ゴウエモンは迷宮トレインの説明を開始する。
ゴウエモン「ここは俺の能力で作った謎だらけの列車!次の駅に着くまでに全ての事件を解決してこのしおりを取り戻すことができるかな?」
明智「じゃあ早速入ろう!」
あんなが入ろうとしたそのときだった!
ゴウエモン「おっと!迷宮トレインに入るには切符が必要だぜ!さぁ、そこの机に置いてあるものから選びな!」
すると机には3枚の切符があった。
正義「なるほど・・・そこも鉄道と一緒というわけですか・・・見たところ大きさや文字はゴウエモンのと同じですね。」
小林「じゃあどこに違いが・・・」
明智「あれ?このかけてるのなに?」
小林「これは切り口だね、自動改札じゃない駅は切符を使った証拠に鋏で切れ目を入れるんだよ。いろんな形があるんだよ。」
正義「マニアはその切り口なんかもコレクションするくらいですからね。」
明智「そうなんだ・・・そうか!その違いだよ!切り口がちがう!」
正義「ゴウエモンのと同じのはこれですね。」
正義の記憶力によって正しい切符を選ぶことができた!
ゴウエモン「正解だ。どうぞご乗車ください。」
そうしてゴウエモンは駆けだす。
明智「逃がさない!」
あんなたちが車両に入るとそこにゴウエモンはいなくなっておりおそらく幻影であろう乗客が食事をとっていた。
小林「豪華列車の食堂車・・・映画や小説の推理物でよくあるシュチュエーションだ!」
正義「代表作はアガサ・クリスティのオリエント急行殺人事件ですね。この事件の面白いところは乗客全員が互いのアリバイを証明し合っているところなんですよ。」
明智「へー!それで真相は?」
小林「それは本を読まないと!そ」
正義たちが本で盛り上がっていると列車は暗闇になる。
小林「トンネルに入ったんだ!」
そうして明かりが入ると・・・
乗客「きゃぁあああ!」
なんと女性の乗客の悲鳴が聞こえた!
明智「どうしたんですか!」
あんなが駆け寄って聞くと・・・
女性「私の料理が消えましたわ!!」
なんとお皿に乗っていた料理が消えたというのだ!
正義「ちなみに料理は?」
女性「トリュフとフォアグラの濃厚デミグラスソース和え、極上生オクトパスですわ!」
正義「いかにも高級そうですけどなんで肉にあいそうな料理そのソースをタコにかけたのかも謎の料理ですね・・・」
小林「そこはいいよ!とにかく調査を開始しないと!おそらく盗まれたのはトンネルに入って数秒のこと・・・」
明智「あの短い間にタコを食べるのは無理・・・となると犯人はどこかに隠したんだ。」
正義「被害者以外に食堂車にいるのは乗客二人とウェイターですね。」
小林「さっそく聞きこもう!」
そうしてロブスターを食べている乗客に話しかける。
明智「この人がタコを隠すとしたら・・・あのワインの瓶にタコつぼみたいに隠したとか?」
正義「確かに生といってましたしね。」
そうして瓶を除くが・・・
明智「いない・・・」
小林「じゃあこっちのステーキを食べてる人の鞄には・・・ない。するめしかなかった・・・」
正義「残りはウェイターですね・・・ちょっと皿の中身を見せてもらいますよ。」
しかしクロッシュの下にはなにもなかった。
明智「どこにもない!?」
小林「じゃあどこに・・・」
女性「あらやだ!ソースで服がくっついてしまったわ!」
明智「ソースで・・・くっつく・・・そうか!わかりました!犯人はウェイターさんあなたです!」
あんなはそう言ってクロッシュの底を覗くと・・・
小林「やっぱり!タコが張り付いていた!」
正義「新鮮ですからね、吸着力がしばらく残るのを利用して隠したというわけですね。」
ウェイター「正解です・・・」
そうして謎を解決した!
ゴウエモン「中々楽しませてくれるな!だが次はどうかな!」
そうして次の列車に入ると・・・
正義「寝台列車ですね・・・そしてなにかを失くして困っている紳士が一人・・・」
紳士「ない、ない・・・」
明智「どうされたんですか?」
紳士「居眠りしている間に懐中時計がなくなったんだ。胸ポケットに入れたはずなのに・・・」
小林「つまり寝ている間に盗まれたんだ。」
早速車両の中にいた老婆に聞きこむ。
老婆「怪しい人はいなかったかだって?そうねぇ・・・そういえばその方が寝ている間に近づいた人が3人いたわ。」
正義「では早速いきますか。」
そうして最初に聞きこんだのは白髭の男性
男性「あぁ、通りすがりに気持ちよく眠っている男性をみかけました。まぶしいだろうとおもってカーテンを閉めてあげたんですよ・」
そして次は宝石で飾った婦人
婦人「私は隣の食堂車に行くのに通りかかったんです。床に落ちてた帽子を拾ってとなりの座席に置きました。それがなにか?」
最後は車掌。
車掌「切符を確認しにきました。でもお休み中でしたので毛布を膝にかけてそのまま立ち去りました。」
そうして聞き込みを終えた3人は話を纏める。
正義「一連の動作で物を盗むことは誰でも可能ですね。」
小林「もしくは誰かがウソをついてるか・・・残り10分、ゴウエモンに逃げられちゃう・・・」
明智「急がないと・・・」
焦りがピークになってきたときだった。
老婆「まったくいつになったらやむのかしらねぇ・・・昼から続いてるこの雨は。」
老婆が呟いた。
正義「列車の外は雨ですか・・・なら証言で怪しい発言をしていた人が一人いますね。」
小林「そうか・・・あの人だ!」
そうして白髭の男性の元に行く。
明智「懐中時計を盗んだのはあなただ!」
男性「何を証拠に・・・」
正義「貴方はまぶしいだろうと思ってカーテンを閉めたのですよね?それは変ですね。」
小林「そう、今日は雨。まぶしいはずがないんです。」
老婆「でもカーテンを閉める音を聞いたわよ?」
明智「カーテンを閉めたのはご婦人の席からは被害者の男性を直接見れません、ですが窓ごしになら見れるので犯人はカーテンを閉めたんです。」
男性「お見事・・・正解じゃ。」
そうして謎を解いて向かうとゴウエモンがいた!
ゴウエモン「見事に解いてきたな!残り時間はわずかだ!逃げ切ってやるぜ!」
ゴウエモンはまたしてもサクラ吹雪で逃げてしまう!
明智「逃がさない!」
正義たちがデンデンセンサーとミラールーペで足跡を探すと・・・
正義「下駄の足跡は・・・この部屋に繋がってますね。窓にサクラ、つまり上に逃げたってことですね。」
明智「なるほど!ゴウエモンの身体能力なら飛び乗るくらいならできる!」
小林「ならプリキットライト!はしご!」
二人はライトではしごを使って上ると・・・
正義「妙に膨らんだ床・・・」
小林・明智「みつけた!」
3人で剥がすとそこにゴウエモンがいた!
ゴウエモン「だぁあ!見つかった!仕方ない・・・嘘よ覆え!来やがれハンニンダー!」
ハンニンダー「ハンニンダー!」
そうしてゴウエモンはしおり型のハンニンダーを呼び出すのだった・・・