妹紅廻戦   作:お猿さん

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テスト期間中だったんだ

寛大な心で許してくれたまへ(傲慢)




術式の名前〜呪法の方がいいかと思って変更しました


第二話 平安の時代

 

 

 

あれから暫くした後、身体中を巡っている何かの存在に気がついた。この力の使い方はまるで最初から知っていた様に楽々と使える。なんとなく唸ってみると

 

身体から炎が出せる様になった。

 

 

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あの出来事以来、私の存在が噂される様になった。

 

曰く、業火とともに生まれた妖怪

 

曰く、白い不滅の怪物

 

曰く、恐ろしい化け物

 

等々...

 

噂のせいで都から討伐隊を組まれ襲われた。しかし炎の力の練習台には丁度いい。うまく加減をして誰も死なない様に逃した。

 

逃したせいで噂が更に酷くなった。何が笑いながら炎を撒き散らす妖怪だ!勘違いも甚だしい!

 

 

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最近都が遷都したらしい。同じ山背国(やましろのくに)だが前の都と結構近い。

 

 

輝夜を探す旅をしていると何やら私と同じ様な力を持った妙な人間から戦いを挑まれた。軽く遊んでやるとすぐに降参してしまった。炎を出して脅したらこの力のことを教えてくれた。

“呪術”と言うらしい。身体を巡っているのは呪力、そしてこの炎は術式という。業炎呪法とでも名付けようか。そして術式を使える者達、其れらを呪術師と呼ぶ。そしてその呪術師の敵対勢力が呪詛師という。(もしや私もその呪詛師達の中に入っているのか?)

 

他にもそこら中にいる普通の人間には見えない奴ら、呪霊という呪術でしか殺せない化け物だ。

 

色々聞いた後その人間はあの(恐怖の感情)を向けながら狂った様に走り去っていった。

 

 

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毎日毎日術式を使う。焚き火起こし、呪霊退治、料理、その他諸々

使うたびにより滑らかに、円滑に、円転自在に力を使える様になった。

 

 

数十年経った。時間が経つのは早い。私にとって時間とは無限に等しいモノだ。もう術式をほぼ完璧に使いこなせる様になった。

 

盗賊、追い剥ぎなどの悪人を殺すのを躊躇わなくなった。今までは人間だからという理由で殺さずに逃していた。しかし、逃した奴がまた仲間を呼んで懲りずに襲ってくる。仕方のない事と割り切って襲ってくるものは躊躇わず殺すと誓った。

 

 

また退屈になってしまった。今までは呪術(新しいおもちゃ)をいじっていれば退屈せずに済んでいた。だが呪術を極めてしまった今、また暇つぶしの道具を探さなければいけない。

 

 

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近頃、両面宿儺という天災の様な呪詛師がいるらしい。様々な呪術師が正面から挑み、全てが返り討ちにあったという。

その時私は少し調子に乗っていた。

 

『私なら倒せるのでは?』

 

不老不死という絶対的な安心感、今まで呪術を使い術式を持っている呪霊や人の言葉を話す高位の呪霊等を祓ってきたからだ。

 

『両面宿儺とかいう呪詛師を倒せば少しは噂の誤りを正せるかもしれない!』

 

さっそく向かってみようと思いすぐさま行動を開始した。

 

 

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宿儺side

 

 

呪術師(蟲ケラ)を殺し、裏梅に料理させる。流石に雑魚共を相手にするのも面倒になってきた。だが肉が尽きないことはいい事だ。

 

「裏梅、早く作れ。」

 

「ハイ、宿儺様!」

 

 

 

豪ッ

 

 

 

南の方角から何かが飛んでくる。

「それ」は両面宿儺()の目の前に降り立った。

白い髪、白い肌そして紅い眼。背中には羽根の形をした炎

 

「宿儺様!」

 

すぐさま裏梅が反応し、『それ』に対して術式で氷を出し攻撃する。

 

氷凝呪法 『直瀑』

 

しかし、『それ』に近づいた瞬間全て溶け、水になった。

 

「なっ!?」

 

「邪魔だどけ。」

 

『それ』が炎を出す。俺の(カミノ)と同等かそれ以上の火力。業火があっという間に裏梅を包み込んだ。

 

「ケヒッケヒヒッ、いい、いいぞ小娘貴様名は何という」

 

「妹紅、藤原妹紅(ふじわらのもこう)だ。」




妹紅を退治にしに来た一般モブ呪術師散々脅されて可哀想;;
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