機動戦士ガンダムSEED アストレイ3人娘生存ルート実況   作:島民

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 自分を信じているのに
 胸がつぶれそうな不安や迷い


Part04 わ か ら せ

 

 3人娘をわからせる実況はーじまーるよー。

 

 

 と言うわけで銀行強盗に人質にされて恥を晒したホモくんが島流しに遭った訳ですが、モルゲンレーテのエリカと会話イベントを進めると模擬戦イベントが発生します。

 OS状態は擬似的にレベル3状態になっていますので通常通り機体が動くようになっています。

 

 

 模擬戦内容は、オーブ3人娘と1対3で戦うので圧倒的に不利な状況です。

 アサギあたりがハンデを提案してきますがここで乗ると難易度が激烈に下がりますが、ハンデなしで勝利すると『発言力』が大量にもらえるので「やってやろうじゃねえかこの野郎!(SGYKNS)」と応戦してやりましょう。

 大人の力をわからせて差し上げましょう。

 

 

 乗機は強制的にM1アストレイ固定かつ装備も弄ることは出来ないのでこのまま『出撃』ボタンを押します。手に持っているものは通常通りビームライフルとシールドとなります。

 今回の模擬戦はシミュレーターなので、オーブ国内の市街地をイメージした廃墟です。

 

 

 ホモくん機から見て2時の方向遠方に彼女らがいますが、このまま真正面から戦うとボコボコにされて、逆にこちらがわからされかねません。なにぶん乗機は専用のチューニングもされていない初期状態です。

 3人に勝てるわけないだろ!

 馬鹿野郎お前俺は勝つぞお前(反骨心)

 

 

 まず、一旦脆くなっている建物まで移動をします。

 そして耐久地をどん底まで建物を殴ってからビームライフルを上空に向かって撃ちます。

 

 すると位置を知った3人娘がホモくんの機体まで向かってくるのでここでちょっと離れて隠れます。

 3人娘を誘い出したら脆くなったビル目掛けてビームライフルで狙撃してやりましょう。

 

 

 ビル壊れちゃ^~う!

 更地になっちゃう!

 

 建物を倒壊させた所で煙の中に入ると、1機が所在なさげにうろうろしている為、背後からビームサーベルでブスリ♂(レ) とやってやりましょう。

 アッー!(撃墜)

 

《なんなのこいつ……噓でしょ……!》

 

 ん? この声は……

 最初に撃墜したのはマユラ機ですね。

 通信が途切れるので即座に残った2機のアストレイがビームライフルをマユラ機のいた場所目掛けて乱射してくるので逃げます。

 M1アストレイの装甲自体そこまでタフじゃないので1撃1撃が場合によっては致命傷となります。

 

 タフという言葉はキ(ラ・ヤマトとかいうダメ)ー(ジコントロールの達人な)坊の為にある。

 

 

 次はもう一度背後を狙って、ビームライフルを叩き込みたい所です。

 慌てず、騒がず、落ち着いて(QVC)……背後に回って照準あわせてかーらーのー?

 

 往生せえやあああああああああッ!!(OOT)

 

《ジュリ、後ろ!》

《えっ!?》

 

 は?

 

 なんで?(レ)

 

 アサギに邪魔をされました。

 アサギが警告したのでジュリ機が即座に振り向いてこちらのビームライフルをシールドで防いできました。仕方ないので手持ちのシールドをジュリ機に投げつけつつ、頭部バルカンで足元の地面吹っ飛ばして煙の中に消えましょう。

 

 アサギ・コードウェル……

 対魔忍みたいな名前をしているくせに地味にやりますね……

 

《アイツ、私たちの背後を狙ってくるわ》

《そして危なくなったら深追いせずに煙に紛れて逃げ去る……まるで幽霊か妖怪ね》

 

 妖怪だの幽霊だのボロカスに言われていますが、相手の背後を取ると通常より大きめのダメージが入るのでどんどん狙っていきましょう。

 アサギ機とジュリ機が背中合わせでいますが、先ほどのシールド投げでジュリ機のシールドがロストしているのでそのまま横からビームライフルで撃ち抜きます。

 

《きゃあああああっ!?》

 

 ここで1対1に持ち込めますが、アサギ機が発狂状態になります。

 発狂とは言っても精神的な意味合いじゃなくてゲームシステム上での意味で、詰まるところ通常より強くなるんですね。とはいえ所詮はM1なのでごり押しでなんとかします。

 

《やったわね……!》

 

 ビームライフルを撃ちまくってから完全に守りを捨ててビームサーベルを構えてきます。

 こちらはそのままビームライフルで引き撃ちします。

 

 格闘戦に付き合ってるとこちらが落ちかねません。

 

 ん?

 

 ちょっと待って?(関西クレーマー)

 

 あ れ れ ? お か し い ぞ ~ ?

 

 ど う し て ビ ー ム ラ イ フ ル を ロ ス ト し て い る ん で す か ?

 

 

 ビームライフル乱射の時点でビームライフルを破壊されていたみたいですね……

 はぁ~ほんまつっかえ! やめたらこの仕事(軍人)?

 

 

 これでホモくんと対魔n……アサギとのタイマンでの格闘戦となりました。

 対魔忍だけに……ってうるさいんじゃい!(不動産屋)

 

 

 仕方ないのでビームサーベルで殴ります。殴って殴って殴りまくります。

 ガキィ! ガキィ! ガキが代ォ!(ROSG) 大人を舐めやがってぇ!(争いは同じレベル同士でしか発生しない)

 

 先ほどの暗殺スタイルから完全に斬り合いになっていますが、ついでにバルカンもぶち込んでやりましょう。バルカンはサーベル持っている腕を狙っていけばサーベルの振りがわずかに減るのでDPS面で偏差で勝てます。

 

 やったぜ。 投稿者:薄汚いオルフェノク

 

 

 

 工事完了です……(満身創痍)

 

 

 

 

 ◆◆◆◆◆

 

 アサギ・コードウェルにとって、フカミ・シュネーヴィンへの第一印象は「変なのが来た」だった。

 

 聞いた噂だと、強盗に人質にされた弱そうな奴。真面目な奴からは軍に泥を塗ったとすら言われている始末。

 そのため、その昔見たセイランの息子のような人間を想像したが、違った。

 軍人特有のギラつきもない。国の為に命を喜んで捧げるようにも見えなければ、軍人に向かないような風貌もしていない。

 

 

 アサギには分からなかった。

 

 いつものように3人で集まって食堂で話をする。

 普段ならM1の動きがどうだの、整備士のおやっさんに怒られただの、そんな話ばかりだったが今回はフカミのことだった。

 けれども、いずれも反応は……と言った具合だ。

 

 ジュリは別に厳しそうな感じじゃないし良いんじゃない? と割とどうでも良さそうだった。()()()()()()()()()()()()の事もある。

 

 マユラの場合、強盗に負けたんでしょ……と駄目なボンクラがやってきたとやや絶望しているように見える。そんなのが隊長になるなぞお先真っ暗もいいところだ。確かに事実だけを述べてしまえば島流し扱いにしか思えない。

 それに可愛いタイプでもなさそうだし、と言っていた。

 

「アサギはどうなのよ」

 

 と、マユラは問う。

 その時アサギは「分からない」と有耶無耶にして話を切り上げたのだけれども、フカミ・シュネーヴィンという男がどういう人間なのか分からないままジャッジを下せなかった。

 

 

 

 

 

 フカミ・シュネーヴィン。

 エリカによると、23歳、士官学校卒賞罰特になし。

 パイロット向けに開放したシミュレーターをよく触っていた程度にはモビルスーツには興味があるそうで、戦闘機の操縦についてはそこそこ出来る方、ではあるそうだが。

 

《こちらシュネーヴィン、配置についた》

 

 翌々日。エリカの提案で

 シミュレーターによる模擬戦が行われることになった。なにぶん実物は戦闘以前の問題だし、直近で大規模なバグで完全にカカシと化している。

 

 シミュレーターの場合、モビルスーツのモーションデータなどを必要最小限にセットしておけば現在起きているハードたるモビルスーツとソフトウェアであるOSの齟齬で発生している不具合を無視して理想上の動きをさせることが出来る。

 だがあくまで理論値、つまり絵に描いた餅を動かしているのと同じだ。

 勿論、開発サイドもこの絵に描いた餅に近づけるように努力してはいるけれども――話を戻そう。

 

 

 シミュレーターで設定した状況は3対1による模擬戦だ。

 戦場はオーブ国内をイメージした廃墟と化した市街地だ。この状況を設定したのはエリカだ。

 向こうもそれなりにシミュレーションをこなしてかつ、戦闘機乗りだったことも考慮しても3対1でM1に触れた時間はアサギ自身らの方が長い。

 向こうに勝ち目がないのは明白だ。

 

 エリカは一体何を考えているんだろう。

 ここで自分たちにタコ殴りにされようなら完全に面目丸潰れだ。どこかでスタンバイしているフカミ宛に繋ぐ。

 

 

「あの――新隊長さん?」

 

《ん?》

 

「ハンデ、要りますか?」

 

 流石に可哀そうだ、と同情しもした。だが――

 

《要らないよ》

 

 間髪入れずに短い言葉で一蹴された。

 待て、そんな不利な状況でボロボロに負けようなら面目丸潰れでどうしようもなくなるだろうに。

 

《負けたら俺が駄目だって事が分かるんだ。プライドなぞ犬にでも食わせてゼロからやり直すよ。お互い、全力でやろう》

 

 モニター越しに見えるその目に一寸の迷いもなかった。

 もうどうなったって知らない。

 

「分かりました。戦闘機乗りの力、見せて貰います」

 

 大恥かいて新隊長(笑)になったって知るものか。

 

《よろしく、コードウェル》

 

 そう告げてフカミの方から回線を切った。

 先日の憔悴っぷりが嘘のようだ。たった1日休んで全快した――いや、それはない。何か心境の変化があった。そうに違いない。

 

「こちらアサギ、配置につきました」

 

《こちらマユラ、配置につきました》

 

《こちらジュリ、配置につきました》

 

 アサギ側M1隊は3人1組で散開せずに動く。すぐ後ろで17メートル強の鉄の巨人が2機、こちらについてきている。M1アストレイだ。アサギもまた、同じものに乗っている。

 頭部からは赤いブレードアンテナが生えており緑色に光る一対のツインアイ。

 

 誰かがリンゴで作ったウサギさんのようだ、と誰かが言っていた。

 

 だが現実、ウサギなんて可愛らしいものなんかじゃない。こちらの言うことを聞かないじゃじゃ馬もいいところだ。

 とはいえ、もしもM1アストレイがまともに動くという仮定のもとでこの模擬戦は行われるので今回は気にしないでおこう。

 

 

 

 フカミは一人が抑えていれば一気に囲んで勝つことも容易だ。向こうは手加減をするなと言っていた。ならばこっちも全力でやってやる。

 

《それじゃあ、全員位置についたところで模擬戦を開始します。終了条件はいずれかのチームが全員撃墜判定つまり全滅すること。フカミ3尉はあなた自身が落ちれば終了。3人は全員撃墜されたら終了よ》

 

 エリカのアナウンスを皮切りに試合開始の表示が画面に現れる。

 現状大雑把に前方のどこかにフカミ機のM1が隠れているが正確な位置は分からない。まずは探すことから始めよう。3機が歩みを始めた所でジュリが口を開いた。

 

《こういう時、一気に飛んで速攻をかけた方が良いわ。あっちも手加減はいらないと言っていたし》

 

「だから慎重にしないと。何をしてくるか分からないのに」

 

 M1のパワーなら高所に飛んで空から攻めることも出来るだろう。とはいえ、空には障害物はない。つまり自らの位置を晒すことになる。

 お互い位置が知れ渡った状態で撃ちあいをするにしても危険すぎる。

 

 

 戦闘開始から2分。

 接敵に至らず。一向に攻めに来ない相手。逆に逃げているのか、それとも単にすれ違っているだけなのか。熱源センサーには反応がない。

 スラスターを使っていないのは間違いない。だが、同時にこちらも使っていないので置かれている状況は同じだ。

 

 だが――その時。

 

 

 

 緑色の一筋の閃光が空目掛けて放たれた。同時に熱源センサーが鳴り始める。

 

「2時の方向!? ビーム!?」

 

 見間違えるものか、あれはM1のビームライフルが放ったビームそのものだ。

 それを真上に、まるで自らの位置を晒すかのようにぶっ放したというのか。

 

《あの新隊長、何を考えているの!?》

 

 マユラの言う通り一体何を考えてこのような馬鹿な真似をしたのか。

 これでは3人で囲んで殴ってくれと言っているようなものじゃないか。ビームライフルの暴発でもやらかしたのか。

 馬鹿なのか、阿呆なのか。

 

 ビームが放たれた場所には既にフカミ機の姿はなかった。

 当然だ。自分から位置を晒しておいて同じ場所にいる方がおかしな話だ。

 

 けれどもアサギの中で何かが引っかかる。

 何故真上にビームを撃ったのか。足跡をこのまま追えばすぐに捕まえられるはずだ。その足跡を追うと――

 

「はっ!?」

 

 ビルの谷間。そこに似つかわしくない鉄の巨人が一体。巨大な銃を構えて立っていた。

 フカミ機のM1だ! ビームライフルの射撃をしようとしてることに気付いたら所で咄嗟にシールドを構えて守りに入る。同じく気づいたマユラ機、ジュリ機が相手と同じくビームライフルで応戦する。

 

 照準が滅茶苦茶だ。

 3人の機体にまるでかすりもしていない。まさか本当に恥をさらしていくつもりなのか。なんなんだこの男は。呆れと同時に失望も湧いてくる。

 こんな奴の為に自分は気を配ってしまったのか。馬鹿みたいだ。

 

「なによ……! こいつ!」

 

 が、ふとしたその時ビームライフルを乱射していたフカミ機は唐突に射撃を止めてビルの陰に飛び込むようにして()()()

 

「逃げた!?」

 

 逃がすものか。追おうとした矢先マユラが声を上げた。

 

《ジュリ、アサギ! ビルが!》

 

「えっ――」

 

 マユラの指した先は倒壊していく廃ビル。ご丁寧にビームで焼ききれた跡がある。よくよく見たら拳で壊した跡すらある。

 自分たちは誘い出されたんだ。――そう理解した瞬間轟音と共に巨大な砂とコンクリートの粒子が飛び散った。

 

「くぅっ!?」

 

 とはいえ倒壊したビルに押しつぶされるほどM1は弱くはないし、さほどビルも大きくはない。ビルに潰してもらおうというのならば見当違いにも程がある作戦だ。

 だが、本当の狙いはきっと違う。

 

 4時の方向から熱源反応――

 慌てて振り向いた矢先。

 

《アサ……ぎっ》

 

 桜色の刃がマユラのM1の装甲を背後から貫いていた。

 マユラ機、シグナルロスト。ビル倒壊の混乱の最中に死角に回り込んでビームサーベルでマユラを仕留めた――そういう事か。

 

「マユラっ!」

《このぉっ!》

 

 だがこうして位置を晒したのが運の尽き。

 残った2機が一斉にビームを放つ。だが相手もシールドで被弾を防ぎながら頭部バルカンでこちらの照準を揺らして再びビルの陰に隠れる。

 

 次はどこからくる。

 ここで下手に追い回そうなら向こうの思うつぼなのは確かだ。

 ジュリの位置、周囲の景色に気を配る。ここで気を抜こうなら二人ともマユラのようにやられる。

 

「ジュリ、後ろ!」

 

《えっ!?》

 

 警戒が功を奏したか。ジュリは咄嗟に振り向いてシールドでフカミ機の射撃を防いで見せる。

 不意打ちが得意なのか、フカミという男は。

 

《逃がすものですか!》

 

「ジュリ! 迂闊よ!」

 

 流石に後手に回り切っている状況に腹を据えかねたのかジュリ機、アサギの制止を振り切りビームライフルを連射しながら背後から射撃してきたフカミ機を追う。

 ビームライフルもずっと連射出来る訳ではない。オーバーヒートを起こしたタイミングを見計らってフカミ機は先ほどまで身を守るために使っていたシールドをそのままジュリ機目掛けて投げつけた。

 

《なッ!?》

 

 ジュリもカカシではない。シールドで飛んできたフカミ機のシールドを防ぐ。

 強い衝撃がジュリ機を襲い、大きくよろめき防いだ盾も落ちる。そんな中再びフカミ機は足元にバルカンを撃ちこみ煙を巻き上げて行方をくらませた。

 

「ジュリ、大丈夫?」

 

《レフトアームがさっきので駄目になったくらい。まだいけるわ》

 

 相手の背後を取りに行く動き。

 確かにM1には後方機銃のようなものは搭載していない。さっきはこちらの反応が早かったので辛うじて防ぐことが出来たが、基本的に背後を取られれば終わりだ。

 

《アイツ、私たちの背後を狙ってくるわ》

「そして危なくなったら深追いせずに煙に紛れて逃げ去る……まるで幽霊でも相手にしている気分ね」

 

 背後を狙ってくる。そういうジュリの指摘を耳にしてアサギはハッと目を見開いた。

 あの男は戦闘機乗りだ。相手の背後を取ることなど慣れっこのはずだ。アサギは己が身を守るように手持ちのシールドを構えて、センサーの反応に気を配る。

 

「ジュリ、背中を合わせて!」

 

《了解!》

 

 馬鹿なのは自分だった。

 舐めてかかっていたのはきっと自分の方。背中合わせで、索敵を行えばきっとやられない。そんな思考が命取りだった。

 

《きゃあああああっ!?》

 

 今度はなんだ。と気づいた時にはジュリ機も損傷したレフトアームから撃ち抜かれていた。

 ジュリ機はシールドを失っている。左から攻められた場合何も出来ない。相手の傷口を抉るような動きだ。

 

 そのままコックピット貫通。ジュリ機、シグナルロスト。

 

 これまでのフカミ機の所業に、幽霊、ニンジャ、暗殺者。

 そんなろくでもない単語が脳裏を掠める。

 

「やったわね……!」

 

 ビームライフルを照準が甘いまま連射をする。悠長に撃っていれば逆にこちらがやられるのは明白だ。運よくこちらの射撃が命中し、フカミ機のビームライフルが焼け落ち爆発した。

 だが、それはこちらも同じだった。ビームライフルがオーバーヒートを起こしてしまっている。悠長に冷却を待っていればこっちが落とされる。

 

 

 もう不意打ちは通用しないと踏んだかフカミ機はバックパックにマウントされたビームサーベルを抜き放つ。それはアサギ機も同様だった。触れれば人間が溶けるような温度まで上昇したビームライフルを捨て、ビームサーベルを抜き放つ。

 お互いビームサーベルの出力を上げ、目に見える形で刃が太くなっていく。

 

 数秒の睨み合いーーどちらが先に動くのか、先にダウンしたマユラとジュリが論ずるよりも先に、その睨み合いを断ち切ったのはほぼ同時だった。

 機体が地面を蹴った時、不思議とジュリの腹の奥から声が出ていた。

 

「こんのおおおおおおおおおおっ!」

 

 

 

 

 

 そこからは酷い泥仕合だったというのは覚えている。

 ビームサーベルで斬るというよりは殴るように振り、アサギ機はシールドでフカミ機の斬撃を防ぐ。

 その一方アサギ機の斬撃は雑にばら撒かれるバルカンに阻害をされて決定打に至らず。

 この一連の戦闘を見ていたエリカは「ビームサーベルって鈍器だったかしら」と溢していたとかなんとか。

 

 なおこの戦闘はフカミ機の勝利で終了した。勝因はバルカンを小刻みに撃っていたことによる蓄積ダメージとトドメのビームサーベルによる一閃で発生したダメージ過多からのシステムダウンだった。

 

 

 

 

 その時、アサギにとってフカミ・シュネーヴィンは変なのから面白いけど変なのにクラスチェンジしたのはまた別の話である。

 

 

 

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