ゼインの世界渡り   作:ikkun

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3人の取り調べ

正義たちは早速名乗り出たを見に行く。まずは宇沿好恵という中年の女性。

 

宇沿「家に代々伝わる家宝です。」

 

次は矢作司郎という若い男。

 

矢作「やっと見つけたんだ。僕のものです。」

 

そして最後が外国人のライアン・ハワードという男だった。

 

小林「どういうこと・・・?」

 

帆羽「つまり3人のうち二人は・・・」

 

るるか「嘘をついている。」

 

正義「さらに1人は取り返しに来たファントムの可能性が高いですね。」

 

そう、変装しているファントムまで紛れ込んでいる可能性まであるのだ。

 

明智「だったら話を聞いてみよう!」

 

まずは取調室を借りて矢作の話から聞くことになった。

 

明智「矢作さんは先月まで海外に?」

 

小林「日本には戻ったばかりなんですよね?」

 

矢作「あぁ、海外に消えた掛け軸の噂を聞いてさ・・・南の島を旅してたんだ。かんかんの日差しの中汗だらだら・・・いやになっちゃったよ。けどさ、話を聞いた骨董屋でなんとか見つけたんだ!」

 

家入「なるほど・・・」

 

矢作「それで持ち帰ったんだけど盗まれてしまったんだよ・・・ほらこれがパスポートだよ。」

 

そうして見せたものにはきちんと空港のハンコが押されていた。

 

正義「偽造ではなさそうですね・・・日付にも矛盾はないですし。」

 

帆羽「でも写真に比べて随分日焼けさなってますね。」

 

矢作「あぁ・・・ほんと、髭はぼーぼーで髪はボサボサで大変だったよ・・・」

 

しかしその時るるかの目は鋭くなった。

 

るるか「髭が・・・今は剃ったの?」

 

矢作「あぁ、流石に警察署に行くからね・・・」

 

るるか「嘘をついている。もし髭を生やしたまま炎天下を歩いたのなら髭を剃ったときに隠れていた口元やアゴは日焼けしていないはず。けど見たところ・・・」

 

正義「綺麗に日焼けしてますね・・・ホントは剃る必要がないほど短い渡航か。剃る暇があったかのどちらかですね。」

 

帆羽「つまりただ海外に行っていただけですね?」

 

矢作「うぅ・・・ごめんなさーい!!テレビで一目ぼれしてしまって・・・」

 

署員「こっちにきなさい!」

 

そうして矢作は署員に引っ立てられていった・・・

 

家入「流石!」

 

るるか「どうってことない・・・残りどちらかが本物。」

 

小林「でも一人は海外の人だし・・・プリキットグミ食べとこう!」

 

正義「確か二人はイギリスで師匠に叩き込まれてるでしょうし必要ないですよね?」

 

るるか「うん。」

 

帆羽「うーん・・・でも美味しそうだしいただきましょう。」

 

家入「うんうん!私も食べてみたかったし!動物とも話せるんでしょ!?」

 

そうして皆でグミに舌鼓を打った後ライアンの聴取を開始する。

 

明智「ではライアンさんは近々この町から引っ越すんですね?」

 

ライアン「はい、それで家の片づけをしていたら偶然見つかったんです・・・」

 

帆羽「それまでおうちに掛け軸があるのをご存じでしたか?」

 

ライアン「いいえ、骨董品好きだったうちの爺さんがどこかで手に入れたんでしょう・・・大事にしてたみたいで・・・でも気づいたらなくなってて・・・」

 

正義「ということはお爺さんの想いがマコトジュエルになったという可能性もありますね・・・」

 

信憑性のある話を聞いた後次は宇沿の話を聞く。

 

明智「好恵さんはお茶の先生なんですね。」

 

小林「掛け軸はどこで手に入れたんですか?」

 

宇沿「先祖代々譲り受けている家宝なの。」

 

帆羽「普段はどこに?」

 

宇沿「床の間に飾っています。いつの間にか消えていて・・・まさかそんな価値があるものとは知らなかったわ。」

 

家入「床の間・・・」

 

るるか「かざる・・・」

 

そうして一同は取調室を出て情報を整理する。

 

正義「一見するとマコトジュエルが宿る想いも納得するものでしたし齟齬はないように思えましたが・・・」

 

明智「二人とも価値を知らないみたいだしね・・・」

 

家入「いえ・・・あの証言はおかしいわね。」

 

るるか「うん、掛け軸を見ていた人なら言わないことをあの人はいった。解けないアイスと謎はない。犯人はあの人。」

 

そうして一同はもう一度宇沿を取調室に呼び出した。

 

宇沿「なに・・・?私が何をしたの?」

 

帆羽「貴方は床の間に飾っていたといいましたね?」

 

宇沿「そうだけど・・・」

 

家入「私がテレビで映したのは図録の方なんです・・・」

 

宇沿「!?」

 

小林「本物の掛け軸は破れていて床の間には飾れないんです。」

 

正義「どうせ逃げてる真っただ中だから破れてるなんて知らなかったんでしょ?ミラージュの書は場所とものはわかっても状態までは予言しなかったようですね。」

 

るるか「そう、追いかけている最中も箱はしっかりと結ばれていたからに見てはいなかったんでしょ?なによりも掛け軸が切れていたのは相当前と専門家が言っていた。よってライアンさんから盗んだのは貴方。アゲセーヌ。」

 

するとアゲセーヌは変装を解くと・・・

 

アゲセーヌ「マジでムカつく推理だし・・・嘘よ覆え、チョベリグにしちゃって。ハンニンダー!」

 

ハンニンダー「ハンニンダー!」

 

腕が掛け軸で体が霧の箱型のハンニンダーを呼び出して壁を壊して外を出た!

 

署員「あれが怪盗団ファントム・・・!」

 

正義「すぐに一般の方の避難誘導を!私たちで追いかけます!」

 

正義たちは署員に指示を出して降りたつ。

 

家入「絶対取り返そう!それで宝生さんとも仲直りしちゃおう!」

 

正義「そうですね。美術品守ったら印象よくなりそうですし。」

 

二人はるるかにそういう。

 

るるか「うん!」

 

すると家入の皆と仲良くしてほしいという想いが実ったのか・・・

 

ブースター!

 

明智「しるくさんの新しいカプセム!」

 

小林「やったー!」

 

それはショックブースターカプセムを作りだした!

 

家入「いくよ!」

 

しるくはそうしてブースターカプセムをロードインヴォ―カーにセットする。

 

ブースター!On your mark・・・On your mark・・・

家入「擬装!」

 

エンフォースロードシステム!ブースター!

 

そうしてしるくは片腕にはブレイクコードダウンカプセムで変身したときに装備するガントレットを片腕につけ、もう一方はブレイカムブレイカーのナックルモードを装備したブースターフォームとなるのだった・・・

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