宝石の国Any%RTA フォス生存&月人消滅チャート   作:あじまる

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⚠︎⚠︎⚠︎不明な干渉を検知⚠︎⚠︎⚠︎
最新話は週末に投稿すると約束したな。

あれは嘘だ。

追記
体調不良に職場内の異動も重なってガタガタになっていましたが、何とか復帰してきました。コメントやここすき等支援してくださった皆様、誠にありがとうございます。療養中も大変励みになりました。完走までは必ずやり遂げたいと思っておりますので、今後ともご支援のほど宜しくお願い致します。

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#13 三器同時出現~戦闘まで

「先生!!黒点が三つ同時に出現しました!!イエローセンパイが引き付けていますが、いつまで持つか分かりません、至急救援をお願いします!!」

 

 

「すぐに出る。ユークレース、鐘を鳴らしなさい。フォスとホワイトは学校内に待機、残りは装備を整えて私に続きなさい」

 

 

「先に出ます!!」

 

 

 待ちきれずにジルコンが駆け出して行きました。

 

 ……しかし、このタイミングで三器同時ですか。

 

 本来ならば危険な戦闘は避けるべきでしょうが、金剛が居るならスキル習熟度だけ回収出来るかもしれません。オリチャー発動!ここは後の戦いに備えてレベリングと行きましょう。金剛がいれば戦闘も楽な遠足になるってそれ一番言われてるから。

 

 

「ぼくもいく!」

 

「……だめだ。三器同時は稀、更にこれまで三人が連れ去られた危険な兆候でもある」

 

「それでも!もう、だれかがかなしむのは、いやなの!!」 

 

「……ホワイト、私から離れるな。フォスは待機しなさい」 

 

「せ、先生!ホワイトが行くなら僕も…」

 

「先生、白の丘上空の三器が北へ移動を始めています!恐らくイエローを学校から引き離すつもりかと!」

 

「わかった…フォス、今回ばかりは許可できない。戻るまで学校から出ないこと。皆、でるぞ!!」

 

「待ってください、先生……」

 

 

 まだ何か言いたげなフォスを置いて駆け出した金剛を追って走ります。プレーンのフォスが戦闘で役に立つことはほぼ無いので、大人しく安全圏で応援してもらいましょう。

 

 

 

 

 

 

 鳴り響いた鐘の音によって各地から見回り組が合流してきます。そのまま金剛を先頭に隊列を組んで器を目指します。

 

 イエローは出来るだけ学校から離れないよう立ち回っているのでしょう、三器の動きは非常に緩慢で、これならば追いつけそうです。

 

 前方を駆けるジルコンを見つめる金剛が不意に口を開きました。

 

 

「三器同時は特殊な性質を持つ。一器が霧散すると他の二器が流星の速度で逃げ、それを追ってこれまで三名が連れ去られた。よって、イエローが引き付けている今、三器を同時に払う。もし、討ち漏らしたとて、決して追わないこと。皆よいな?」

 

「はい!!」

 

「…おい、ホワイト」

 

 

 後ろからボルツが声を掛けてきますね。なんでしょうか?

 

 

「何故おまえが居るのかは知らんが、戦争に出るなら一つだけ押さえておけ」

 

「なに?」

 

「まずは集団の後ろに控えて動きを見ること。最初から完璧に戦えるやつは居ない。妙な期待や根拠の無い自信だけで突っ込むな。いいな?」 

 

「…わかった!」

 

「ダイヤ、こいつの側でカバーしろ。僕が前に出る」

 

「……ええ、無茶しないでね!」

 

「こっちのセリフだ」

 

 

 …な、なんだか耳が痛い話をされた気がしますが、まあいいでしょう。そろそろ会敵しそうです。

 

 

 

─────────────────────

 会敵

 

 器A(五閃)

 HP:50/50

 

 雑A(1~20)、後槍(1~20)

 HP:20/20

 

 

 器B(五閃)

 HP:50/50 

 

 雑B(1~25)、後槍(1~12)

 HP:20/20

 

 

 器C(三閃)

 HP50/50

 

 雑C(1~15)、後槍(1~20)

 HP:20/20

─────────────────────

 

 

 

 いや多すぎィ!!

 雑と後槍合わせて100オーバー!?

 こんなんまともにやってたらジリ貧確実です。

 

 

 …む、前方にイエローが見えます!

 稲妻の様な速度で矢の雨の間隙を縫っていますが、所々攻撃が掠めたのか、服は傷だらけです。

 

 

 あっ、イエローがこちらに気づいたようですが、このタイミングは不味い、気を取られた一瞬の間に矢に紛れた投槍がイエローに吸い込まれていきます!

 

 

「イエローセンパイ!!」

 

 

─────────────────────

 ジルコン→イエロー

 カバー(成功率68%)→成功

 

 

 25ダメージ!

 

 

 ジルコン

 HP:125→100/125

 状態:右脚欠損

─────────────────────

 

 

「……ジルコン!」

 

 

 先行したジルコンがイエローを飛び越えるような形で庇い何とか槍を防ぎましたが、右脚を根元から失ってバランスを崩し倒れ込みました。

 ライダー助けて!

 

 

「……そこまでだ」

 

 

─────────────────────

 金剛→器A.B.C

 投擲:???

 

 

 範囲攻撃!

 400ダメージ!

 

 

 器A.B.C

 HP:50→0/50

 

 雑A.B.C

 後槍A.B.C

 状態:霧散

─────────────────────

 

 

 

 やっぱり金剛先生の…投擲を…最高やな!(他力本願寺)

 

 こちらがスキルを使うまでもなく片が付きました。ですが戦場に出るだけでも「基礎戦闘技能」の習熟度は上がりますので問題ないです。あとはジルコンを回収して…

 

 

「ボルツ、どうしたの?」

 

「……まだだ!霧から離れろ!!」

 

 

─────────────────────

 変質:器A.B.C→纏縛器

 

 

 纏縛器→金剛、ボルツ、ダイヤ

 拘束霧

 

 

 金剛、ボルツ、ダイヤ

 状態:拘束(耐久値100/100)

─────────────────────

 

 

「いやっ、なにこれ!?」

 

「くそ、解けん…先生を守れ!!」

 

「ダメだ、離れなさい!」

 

 

 は?

 し、新型!?しかも拘束持ち!?

 散らしたはずの器が巨大な霧に変化し金剛達を縛り付けました!

 まずいです、見回り組が金剛達を守る為に近づいたせいで、金剛が投擲をして霧を払えば余波で全員砕けます。これでは拘束を解けません!

 このパターンは初めてです。しかし拘束を使うということは…!

 

 

─────────────────────

 会敵

 

 器(三閃)

 HP:30/30

 

 

 雑(1~5)、後槍(1~4)

 HP:20/20

 

 

 器(七閃)

 HP:60/60

 

 雑(1~30)、後槍(1~25)

 HP:20/20

─────────────────────

 

 

 やはり伏兵!まずい、ジルコンを早く回収しなければ……いや三閃速くね!?速度特化か!!イエローはまだ気づいていません!

 

 

「イエローおにいさま!ジルコン!」

 

 

─────────────────────

 器(三閃)→イエロー、ジルコン

 投擲:投網

 

 

 ジルコン→イエロー

 カバー(成功率68%)→成功

 

 

 ジルコン

 状態:拘束

─────────────────────

 

 

「なっ、ジルコン!」

 

「…イエローセンパイ、お元気で」

 

 

 ジルコンがイエローを片足で蹴り飛ばしました。振り返ったイエローの目の前では、別れの言葉を残したジルコンが器に吊り上げられ高速で遠ざかっていきます。このまま離脱されれば、もはやジルコンを取り返すことは不可能になります。

 

 

「だめだ!ジルコン!!」

 

「イエロー、待ちなさい!」

 

「…俺は、これ以上、相棒を失う訳にはいかないんです!!」

 

 

 金剛の制止も虚しくイエローが駆け出しました。ですが、三器同時出現の性質的にあれが囮という可能性も大いに有り得ます。とんだ遠足になりましたが、ここはぐっと堪えて七閃を凌ぎ、これ以上仲間を失わないことに努めましょう。追いかけたところで纏めて攫われるのがオチです。だからホモくん、その熱波抑えよっか(提案)

 

 

「……また、うばうの?」

 

 

 アカーン!!のるなホモくん、戻れ!!(懇願)

 

 

「……これいじょう」

 

「ホワイト!待て!」 

 

「うばうことはゆるさないッ!!!!」

 

 

─────────────────────

 ホワイト

 

 発動:轣ォ逕滉ク画乂

 

 状態:轣ォ轤光背

─────────────────────

 

 

 

 

 

 

 あーあ、やっちまったぜ(呆れ)

 

 また操作受け付けなくなってるし、POW9は飾りなんですかね?(現実逃避)

 半ギレのボルツの叫びを炎がかき消し、七閃の下をくぐり抜けたホモくんは稲妻を追いかけて走り出しました。

 あー、追いつく頃にはイエローが全部片付けててくれねぇかなぁ(願望)

 

 

 

 

 

 

 

─────────────────────

 

 

 

 

 

 

 ……何が最年長だ。

 

 脚の速さだけで三千年ものうのうと生き残り、俺と組んだ奴らはみんな月に攫われた。

 グリーンダイヤモンド、ルビー、サファイア、ピンクトパーズ。俺は誰一人守れなかった。そして、今もまた………

 

 

 

 

 

 

「……チッ、持ってくれよ」

 

 

 靴底が砕けるのにも構わず、月人が抱え込んでいるオレンジ色の輝きを見つめ、全力で走る。

 

 三閃は素早く、俺の脚を以てしても追いつくことは容易ではない。彼我の距離は徐々に縮まりつつあるが、ここまで追いつく間にいつの間にか北の沼に入ってしまっていた。先程から沼地の水面下に隠れた岩によって脚をとられかけているが、何とか気合いでこらえて更に速度を上げる。

 

 

 近づいた俺を警戒してか、雑共が矢を番え始めたが、もうここは俺の間合いだ。

 

 いつの日にか見た雷には及ばないが、

 

「…俺の出せる、最高速度で!!」

 

 

 剣を逆手に構えて、水底の岩を踏み砕く勢いで蹴る。瞬間、視界が急速に引き伸ばされ、景色が溶ける。俺を引き止めようと纏わりつく空気を引きちぎり、一直線に器目掛けて翔び上がる。

 

 雑共が弓の弦から指を放す間もなく、俺の身体は既に器の横をすり抜けて空中へと飛び出していた。

 

 

「……よし!」

 

 

 少しの浮遊感と同時に、遅れて先程までいた水場から水柱が上がる。すり抜けざまに叩き込んだ剣は、器の上半身を吹き飛ばし、雑はこちらを見ることも無く霧散していく。塵になり消えゆく器の影からジルコンがこちらを見ている。

 

 安心させようと微笑みかけようとして、ふと違和感を覚える。

 

 何故ジルコンは、未だ恐怖に歪んだ顔をしている?

 

 何故ジルコンは、俺の後ろを見つめている?

 

 

 ……もう、ヘマはしない。してはいけない。

 

 

 弦の音が響くと同時に、後ろ手に構えた剣で背後から迫る矢を弾く。勢いのまま身を捩って振り返った俺の目に、今しがた黒点から出てきたのであろう月人共が、俺を撃ち落とそうと次の矢を番えている様子が映る。

 

 

「これで六器目だぞ、どうなってる!?」

 

 

 構え直した剣で、放たれた矢を弾き飛ばして怒声を上げるが現実は変わらない。ともかく、着地と同時にジルコンを回収し撤退するしかない。

 

 そこまで考えた所で、俺の視界は黒く塗りつぶされた。

 

 

 

 

 

 なんだ、何が起こった?

 

 俺は、地面に落ちたのか?手足が動かない。

 何とか動いた片目で状況を把握しようと空を見上げる。

 

 新たに現れたであろう器の影に、先程俺が切り飛ばし、霧散し始めた三閃が見える。いや、あれは霧散じゃない。器はその形を黒い霧へと変え、俺と、同じく地面へと墜落したジルコンにまとわりついている。さっきから手足を動かそうと試みるも、一向に力が入らない。

 もしかして、この霧は光を吸収しているのか!?

 

 まずいぞ、意識が……

 

 

「……センパイ、どこですか……なにも、見えません…センパイ……」 

 

「…ジルコン!!う、ぐ、動け…!…………動けっ!!」

 

 

 声を頼りに何とか意識を繋ぎ止め、動かない手足を無理矢理動かしてジルコンの方へと這いずり、覆い被さる。

 

 

「俺は、ここだ。大丈夫、守ってやる」

 

「…センパイ、ダメです…逃げて…」

 

 

 こんな事をしても何の意味も無いことは分かっている。今から俺たちは降りてきた月人に砕かれ、月に攫われるのだろう。

 

 

 ああ、俺は最後まで、誰も守れない、役立たずだった。

 

 意識が冷たい闇の中に引き込まれ始める。

 

 

「……ゴメン、ジルコン、こんな先輩で、ゴメンな……!」

 

 

 朦朧としてきた意識に、月人共が土を踏み、こちらに近づいてくる音が響く───いや、足音に混じって、なにか、違う音が、聞こえる。

 

 

「……ぁぁぁああああッ!!!!」

 

 

 絶叫とともに火球が降り、驚く俺の目の前で炎の花弁を持った大輪の華が咲き、周りを囲んでいた月人を吹き飛ばした。驚く俺の目の前で、散っていった花弁の内側から白い人影がゆらりと立ち上がる。

 

 

「…や、め、ろーーーーッ!!!!」

 

 

 咆哮と共に再度熱波が放たれ、飛来した矢は吹き飛んだ。後ろに庇われる形になっていた俺達も同じく吹き飛ばされて地べたを転がった。あれは…

 

 

「ホワイト…なのか?いや、それよりもジルコン、動けるか!?」

 

 

 熱風で俺たちに纏わりついていた黒い霧も吹き飛んだのだろう、感覚が戻ってきた体で跳ね起き剣を構える。

 

 

「すみません、足が……不甲斐ないです…」

 

「わかった、おまえは守りに徹しろ!ホワイト、いけるのか!?」

 

「……おまえたちは、なんのために、こんなことをする?」

 

 

 何か様子がおかしい。こっちの声が聞こえてないのか?

 

 

「…いってみろ!!!!」

 

 

 月人を睨みつけた末の弟から火焔が迸る。あまりの熱に咄嗟に下がりそうになるが、末っ子だけに任せてはおけない。覚悟を決めて荒れるホワイトの横に並び立つ。

 

 

「うぐ、あっつ!…ホワイト、聞こえるか!一器だけなら二人で力を合わせれば何とかなる!!俺が合わせるから、お前、は……」

 

 

 そこから先は言葉にならなかった。

 

 取り落としそうになった剣を何とか握りしめた俺の目の前には、先程現れた器の両脇に、五閃の黒点から、新たに月人共が現れようとしていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 ─────────────────────

 

 

 

 

 

 えー、何とかイエローに追いつきましたが、なんだこれは……たまげたなぁ(五閃が三器同時出現、ジルコン戦闘不能、イエロー負傷)

 

 

 合計で八器出現って、どういうことぉ…?(宇宙猫)

 こんなん他データでは無かったんですがそれは…

 

 いや、もはやそんな事はどうでもいいです。イエローに追いついた事で気が緩んだのか、操作権が一部回復してきたようなので、何とかしてこの状況を打開しなければ!(大困惑)

 

 

「……ッ、来るぞ!!」

 

 

─────────────────────

 会敵

 

 

 器A(五閃)

 HP:50/50

 

 雑A(1~25)、後槍A(1~20)

 HP:20/20

 

 

 器B(五閃)

 HP:50/50 

 

 雑B(1~22)、後槍B(1~15)

 HP:20/20

 

 

 器C(五閃)

 HP50/50

 

 雑C(1~21)、後槍C(1~20)

 HP:20/20

─────────────────────

 

 

 ボルツに釘を刺されていた通り、ホモくんの基礎戦闘技能はどれもLv1、スキルに頼ってゴリ押しは効きません。故に速攻をかけます!

 

 既にこちらを狙っている器Aを落とします!いくぞホモくん!!

 

 

「もえろッ!!」

 

 

 爆炎で加速して黒雲に飛び移る、と同時に一直線に器を目指して突貫します。つべこべ言わずにつっこめ────ッ!!

 

 

─────────────────────

 

 ホワイト→後槍A(17.18.19.20)

 斬撃:なぎ払い

 

 範囲攻撃!

 17ダメージ!

 

 後槍A(17.18.19.20)

 回避判定(成功率30%)→成功 2、失敗 2

 

 雑A(19.20)

 HP:20→3/20

 

─────────────────────

 

 

 硬ぁい!!(非力)

 せめて斬撃Lv2は欲しい!てかまずい、避けなければ20本の槍に貫かれ剣山と化してしまいます!

 動けこのポンコツが!動けってんだよ!(入力遅延)

 

 

「ホワイト伏せろ!…はぁッ!!」

 

 

─────────────────────

 

 イエロー→後槍A(17.18.19.20)

 斬撃Lv5:なぎ払い

 

 範囲攻撃!

 80ダメージ!

 

 後槍A(17.18.19.20)

 回避判定(成功率30-5%)→成功 3、失敗1

 

 

 雑A(18)

 HP:20→0/20

 

 雑A(19.20)

 HP:3→0/20

 

─────────────────────

 

 

「今だ!!」

 

 しゃがみ込んだホモくんの頭を掠めるように振るわれた電光石火の一閃が、撃ち漏らした月人を斬り裂き、陣形が崩れ器への道が開きました。

 お兄様ナイスゥ!(建前)ナイスゥ!(本音)

 このまま槍衾を潜り抜けて本丸を叩きます!

 

 ……思ったんですけど、この状態のホモくんなら、切るより燃えてる手で殴った方が強いのでは?

 

 オリチャー発動、左手を握りこんで全力で殴りつけます!!

 

 

「おおぉッ!!!」

 

 

─────────────────────

 

 ホワイト→器A

 攻撃:パンチ

 

 焼夷攻撃!

 霑ヲ讌シ鄒?n!

 

 

 器A

 HP:50→0/50

 状態:霧散、残食

 

 雑A、後槍A

 状態:霧散

 

─────────────────────

 

 

 よし!火焔を纏った拳が叩き込まれ、器はしめやかに爆発四散!そうこうしてる間に残り二器が黒点から完全に出現します、対処をしなければ!

 

 

「ホワイト!俺は右をやる、お前は左をやれ!!」

 

 

 イエローが叫び、右の器に飛び移っていきました。負傷が気になりますが、今は役割を果たしましょう。左の器に向けて跳躍します!

 

 …ってまずいです!もう迎撃態勢整えてやがります!矢受けを使ってもジリ貧、一か八か、リフレクトで受けます!

 

 

─────────────────────

 

 雑C(1~21)→ホワイト

 弓:斉射

 

 210ダメージ!

 

 

 ホワイト

 リフレクト(成功率60%)→成功

 

 射撃反射!

 410ダメージ!

 

 

 雑C(1~21)

 HP:20→0/20

 

 雑C(21→0)

 

─────────────────────

 

 

 おっぶぇ!!

 フォーカス無しだと60%、なかなか怖い数値でしたが、何とか通ったのでヨシ!さっさと接近して器を破壊しましょう。

 

 敵は二列に並び、槍を構えて迎撃の体勢です。剣で突っ込むには余りに分が悪い、とは言っても救援は望めないこの状況、我が身可愛さで長期戦をすればイエローが危ないです。回避80%を信じて被弾覚悟で突っ込む!!

 

 

「そこを、どいてッ!!」

 

 

─────────────────────

 

 後槍C(1~20)→ホワイト

 攻撃:槍

 

 500ダメージ!

 

 

 ホワイト

 回避判定(成功率80%)→成功 15、失敗 5

 

 125ダメージ!

 

 

 ホワイト

 HP:173→48/173

 

 状態:両手欠損、胴体損傷

 DEX:8→2

 

─────────────────────

 

 

 あっ(池沼)

 

(妙な期待や根拠の無い自信だけで突っ込むな。いいな?)

 

 

 ……すいまっせへぇ~ん!(懺悔)

 

 で、ですが!懐には潜り込めました!このまま熱波で吹き飛ばします!

 

 

「うあああッ!!!!」

 

 

─────────────────────

 

 ホワイト→後槍C(1~20)

 攻撃:熱波

 

 焼夷攻撃!

 霑ヲ讌シ鄒?n!

 

 

 

 後槍C(1~20)

 状態:散逸、残食

 

─────────────────────

 

 

 シャオラッ!!器がガラ空きぃ!!

 蹴りでトドメです!

 

 

─────────────────────

 

 ホワイト→器C

 攻撃:キック

 

 焼夷攻撃!

 霑ヲ讌シ鄒?n!

 

 器C

 HP:50→0/50

 状態:霧散、残食

 

─────────────────────

 

 

 赤熱した脚から繰り出されたサッカーボールキックによって、器はしめやかに爆発四散しました。右の器に画面を向ければ、残光の閃きを残して器Bの上半分がズルりとズレ、落ちる寸前に霧散していきました。イエローも上手くやってくれたようですね。

 

 

「ホワイト、無事か!っ、腕が………待ってろ、すぐにルチルを呼んで来てやる」

 

 

 色々危なかったですが、これにて戦闘終了です。あとは地上におりて回収を待ちましょう。

 

 

「……なあ、ホワイト」

 

 

 ん?なんでしょうか、イエローの反応が変ですね。地上を見つめたまま固まっています。

 

 

「ジルコンを、見なかったか?」

 

 

 はい?ジルコンなら地上にいるはずでは……おらへんやんけ!?(驚愕)

 なんでなんでなんで!?剣しか残ってないじゃん!月人も霧散したからジルコンを攫えるような敵はいないハズ。一体何が「ホワイト!!」

 

 

─────────────────────

 イエロー→ホワイト

 カバー(成功率120%)→自動成功

─────────────────────

 

 

 何です!?

 突き飛ばされた衝撃でカメラが定まりません。一体、何が…………四つの巨大な楔から、無数の刃が突き出しており、それらの中央にはまるで顔のように蓮の花が鎮座しています。これは、咬合器!?原作でアメシスト達を砕いた新型です!!

ホモくんを庇ったイエローに噛み付いた歯は体を穿ち、まるでハエトリグサに捕まった羽虫のように空中に縫い止めています!ま、まさか…こんな…!

 

 

「……ホワイト、にげ」

 

 

 言い終わらないうちにまるで歯軋りをするかのように楔が動き、イエローは粉々に砕かれました。散らばった破片を受け止めた袋が、数珠のような紐に引かれて先程イエローが切り飛ばしたはずの器Bへと戻っていきます。まさか、これも新型だったとは……!

 ホモくんが倒した器は炎で消し飛ばしていたため再起動しなかったようですが、コイツの歯、この緑色のコーティングはグリーンダイヤモンドです!恐らくダイヤモンド属を砕き、連れ去る為の特別製。まさか、奴らの狙いは最初から…ってホモくんがやばい!

 

 

「やめろぉぉおおおッ!!!!」

 

 

 あかん!飛び込んでいきやがった!(絶望)

 咬合器相手に両腕欠損で勝てるわけが無いです、撤退を!!くっそ、コイツまた操作が…!あっ(察し)

 

 

─────────────────────

 

 咬合器→ホワイト

 攻撃:嵌合

 

 480ダメージ!!

 

 

 ホワイト

 回避判定(20%)→成功2、失敗2

 

 

 240ダメージ!!

 

─────────────────────

 

 

 や、ヤバい!!

 最大HPは減りますが、そんなこと言ってる場合じゃあない!!

 マニュアルで体表の結晶を全て燃やします!!最悪相打ちになれば攫われはしません!!

 

 オラッ!宝石爆弾を喰らえッ!!(迫真)

 

 

 ─────────────────────

 ホワイト→咬合器

 完全燃焼

 

 焼夷攻撃!!

 範囲攻撃!!

 霑ヲ讌シ鄒?n!

 

 

 ホワイト

 HP:48→0/168(焼失)

 状態:戦闘不能

 ─────────────────────

 

 

 しゃあっ!

 ホモくんが完全に停止する直前、何とかインクルージョンに割り込んで点火出来ました!!四つの顎はホモくんに喰らいつき、煮込みすぎたジャガイモのようにその身体を軽々砕きましたが、同時に爆炎によって器が覆い尽くされました。触れるだけで月人共を霧散させる炎、その最大火力です、如何に新型器であろうとタダでは済まない、はず……

 

 えっ、効いてなくない?(絶望)

 

 

 なんでなんでなんで!?!?!?さっきまで効いてたじゃん!アゼルバイジャン!!(大混乱)

 ま、まさかこの器体だけワンオフで耐火装備にしたとでも言うのでしょうか。思い返せばダイヤモンドの歯といい、まるで最初からホモくんを狙い撃ちにしていたかのような編成です。なんだって目の敵にされてるんですかね?(現実逃避)

 

 砕かれたホモくんは火も消えないままに袋に回収され、器の中へと回収されていきます。救援も望めないですし、咬合器もピンピンしてるし、もう終わりだ猫のRTA(諦め)

 

 ………ん?今画面の端で何か動いたような……?

 地上に画面を向けてみましょう。先程取り落とし地面に突き刺さったホモくんの剣のそばに、誰かが立っています。熱波による霞がたなびいており誰かは判別できませんが、人影は剣を引き抜き横凪に振り払いました。同時に風が吹き、霧のカーテンが吹き散らされてその姿が顕になろうとしています。

 ……って、あれは、あのサーフグリーンの輝きはまさか!!

 

 

 

「……バケモノめ、僕が、相手だ!!」

 

 

 

 フォ、フォス〜〜〜!!!(感涙)

 

 

 

 

 




☆コメント返しのコーナー
〇ホモ君が完全にキレキャラになりはじめてるw
月人は宝石たちを砕いといて自分たちのことになると自己中的過ぎるぜ(@ ̄□ ̄@;)!!
これがホントの『ざまぁ』ってやつか……
フォスさん強化入ったけど大丈夫かな?(少し嫌な予感)

強化……強化?(アクセサリー付けただけ)
とはいえ、今回ホモくんの剣を引き抜けているのは気になりますね、以前持ち上げようとした時にはビクともしていなかったので。一体何が……



〇ホモくんの怒りってどこまでがホモくん自身のものなんだろ
瞳だけでもかなり影響を受けてたカンゴームを見るに
そこらへんはかなり、内側の声に影響を受けている気がする

これまでのホモくんの反応からしたら、些か過剰なほど怒ってますよね。元々のホモくんが怒りという感情を持っていたのかと言われると、微妙なところですし、やっぱり不活性インクルージョンから何らかの干渉を受けているのでしょうか?



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以下、「走者」の知り得ない月の様子に関してのコメントへの返信です。


〇さんざん宝石たちを砕いてきたくせにどの口が…エクメアェ…

祈らない金剛が悪いからね、しょうがないね(エクメア並の感想)



〇……インクルージョンに浸食された月人たちの描写を見て直感的に思ったんですが、ぶっちゃけ「苦しまずに無になれる」前段階みたいなもんなのでは……?
意識喪失どころか放置しておけば実体の維持すらも不可能ならばそのままにしておけば自然と「無」になれる奴では……
……エクメアさん「無になる」直前までは「物理的幸福」を追求するって思想見たいだけどそういうところが明王案件なんやぞ。

たとえ結果的に無に至れたとしても、確定で無になれる保証のある祈り以外の方法はリスクが高く、どのような影響が潜んでいるか分かりません。太陽に突っ込んで焼身自札とかもそうです。だから金剛を祈らせる必要があったんですね(エ並感)



〇エクメアがキレてんの、すごい冷めた目で読んでた。作品への悪口ではなく、くっそ白けました。ほんと月人ってのはよぉ……さすが最後まで捨て置かれた連中やで。

捨て置かれた云々は、フォスフォフィライトの罪悪感、同情心を煽るためにあえて選んだ言葉なので、実際の我々はそのようなクズではありません。勘違いなされぬ様に(エ並感)



〇この先、実況者の存在がバレて月人が画面から…と、とにかくホワイト君君だけが頼りだ、みんなをゴーストやアンタークを守ってくれ!

そんな事したら我が管轄地区の住民が苦しんじゃうだろ!じゃけん今砕きましょーね(エ並感)



〇無になりたいならば手段を選ばなければ良いのに...

不確定な手段で我が民を危険に晒す訳には行かないって、それ一番言われてるから(エ並感)



〇月まで届け不死の煙
月人は大人しく滅びてろ、種族闘争として見てもお前ら動機が終わってんだよ…

種族闘争ではなく、仕事を放棄した木偶の坊への抗議運動です。金剛がさっさと私たちを消してくれればいいのですが…(エ並感)



〇>ホワイト・ダイヤモンドめ、月の砂の件といい、まるで我らの悲願を阻む為に現れた悪鬼だ。
あながち間違っちゃいないの草ァ!まあ宝石からみた月人たちの悪行も大概悪鬼なのでお互い様だね!
これまで自分たちのためにしてきた所業の報いがとうとうやってきただけだよ……

まあ意志を持つ生命体にする仕打ちとしては罵られても仕方のない非道だと自認していますが(開き直り)
それに長きに渡り私たちは平和的な方法で金剛へ嘆願を続けてきました。しかし、ごく一般的な人間的感覚を有する我々の精神は、一万年を越える停滞に耐えきれません。精神に変調をきたす住民が増加していく中、私は皆に「目に見える成果」を示す必要があったのです(エ並感)



〇罪人用の集団墓地の上に立って冷徹気取ってるだけの無能な魂が一丁前に怒ってて草。全員仲良く無限地獄に居るのが正しい行いってまだ気付けないんだ?

それでは、こじつけにも等しい悪法によって選ばれただけの彼らがあまりにも可哀想です。地方長に続きクメラへと降り立ち、初めて不当に虐げられた彼らを見た時、私は必ず彼等を救うと誓いました。故に私は、数多の怒り、憎しみ、苦しみを背負い、必ずや金剛の大義無き妄執を挫きます(エ並感)



〇お前は大人しくアバッキオの同僚の名言を無限回聴いてから計画を練り直せ。

旧文明の創作物ですね、存じておりますよ。結果だけを求めると、真実を見失い意志も失せる。故に「向かおうとする意志」こそが重要である、といった言葉でしたね。向かっていればいつかは辿り着く……私に言わせればこれ程無責任な言葉はありません。いつかとは、いつなのでしょうか?一年後?十年後?もしくは、一万年後?
……私には、彼等を救うまでこの地獄に留まるという「覚悟」があります。しかし、彼等はただ悪政に巻き込まれただけの罪なき魂、永劫不変の地獄に耐えうる精神はありません。彼等の魂が揺らぎ、全てが分からなくなってもがき苦しみながら崩れていく様子を黙って見ていることはできません(エ並感)


〇はぇ〜^救いようのない者達に救いを与えるんすねぇ〜

あんなものが救いであるはずがありません。我らの感情も、意志も、全てを喰らい尽くす不遜なる炎。全てを奪われた者は一体どうなるのでしょうか。絶望の中へと散逸することを良しとする訳には行きません(エ並感)



〇>待っていろ、我が民に手をかけた罪、必ずや償わせてやるぞ、ホワイト・ダイヤモンド……!

はぁ?(うさぎ)

殺して良いのは殺される覚悟あるってそれ一

彼等の恨み憎しみは正当なものです。しかし、それが我が民への蛮行を許容する理由にはなり得ません。それに、金剛が宝石に固執し祈る事を放棄している以上、宝石を少しづつ排除し金剛の誤った選択を正させる事は必然です。
祈りさえ成されれば、全ては虚無の中で溶け合い、怒りも憎しみも存在し得ません。私は、三族の停滞を打ち破り、全てを救います。

⚠︎⚠︎⚠︎⚠︎⚠︎⚠︎⚠︎⚠︎⚠︎⚠︎⚠︎⚠︎


☆現在のステータス

name:ホワイト・ダイヤモンド
 
 硬度:10/10
 靱性:7.5/10
 HP:0/168(焼失)
 INT:6/10
 POW:9/10
 DEX:8/10
 
 特性:不活性インクルージョン
    司銀
    轣ォ逕滉ク画乂

 装備:無し

 状態:戦闘不能







name:フォスフォフィライト


 硬度:3.5/10
 靱性:4/10
 HP:75/75
 INT:4/10
 POW:3/10
 DEX:1/10

 特性:玉石混淆

 装備:釧(上腕、前腕、下肢)、三鈷剣






次回
砕かれたホワイト、そこに駆けつけたのは誰よりも脆く弱い薄荷色の宝石、フォスフォフィライト。震える腕に握られた剣は、不条理を打ち砕く希望となるか。恐怖を払い、全てを救え。


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