仮面ライダーW ifSTORY 仮面ライダーウィンディア   作:凌哉

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贖罪として友と約束していた世界を巡る旅に出た牧斗は水の都でその街を守るライダーと出会う


第2話水の都/水を纏いし戦士

風都を出てから丸2日が経ちやっと次の街に辿り着いた。

「ここが水の都、アクアシティか」

街には水が溢れていた。

「電力まで水の力、水力発電か〜まぁ、せっかく来たんだ街を見て回りますかね」

俺は街を見て回り街の人に声を掛ける

「こんにちは、この街は始めてで何か有名なものとかありますか?」

「この街は名前の通り水が有名だよ!常に綺麗な水が溢れていてね、この街の水を使って作られた料理は絶品だよ!煮込み料理が特にね。このさき100か150メートルくらい行った一軒家を改装して作られた店に行ってみるといいよ」

「ありがとうございます。さっそく行ってみます」

俺は街の人に頭を下げると再びバイクに跨り教えられた店を目指す。

そして店まであと少しという所で俺の耳に悲鳴が聞こえて来た。

「はぁ〜、この街もなんか厄介事抱えてんのかな〜」

俺は悲鳴が聞こえて来た方向へバイクを向け走らせると人が襲われていた

「なんだありゃ?化けダコ?まぁ、なんでもいいや!」

俺は怪物に向かってバイクで突っ込んでいき怪物を跳ね飛ばす。

「ぐはぁっ!」

化けタコは醜い悲鳴と共に吹き飛んだ

「おい化けダコ、そこまでにしておけよ!」

「んだと!?何者だてめぇ!」

「俺が誰かなんてどうでも良くないか?化けダコさんよぉ〜」

「俺は化けダコじゃねー!デスオクトパス様だ!」

「どの道タコじゃねーか!」

「うるせえ!」

デスオクトパスが触手を伸ばして攻撃してくるが俺はその場を転がって躱しドライバーを装着する

「おい!化けダコ!俺は今かなり虫の居所が悪い!手加減なんか出来ないからな!」

俺はメモリを取り出し起動する

『WING!』

俺はメモリを持った手を高く上げる

「変身!」

メモリを装填しスロットを倒すと電子音と共に大型の青い鳥型のエネルギーが全身を覆い青と白の羽が舞い散るのと共に真っ青の装甲に白いマフラーを靡かせた戦士が現れる

「仮面ライダーウィンディア!俺が全てを救う!」

「お前…霊装士だったのか…?」

「霊装士?なんだそりゃ?俺は仮面ライダーだ!」

俺はデスオクトパスに向かって行き蹴り飛ばす

「がはっ!」

俺はその蹴りを起点とし徒手格闘で攻める

「決め手にちょっと欠けるからな〜武器が欲しいぜ!」

(決め手に困ったら翼を広げて風切羽を1枚引き抜け)

俺はフーマが言っていた言葉を思い出し翼を広げるイメージで両手を広げると翼が現出した。俺はそこから風切羽を引き抜くと

羽を模した剣に変わる

「なるほど、そういう事か!この武器はさしずめウイングエッジって所だな!」

俺はデスオクトパスが繰り出す槍のように鋭い触手の一撃を躱し続けろ目の前に迫った触手は斬り払い接近し斬りつける

「オラァ!」

「ぐああ!」

デスオクトパスは斬撃を受けて地面を転がる

「てめぇ〜!舐めやがって!」

デスオクトパスは自分の触手を1本引きちぎると触手は槍に変わる

「剣対槍と行こうじゃねーか!」

「上等だ!」

俺は真っ向から繰り出される鋭い突きを剣で弾き斬撃をくらわせる

「槍ってのは突いて払うもの、斬って払う剣とは相性が良いとは決して言えないぜ!」

「うるせえ!」

デスオクトパスは連続して突きを放ってくるが頭に血が上り単調になった攻撃は避けるのも容易い

「お前…本当にタコなのか?」

「んだと!?」

「タコならもっと読み辛い動きをしたり墨吐いて権勢したりとかできるんじゃねーのか?あと、毒使うとかよ!」

「搦手は性に合わねんだよ!」

「つまんねーもっと手こずるかと思ったけどこの分ならもう終わりで良いよな!」

俺はメモリを引き抜くとベルト側部のスロットに挿し必殺技を発動する

『WING!maximumDrive!』

翼が現出しその翼を羽ばたかせて風を起こしデスオクトパスを空に舞い上げると地を蹴って自らも舞い上がりそのまま下から蹴り上げる

『飛翔脚!』

「ぐあああああ!」

醜い悲鳴と共にデスオクトパスは爆散した。

俺は地面に降り立ち変身を解除すると辺りを見回してからため息混じりに呟く

「これで…少しは救えたのかな?」

そう言って俺は空を見上げたあと首を左右に振り意識を切り替える

「とりあえずメシだな」

あんな騒動があったのにも関わらず幸いな事に被害はなく人や建物は無事だった為店は営業していた。

街の人に教えて貰った店で食事を済ませた俺は満足して店をでた。

「さすがに進めるだけの事はあったな!美味かったしよ!」

食事‎を終えた俺は今日泊まる場所を求めてバイクを発進させようとした時俺の前に1人の青年が立ち塞がった。

「なんか用?」

「さっき戦ってたよね?」

「なんの事?」

俺はとぼける

「とぼけなくて良いよ、見てたからね」

「仮に俺が戦ってたとしてそれが何?」

「君は水魔教団と敵対している存在なのかい?」

「俺は旅の途中でこの街に寄っただけでその水魔教団とやらがどんな存在なのかも知らないし興味も無い、今回は偶々近くにいたから助けたってだけ」

「なら君は水魔教団と戦う気はないのか?」

「無い!俺には俺の旅の目的があるし一々行く先々の厄介事に構ってられるかよ!」

「君はそれでも霊装士なのか!?霊装士なら人々を様々な脅威から守るのが役目だろ!」

「知るか!さっきも言ったが俺は旅の途中で偶々偶然この街に立ち寄っただけだ!霊装士だか霊戦士だかなんだか知らねーが俺はお前とは違うんだよ!分かったらそこどけ!」

「どかない!」

「あぁ?」

「僕はこの街は守る霊装士だ!君がこの街の脅威になり得るならこの場で君を倒す!」

青年は1歩下がるとその手にドライバーを出現させ腰に装着する

『天鏡ドライバー!』

ドライバーから音声が発せられると青年は手の平サイズの手鏡のようなアイテムをベルトの中央に装填する

『ウンディーネ!』

「開鏡!」

鏡のようなアイテムを固定するようにベルトを内側に引くとベルトは台座、鏡は祀り上げられる神具のような形になり

鏡から水が溢れ出て水色を基調とした装甲が纏われ額に赤い宝玉が輝く水の戦士が現れた。

「霊装士ディーネ!あなたを浄化します!」

「それが霊装士ってやつか!おもしれぇ!」

俺も負けずとドライバーを装着しメモリを起動する

『WING!』

俺はメモリを持った手を高く上げる

「変身!」

メモリを装填しスロットを倒し仮面ライダーウィンディアへと変身する。

「仮面ライダーウィンディア!俺が全てを救う!」

水を纏いし戦士と贖罪の翼のライダーがここに邂逅する!




2話目です。水の都のライダーとの出会うとウィンディアの水の都出の初戦闘になります。次回はディーネとの戦闘を経て共闘し新たな力に目覚める形で書いていきますのでお楽しみに

次回「水神の加護/水の力」
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