宝石の国Any%RTA フォス生存&月人消滅チャート   作:あじまる

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⚠︎⚠︎⚠︎不明な干渉を検知⚠︎⚠︎⚠︎

お詫び

図説「簡単な衝撃で霧状になる」という描写の整合性のため、雑、後槍のHPを30→20にナーフしています。器はその特性の為、個体ごとにHPは変動するものと定義しています。
それに伴って以前の戦闘も、各数値を修正させて頂きました。戦闘の展開及び結果に変化はありませんので、もう一度読み返して頂く必要はございません。

重ねてお詫び申し上げます。

また、いつもコメントや誤字修正をして頂いている方々に、この場をお借りして、御礼申し上げたいと思います。
本小説の性質上、メタ的な記述を入れる事に抵抗がある為、このような形での挨拶となりましたが、ご理解とご協力の程、よろしくお願いいたします。

長らくお待たせいたしました。
楽しんでいって頂ければ幸いです。

⚠︎⚠︎⚠︎⚠︎⚠︎⚠︎⚠︎⚠︎⚠︎⚠︎⚠︎


追記
ステータス紹介を入れるの忘れてたあああ(ガバ)
既に視聴してくださった方々、本当にすみません!



#6 ダイヤと遭遇~ウェントリコスス投下まで

 月人「お前を芸術sん…てあげんだよ!お前を芸術s、品にしたんだよ! お前らを芸術品にしてやるよ(小声)」なRTA、はーじまーるよー。

 

 早速ですが皆様に謝罪することがあります。

 えー、前回のラストでは早朝にシンシャの所へ行き、もう一度話をする、と言った所まで進めましたが、

 

 録 画 デ ー タ は あ り ま せ ん

 

 

 大変申し訳ありません。

 原作では、フォスがシンシャに対して「楽しくて君にしかできない仕事を見つける」と宣言する名シーンだっただけに、皆様にお届けしたかったのですが、画面に見入りすぎて録画ボタンを押し忘れていました(特大ガバ)

 

 記録である動画撮り忘れるとかRTA走者として恥ずかしくないの?ないです(自問自答)

 

 なぜなら他に宝石の国RTAを走っている者が居ない以上、完走すれば私が世界一位だからです。追走した者だけが石を投げることを許可するゥ!(天上天下唯我独尊)

 

 こんなこともあろうかと、タイマーは別で用意してたので、後で編集で重ねておきます。

 

 そういえば、録画は出来ていなかったのですが、例のフォスの宣言のシーン、原作とちょっと違ったんですよね。

 

 シンシャに関しては、ホモくんに質問攻めにされた影響か、原作よりも心の内をぶち撒けている感じでしたし、それを受けてかフォスの宣言も、本来「夜の見回りよりずっと楽しくて、君にしかできない仕事を、僕が必ず見つけるから」のところが、「君が生きててもいいって思えるような、そんな方法を、僕たちが、必ず見つけてみせるから」と変化していました。

 

 シンシャの想いをはっきりと聞いたことで、フォスの中で何か心境の変化でもあったのでしょうか?

 まま、ええやろ(寛容)

 誤差です誤差。ストーリーへの影響が無ければそれでヨシ!

 

 

 

 

 

 弁明もそこそこに、動画へ戻りましょう。録画ボタンを改めて押し、工房エリアからスタートです。

 背中を突き破って合金が出た為に、制服がボロボロになったのでレッドベリルはカンカンです。

 

「何これぇ〜!!……はい、今年の麻少ないから、コレで勘弁して!」

 

 背中に当て布をして貰いました。びんぼっちゃまスタイルにならなくて良かったです(安堵)

 

 この後ですが、シンシャに教えて貰った未分類の草、あれは一旦放置します。金剛への点数稼ぎに使えますが、今日はそれどころじゃないクッッッソ重要なイベントがあるので、(博物誌は)キャンセルだ!

 

 

 

 

「くらげの観察か?博物誌、頑張ってるな」

 

 

 工房エリアを出て、フォスと一緒に前池の縁に腰掛けていると、ジェードが通りかかりました。

 

 

「みりゃわかんだろ途方に暮れてんだよ!やべー何にも思いつかねーよ!ジェード議長さんよ!」

 

 

 フォスがジェードの足に飛び付いて乞食の如く縋り付いてますね。これは危ない。ホワイトに散々やられてたのに自分もやるのか(困惑)

 

 

「ジェード。ぎちょう、ってなに?」

 

「あ、ああ。議長と言うのはだな、会議の進行をしたり、先生からの伝令をしたりとかをする仕事の事だ。…おい、フォス。そろそろ離せ」

 

「アイデア、待ってます」

 

「なんのだ」

 

「それは言えない」

 

「それじゃわからんだろ…」

 

 

 尚もフォスは足元で、出来もしない約束を〜だのなんだのと、ぶつぶつとぼやいております。

 が、それは一旦置いといて。

 学校の奥からこちらに接近する人影がありますね。

 

「発見への道は、継続だ。…二人とも、大事ないか?」

 

「先生」

 

 

 はい、やせいのハゲがあらわれました。どうやらジェードに瞑想の連絡を入れに来たようですね。

 

 ちょうどいいです。ホモくんの画板を提出して仕事してますよアピールをしておきましょう。やる事やってると示すことで、多少融通が効く場面も出てきますしね。

 

 

「これは…?ふむ。絵は上々、文字も美麗、しかし文は今ひとつ研鑽が必要だ。…こちらの文は、フォスが考えたのか。着眼点はいいが、考察に乏しい。精進しなさい。」

 

「はい!」

「はーい!」

 

「所でフォス、お前にも画板を渡していた筈だが」

 

「あれ?…えへ、ちょーっと、部屋に、忘れてきたかなぁ〜、なんて。あは、あはは〜…」

 

 

 金剛からクソデカため息が聞こえてきますね。残当です。

 

 

「まあいい、今後は二人でその画板を使いなさい。…ジェード、少し本堂に籠る。何かあったらすぐ知らせる様に」

 

「はい!」

 

 

 原作通り金剛は最上階に籠って眠るようですね。順調に進行できております。

 

 金剛を見送って、ジェードが口を開こうとした瞬間、甲高い音とともにジェードの動きが止まりました。画面を横に動かせばハンマーを構えたルチルの姿が。

 

 

 という訳で、

 靱性チェックの時間だオラァ!!(元ヤン)

 

 

「断りくらいいれろ!」

 

「ああ失礼、ご協力を………さすが堅牢のジェード!音が違う!やはり一級ですね」

 

「ヤブ医者め……」

 

 

 ジェードは撃沈しましたが、ホモくんは興味深そうにルチルのハンマーを眺めていますね。

 

 

「おや、あなたも興味がおありですか?……ふふ、丁度良い。以前からあなたの特異体質には目をつけていたのです。あなたを組み上げた時には細かい所まで調べきれていませんでしたので。さあ、腕を出してください。」

 

「はーい、おねがいしま!」

 

 

 丁度いいので、ゲームシステム「衝撃蓄積」について、お話しします(変態糞親父)

 

 

 みんな「衝撃蓄積」って、知ってるかな?

「衝撃蓄積」というのはね、たとえば、固い物をぶつけられ続けると、気持ちがいいとか、あるいは、物を勢いよくぶつけられ続けると、気持ちがいい、といったことを、「衝撃蓄積」というんだ(ねっとり)

 

 身体の、奥の部分に、衝撃が、集中するとね、その子は、ダメージも発生して無いのに、クリティカル判定しなきゃいけないんだって。イヤだねぇ(迫真)

 

 今、衝撃を受けている子は、これから先、衝撃を溜めないようにしようね!

 今、衝撃を与えている、良い子は、やめようね!

 

 そして、善い人間、悪い人間を含めた、みんなを大事にして、みんなのために、生きようね!

 

 

─────────────────────

 ルチル→ホワイト

 靱性検査

 

 

 衝撃蓄積!

 

 クリティカル判定(20%)→セーフ

 

 状態:正常

─────────────────────

 

 セーフ!

 てか、さりげなく割れかける寸前まで叩きやがったなこのヤブ医者(恐怖)

 

「ふむ、この響き、劈開はダイヤモンドと同じく四方向。靱性も……特に変わらず二級程度でしょう。……以前、体内から金が出てきた、との報告が耳に入りましたので、靱性に何かしら変化があるかと思いましたが、特にそういう事は無さそうですね。ああ、フォスは結構ですよ。だんとつ最下位ですので」

 

 横ではフォスが、目をギュッと瞑って腕を差し出していましたが、華麗にスルーされました。かわいいね。

 

 

 

 

 ルチルが去ってから、ジェードより「ダイヤモンドが新しい戦い方を試している」という情報を得ることが出来ます。叩いたら(情報)出すとか、こいつ相当Mだぜ?(偏見)

 

 

「ダイヤ、おにーさま?」

 

「ああ、そうなるか。昨日の今日だものな。ゆっくりと話したことは無いのだったか。ダイヤ組は昼の見回りに出ている、挨拶に行くなら邪魔にならないようにな」

 

「はーい」

 

 

 

 ‎﹋‎﹋‎﹋‎﹋‎﹋

 

 という事で、白の丘にやって参りました。

 

 

 海沿いの草原には、一人の宝石が佇んでいます。

 肩ほどまで伸びた白い髪。本来柔和な顔立ちでしょうが、眉を寄せてぼんやりと海を眺めている様子からは、思い詰めた様子が伺えます。

 

 さあ皆さんご一緒に。せーの!

 

 \\\\ ダ イ ヤ ち ゃ ー ん ! ////

 

 

 特筆すべきは、遠目からでも分かるほどの光の反射。まるで炎のゆらめきの様に、彼の動きに合わせて色とりどりの光が舞い踊っています。いやーこの映像美を堪能する為に、大枚はたいてモニターを買った甲斐がありました。

 

 

 

 ある程度近づいた所で、フォスがハンドサインで伏せるよう指示して来ました。ローアングルから行くとはたまげたなぁ。宝石少年はスケベな事しか考えていないのか(偏見)

 

 まあいいでしょう(ロス)

 フォスの提案に乗っかって匍匐前進で接近します。

 

 お兄たま、突然行って、びっくりさせたる!(豹変)

 

 

 フォスの合図で、二人同時に両足に掴みかかります。

 アイサツ前のアンブッシュは一回までなら許されるって、それ一番言われてるから。

 

 

「ダイヤ」

 

「おにーさま!」

 

「え?…きゃっ!!」

 

 

 エイシャア!!ショア!!ッタァ!!(迫真)

 工事完了です…(ソックス剥ぎ取り)

 

 

「あーん、なによぉ、二人とも。危ないでしょ?」

 

「えへへー」

 

「うおっ、存在が、まぶしい」

 

 

 やっぱ困り顔のダイヤモンドは、最高やな!

 

 生脚を剥き出しにされたダイヤは、いそいそとソックスを直しながら、困惑した様子でこちらを見てきますね。

 

「昨日ぶりね、一体どうしたの?」

 

「アイデアが出なくて苦しくて砕けそうなのです。どうか示唆をお与えください」

 

「何のアイデア?」

 

「それは言えない、とにかくアイデアの出し方出せや」

 

 

(肝っ玉が)太すぎるッピ!

 一応ダイヤはシンシャと同い年なんですが、よくこんな図太い口の利き方出来ますね…(畏怖)

 

 

「うーん、すっごく変わってみるのはどう?いつもやらないことをしてみるといいんじゃない?」

 

「……変わりたいとは、常々思っております。でもそうそう無理だから、お手軽な方法訊いてんじゃんかよー。何年ブラブラしたと思ってんだよー。硬度十はやっぱなー、上から上からだわー。もう全然話になんない、ダメだこの神様は」

 

「そうだそうだー!」

 

「ホワイトー。お前だけだよ良い硬度十は…」

 

 

 ホワイトに頭撫でられてますね。どっちが年長なのだよ(困惑)

 フォスは兄貴分のダイヤの前でかなり素が出てますね。ホモくん相手に被ってた化けの皮が剥がれかけててウケる。

 

 

「……ごめんね。僕はダメなの。ほら今もフォスを怒らせちゃったし、ダメなところたくさんあるの」

 

 おっ、体育座りしていじけているフォスを抱えあげて抱き締めてますね。さすが未来のアイドル、媚び方だけは一丁前だな(辛辣)

 

「おねがい♡」

 

「仕方ねえ、今回だけだぞ。……所で、なんでダイヤモンドの方々はみんな、僕を持ち上げるんです?」

 

「あら?ホワイトもフォス抱っこしたの?」

 

「うん!せんぱいのおてつだい!」

 

「偉いわねー♡」

 

 

 三角形になって三人で撫であってますね。

 あぁ^〜私の邪な心が浄化される^〜(昇天)

 

 

「ところで、ボルツ見なかった?」

 

「ボルツ、おにーさま?」

 

「そういやひとり珍しいじゃん。どっか行っちゃったの?」

 

「ふふ、僕がボルツについていけないだけよ」

 

「ボルツおにーさま、あしはやいの?」

 

「ううん、そうじゃないんだけど…」

 

「まーた、そんな事言って甘やかし……たくなる気持ちは、分からないでもないけど。…僕が言ってやろうか?ガツーンと」

 

「………そうねえ」

 

 おっと、呆けている場合ではありません、この会話パターンが出たということは……

 ダイヤが剣を抜き放ち、フォスに向けて構えました。

 

 

「そ、それは、やりすぎでは…」

 

 

 たじろぐフォスの横をすり抜けて走り出したダイヤの先では、今まさに月人共が黒点から現れようとしています。

 

 戦闘開始です。

 

─────────────────────

 会敵

 

 器(五閃)

 雑(1~25)

 後槍(1~20)

─────────────────────

 

 ホモくんが暴走しないように、コントローラーを握り締めます。これ以上、シンシャの時のようなロスは御免蒙りたい。流れ弾で不活性インクルージョン起動からの爆散、なんて事故を避けるため、いつでもキャラコンで回避出来るように構えます。

 

 このゲームのターゲット指定は「特殊なフラグでも立っていない限り、反射率が高い宝石から狙われる」という検証が有志によってされています。ダイヤがターゲットをとってくれるハズですが、万が一という事もあるので少し後ろに下がっておきましょう。

 

 

 

 

 こちらが態勢を整えるのと同時、引き絞られた弦が解放されて、25本の矢がダイヤへと飛来します。

 

─────────────────────

 雑(1~25)→ダイヤ

 斉射:弓

 

 10ダメージ×25!

─────────────────────

 

 さて、ここからはダイヤの見せ場ですが、このゲームは演算次第で普通に原作時に勝利した戦闘でも敗北ルートに行く事があります。

 もしダイヤが砕けた時に、フォスをすぐ回収出来るよう、目を皿にして戦いを見守ります。

 

 飛来する矢の雨に対し、ダイヤは後ろ手に剣を構えています。これは矢受けの構えではありませんね。

 先刻ジェードが言及していた”新しい戦い方”、「戦闘スキル:リフレクト」を使う気です。

 

 

─────────────────────

 ダイヤ

 

 リフレクト

(成功率60%)→成功

 

 

 射撃反射!

 20ダメージ!

 

 雑(1~25)

 HP:20→0/20

 

 雑(25→0)

─────────────────────

 

「すっげー!跳ね返すなんて!」

 

「おにーさますごい!」

 

 

「戦闘スキル:リフレクト」は、射撃属性の攻撃に対し、その攻撃のダメージに自身の膂力である硬度値を加算した上で、対象に打ち返すという強力なスキルです。

 さらには打ち返した攻撃はカウンター属性を帯びているため、射線に入っている敵は回避・防御を行うことが出来ない、という破格の性能を持っています。

 

 

「ううん、まだよ」

 

 

 しかし、コレをダイヤが使っているのがマズイ。「リフレクト」は防御の一部の為、判定に使用するのは「靱性」です。ダイヤの靱性は7.5、DEXと合わせて60%の成功率しかありません。

 

 さらに「リフレクト」は編み出したばかりのスキル、当然習熟度による成功率ボーナスはありません。

 

 加えて最大のデメリットとして、靱性検査の際にお話した「衝撃蓄積」があります。

 矢のような軽い物体の場合はノーリスクで打ち返せますが、投槍のような質量のある物体を多数受け止めた場合、短期間に大量の衝撃を受けることになってしまいます。

 

 

─────────────────────

 

 後槍(8~20)→ダイヤ

 投擲:槍

 

 25ダメージ×13!

─────────────────────

 

 

 

 以前ホモくんが戦った際も、槍に対しては受けずに避けたり、合金の幕でいなしたりと衝撃を蓄積しない工夫をしてました。

 マトモに受け止めた場合、ダメージは無くともクリティカル判定が発生し、ダイヤ属にとってそれは致命的なリスクとなります。

 

 もし習熟した「矢受け」、特にLv3以上であれば、成功率と衝撃解消にボーナスがつくので、ダイヤでも成功率90%取れるのですが…

 

 

 ダイヤもそれを承知の上で、意地になってもう一度「リフレクト」を使用するつもりの様です。

 

─────────────────────

 ダイヤ

 

 リフレクト

(成功率60%)→成功

 

 衝撃蓄積!

 クリティカル判定(20%)→クリティカル!

 

 ダイヤ

 状態:右腕損傷

 DEX:8→5

 

 

 

 射撃反射!

 35ダメージ!

 

 

 後槍(8~20)

 HP:20→0/20

 

 後槍(20→7)

 

 

 

 射撃貫通!

 5ダメージ×6!

 

 器

 HP:50→20/50

─────────────────────

 

 手前側の後槍は霧散し、中心近くにいた個体を貫通した矛先は器にもダメージを与えました。

 

 

「あと、ちょっと…!」

 

 

 …しかし案の定、ダイヤの腕は衝撃に耐え切れていません。グローブをつけている為にギリギリ繋がっていますが、先程から甲高い音が鳴り止みません。さらに、ここまで減衰したDEXでは、たとえ「リフレクト」ではなく「矢受け」を使用したとしても、まともに防御出来ないでしょう。

 

 

「ダイヤ……?なに、この音」

 

「……うん、大丈夫よ…いつものやり方が壊れてるだけ……何も心配、いらないわ」

 

(壊れてんのは)お前じゃい!

 

─────────────────────

 後槍(1~7)→ダイヤ

 投擲:槍

 

 25ダメージ×7!

 

─────────────────────

 

 

 ダイヤが再度後ろ手に剣を構えますが、音は一層強まりつつあります。

 彼が落とされたらこの場でフォスを守りきる事は難しくなります。救援が来なかった時の為にフォスを抱えてすぐに走り出せるよう態勢を整えます。

 

 薄情な様に思われるかもしれませんが、今回のRTAのレギュレーションは「フォス生存」。悲しいですが、最悪ダイヤは見捨てても構いません。

 

 

─────────────────────

 ダイヤ

 

 リフレクト

(成功率37.5%)→失敗

 

 ダイヤ

 HP:175→160/175

 状態:右腕断裂

 

 装備:打刀→無し

─────────────────────

 

 武器がすっぽ抜けて飛んでいきましたが、間髪入れずにフォスをホモくん方向へぶん投げてくれました。ナイスゥ!(建前)ナイスゥ!(本音)

 

 

「逃げて!」

 

 

 なんと眩しい笑顔でしょう。お言葉に甘えてトンズラこかせて貰いましょう。逃げるのはお前を愛しているからだぜベイビー、永遠(フォーエバー)にな!

 

 

「だめ……!おにーさまが……!っ、おねがい……」

 

 

 暴れるなよ、暴れるな(マニュアルモード強化)

 今ここで全滅する事だけは避けなければなりません。もし救援が間に合わなければ、全員月に連れ去られこのRTAは終わりです。マニュアルモードでフォスを回収し、この場を撤退……

 

 

 

「ダイヤ!」

 

 

 あっおい待てぃ(江戸っ子)

 えー、フォスがダイヤへと走っていきました。

 なんで?行ってもなにも出来ない癖によォ!大人しく守られててください(憤慨)

 もうやだああ〜、やだもうやだあ…無理い〜もうフォス守るの無理い〜(TKGW)

 

 ともかく、二人を纏めて砕かせる訳には行きません。

 全力で追いかけ……る必要は無さそうですね。

 

 

 駆け出したフォスとホモくんの頭上を黒い箒星が飛び越えて、ダイヤの元へと一直線に向かっていきます。

 

 ランダムイベントか何かで来てくれないかも、と思って焦りましたが、もう安心ですね。

 最強の現着です。

 

 

─────────────────────

 ???→投擲:槍

 

 矢受けLv5

(成功率90+50+10%)→自動成功

 

─────────────────────

 

 

 放たれた槍の内、ダイヤに当たる物のみを太刀で受け止めた漆黒の影は、空中で身を翻し月人とダイヤの間に降り立ちました。

 

 足元程まである長い髪は、光を放つダイヤと対称的に夜闇のように深い黒。冷たい切れ長の目は、今にも月人を斬り散らさんと爛々と輝いています。こわい(素)

 

 

「ボルツ!」

 

 

 最強さんはダイヤの声に一瞬振り向き、責めるように睨みつけた後、器へと飛び上がっていきます。

 あとはパパパッとやって、終わり!

─────────────────────

 ボルツ→器、後槍(1~7)

 斬術Lv5:太刀

 

 範囲攻撃!

 75+15ダメージ!

 

 

 器

 HP:20→0/20

 

 

 後槍(1~7)

 回避判定(成功率30-10%)→成功1、失敗6

 

 後槍(2~7)

 HP:20→0/20

 

 

 後槍(7→1)

─────────────────────

 

 まさに一刀両断。

 ボルツは、そもそも戦闘スキルの習熟度が高い上「特性:極煌の黒」で各戦闘スキルを強化、さらに装備している武器種「太刀」は全ての斬撃攻撃を範囲攻撃にすることが可能と、盛りに盛られまくっています。並の相手で彼を止める事は、絶っっっ対に不可能です。

 

 おや、太刀の一撃から逃れた後槍が弓を取ってボルツを狙っていますが、そんなんじゃ甘いよ(虎の威を借る狐)

 

 

─────────────────────

 後槍(1)→ボルツ

 射撃:弓

 

 10ダメージ!

 

 

 ボルツ

 回避判定(成功率90%)→成功

 

 

 

 ボルツ→後槍(1)

 投擲Lv3:太刀

 

 45+9ダメージ!

 

 

 後槍(1)

 回避(成功率30-10%)→失敗

 

 

 後槍(1)

 HP:20→0/20

 

 

 戦闘終了

─────────────────────

 

 

 はい、決着です。

 ダイヤを見捨てるような事にならなくて良かった^〜(安堵)

 別に、皆様ご存知の通り、ホモくんは最強ではありません、回避や防御の失敗率も未だ高く、トチれば普通にロストします。今のホモくんでは後槍だけでも安定して勝てないので、今回のような五閃以上が相手だと逃げる選択肢しか取れません。

 強くならねば(使命感)

 

 

「わー、ボルツおにーさま、すごい」

 

 

 ボルツが投げた剣を取りに行ったのを見て、ダイヤも落とした自分の剣を取りに行きましたね。ついて行きましょう。

 

 

「ふふ、すごいでしょ?…いつもこうなの。最近ますます強くて僕なんか戦わせてもらえないの」

 

 

 地面に突き刺さった剣の刃は、マトモな部分を探すのが難しいぐらいに欠けており、受けた攻撃の苛烈さが見て取れます。

 

 

「ボルツは特別。単一結晶の僕とは違って、ボルツは多結晶体。弱点の角度に攻撃がきても、体全体に影響が及ばないから、靱性もただ一人の特級。最も硬くて堅い、最高の性質よ。……変わりたいのは僕、あんな風になりたいの」

 

 

 話しながら、地面に刺さった剣を引き抜こうとしていますが、なかなか力が入りにくい様ですね。動く度にグローブからカチカチと音が聞こえます。

 

 

「ボルツみたいに!?……でも、ダイヤは強いじゃんか。さっきも僕たちを守ってくれたし。それでいてボルツみたいにおっかなくもないし。…なんで、変わりたいの?」

 

 

 おや、またフォスのセリフが変わってますね。一体何がトリガーになっているのやら。

 

 

「なんで、って…………そうね、確かに皆は僕たちのことを”エース”って呼んでくれているわ。けれど、わかってるの。皆が本当に強さを信頼して、頼っているのは、僕じゃなくてボルツだって事。……ボルツが戦うなら、僕は、居ても居なくても一緒なの」

 

 

 傷だらけの剣を握り締めて力無く笑う姿、とても美しい……これ以上の芸術作品は存在し得ないでしょう(ニチャア)

 

 

「……だから、でも、たまに、ほんの一瞬……ボルツさえいなければ、なんてね。思っちゃうの。とても愛してるのに、ダメね」

 

「それでも…それでもダイヤは僕らを助けてくれたじゃんか!自分のこと、そんなふうに言うなよ!」

 

「ふふ、ありがとう、フォスは優しいわね。……でもね、強くなければダイヤモンドではないの。だから、ボルツだけが本当のダイヤモンドなのよ」

 

 

 思想が強い(確信)

 誰がこんな価値観吹き込んだんですかね。イエローや金剛は絶対言わないでしょうし、以前居たダイヤ属の誰かでしょうか?

 強者の持つ責任故に生まれた言葉なんでしょうが、ことダイヤにとっては酷い呪いになってますね。

 

 

「えっ!!そうなんだ!じゃあ、ぼくはただのホワイトでー、ダイヤおにーさまはー、ただのおにーさま?」

 

「あっ………ごめんね、ホワイト。外に出たばかりで不安なのに、こんな話聞かせちゃって…」

 

「うーん、うーーーん。……ねえねえ、ダイヤおにーさま。ボルツおにーさまよりもつよくなれたら、どうするの?」

 

「え?……それは、皆を守るんだよ。それがダイヤモンドの強さの意味であり、価値だから…」

 

 

 

「う───────ん……あっ!わかったよ!ダイヤおにーさまは、ボルツおにーさまのことも、まもってあげたいんだね!」

 

「えっ!?………そ、れは……きゃっ」

 

 

 いつの間にかボルツが隣に来ており、ダイヤの右腕を握り締めていますね。皆さんサングラスの用意はお済みでしょうか。

 

 

「だ、だめっ…あっ……」

 

 

 何の光ィ!?(ホワイトアウト)

 

 えー、グローブが剥ぎ取られダイヤの右腕があらわになりましたが、断面から強烈な光が放たれていますね。念の為にサイクロップス先輩のゴーグルをつけていて正解でした(視界不良)

 

 宝石たちには精神が高揚すると反射率が上がるという特徴がありますが、この光の強さ、さては無茶がみんなにバレてめっちゃ焦ってるな?(名推理)

 

 

「ダイヤ、もしかしてさっきの音…」

 

「ごめんね、二人とも。危ない目に遭わせて…うまくいくと、思ったんだけど……」

 

「おまえは!!どっか行ったと思ったら、またあの妙な戦い方試してたのか…!おまえには負担が大きい無理な芸当だと言ったはずだ!何を考えている!」

 

 

 大好きな兄貴が居なくなったと思って探してたら、右腕折れてた上に、後ちょっとで二度と会えなくなる所だったとか、そりゃこんくらい怒りますよね。

 

 

「……だって、いつもボルツに守られてるだけなんて………やっぱり変だよ。僕だってダイヤモンドなのに、何の役にも立っていないなら、い、いても、いなくても、同じでしょ……?」

 

「くだらんことを「ボルツきさま!ダイヤいじめてんじゃないよ!」

 

 

 ダイヤの後ろからフォスが叫んでいます。ダイヤの独白を聞いた事為か、おどけるような感じではなく、真剣にダイヤの事を思っての発言のように見えます。

 

 だが、それが逆にホモくんの兄の弟の逆鱗に触れたッ!

 (ウェカピポ構文)

 

 

 ボルツが太刀を抜き放ち、胡乱な足取りで近寄ってきますね。ライダー助けて!

 

 

「あ、あのね!たまたまここで二人に出会って相談に乗ってたの!なんのかは言えないけど、いいアイデアの出し方がわからなくて困ってるんだって!……ボルツなら、助けてあげられる?」

 

「…………ああ」

 

 ダイヤの迫真のフォローが光る

 しかし こうかは いまひとつ のようだ!

 

 鞘を外したボルツは、ダイヤの後ろに隠れているフォスのネクタイに引っ掛けたあと、一本釣りの様にフォスを放り投げました。さあ、博物誌担当解体ショーの始まりや!(絶望)

 

 

「気まぐれで一度くらい助けても、きりがない。悩みごと粉にしてやる」

 

 大上段に構えてそう言い放ったボルツは、無慈悲にもフォス目掛けて太刀を振りおろし、

 

 

「だめ」

 

 

 ─────────────────────

 ホワイト→ボルツ

 

 防御判定

(成功率53%)→失敗

 ─────────────────────

 

 すんでのところで間に割り込んだホワイトの顔の手前で太刀を止めました。たのむから勝手に動くな(懇願)

 

 

「……バカが、力も無い癖に出しゃばるな」

 

 

 実際ボルツが止めてなかったらホワ/イトになってましたし、マジで危なかった(困惑)

 

 てか、こんなことしてる場合じゃないです!ボルツは既にホワイトを見ていません。もし、私のチャートが上手いこと行っていて、フラグが立っていたのであれば……

 

「あっ」

 

「えっ」

 

 

─────────────────────

 会敵

 器(五閃)

─────────────────────

 

 はい、間髪入れずに器が出現しましたね。予定通り進行しているようで安心しました。このタイミングで出現する五閃は、十中八九、ほぼ確実にメインストーリー関係のアレですので……

 

─────────────────────

 器(五閃)

 

 戦闘離脱

─────────────────────

 

「無視した…?ダイヤに、クズ共もいるのに…」

 

 

 はい、このように戦闘は発生しません。

 頭上を高速で通過した五閃の黒雲は学校直上で停止しており、その上には何やら巨大な貝殻の様な物が見えます。あれは間違いなくウンコですね。私には分かります。私ソムリエなんですよ。ただし、糞ムリエも兼ねてるんです(狂気)

 

 

「あっ、先生昼寝中…」

 

「なに!それは、まずい…!」

 

 

 フォスが言い終わるが早いか、ボルツは学校に向かって駆け出していきました。こちらもフォスを回収して追い掛けましょう。

 

 

「うわっ、ホワイト!?」

 

「……僕も行くわ!」

 

 

 ここがこのRTAの肝です。絶対に遅れる訳には行きません。

 

 

 走りながら、今回のRTAで走るチャートについて再確認しましょう。

 三族融和にあたって重要になってくるポイントは「ウェントリコススとの友好度」、「アドミラビリス由来の鉱物への適応能力」、そして「金剛からの情報」です。

 

 金剛から諸々の情報を引き出す為には、人間として認められる必要があり、人間として認められるには三族を取り込む必要があります。さらに、三族を取り込む為にはアドミラビリス由来の鉱物への適応が必要、と連続しているわけですね。

 

 そこから、合成真珠を取り込むことでエクメアの協力を取り付ける、金剛から引き出した情報を用いて、宝石達を説得、ウェントリコススとの友好度を利用してアドミラビリスを説得、という流れが今回のチャートとなっています。

 美しいチャートだぁ……(自画自賛)

 

 

 そして、このチャートの全ての起点となる、最も重要なプロットこそ、『ウェントリコススに喰われる』事です。

 彼女に喰われることは、全ての物語が動き出す切っ掛けとなる、最初にして最大の「変化」なのです。

 

 そういう意味では、原作フォスもウェントリコススに喰われたことで”始まってしまった”と言えるでしょうね。

 

 このポイントさえ押さえれば、後のチャートは最早終わったも同然です。

 逆に言えば、もし何らかのトラブルが発生し『ウェントリコススに喰われることなく戦闘が終了する』なんて事になれば、私の作成したチャートは全て崩壊します。

 

 

 まあそんな事にはならないでしょうがね(楽観)

 

 

 ウンコ王は覚醒時に確定で捕食攻撃を行います。その際、最も近い位置にいる、最も反射率の高い宝石がホモくんであれば、100%取り込まれる事が可能という訳です。ベニトアイトやスフェンが近くを通りでもしない限り、まず問題無いでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 そろそろ学校に着きそうです。上空の月人共がウェントリコススを投下したようで、まるでアンモナイトの様な巨大な貝殻が前池付近へと落下していきます。

 ちなみにここで前池にホールインワンすると、喰われる手段が無くなって詰みです(ガバチャー)

 

(陸に)落ちろ!

 

 落ちたな(確信)

 

 近くでは、結構のんきしてたユークとジェードがたまげてますね。

 そんな二人には気をとめず、先行したボルツは貝殻を踏み台にして上空へと跳躍していきました。上はもう大丈夫です。

 

 

「ああ、ボルツが来たのか。ならもうやる事はないな」

 

「………ホワイト、フォスをお願い!」

 

 

 ジェードの素直な感想が聞こえてきますが、バッチリダイヤの耳にも入った様で、柱を蹴って上空へと跳躍していきました。腕もげてるんだから大人しくしてりゃいいのに(辛辣)

 

 

 まあ上はどうでもいいです。

 今はウェントリコススに喰われる事のみに全神経を集中しましょう。覚醒の予兆を見逃さないように、常に画面を貝殻に向けて待機します。うーん我ながら完璧なチャートに完璧な対応、勝ったなガハハ(慢心)

 

 

「学者さん方、いい所に!これ、調べて下さいな」

 

 

 ユークがこっちに調査を丸投げしてきます。

 …敵の集団が落として行った物を相手に、護衛も付けず調査させるとか、ちょっと不用心過ぎません?戦争中って自覚あるんですかね(困惑)

 

 ですが今なら幸運です。お言葉に甘えて限界まで貝殻に近づきましょう。

 

 

「おー、おっきい、おとはー、コツコツー」

 

「いいか、地道に真面目にやるんだぞ。」

 

「二人とも、終わったら教えてね」

 

「えっ、マジで言ってんの?」

 

 

 位置確認、ヨシ!確率的にもこの位置であれば覚醒時に真っ先に狙われるでしょう。

 

 貝殻が振動し始めました。そろそろです。

 

 

 横たわっていた貝殻が一際大きく揺れた後、内側からまるでカタツムリかナメクジのような見た目のピンク色の肉塊が、その巨体を露わにしました。

 

 クソデカナメクジはその巨大な頸を高く掲げ、口を大きく開き、今まさに近くで貝殻をつついていたホモくんへと襲いかかろうとしています。

 

 

 はい、もうやることは無いので、コントローラーを置いて、ワインを一口飲みます(本走中に飲酒するRTA走者の屑)

 

 いやーこんな失敗しようがない所でイキってもしょうが無いですが、私のチャート構築力の高さを讃えてもらいたい。コレでフォスは御役御免、ここからはホモくんがストーリーを引っ張って行くことになるでしょう。

 

 勝った、宝石の国完!

 

 

 

「ホワイト!」

 

 

 

 ん?なんかホモくんが引っ張られて…

 

 フォス!?!?!?

 何やってんねん、流行らせコラ!

 

 こいつ、ホモくんを突き飛ばす気か、ヤメロォ!(本音)ヤメロォ!(大本音)

 

 ンァーッ!!(焦り過ぎてワイングラス落とす)

 

 

「せんぱ、い?」

 

「逃げて」

 

 

【挿絵表示】

 

 

 

 

 

「う、そぉ」

 

「うそだろ、フォス!」

 

 

 フォスが、喰われた?

 

 

 

 

 な、

 

 なな

 

 なにィイイイィ───────ッ!?(チャート崩壊)

 

 

 

─────────────────────

 

 

 

 

「学者さん方、いい所に!これ、調べて下さいな」

 

 

 月人が落としていったでかくて丸い岩を前にして、 ユークは僕らにそんなことを言った。

 

 

「あーっ、僕、忙しいんだった」

 

「月人が霧散しても残ったってことは、きっと月の物じゃないのよ!大発見かもよ!」

 

 

 くっそぉ、こちとらシンシャの事で頭いっぱいいっぱいだってのに、これ以上考えること増えたら頭割れちまうよ。

 

 

「おー、おっきい、おとはー、コツコツー」

 

 

 ホワイトは早速岩に近づいて調べ始めている。後輩が仕事熱心で先輩うれしい。

 

 

「いいか、地道に真面目にやるんだぞ。」

 

「二人とも、終わったら教えてね」

 

「えっ、マジで言ってんの?」

 

 

 どうやらマジらしい。ホワイトの様子を見た二人は、こちらに背を向けて学校へと戻っていく。

 

 薄情な二人に恨み言の一つでも言ってやろうかと口を開きかけた所で、ゴトリと重い音が響き辺りが急に陰る。

 

 

「おおー?もっとでっかくなった」

 

 

 振り返った僕の目の前では、でかい岩、いや、巨大な殻から這い出したであろうピンク色の化け物が、ホワイトを食べようと大口を開けていた。

 

 瞬間、頭の中で声が反響する。

 

 

(バカが、力も無い癖に出しゃばるな)

 

 

(皆を守るんだよ。それがダイヤモンドの強さの意味であり、価値だから…)

 

 

 

(ぼくをつれだしてくれてありがとう)

 

 

 

 

「ホワイト!」

 

 

 気が付けば、僕の体はホワイトに向かって走り出していた。

 手を伸ばし服を掴む。自分でも驚くほどの強い力でホワイトを引っ張り、その勢いのまま後ろへ突き飛ばした。

 

 やった。守れた。自然と顔が緩む。

 

 奥からはこちらに駆け出したユークとジェードが見える。

 

 ホワイトはもう大丈夫だろう。

 

 ああ、でも、戦いに巻き込まれたら危ないから

 

 

「せんぱ、い?」

 

「逃げて」

 

 

 驚いた様なホワイトの顔は、どちゃり、という音と共にピンク色の肉塊に遮られ、見えなくなった。

 

 

 はは、役立つのクズでも、後輩は守れた。

 これで、十年前のお礼になるかな。

 

 熱い、動けない、からだ、とけてる?

 

 

 だれかのこえがきこえる。

 

 

「……幸運を待つだけなら、そのまま消える方が幸せだ」

 

 

 ちがうこえが、きこえる。

 

 

(俺が居るだけで皆は傷つき、生き物や草花も死んでいく!!俺はここにいちゃいけないんだよ!!)

 

 あぁ、

 

 

 シン、シャ

 

 

 ごめ、ん

 

 

 

 




☆コメント返しのコーナー
※有難いことに沢山コメントを書いていただけるようになりましたが、全てを拾っているとこのコーナーが拓也の怪文書並の長さになってしまいそうなので、次回より誠に勝手ながら返信するコメントは4つか5つ程とさせて頂きたいと思います。ご理解とご協力、宜しくお願い致します。



〇>多分、僕はこわいんだろう。生きててもいいのか、ずっと、心の端っこで不安に思ってたんだ。

これを心に留めてから原作のハゲとか月人とか他の宝石たちを見るとさ……ハァ〜〜〜〜〜〜〜(クソデカ溜息)

読後感の悪さの原因は、結局NTR男とハゲの掌の上で踊らされてたって所にありますしね。
一応ハゲもエクメアもそうまでしなければ耐えられない程の苦役を背負わされているので、そこを汲み取ればまぁ……うん……(苦渋の表情)

いや、分かるんだけどね?宝石達はフォスのことあんま話したことの無いクラスメイトぐらいの感覚で居ただろうし、ただフォス視点で見るとねぇ……。

まあ全ては変わっていくからヨシ!(クレイジーママ)



〇原作が仏教的ハッピーエンド過ぎて、終わり良ければ全てヨシ!とは言えないから読んでて安らぐ

或いは、安らぎを感じないのは我々の修行不足のせいなのでは?市川春子大先生の原典を拝領して一日一万回感謝の読書をしなければ……(使命感)



〇ここから原作のように路線変更して怪物ホワイト誕生したら流石に愉悦部の称号がおわりのようですねぇ~
そんな結末はノーセンキューでいたい(*´・ω-)bがっ
今のところ心暖まる展開だからこの感じで終始頑張って(o´・∀・)o

嫉妬したり、搾取したり、利用したり、結局人間が一番怪物なんだよなぁ(呆れ)
そしてそれを模倣したインクルージョンによって動く宝石も怪物と言えるかもしれないっすね(適当)
はやく無に至らねば(エ並感)



〇身体の破損で失われる記憶もランダムで決めてるとなると、いよいよ展開がどうなるか分からないな。ホモくんのファンブル、、、みてみたいかも、、、?

ガバからのリカバリーは、RTAの一番の見所さんだって、それ一番言われてるから(まずガバるな)



〇ホモ君なんか既視感あると思ったがフォレスト・ガンプっぽいんだなこれ
つまりフォレスト・ガンプもFomだった?

やっぱりホモじゃないか(歓喜)
冗談はさておきこちらの映画、存じ上げなかったので観てみました。

め い さ く

まだ見てないホモ達は是非見てみてください。



〇シンシャに関してはマジで月に行って月人になった後の方が幸せそうなので悩ましい…ってなる。仮に月人が襲って来ない世界だと大半の宝石は怯えたり割られる心配がなくなって平和になるんだけど、そうなると水銀操る力の使い所がないから原作環境より悲惨なことになりそうなのよね、シンシャに限定すると
宝石の国って生まれついた宝石のスペックによる個体差で仕事=身分が決まる階級制度世界なんですよね、実際。R T Aと相性抜群だぁ…

それもこれも、ハゲのせいです。しかも何がタチ悪いって、ハゲが直々に技術発展妨害してるんすよね(文字の暗号化、火の使用禁止、機械の開発禁止etc…)
中央憲兵かな?

ただ、そもそも産まれたばかりの宝石って目が見えないし動けないんですよねぇ。ハゲが身体を整えてあげる事により自由を与え、ハゲが作り出した社会によって生き地獄を味わう。
永久機関が完成しちまったなァ〜!!



☆ステータス紹介

name:ダイヤモンド
硬度:10/10
靱性:7.5/10
INT:6/10
POW:6/10
DEX:8/10
 
特性:至煌の輝


特性:至煌の輝
各判定時、硬度に+3のボーナスを付与した状態で判定できる。

最も輝く者には、相応の立ち振る舞いが求められるだろう。






name:ボルツ
硬度:10/10
靱性:10/10
INT:7/10
POW:8/10
DEX:9/10
 
特性:極煌の黒


特性:極煌の黒
戦闘スキル使用時、各判定及びダメージにボーナスを付与する。(攻撃スキル:ダメージ+20%、命中率+5%。回避、防御スキル:成功率+10%)

最も強い者には、相応の孤独が付き纏うだろう。




やめて!ウェントリコススを前池に落とされたら、ここで吸収されて適合率を高めることしか想定していなかったチャートが燃え尽きちゃう!

お願い、死なないでウェントリコスス!

あんたが今ここで倒れたら、RTA暫定1位の約束はどうなっちゃうの?

ターンはまだ残ってる。ここを耐えれば、ホワイトを取り込ませられるんだから!


次回「ウェントリコスス死す」デュエルスタンバイ!
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