉ、切れそうですね。」
明智「ホントだ!」
小林「願い事はなんですか?」
まさみ「それなんだけどさ!実は・・・」
すると男性客が入ってくる。
男性「すみませーん。」
男性はるるかにトイレを借りていいか質問する。
まさみ「・・・!!」
正義「なるほど・・・今の人に恋してるってわけですか。顔赤いしあの人いかにもバンドマンって感じでカッコいいですもんね。」
まさみ「そんなに分かりやすい・・・!?」
小林「それはもう!」
るるか「じゃあミサンガの願いって・・・」
まさみ「彼と結ばれますようにって・・・実はここに通ってるのも彼に会えるからでさ。喋ったことはないけど音楽を聴いてる真剣な目がかっこよくて・・・このミサンガもそのときにはじめてつくったんだよね・・・」
小林「まさみさん・・・!」
明智「すっごく応援してます!」
るるか「あら、彼何か探してるみたい。」
正義「一緒に探してあげたらどうですか?お互い常連なら力になれるかもしれませんよ。」
まさみ「で、でもそんな勇気・・・あ!」
そんなことを話しているとミサンガが切れた!
まさみ「あぁ!」
小林「願いが叶うってことですよ!」
まさみ「よし・・・あの!何かお探しですか?良ければお手伝いします!」
男性「え?」
その時だった・・・
彼女「ごめーん!待った!」
なんと彼女と思われる女性が店に入ってきた。
彼女「あれ?その子誰?」
男性「お前を探してたら声かけてくれたんだよ。来るの遅いから探してたんだよ。」
彼女「悪かったけどさ・・・」
そうして二人は去っていった・・・
正義「まぁ、こういうこともありますよね。」
明智「あのまさみさん・・・」
まさみ「失恋しちゃったあはは・・・君たちのせいじゃないよ。ミサンガが切れたら願いが叶うなんてウソアタシが信じてたから・・・」
るるか「・・・ウソかもしれません。でもそのミサンガ捨てるつもりですか?」
まさみ「もうウソだったしいらないかなって・・・」
るるか「ミサンガはずっと貴方を見守ってた。貴方の気持ちに寄り添ってくれていた。」
まさみ「私の気持ち・・・」
るるか「そう・・・彼のことが好きだった気持ち・・・その気持ちをミサンガはずっとそばで見守っていた。ミサンガ見守っていたことも彼の想いもウソじゃない。本当のことでしょう。その気持ちを大切に。」
まさみ「店員さん・・・」
るるか「仕事中でした!戻りますね。」
そうしてるるかは去っていった・・・
小林「行っちゃった・・・」
まさみ「やっぱりもうちょっとミサンガ持ってようかな。」
正義「そうですね。良かったら自分と一緒に失恋ソングでも・・・」
明智「ちょっと!口説いてないで行くよ!」
正義はまさみを口説こうとするがあんなが引っ張って調査に戻す。
小林「あの!すみません!この人みたことありませんか。」
別の男性店員に話を聞く。
店員「うーん・・・見たことないな。」
明智「手がかりなしか・・・」
小林「別のところを探そうか・・・」
正義「あ、その前に。おたくの女性店員がお客様の心に寄り添った良い接客をしてましたね。良かったと伝えておいてください。」
店員「え・・・?うちの店男の店員しかいないっすよ・・・」
店員はそういう・・・
明智「つまり・・・」
小林「えぇ!?」
正義「すぐに足跡を追いかけましょう!」
3人はミラールーペやデンデンセンサーで追いかけるとそこには女性店員がいた!
正義「まさに灯台下暗しですね・・・」
明智「貴方はショップの店員さんじゃない!キュアアルカナ・シャドウだ!」
るるか「正解。」
マシュタン「でも二人じゃ勝てやしないわよ。それに・・・」
ゴウエモン「アルカナ・シャドウ!ミサンガ取ってきたぜ!」
なんとゴウエモンがまさみのミサンガを持ってきた!
正義「なるほど・・・ミサンガにマコトジュエルが宿っていたからあんな手の込んだことを・・・」
ゴウエモン「む!借りは返すぜ!嘘よ覆え!来やがれハンニンダー!」
ハンニンダー「ハンニンダー!」
そうしてミサンガ型のハンニンダーがあらわれる!
正義「今日は華麗に取り返しましょうか。」
正義がそういうとゼッツのゼインカードを出す。それはゼッツドライバーとストリームカプセムへと変わり正義はカプセムをセットしてトリガムを押す。
ストリーム!メッツァメロ・・・メッツァメロ・・・
正義「I'm on it. 変身。」
正義はカプセムを回す。
グッドモーニング!ライダー!ゼッツゼッツゼッツ!ストリーム!
そうして正義は仮面ライダーゼッツテクノロムストリームへと変身した!
アンサー「どんな謎でも花丸解決!名探偵キュアアンサー!」
ミスティック「重ねた推理で笑顔にジャンプ!名探偵キュアミスティック!」
「名探偵プリキュア!」
さらにるるかも変身する。
アルカナ・シャドウ「神秘と秘密で包み込む・・・キュアアルカナ・シャドウ。さぁ迷宮にいざないましょう。」
そうして二人はアルカナ・シャドウ、ゼッツはハンニンダーに向かっていく。
ミスティック「はぁああ!」
アンサー「やぁ!」
連携して攻撃するアンサーとミスティックだがアルカナ・シャドウには躱されてしまう。
アルカナ・シャドウ「連携は中々だけど単調な攻撃ばかり。すぐに慣れられる。」
アルカナ・シャドウは軽業師のように飛ぶことで二人の攻撃を回避する。
ミスティック「どうして怪盗なんかに!困ってる人を助けるのが名探偵プリキュアでしょう!」
アルカナ・シャドウ「へぇ、そうなの。」
アルカナ・シャドウは淡々と言うと・・・
アルカナ・シャドウ「アルカナ・スターレイン。」
アンサー・ミスティック「うぅう!」
レーザーを叩き込むことで二人を苦戦させる。
ハンニンダー「ハンニンダー!」
ハンニンダーはチャクラムのような円形の斬撃を放つが・・・
ゼッツ「ほっ・・・!よいしょ!」
シュッ!バキュンバキュン!!
しかしゼッツは暴風の防壁で攻撃をそらすとブレイカムゼッツァ―のガンモードを二発撃つ。一発は・・・
ハンニンダー「ハンニンダー!」
ゴウエモン「ぬお!隙間に銃撃を・・・!」
ハンニンダーに当て、もう一発は・・・
アルカナ・シャドウ「・・・!」
追撃しようとするアルカナ・シャドウに放つ。
アルカナ・シャドウ「流石はプロ、フォローを忘れないのね。」
ゼッツ「そういう貴方こそその二人への指導を忘れないじゃないですか。この前も助けてくれましたし、なんか親しくなる要素ありましたっけ?」
アルカナ・シャドウ「そういうわけじゃない。私はその妖精に興味があっただけ。その妖精は貴方たちと親しいし力に影響が出ないようにしたかっただけ。マコトジュエルの危険を感じて元の場所に戻す力にね。」
ゼッツ「へぇ、ポチタンにそんな力が。」
アンサー「どういうこと?」
アルカナ・シャドウ「知らなかったのね・・・」
ゼッツ「なるほど。あれは吸収ではなく転送してたってことですか。重要情報ありがとうございます。」
マシュタン「カマかけたわねー!!」
ゼッツの飄々とした態度にマシュタンは怒る。
ゼッツ「まずは実力差をひっくり前しますか。」
プロジェクション!メッツァメロ・・・メッツァメロ・・・グッドモーニングライダー!ゼッツゼッツゼッツ!プロジェクション!
テクノロムプロジェクションに姿を変えるとゼッツは分身して2人のフォローに入る。
ゴウエモン「分身しただとー!?」
アンサー「絶対ミサンガも取り戻すんだから!」
アルカナ・シャドウ「見てたでしょう?私は切れたミサンガに想いがこもってると教えただけ。ミサンガに価値を教えなければ捨てられていた。いらなくなったものに価値を与えてもらっただけでしょう?」
ミスティック「でもあなたの言葉で大切だと思ったんだから!」
アンサー「それを奪うなんて許さない!」
二人はゼッツがアルカナ・シャドウを足止めしている間に必殺技をハンニンダーに叩き込んだ!
「プリキュア!フライングスペクトル!」
ゼッツ「では一旦、吹き飛んでもらいましょうか!」
ゼッツはストリームに戻るとトリガムを三回押してカプセムを回した!
ストリーム!バニッシュ!ゼッツゼッツゼッツ!
アルカナ・シャドウ「ぐっ・・・」
旋風を纏った蹴りをアルカナ・シャドウはなんとか受け止めるが風と威力は殺し切れずに吹っ飛ぶ!
ハンニンダー「ハンニンダー・・・」
ハンニンダーも浄化されて・・・
ポチタン「ポチポチキュアキュアー!」
マコトジュエルは転送されるのだった・・・
ゴウエモン「くっ。まぁ借りは返したから良しとするか。」
マシュタン「全然返してないから。」
アルカナ・シャドウ「・・・今回は負けた。用済みの探偵事務所に価値を与える手伝いをしてるだけはある。」
アルカナシャドウは去る中でつぶやく。
アンサー「それって・・・」
アルカナ・シャドウ「事務所。私が使ってたの。事務所の窓押し上げて開けるのがこつ。」
そうしてアルカナ・シャドウは更なる謎を残して去っていった・・・
しばらくしたころミサンガを返したまさみがプリホリに来た。
まさみ「この前はミサンガありがとう!大事にしまってるよ!」
明智「よかった!」
まさみ「私もっと自分を磨いて新しい恋に踏み出す!」
まさみはそうして商品を選ぶ・・・
明智「ミサンガを捨てなかったからまさみさんは次の恋に踏み出せたのかも・・・」
小林「アルカナ・シャドウのおかげ・・・?」
正義「まぁ、そういう考えもできますね。さぁ、そうとなったら負けないように組手でもやっときますか?」
明智・小林「えぇえええ!」
上手に開けられた窓から漏れたこぼれ日が入ってきた蝶を明るく照らすのだった・・・