見た目が踏み台だからと言って、中身も踏み台だとは思うなよ?   作:蒼天 極

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ちょいと寄り道させていただきます。


250話記念、オリヒロインについて語ろうの会

 次の出撃に備え、色々と準備をしていた転生者3人は再びとある部屋に集められた。

 

【250話記念、オリヒロインについて語ろうの会】

 

 ヤ「おいなんだこれ? ……てか前にもこんな事あったような?」

 

 レ「この部屋入って思い出したけど、確か200話のタイミングで作者が、俺についての解説企画やりやがっただろ? だから250話ってキリのいいタイミングでまた解説企画やる事にしたんだろ」

 

 ひ「オリヒロイン……もしかしてひなのことかな? ……あ、紙が落ちてる。えっと……うん、やっぱりひなについてみたい」

 

 ヤ「どれどれ……俺の時と同じで誕生秘話と……俺と出会う前の一年間は何してたかを話さないと出られない……あれ? 転生前じゃないんだな」

 

 ひ「ひな生まれる前のことはもうよく覚えてないもん……でもれお君に合う前のお話か〜……」

 

 レ「あ、すっごい嫌そう。そう言えば俺と会う前はいい思い出があんまりないんだっけ?」

 

 ひ「うん」

 

 レ「作者め……250話記念だからとひなちゃん虐めやがって。イルマの前に作者をサメの餌にしてやろうか……」

 

 ヤ「落ち着け、作者が死んだらこの世界が止まってしまうぞ!?」

 

 ひ「れお君も生まれる前のことお話ししてくれたし、ひなだけお話ししないのもダメだもんね。それじゃあ解説からやっちゃおう!」

 

 

 ひな誕生秘話

 

 

 ひ「えっと……実は転生者組の中で一番最後に設定が作られたのはひなみたいだね」

 

 ヤ「そうなのか? てっきり二番めくらいだと思ってたが……」

 

 ひ「この作品では、踏み台になっちゃったレオ君がオリ主のヤマト君と共闘戦線を張ることにしたけど、このままじゃ共同戦線を張るには難しいねってなったみたい」

 

 ヤ「それはまたなんで……あぁ、つまりは橋渡し役が必要だったってことか」

 

 レ「そうだね。確かに本格的にヤマトと絡むようになったのは、ひなちゃんに翠屋のお手伝いをヤマト共々頼まれてからだし」

 

 ヤ「つまりそう考えると、ひながあの時レオを紹介しなかったら、原作の方はそこそこヤバい方向に進んでたかもしれないんだな」

 

 レ「まぁどっちにしても小学校では会ってただろうけど……当時はニコポナデポあったし、ここまで一緒に行動することは無かっただろうね」

 

 ひ「えっへん! そして作者さんが一番苦労したのはひなの性格みたい」

 

 レ「橋渡し役の前提条件は、踏み台である俺を警戒しない事、そして誰とでも仲良くなれる事だったからね」

 

 ひ「うん。そして作者さんはなのちゃん達が精神的に成熟してるから、精神的に成熟してない年相応の子を混ぜても面白いかもって事で、転生前を踏み台について分からない小ちゃな女の子にして、甘えん坊な性格にしたんだって」

 

 ヤ「なるほど。確かに前世が幼女なら踏み台の存在を知らないから、レオがいても警戒なんてしないだろうし、甘えん坊な性格ならなのは達も積極的に面倒見るだろうし。橋渡し役としても最適だよな」

 

 ひ「そしてグレアムお爺ちゃんとひなの関わりについてだけどね」

 

 レ「祖父と孫設定だね? でも正直あの設定いるか? あの設定のせいでひなちゃんA's編で曇らせがあったんだし」

 

 ヤ「ここの作者ドSだからな。ひなを泣かせたかったんじゃないか?」

 

 レ「泣カセタカッタダト? マジデ許サン」

 

 ひ「れ、れお君落ち着いて! ひなをグレアムお爺ちゃんの孫にしたのは……ええっと、ええっと……ちょっと説明が難しいよ」

 

 ヤ「ん? なんか紙が降ってきた。……なるほと、作者曰く守護騎士とは無印とA's編の途中で仲良くなるって決めてたらしいけど、そのままだとA's編は守護騎士の魔力募金と管理局に捕捉されないようにしながらの蒐集の手伝いになりそうだったから、グレアムを暴走させないと行けなかったみたいだな」

 

 レ「魔力募金で良かったような気がするけどな。……てかその前に俺が闇の書を夜天の書に修理しただろうし」

 

 ヤ「そんな事したらツヴァイの生誕フラグが立たないかららしい。だからグレアムを暴走させて闇の書を完成させるためなら手段を選ばないようにして、最終的に闇の書を破壊するように持っていく必要があったみたいだけど、流石にクロノの父親だけじゃ動機としては不十分。だからひなをグレアムの孫にする事で、グレアムの行動にある程度の動機を持たせる事にしたらしいな」

 

 レ「なるほど。娘から蒐集したのに、今度は孫から……闇の書許すまじってか」

 

 ひ「どんな理由でも誰かを傷つけてまで目的を達成するのは良くないよ……」

 

 ヤ「まぁあれはやり過ぎだしな。おかげでレオとひなが喧嘩する羽目になったし。……おっと喧嘩と言えばひなの戦闘スタイルについても解説しないとな」

 

 ひ「うん。ひなのコンセプトが天使だったから、ひなの転生特典は翼と回復ってすぐに決まったみたい。そして戦い方は基本的に魔法の先生のレオ君の戦い方をベースに、リニスとの練習で自分なりの戦い方に昇華したんだよ」

 

 ヤ「レオがデバイスでやることをひなは翼で再現してやってるからな。……でもそのせいかひなの戦い方をレオがパクったって管理局で噂になってんだよな」

 

 ひ「え、そうなの!? ご、ごめんねれお君!!」

 

 レ「気にしないでいいよ。俺がひなちゃんに魔法教えたんだから戦い方が似てるのはしょうがないし。……それにしても普通逆じゃないか? ……いや、多分俺のことをよく思ってない連中が流したりしたとか? 夜天の書窃盗事件が終わったら調べてみよ」

 

 ヤ「あとひなの切り札と言ったらロイヤルホープを使ったプリンセスフォームへの変身だよな? あれについては製作者のお前に聞いた方がいいか?」

 

 レ「おう。と言ってもひなちゃんってイメージ的にプリキュアっぽかったからプリキュアの強化フォームを再現しようと思っただけだよ。プリンセスにしたのはフリフリのドレス着たら可愛いだろうなって思っただけ。……言ってしまえば俺の趣味だな」

 

 ヤ「お前の趣味かよ!?」

 

 ひ「でもあの姿気に入ってるよ? 可愛いし。あ、そう言えばさっきアップデートしてるって言ってたよね? どんなアップデートをしたの?」

 

 レ「使ってからのお楽しみだよ」

 

 

 レオに出会う前のひなについて

 

 

 ひ「むぅうう……本当に言わなきゃダメ?」

 

 ヤ「まぁ言わないと出られないだろうしな」

 

 レ「おい開けろ!! 言いたくないこと言わせようとすんじゃねえよ! とっとと解放して夜天の書と魔心レプリカを取り返しに行かせろ!!」ガチャガチャ

 

 ひ「だ、大丈夫だよれお君! 手早く済ませちゃうから!! えっと……ひなが生まれ変わった後なんだけど、ママとパパは生まれ変わる前の記憶があるって知っても笑って受け入れてくれて……でも幼稚園じゃそうじゃ無かったんだよね。嘘つきとか気持ち悪いとか言われちゃって……」

 

 ヤ「なるほど、転生なんて普通あり得ないこと。だから受け入れられなかったんだな?」

 

 ひ「うん。それで仲間外れにされたりとか、意地悪な子に叩かれたりとかして……れお君と会うちょっと前に幼稚園やめたの。それでしばらくはお家でお手伝いとかテレビとか見てたんだけど、ママが魔法の練習は気晴らしになるよって言ったから……」

 

 ヤ「魔法の練習をしに行ったところでレオに会ったんだな?」

 

 ひ「うん。魔法が上手く使えなくて泣いてたところで、教えてくれて遊んでくれたんだ。それにれお君もひなと同じで生まれる前の家の記憶があったから……」

 

 ヤ「だからレオに懐いたんだな」

 

 ひ「うん! れお君のおかげで自信が湧いてきたから、公園に遊びに行ってそこのベンチでボーッとしてたなのちゃんとお話しするようになって仲良くなって。その後なのちゃんがヤマト君紹介してくれて、ヤマト君となのちゃんにれお君を紹介して。れお君と仲良くなってから毎日がすっごく楽しくなったんだ!!」

 

 ヤ「良かったなひな」

 

 ひ「うん!! ……そう言えばひなをいじめてた子達も同じ小学校に行ったんだけど、途中からやめちゃったんだよね。……どうしてだろ?」

 

 ヤ「……おいレオ?」

 

 ヤマトがレオの方を向くと、レオはいい笑顔でひなちゃんの耳を塞ぐ。

 

 レ「俺は何もしてないよ。またひなちゃんを虐めようとか計画立ててたところに偶然居合わせたから、龍帝院を上手く言いくるめて襲わせた後に、ありもしない噂を流しまくってなんて無いからね?」

 

 ヤ「確信犯じゃねえかお前!?」

 

 レ「でも転校せざるを得ない状況には追い込んで無いんだよね。……まぁすずかちゃんもその時聞いてたから……」

 

 ヤ「なるほど。月村家の権力か!?」

 

 レ「てかうちのひなちゃんを幼稚園の頃に虐めてたんだから、それくらいしても良いじゃんか。これで虐められる人の気持ちがちょっとは分かっただろ」

 

 ヤ「全くもってその通りだよくやった! ……おっと本音が出てしまった」

 

 ひ「ねぇれお君いつまで耳塞いでるの? ひなもお話ししたいよ〜」

 

 レ「あぁ、ごめんごめん。……おっと、鍵が空いたみたいだね」

 

 ヤ「お、本当だ。雑談は終了! そろそろ出撃の時間だし、さっさと出て残りの準備を済ませるぞ!」

 

 ひ「お〜! 前はひな負けちゃったけど、今度は負けないもんね!!」

 

 レ「さーて、デバイスのアップデートまだ終わってないから、一気に終わらせないとな〜」

 

 

 そう言いながら部屋を出て行った一行。

 部屋を出た瞬間に部屋での記憶は無くし、何事もなかったように準備を再開したのだった。

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