シレンシリーズ初プレイがとぐろ島の真髄をクリアするまでの■日間 作:カス
据えた匂いのする子供部屋に男がいる、言うまでもない、作者だ。
その男は準最難関のヤマカガシ峠を攻略したことで調子に乗っていた。
サジェストの一番最初に気持ち悪いが出てくる百科事典サイトでおなじみのアニヲタwikiからとりあえずクソボケの畑荒らしをねだやせば楽だという情報を仕入れていた事、忍者狩りしてアイテムを集めれば良いと知った事、運良く15階以降ろくに接敵せずボスまで行けたこと。それにより根絶やしの巻物と換金の壺を組み合わせた即死ギタン投げによってセキの親父を爆散させるに至った訳だがそこで調子に乗った、調子に乗ってしまった。
調子に乗った馬鹿はこれで俺も一端の風来人だと思ってきったねえ笑みを浮かべながら意気揚々ととぐろ島の真髄に突入。
強力な剣盾を拾い上級風来人様に歯向かうんじゃねえ畜生共と思いながら4層までのクソ雑魚共を虐殺しながら5層に突入。
しかし5層から出てくる連中は4層までとは打って変わってギンギンに悪意をたぎらせてやがる。
例えばスナック感覚でこちらに永久火力デバフをかけてきやがるクソサソリ。
隣接すると一定確率で攻撃力を下げて来るのだがこの効果はターン経過では解除されない。
シレンシリーズでは主に敵からえげつないデバフがスナック感覚で飛んでくるが基本的に階段マスを踏み次の階層へ行けばデバフは解除される。
開発者という悪魔にも一応の慈悲はあるのだ。しかしこのデバフ攻撃、通称毒攻撃はターン経過で解除されないばかりか階段を踏んでも解除されない。毒消し草、困った時の巻物といったレアというほどでもないがそこまで簡単に手に入る訳でもないアイテムを切らないと治らない、クソが。
さっきは悪魔にも慈悲はあると言ったが慈悲という感情が無いから悪魔なのだ。
しかし、聡明な読者の方々はたかが攻撃力が一割程度下がるだけだと思われるかもしれない。
いい忘れていたがこいつのデバフは累積する。攻撃を下げられてクソサソリを始末しきれずまた火力を下げられてといった負のループがガンガン起こる。
そしてこれが一番重要なのだがこいつはボスでもエリートでもなんでもない単なる「雑魚敵」なのだ、当然ゴンズイ玉の様にゴロゴロと出てきやがる。
一体一体から受ける影響は少なくともクソサソリは四方八方から湧いてくる。
大量のクソサソリにチマチマと毒を食らった結果瞬く間に男のシレンは火力を2割以下まで落とされた。
男のシレンは死んだ。享年7分43秒。合掌。