ゼインの世界渡り   作:ikkun

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こちらの作品のコラボ回となります。
https://syosetu.org/novel/328218/


コラボ編 風のプリキュアと善意の女神 1話

らんこ「う・・・ここはどこ?」

 

風波らんこは急にきた頭痛で目を覚ました。彼女は別世界でひろがるスカイプリキュアの皆と戦っている少女なのだがひょんなことからこの真っ白な世界に来てしまったらしい・・・

 

らんこ「ここは・・・ひっ!ゼインが見せてきた世界じゃない・・・」

 

そう正義とらんこは一度会っておりそのときは正義がプリキュアだったらんこの敵を助けて倒したのだがそれっきり会う機会は少なかった。というより正義がやりすぎたときにスカイ含む仲間をボコボコにしたせいでトラウマと化しているのである・・・

 

らんこ「スカイトーンが光ってる・・・どうやら私をここに連れてきたのはこれが原因みたいね。」

 

らんこはスカイトーンが光っているのを見てそう言う。何故かはわからないが・・・

 

らんこ「それにしてもやっぱり不気味な世界ね・・・」

 

そうこの真っ白な世界には怒りも悲しみもなく人々はただ笑って過ごしている。人から見れば不気味に映ってしまうだろう・・・

 

らんこがそうして帰る方法を探すために歩き始めたころだった・・・

 

陰のような人間「うぉぉぉぉ!?悪意ぃぃい!!」

 

らんこ「ひぃ!?」

 

まるでゾンビのようにうなり声をあげる黒い人間の形をした影が現れた。それらはらんこに襲い掛かろうとするが・・・」

 

バキュン!!

 

チェルシー「あなた大丈夫?というか普通の人間がなんでここに・・・」

 

らんこ「あ、あなたは・・・?」

 

そこに現れたのはオレンジの髪にヘッドフォンをつけた少女チェルシーだった彼女は影にショットライザーの弾丸をぶつけて影を倒した。

 

チェルシー「私はチェルシー、この世界で悪意に飢えた人間が出たら始末する役目をゼインから仰せつかってるの。」

 

らんこ「飢えた人間?」

 

チェルシー「私たちは飢餓人(ハンガー)って呼んでる。善意が満たされたこの世界で起こるバグ・・・細菌みたいなものかしら本当にごくまれに現れて悪意を求めてさまようゾンビ・・・放っておけば善意だけの人間を食らって悪意に変えるから私や大将、善意の女神が消滅させるの。」

 

らんこ「そうだ・・・ゼイン、私はゼインと顔見知りなの。帰る方法アイツが知ってると思うからどこにいるか教えてくれない?」

 

チェルシー「ゼインのことをアイツって・・・もしかしてアンタもゼインに何かされたクチ?」

 

らんこ「チェルシーさんも!?」

 

話を聞いてみるとチェルシーはもともと暗殺組織で国を変えるために頑張っていたのだが死の直前に助けられてそのまま仲間にされたらしい・・・

 

チェルシー「チップ入れられてて逆らえないしアイツの母親の格闘訓練はスパルタだし散々だけどおかげで強くはなれた。感謝はしてるのよね。」

 

らんこ「そうなの・・・」

 

チェルシー「まぁでもアンタの帰り道は全力で抗議してもぎ取ってやるから安心しなさい!」

 

らんこ「チェ、チェルシー姉さん!!」

 

頼もしさにらんこは心打たれてしまう。そうして進んでいくと病院にたどり着く・・・

 

らんこ「どんなに笑顔でも病気やケガにはなるのよね・・・笑顔で病院に行ってるのは不気味だけど・・・」

 

チェルシー「やっぱりそうよね・・・私もなれるのに結構時間かかったわ・・・」

 

らんこ(なれちゃダメな気がするけど・・・)

 

すると中から白衣を纏った黒髪ロングの少女があらわれる!

 

ピルツ「はいはいー!けが人と病人は横一列に並んでねー!」

 

らんこ「え?縦一列じゃなくて?」

 

白衣の少女・・・この世界で医者をしているピルツ・デュナンの言葉にらんこは首をかしげる。

 

ピルツ「じゃあちゃちゃっと直しますよー!」

 

バリバリ!!ばしゅぅぅ!!

 

らんこ「ちょっとぉぉぉ!!血メチャクチャ出しながら怪我の手術したり薬を流し込んだりしてるけど大丈夫なの!?」

 

チェルシー「大丈夫よ、麻酔なしでもあの人間たちはいたがらないしアイツの腕もメチャクチャいいからなんたってロボットだし。」

 

らんこ「ロボット?」

 

ピルツ「正確には人工知能を搭載したロボットですけどねー」

 

手術を終えたピルツがらんこたち近づいてきた。

 

ピルツ「あれ・・・?私たち以外に普通の子が・・・しかも女子!?どういうことなんですか!まさかゼイン様を横取りしようとする雌猫・・・」

 

チェルシー「違うわよ・・・」

 

らんこ「ただ迷子になっただけよ・・・」(あいつと恋仲なんてごめんよ・・・)

 

ピルツと仲良くできそうにないことだけはわかったらんこであった・・・

 

バイオ「二人ともどこ行ってはったんですか~ゼイン様が呼んでましたよ~」

 

すると今度は丈の短い白い小袖を着た黒髪のボブヘア―の少女がビルから華麗に降りてきた。

 

ピルツ「治療ですよ治療。チェルシーさんのように私はサボり魔じゃありませんので。」

 

チェルシー「誰がサボり魔よ、私だってこのゼインの知り合いだっていう女の子を連れていこうとしてたんだから。」

 

バイオの言葉にピルツとチェルシーが答える。

 

バイオ「そうなんや・・・ならうちらと一緒に行こうか。丁度呼び出されていたところや。」

 

らんこ「わかったわ。よろしくね。」

 

らんこは優しくしてくれてチェルシーと同等にまともそうなバイオに握手しようとするが・・・

 

ピルツ「気を付けた方がいいですよ~そいつウイルスや寄生虫、細菌の塊ですから。」

 

チェルシー「最悪のタイミングで言うんじゃないわよ!」

 

ピルツがらんこの考えを察してバイオの正体を言う。

 

らんこ「失礼な人・・・いやロボットね。ちゃんと人の形を・・・」

 

バイオ「あー・・・その子の言う通りなんや・・・」

 

するとバイオは黒い塊となってらんこに言う・・・

 

らんこ「・・・・・くへ。」

 

バタン!!

 

チェルシー・バイオ「ら、らんこちゃーん!!」

 

ピルツ「あははは!!」

 

らんこは気絶してしまうのだった・・・

 

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