ゼインの世界渡り   作:ikkun

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チェルシーの疑問

チェルシーはある日の休暇、歩きながら考えていた。どうして正義ことゼインはベルに協力する気になったのかということだ。悪意ある人間を粛清するならわざわざシャドウを使わなくても自らの手でゼインは殺す性格であろうに今はベルの方針に従っている・・・

 

チェルシー「配下にも隠し事なんて気持ち悪いじゃない・・・」

 

チェルシーは信頼されていないと思い独自に調べて問いただそうとしていた。

 

チェルシー「もしかしてゼインの狙いは今回は世界じゃない・・・?」

 

チェルシーは今までのことからゼインのことを考える・・・

 

チェルシー「ゼインの欲しいものはもしかしてベル・・・?でも私もあの3人もベルが何者かまだ分かってないわね・・・」

 

チェルシーはベルの情報があまりにも足りなすぎると考えた・・・

 

チェルシー「糸口があるとしたらあの時計塔・・・でもかなり昔に建てられたって前の休みの日に来た図書館には書いてあったし手詰まり感があるわね・・・」

 

そうして悩んだチェルシーは近くの商店街にある喫茶とばりというところでコーヒーを飲んでいると・・・

 

こまち「シャドウはこの町とその周辺だけだったの・・・」

 

チェルシー(そういえば私たちがベルに蝕めって言われる場所って確かにバイトしてる店の近くなこと多いのよね・・・)

 

チェルシーはこまち、のぞみ、ココの話に耳を傾ける。

 

こまち「だからシャドウ事件は今に始まったことじゃないって思ったの。」

 

のぞみ「相変わらず調べもの好きですね。」

 

ココ「なかなかいい線言ってると思うよ。」

 

こまち「でも資料を調べても繋がりそうになくて・・・」

 

のぞみ「書いた人に詳しく聞ければいいんだけど・・・授業で夏目漱石が来たら面白いと思って。」

 

ココ「インタビューってこと?」

 

こまち「それよ!この町の歴史を肌で感じている・・・そういう人に話しを聞ければヒントが見つかるかも。」

 

チェルシー(長年住んでる人に直接聞くか・・・良い手段かも。)

 

しかしそう簡単に見つかるかとチェルシーが悩んでいると・・・

 

山口「いるわよ。」

 

こまち・チェルシー「山口さん!?」

 

なんと商店街の主婦が知っていたのだ。

 

のぞみ「ってチェルシーちゃんもここに来てたんだ。」

 

チェルシー「休暇中だったもので・・・」

 

驚きのあまり声に出してしまいチェルシーは笑いながら目をそらしてしまう・・・

 

山口「盗み聞きするつもりはなかったんだけど聞こえちゃってね。この町のこと何でも知ってる人はさなえさんって言うの連絡するから聞いてきなさい。」

 

チェルシー「の、のぞみちゃん。私もSNSで見たの気になってて・・・こまちさんと同じ推測をしたの、だから一緒に調べても良い?」

 

のぞみ「もちろん!この町の危機に一緒に立ち向かおう!」

 

そうしてチェルシーも翌日雪城と書かれた家に向かうのだった・・・

 

チェルシー「雪城早苗さんって言うのね・・・武家屋敷みたいな大きさの塀と家屋ね・・・」

 

のぞみ「歴史を感じるね。」

 

そうしてはいると・・・・

 

さなえ「はいはい・・・山口さんから連絡いただいてますよ。」

 

優しそうな老婆が現れた・・・

 

四人は団子を渡した後町のことについて聞く。

 

さなえ「今はとっても素敵な町だけど昔は何もなくてね・・・詳しく言えば何かもが消えて町もなくなったの。」

 

チェルシー(戦争があったってことかしら・・・)

 

さなえ「でも時計塔はボロボロになりながらも残っていた。誰もが心を止める中時計塔の鐘は鳴り響いて人々の背中を押してくれたんです。」

 

それから町は復興していき様々な活動が始まったらしい。

 

のぞみ「まるで守り神なんですね。その時計塔は・・・」

 

さなえ「そうかもしれませんね、時計塔には天使の絵が描かれているでしょ?」

 

そうしてチェルシーが聞きたかったことの本題にはいる・・・

 

さなえ「その天使の名前は・・・ベル。」

 

チェルシー・のぞみ「ベル・・・」

 

ふとあの黒い天使を思い出すふたり・・・

 

さなえ「きっと私なんかより町のことを知ってるんでしょうね。」

 

そうして四人は話を聞き終えて帰る中・・・

 

チェルシー(もしあれが本当に天使や守り神の類ならゼイン・・・正義は神の力を手に入れようとしている・・・?その隙を伺っているのかな・・・?)

 

そうしてチェルシーたちの本拠地時計塔に行くと・・・

 

のぞみ「やっぱり天使が刻まれてる・・・でも雰囲気は違うような・・・」

 

チェルシー「今は悪意に飲まれてるってことじゃない?」

 

ココ「確かにそうかもしれないね・・・」

 

そうしてのぞみたちは収穫なし、チェルシーにとっては糸口を見つけた結果となったがそうしてチェルシーはバイトで店に送られ、皆は帰る途中だった!

 

シャドウ「おぉぉぉ・・・・」

 

バイオ「今日は大通りなんて積極的やな・・・ってあれって・・・」

 

チェルシー(なんでよりによってここに・・・)

 

最悪のタイミングで現れたことにチェルシーは顔をしかめる。

 

のぞみ「チェルシーちゃんは逃げて!」

 

のぞみが促してくれたことでチェルシーはその場に隠れて変身のためショットライザーとスプラッシングホエールプログライズキーを持つ!

 

ウェイブ!

 

ショットライズ!スプラッシングホエール!

 

An aqua current that encompasses everything around it.

 

そうして仮面ライダーハイデン スプラッシングホエールフォームとなったチェルシーはバイオと合流する。

 

バイオ「おー!今まで何しとったん?」

 

ハイデン「アイツが隠し事してるから色々と文句言ってやろうと思ったのよ・・・」

 

ドリーム「はぁああ!!」

 

そんな中ドリームは拳を叩き込もうするが・・・

 

ハイデン「ふっ!」

 

ばひゅぅぅう!!

 

ドリーム「きゃぁああ!」

 

ドシーン!!

 

大型の扇型武器オウギガントを振ることによって発生した水しぶきを纏った空気の衝撃波でドリームは吹き飛ばされる!

 

バイオ「ロケットのように高速移動の後に車輪をぎゃるるる!!」

 

ドリーム「ううぅぅ・・・」

 

バイオはすかさず懐に滑り込み手を車輪にしてガードしたドリームの腕を削っていく。

 

こまち「やめなさい!!のぞみさんもこの町を賢明に思ってくれてるの!それを傷つけるなら許さない!」

 

すると緑の蝶がこまちにやってきて・・・

 

ミント「安らぎの緑の大地!キュアミント!」

 

バイオ「この子もプリキュア?町に集中しすぎでしょ!」

 

チェルシー「私たちがいっちゃダメな気がするけどね・・・」

 

そうしてミントはバリアを応用した技でシャドウを吹き飛ばした!さらに・・・

 

ドリーム「私だって・・・どりゃぁあ!」

 

バイオ「手首を・・・ぬぁぁあ!?」

 

バイオはガードで弾かれた手首を掴まれて投げられてしまった・・・

 

チェルシー「一気に向こうまで吹き飛ばしてあげる!」

 

ウェイブ!

スプラッシングブラスト!

 

必殺技を発動させるとオウギガントが空気を限界まで取り込みチェルシーが振り下ろした瞬間空気の津波級の衝撃波がビルごと二人を吹き飛ばす!

 

ドリーム「きゃぁああ!!」

 

ミント「うぅぅ・・・でも負けない!!プリキュア!エメラルドソーサー!」

 

ミントが吹き飛ばされながらも放った円盤はシャドウを消し飛ばした・・・

 

ミント「これで町はもう蝕めないわよ・・・!」

 

バイオ「そうやな・・・これは退却やな。」

 

チェルシー「まぁ、想いは伝わってきたわよ、私もベルの指示が無ければこの町好きになりそうだし。」

 

そうしてチェルシーはゼインのたくらみの一端を掴んで帰るのだった・・・

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