Rimworld入植者(脱出済)のキヴォトス日記 作:運輸省
そして頑張って描いただらだらヘルメット団のワッペンは画像容量が大きすぎてアップロードできませんでした(デデドン!)
あとで何かしら手は考えておきますゥ…
前回は仮定と推測だらけのガバガバ推理を披露したわけだが、お察しの通り確定情報がほぼないという事でお蔵入り。今の段階でこれ以上考えても仕方がないから、という先生の提案でひとまず解散という事になった。
その折、ヒフミが
「今回のカイザーの一件はティーパーティーに報告します!もちろん、アビドスの皆さんと、E分隊の皆さんのことも」
なんて事を言ってくれたのだが、俺とホシノがそれに反対した。
ホシノは「もしそれでトリニティがアビドスの問題に介入して来ても、学校の規模が違いすぎて、もし何かあったとしてもこちらがコントロールできない」という理由から。
俺としては、
「阿慈谷さん、俺は政治家じゃないから政治の事はよく分からん。だけどな、『アリウス分校』とかいう存在がトリニティにとってかなり危うい物なのは何となく分かってる。ティーパーティーに相談するにしても時期を見てくれ。トリニティがE分隊を開戦理由にしてウチに攻め込んで来たりなんて考えたくもないからな」
「う、そ、そうでしょうか…」
「ああ。俺としても、お嬢様学園に反物質弾頭の地対地巡航ミサイル叩き込むなんてしたくない」*1
「は、はい?」
という理由で反対させてもらった。
とまあ、こんなやり取りがありつつこの日は解散。
俺とE分隊も一旦DE駐屯地へと帰還した。
──────
───
後日
DE駐屯地
以前カタカタヘルメット団から鹵獲した非装甲車輌を覚えているだろうか。具体的には4WD車を1台、大型トラックを1台鹵獲したのだが、これらと、以前からブラックマーケットへの配達に使っているハイラックスをちょっと改造する事にした。
改造といってもマッドマッ○スのような原型がないレベルではなく、前に90式を塗装した時と同じ砂漠色に再塗装した上で、最低限の
……ちなみに、この4WD車と大型トラックについてだが、どう見ても自衛隊の
部隊標識はせっかくなので残したが。
そういう作業をしていると背後から声をかけられた。
振り向くと、ナダヤ、大宮寺*2、ムツリ*3、マナツ*4が立っている。
「どうした、4人して」
「いやね、哲郎がこの前食べて来たっていう食堂?があるだろう? 私もその『ラーメン』が気になってねぇ、今から食べに行こうと思うんだが、いいかな?」
「食堂……? ああ、柴関ラーメンか。いいんじゃないか? あそこのラーメンは美味しいぞぉ」
「ふふふ、今から楽しみだよ。そういうわけだから、何か移動手段が無いかな。まさか外食しに行くのに
「あー、そういう事。1/2tトラックだったらすぐ動かせるから使うといい。運転は誰がするんだ?」
「(^q^)ハイ!」
「だそうだ」
「ムツリだったら大丈夫か。えーっと、ほら、キーだ」
1/2tトラックのキーをムツリに投げ渡す。
「今から行けばー…多分お昼前には着くだろ。遅くても夕飯までには帰ってこいよ」
「そもそもこの周辺寄るようなところが皆無じゃないか」
「そんな悲しいこと言うなよ」
というような会話の後、4人は1/2tトラックに乗って出発していった。
それを見送り、作業を再開する。
とは言っても車両の再塗装と改造は既に終わっているので、次にやる事は。
「建物配置どうすっかなぁ……」
DE駐屯地の構造の改善である。
まず現在のDE駐屯地の構造はこうだ。
(頑張って描いた見取り図)
まず、一辺100m前後のだいたい正方形の空き地がある。この時点で随分広いなと思うかもしれないが、ホシノ曰く「元はスーパーマーケットが建つ予定だった土地」との事らしい。見取り図の縮尺がガバガバなのはご愛嬌なので見逃してくれ。
そして、左辺右辺に沿うように民家(空き家)、上辺下辺に沿うように道路が走っている。
まず建物だが、大きなものが2棟。
俺とナダヤの居室兼通信室、工作室、倉庫が入る第一棟。そして、だらだらヘルメット団とE分隊の居室とその他生活に必要な設備が色々入った第二棟だ。改善できるなら、この第二棟をどうにかしたいと考えている。
画像を見れば分かると思うが、とにかく設備が第二棟にギッチギチなのだ。
ガバガバどころかミチミチ、無計画建築の末路。
やるとしたら第三棟の新築しかないだろう、第二棟内での設備配置の見直しだけでは無理がある。
次は防衛設備だ。
固定火器がM2 ブローニング×4。少な過ぎる。襲撃舐めてるのか。
しかも一方向につき1挺なので余計酷い。せめて対空火器、いや、贅沢は言わないので迫撃砲が欲しいところだ。
早急に改善すべき点を纏めるとこうである。
・第三棟建設による第二棟の役割分散
→現在ヘリポートとして使用中の空き地が有力
・防衛火器の拡充
→対空火器(せめて対空機関砲、欲を言うと地対空ミサイル)
→迫撃砲陣地
一項目目で言っている『ヘリポートとして使用中の空き地』というのは、画像の下側、Hとだけ書かれているスペースの事だ。元は建設予定だったスーパーマーケットの駐車場として使用される予定だった土地らしい。
ホシノに今の空き地の使用許可を取った際はまさかここまで土地を使うとは思っていなかったので、あっちの方までは取っていなかったのだ。
これもできれば早めに許可を取る必要があるだろう。
「兄ぃー」
あと、今すぐとは言わないがなるべく早く改善したい点を纏めるとこうか。
・早期警戒レーダーの導入
・榴弾砲の設置
・歩兵戦闘車の導入
・宇宙船ポートの設置
以上四点。
「兄ぃー?」
まず早期警戒レーダーについてだ。
今現在、DE駐屯地の警備は2人1組の歩哨に頼っているわけだが、流石にこれでは人数リソース的にも警備的な能力にしても無理があるので、俺のタブレットと同期された早期警戒レーダーを導入したいと考えている。ちなみに言っておくが、対空だけでなく対地も含まれている歴としたRimworld仕様である。大部隊だろうが少数精鋭の特殊部隊だろうがなんでも感知だ。震えて眠れ。*5
次は榴弾砲。
駐屯地防衛における火砲は迫撃砲で問題ないのだが、駐屯地からある程度距離が離れた場所への砲撃支援に榴弾砲が欲しい。具体的にはコロニーで運用経験のあるFH70 155㎜榴弾砲。同じ使い方だとして地対地ミサイルでもいいのだが、そちらはちょっとなんかの原因で吹っ飛んだ時の被害が凄いので避けたい。というかコロニーで実際にミサイルサイロごと周囲一帯が吹っ飛んだ事故があったので思い出したくない。
「もしもーし」
三番目は
現在のDE駐屯地で運用されている車両関係を見てもらうと分かると思うが、90式戦車×2、
こう見ると日本製車両ばっかだな……?
あ、いや、そうではなく、90式と非装甲車両の間を埋める物が無いのだ。一応、『非装甲』とは言いつつ、今回の改造で歩兵火器ぐらいなら十分抗堪できる装甲を付与したが、それでも90式に付随しての積極的な戦闘への参加は無謀だろう。そういうわけなので、IFVが欲しい。
ただ、これについては運用も製造も経験が無いのでまず研究からとなる。辛いぜ。
最後は宇宙船ポートの設置。
これはほぼ願望みたいな物だが一応記載。まずは宇宙船来航による騒ぎをどうにかしない事には呼ぶに呼べないからだ。一応、やり取りは通信で行なって商品自体は輸送ポッドで送ってもらう事もできるのだが、輸送ポッドの落ちる場所はある程度ランダムになってしまう。これは少し避けたいので見送っているというわけだ。どうしても必要な際はこの手で強行するしかないが。
「兄ぃったら!!」
「うおぁ⁉︎ なんだなんだどうした⁉︎」
「どーもこーもねぇよぉ。なんぼ言っても気づかねえんだもの、叫んじまったべな」
「あ、ああ。すまない、考え事をしてた」
背後に立っていたのは、ヘルメット団・E分隊共通のマルチカム迷彩服に、反射ベストと黄色い安全ヘルメットを被った奴。今まで名前しか出てこなかった採掘・石工担当、
「んで? 何かあったか」
「いンや、前から頼まれてた“てぐりしうむ”の採掘終わったすけ、次どうせばいいかなって聞きに来たんだぁ」
「“ティグリシウム”な、前から言ってっけど。そ、う、だ、なぁ……ああ、コンポーネントの在庫が少ないんだったな。それやっといてくれ」
在庫を確認しながら、数の少ないコンポーネントの補充を依頼する。
「なんぼぐらい?」
「んーと、とりあえず30は在庫あると助かる」
「あーいヨォ」
せっかくなので、DE駐屯地の資源事情についても話しておこう。
畑の一角、右上の方に『Mines 2.0』と書かれたスペースがあるのが分かるだろうか。え?『Mine 2.0』って書かれてる? あっ、スペルミスですねスイヤセン。
はい。この『Mines 2.0』だが、“見た目は”鉱山だ。もっこりした土山の横に空いた穴と、そこから伸びるレール。これがそのスペースにでんっと置いてある。
で、実態が何かというと、鉱山の形をした資源生成装置である。対価なし、必要エネルギー無しでだ。
Rimworldというゲームでも、MOD開発者が『ゲームを簡単にしすぎたり、バランスを大きく崩す可能性があることを留意してください。』と注意喚起するぐらいにはチートなMOD。
要は何の鉱石がどれぐらい欲しいかを設定して、あとはひたすらツルハシを振ってれば、目的の鉱石がいくらでも手に入るのである。*6
で、その採掘担当と、アスファルトやコンクリート製造担当が永末ミキというわけである。
アスファルトやコンクリートの材料になる石材もこの鉱山から入手可能。あとはコンクリートミキサーにかければいくらでもコンクリートができるのだ。DE駐屯地周辺の道路周りの損傷は既にこれで直したりしてる。もしかしてウチって土建も行ける感じなのか…?
ん? 「ティグリシウムってなんだよ」って?
ああ、ティグリシウムというのは、トラの遺伝子をもつ種族、ホラン族でよく使用されている金属の事。これがまあ防具や武器の素材として非常に優秀なので重宝している。今、だらだらヘルメット団やE分隊で着用しているFASTヘルメットとプレートキャリアにもティグリシウムが使われているぐらいには。
のだが、今回それを採掘してもらったのは別の理由からだ。
先ほど、早急に改善すべき点として『迫撃砲陣地の設置』を挙げたが、その迫撃砲の製造にティグリシウムが必要になる為。要はホラン由来の迫撃砲を作るのだ。
口径は60mm、発射速度も速く、元いたコロニーでは4門揃えて襲撃者に榴弾の雨霰をよく喰らわせた物である。
こんな感じか。
ひとまず迫撃砲を作っておこう。
いつも資材の運搬をしてくれるムツリはラーメンを食べに行って不在なので、暇そうにしていた『みかん号』クルーを連れ出して資材を準備する。した。
こーねこね。
「やっぱりこれ何回見ても慣れないよ」
「うん、私もそう思う」
「おーすっげ、形になってきた」
上からみかん号車長の中司カナン(元こたつ号車長)、砲手の国定キリコ、そして操縦手の我部モユルの発言である。
「ようしできたぞぉ、60mm迫撃砲×3門だ」
「これ砲弾はどうすんの?」
「作るよそりゃ。即応弾としてぇ……あー、1門に通常弾20発、あとは倉庫保管で通常弾30発とEMP弾10発ぐらいありゃいいかな」
「全部合わせると…うわ、100発分?」
「多っ。ご愁傷様だなぁ、ガッちゃんとさぬっちゃん」
「…EMP弾って?」
「機械特効の砲弾」
「よく分かんないけどオーパーツだって事は分かった」
工作室で弾薬の製造中だった西潟と讃岐に迫撃砲弾の製造を依頼し、次は迫撃砲陣地の───
「……陣地作るスペース無いじゃん」
「えっ」
「か、考えてたんじゃなかったの?」
「アホかよ」
ぐさぐさり。
……無いものはしょうがないので、ひとまず迫撃砲は倉庫に保管。使用する時は、駐車場隣の広場(広くはない)から撃つ事にする。
……な、泣いてなんかないし。
ナダヤ「へぇ、ここが『ラーメン柴関』かい」
大宮寺「そうそう。久しぶりに来たなぁ」
ムツリ「(^q^)ソコニヤツラガイルゾ」
マナツ「( ・ω・) σ」
大宮寺「中で他の人が食べてるってさ」
ナダヤ「この圧縮言語がよく分かるものだ。片方は言葉すら発してないし」