どうしてR18世界で凌辱されないんですか?(現場猫)   作:よくメガネを無くす海月のーれん

10 / 11
ちょっと皮膚の病に掛かってしまったためちょっとの間お休みします。ちょうどいいので書きだめもしていくので少しの間ご容赦ください。
丁度いいので、匿名設定を外しておきます。他の小説投稿してたりで生存確認できたり、活動報告でこれからちょくちょく生存報告兼ねた他作品の更新のアレコレや、この作品の更新アレコレ書いておくのでよろしくお願いします。


山籠もり一日目 ゴブリンはホント誰にでも発情すんのな

「ぺっぺっ!!口に入りやがった…!」

 

ひしゃげてしまったゴブリンを引きはがし、全身に浴びた血をできうる限り拭う。くせぇ!ゲロ以下の匂いがマジでプンプンするぜぇ!死後硬直かなんかで固いゴブリンに棍棒を叩きつけつつ、グロ死体となったゴブリンを蹴倒す。

 

地べたに座ってゴブリンの死骸を検分する。ゴブリンは数が多いと社会を形成して女を襲うカス種族なので、社会性をもったゴブリンは武器がちょっといいものだったり、装飾品を着けていることがある。あとは食性だな。内臓を掻っ捌いて中身で何喰ってるかを見る。肉を食ってたら危険な証拠だ。動物を狩れるだけの力と集団があるということだ。

 

どれどれ~…

 

おーおー!腹の中できたねぇ酸っぱい匂いを纏った熟成された肉が入ってら!こーれは完全に肉食ってるねぇ!しかもこの感じ…小さい動物の肉じゃない。そこそこ大きな動物の肉から噛み千切ったようなもの…集団だな…?あとチソチソもついでに潰しておこう。

 

両手で握った棍棒の先を下に向け、叩きつけるように振り下ろす。グジュル…きたねぇ音ときたねぇ感触が両手に伝わったところで、ゴブリンに棍棒をこすりつけてきたねェモンを落としてキレイキレイにする。ふぅー…スッとしたぜ~!まるで元旦に初夢を見てさわやかな目覚めのあとの新品の下着を着けたような、すがすがしい気分だ~!身体は泥まみれだが心はすっきりした。

 

あとちょっとのゴブリン血を採取しておく。ゴブリンがいるなら退治せねばならんし、依頼としてひっぺはが下奴の中にゴブリン退治があったはずなのだ。オデ、ゴブリン、コロス。そのために、ゴブリン探索のためのとっておき魔法がある。

 

ひとまずイノシシは置いといて…ゴブリン退治だ。

 

「魔導書、432ページ」

 

『盟約の猟。許されざる血、慄く獲物の悲鳴、息は絶えて、狩りは終わらない、血が絶えるまで私は彼らを殺し続けよう。それが約束なのだから

 

契約を交わした狩人はその命が尽きる時まで狩りを続けた。獲物の血族は絶えず、されど狩らねば約束は果たせない。狩人は殺し続ける生の中、ある種の天啓を得た。狩りとは導き、すなわち信仰なのだと。後世に残る教えは狩りを源流としていた

 

信導の章、第一編、狩り』

 

「『血の導き』」

 

テッテレー!私は開かれた魔導書にゴブリンの血を垂らして魔法を発動する。これは垂らした血の類縁、親縁、血族を探し出す魔法だ。魔導書に垂らされた血が分裂し細かく、矢印となってページに散らばっていく。それぞれが指す方向に居ることを示し、近ければ近いほど、血の矢印は大きくなる。ナビゲーション機能というわけだ。

 

ふむ…1体2体どころじゃない。軽く10体はいるだろう。矢印からして…固まっとるな?4~5体のグループが二つあるようだ。なるほどなるほど…へへ…。ゴブリン退治の時間だぜ…!

 

私はできる限りゴブリンの血を落として、再度泥を塗る。良い感じに土臭さがつけば、そーっとスニーキングを開始した。気分は伝説のアサシンだ。あの高いところからジャンプして藁に着地するやつね。あの~近代兵器やムフフな本を駆使して儀式する傭兵じゃない方のやつ。

 

そんなわけで…

 

 

「ゲッギャッギャ…」

「ギャッギャ」

「ゲヒャッ」

「キィーッキィーッ」

 

「プギィー!!」

「フギーッ…フギーッ…」

 

見つけちゃった♡

 

山の中、木々を切り開いたのであろう広場的なサムシングの場所でナニやってるゴブリン達。

 

んまぁ絶賛おせっせ中だ。しかも相手はイノシシときた。マジかよ…女居なかったらイノシシのメスでもいいんかお前…。お前それ獣姦やないかい。いやゴブリンも割と獣よりだから異種姦なのか…?兎角割と悍ましいぞ…そんなエグ目の生態なんかお前…。さすがR18の御大ですわ。オーク、触手と並んだファンタジー三大レジェンドの貫禄ですよこーれは。

 

草むらからおっぱじめているゴブリンを見る女の図という終わってる構図からそろそろ動かないといけない。結構ハードル高いAV鑑賞をこのまま続けてもいいが、飛び入りで私が参戦させられるかもしれない…。いや私めちゃくちゃ敵意向けられるから私が見つかった途端、R18がR18Gに早変わりするんだけど。

 

だがここで問題が一つ出てくる。

 

どうやって殲滅するかだ。正直な所、ゴブリンに犯されたイノシシを食べたいかと言われたらNOと答える。なんかいやじゃん…?いや肉は汚されてないだろうか食べるは食べられそうなものだが…。かといってゴブリンが触ってたイノシシ肉です!とか言われると、お、おぅ…とドン引きするしかない…。だからイノシシ諸共殺すことは決定だ。無難に【結晶吐き】…いや、ここは森。障害物も多く、他の動物も呼ぶかもしれない。割と騒音と結晶をばら撒く害悪さを持っていて、口から吐くこと以外は相手を傷つけることに特化した良コスパ魔法である。最大の欠点が口から吐くために、射程距離が自分を中心にしたものであるということだ。自爆魔法かな?自分に被害はないんだけれども。

 

射程がそこそこあって、かつ騒ぎにならず範囲殺傷が出来る魔法というと…魔導書の目次からペラペラと捲って探していく。自動索引とかあればいいんだけど、この魔導書は意思を持つ癖にそういったことをやりたがらない。ページを指定すれば開いてくれるのに、なんかいっぱい殺せる魔法!とかいっても開いてくれないのだ。たぶん該当する魔法がいっぱいあるから一つに絞り切れないのだろう。

 

ほーん…あった。これだな?【結晶吐き】に連なる魔法だがこっちのほうが威力は落ちるが汎用性は高そうだ。私は魔法を発動準備に入った。

 

「魔導書、30ページ」

 

『黎明期の結晶。揺らめく裂傷、見えない欠片、息を伝う結晶、結晶の魔法は黎明期を境ににとある性質を獲得した。人から人へ、空気を伝って無差別に伝達する感染の性質である。

 

結晶は術者を傷つけることがない。それならば、術者の被害を無視した性質を持たせることができれば無類の殺傷能力を得たということになる。黎明期、【結晶吐き】を祖とする源流派から分かたれた一つ。結片派と呼ばれる派閥が作り上げた魔法。術者を感染源とし結晶の病を周囲にばら撒く。気を付けよ、病を齎す白い息に

 

結晶の章、第四編、黎明期の発展』

 

「【結晶の病吐】」

 

はぁ~…と口から白い息を吐く。その息は中に煌めく何かを伴っているが…すぐに空気中に溶けて消えた。もう一度深呼吸し、息を吐く。はぁーーーーーーーー……、散布、ヨシッ!

 

あとはゴブリンが罹患するのを待つだけである。感覚的にゴキブリホイホイというか、バルサンみたいなノリだ。私はバルサンだった…?まぁバルサンって威力じゃないんだけど。

私が使った【結晶の病吐】は自分の身体、もっというと息に結晶を混ぜ込んでばら撒くという無差別殺傷魔法である。息に結晶が混じるようになって、吐いた息の方向に散布され、空気を伝って、相手の口腔や鼻腔から肺へと侵入し、咳、吐血、肺の痛み、喉の腫れとそれに伴う呼吸困難を引き起こすというエグ目の魔法だ。内臓が強靭な生き物だと効かないこともあるが、大体の生物は効くのである。こればら撒いてるだけで勝てる。

 

え、じゃあなんで火あぶり事件のときとか使わなかったのって?MP消費が激しいからだよ…!息をするたびにMPを削るのだこの魔法は…。私は頻繁に魔法を使っていて、MPという概念にぴんと来ないんだろうが、それは魔導書を介しているから消費MPが少なく済んでるだけである。少なくてもMPは消費しているし、この【結晶の病吐】は発動時にMPを消費すれば終わりの【結晶吐き】や【殻人纏い】と違って、息を吐くたびに消費する継続消費の魔法だ。

 

後言っとくと、この世界でMPが切れると気絶するのでそのまま凌辱一直線だから、MPを切らしてはいけないとされている。三割切ったら逃げろと言われるくらいだ。私の今のMP?数値にするなら大体70/100じゃない?大体7割残ってる計算である。【征地開拓】が10消費、【結晶の病吐】が継続5消費で合計20使った計算になる。そんだけ消費していいの?と思うのだろう。まぁ見てなって。

 

草むらで待つことしばし

 

「テッテレー、討伐終了―!」

 

見たまえこの惨状を…!ゴブリンが5体、イノシシが3体、そのすべてが口から血と泡を吹いて死んでいる。いや~罹患してる途中もえぐかったよ~!描写しないけど。だってゴブリンが咽て咽て、血を吐いて、苦し気に顔を真っ青にして、転がりながら、手を虚空に伸ばして息絶えていく様はもう…毒ガス訓練のそれだ。

 

私はゴブリンから討伐証明たる牙を抜き取って、イノシシの方も討伐証明たる牙を抜いて後は埋める。猪だけはばらして、毛皮を敷物に手ごろなサイズにちっさくした生肉を置いておく。野生動物の礼儀みたいなものである。ここに住む山の主に、献上品として用意しておくのだ。別に山の主が食べなくてもいい。まぁここらに居る肉食動物がこの生肉を食べて満足したら、私を襲わないでねというアピールでもある。こういうのが大事なのだ。挑発をかました新参者だが、地域を取り仕切るボスに逆らわないことが長く生きるコツ…!弱い奴にイキって、強い奴に遜っていくのが私のムーヴである。

 

よしよし…私はいい感じにばらして並べることができたので、魔導書をまた開く。【血の導き】はまだ反応している。狩りはまだ終わっていないのだ。次なるゴブリングループを探し…私は森へと消えた。

 

 

 

 

 

 

 

 

フゴッフゴッフゴッ……フーッ………

 

プギィィィィイイイイイィィィィィイイイイィィィイイィ!!!!!!!




山の主って誰やろなぁ…()
でももし仮にもしかしたらのifのお話として、山の主の同族のメスが殺されて無残に解体されてたらどんな気持ちになるんやろなぁ…()



はい

2024/05/20
2024/05/20の活動報告にて、ちょっとした投稿に関する報告がございます。よろしくお願いします。

投稿時間に関するアンケート

  • 朝、8時の投稿
  • 夜、18時の投稿(今まで通り)
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。