仮面ライダーW ifSTORY 仮面ライダーウィンディア   作:凌哉

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水の都での戦いは終わりを迎え新たな旅立ちを迎える


第4話決戦/そして旅立ち

ウィンディアVSエビルクラーケン

 

俺は螭をディーネに任せエビルクラーケンを相手取る

「勝負だ触手野郎!」

「エビルクラーケンだ!」

俺はクラーケンを相手に槍を振るう

エビルクラーケンは自らの触手を使い上手く攻撃を逸らす

「やるな!触手野郎のくせに!」

「エビルクラーケンだと言っている!」

「あのタコ野郎野郎よりは歯ごたえがあるぜ!」

「デスオクトパスの事か…アイツはワタシより弱い」

「だろうな!」

俺は槍を振るい触手を薙ぎ払い突きをぶつける

「お前は武器使わないのか?」

「お望みとあらば」

エビルクラーケンは触手の1本を剣に変え構える

「あの時とは逆になったけど、剣対槍といこうじゃねぇか!」

「いきますよ!」

先に動いたのはエビルクラーケンだった剣を構えて向かってくる

俺は槍で攻撃を受け止め背についた噴射口から水を噴射し勢いをつけて突撃する

「くらいやがれ!スプラッシュインパクト」

水圧の勢いが加わり威力の増した槍の一撃にエビルクラーケンは耐えきれず吹き飛ばされる

「ぐああああ!」

「こんなもんじゃねんだろ!えぇ!触手野郎!」

「エビルクラーケンだと何度も言わせるな!」

エビルクラーケンは立ち上がり再び剣を振るうが俺は背中の噴射口を利用し体制を変えその攻撃を躱し槍で突き薙ぎ払う

「触手使うならタコやイカみたく墨でも吐けよ!毒使うとかしろよな!そんなのも出来ないんじゃああのバケダコと同じだぜ!あいつよりは歯ごたえはあるけどよ!」

「ならお望みの通りにしてあげましょう!」

エビルクラーケンは毒の墨を吐き出す

俺は手を前に突き出し手のひらに水を集めて放つ

「スプラッシュバスター」

手のひらから放たれた超純水が毒の墨を跡形もなく消し去る

「もういいや、お前、つまんねぇ」

俺は槍にメモリを装填し必殺技を発動する

『SPLASH!maximumDrive!』

槍全体に超純水が纏われて1本の長槍となる

俺はそのまま水圧で空高く舞い上がり槍を投擲する

「スプラッシュスターインパクト!」

水を纏った槍がそのままエビルクラーケンを貫いた

「この…ワタシが…こんな所で…」

その言葉を最後にエビルクラーケンは水が弾けたように爆散した

俺は地面に突き刺さったままの槍を引き抜くとディーネの戦っている方向に足を向けた。

 

ディーネ視点

 

2本の刀を振り螭を相手取る僕は苦戦を強いられていた。

「くッ…攻めきれない!」

螭は大刀を振り回し自分の間合いを保ち必要以上に仕掛けず相手の出方を伺いつつ攻める

対するディーネは2本の刀をまだ上手く扱いきれていないように見受けられる

「まだ刀の振るい方がなっていないぞ!霊装士!」

手に持った大刀を振り抜く螭に対し刀を交差させて護るディーネ

「くッ…僕が上手く刀を扱えないせいで…」

刀を構えなおし螭と睨み合う中でまさにそのままの意味で横槍が入る

螭は咄嗟に大刀の腹で受け止める

「ディーネ!グダグダやってんじゃねーよ!」

「ウィンディア!」

「邪魔をするな!」

「うるせぇ!」

体制を低くして大刀を躱し槍を突き上げ螭の体制を崩しそのまま蹴りを入れて距離を開ける

「ディーネ!刀上手く扱えねぇならワダツミに身体制御任せてみろよ!」

「え?」

「力を借り物と捉えるな!自分と一心同体であると考えれば力は応えてくれる!」

「わかった!」

僕は目を閉じ体の力を抜き深呼吸してからドライバーに触れる

「ワダツミ様、僕では上手く2本の刀を扱うこと敵いませんのでお願いいたします!」

(心得た!)

僕は天鏡ドライバーの両端を引き鏡を押し込み形状を変える

「モード神装!」

複眼が水色に変わり刀を構える姿勢も大きく変わる

「いきますよ!」

刀を肩の辺りに構え突進し一の太刀を浴びせあえて動かさなかった二の太刀を一の太刀とは反対にバツ印を刻む要領で斬りつける「ぐッ…ぬぅ〜おのれ〜!」

「まだまだこんなものではございませんよ!水影流!2刀の型1ノ章流水!(ながれ!)」

十字斬りを浴びせ蹴りを入れ距離を開け腰を落とし片方を前に片方を腰の辺りに据え構えを取る

「俺を忘れんなよ!水蛇野郎!スプラッシュスティンガー!」

水を纏った強力な連続突きが螭を襲う

「ぐはあああ!おのれ〜!」

螭は大刀に水を纏うと力任せに振り向き俺達は躱しきれずにまともに攻撃をくらい吹き飛ばされる

「クソが!あの大刀何とかしねーと近付けねーぞ!」

「我があの大刀を弾きましょう!貴方の槍であの武器を破壊するかせめて手から弾けませんか?」

「やれねーことはないがスプラッシュじゃあ難しい!でもあの野郎を相手取るのには槍の方が都合がいい」

「貴方のあの技スプラッシュスターインパクトでしたか?あの技の下位互換の技で構いません槍を投擲する技を使ってください」

「わかった!やってやるよ!その代わりちゃんと攻撃を弾けよな!」

「お任せを!」

ディーネは構えを取り再び一直線に突進し接触する寸前のところで跳躍すると大上段からの2刀の一撃を食らわせるとそのまま鍔迫り合いに持ち込む

「技はあっても力は我の方が上ぞ!」

ジリジリと押し込まれる

「このまま水の刃で斬り裂いてやろう!」

大刀に再び水を纏うとさらに力を込めて押し込みにかかる

「ぐッ…」

「ディーネ!離れろ!」

一瞬こちらを振り返りそのまま鍔迫り合いを解き型を発動する

「水影流2刀の型1ノ章2番!水龍波!」

龍を象った水の一撃が螭に襲いかかり体制を崩す

「いくぜ!スパイラルストライク!」

水を渦の形状として槍に纏い大刀を持つ螭の腕目掛けて投擲し大刀を弾き飛ばす

「!?我が刃が!?」

「決めるぞ!ディーネ!」

「はい!」

俺はメモリをベルト側部のスロットに装填し必殺技を発動する

『SPLASH!maximumDrive!』

 

ディーネもドライバーの両端を2度引っ張ると音声が鳴り響く

 

『全霊力展開!必殺天技発動!』

 

「必殺天技!纏い!水神霊装脚!」

 

「スプラッシュスタースマッシュ!」

2人のライダーは水圧を利用して跳躍し蹴りを入れる

「まだだ!もう1発!上下から行くぞ!」

「はい!」

俺はWINGメモリに戻し必殺技を発動する

『WING!maximumDrive!』

「飛翔脚!」

「全霊力展開!纏い!水神霊装脚!」

2度の必殺技を受けても螭は満身創痍ではあるが立ち上がった

「2度も必殺技を受けてまだ立てるのか…」

「正直驚きですね…」

「こうなったらやりたくねーけど奥の手っきゃねーな」

「奥の手?」

「メモリが2本ないと使えないけど、不可もその分でかい諸刃の剣だ」

「一か八かってやつですか!悪くないですね!我も危険を承知で本気の本気でいきましょう!」

「ぬぅ〜おのれ〜!おのれ!おのれ!おのれー!許さぬぞ!」

螭は巨大化し真の姿とも言える四足歩行で蛇のような鱗、そして角を持った姿になる

「おいおい!なんだありゃ?サンショウオと蛇と龍が合わさったキマイラってか?」

「いえ、伝説上は螭は四足歩の毒龍とも言われていますし水神とも言われていますのでおかしな姿ではないです」

そう話していると螭は毒を吐いて攻撃して来る

俺は飛翔して躱しディーネは超純水で無力化する

俺達はお互いの武器を駆使して螭にかすり傷程度だがダメージを与えていくが俺はすんでのところで攻撃を躱しきれずに尻尾に弾かれ攻撃をもろにくらう

「ぐッ…!」

「ウィンディア!」

「よそ見すんな!」

螭は隙を見逃さず前足を振り上げディーネを押し潰そうとするが水幻影を使い上手く避ける

「拉致が開かない!一気に決めたい所ですけどそうもいかない」

「もう少し待てよ!一か八かなんだ!俺の翼が起こせる最大風力と散水のスプラッシュの力を掛け合わせる必要があるからな!」

「信じてますからね!」

「誰に言ってる!お前こそやられんなよ!」

「ええ!もちろん!」

もうい二手に分かれて螭を攻撃するが鱗に阻まれて大きなダメージは通らない

「せめて数枚で良いから鱗を剥がせれば…奥の手はあまり使いたくないんですけどね…仕方ない!」

ディーネは刀を連結させ1本の長太刀に変えると薄く刀全体を包むように超純水を纏わせると軽く深呼吸して周りの空気に干渉すると空気中の水分が凍りつき刀背が凍っていく

「氷刀刃!」

螭を横1文字に斬りつけると螭の皮膚が凍りつき鱗が何枚か剥がれ落ちる

「よし!ウィンディア!鱗が剥がれた!今ならいけるはずだ!」

「上出来だぜ!俺じゃあ鱗を剥がすのにも一苦労だったからな!」

俺は距離を取りつつ螭の前に立つとウイングエッジにメモリを装填する

『WING!maximumDrive!』

「もういっちょ!」

ベルト側部にスプラッシュメモリを装填する

『SPLASH!maximumDrive』

俺を中心に風が巻き起こり風に舞い踊るように水がさらに周りを包む

「いくぜぇ〜!颶風水化!」

風と水のが一体となり全てを切り刻む刃となり螭を包む

「風に乗れ!ディーネ!」

「心得た!」

颶風水化にのまれ空高く舞い上げられた螭をディーネの刃がさらに斬り裂くとその渦にのまれたまま螭はバラバラになって消滅した

「勝った…のか…?」

「その…ようで…」

2人のライダーはその場に倒れると変身が解ける

「あんな化け物がこの街にまだいやがんのかよ!大変だなお前も!」

「まだ終わりじゃないのが、辛い所ですね…」

「まぁ、今は…今だけは勝利に歓喜しようや!」

「そうですね…そうしましょう!」

2人はその場に倒れたまま笑いあった。

 

次の日

 

戦闘後の後遺症という程でもないがあの後俺達は2人して全身痛む体を引きずって泳流の家に戻って身体を休めたおかげで何とか動けるくらいには回復した。

「行っちゃうんですね」

「俺はまだ旅の途中だ、またこれから先も続いていく未来で俺はいつかの明日を目指すんだ」

「そのいつかの明日には貴方の旅が終わってるといいですね!」

「終わりはないさ、終わらせることは出来るがな!」

「…そうですか…牧斗君、また会えますか?」

「…そうだな…お前が一人前の誰もが認める霊装士、いや、仮面ライダーになったらまた会おう!」

「約束ですよ!」

「あぁ!」

俺達は拳を合わせて再会を約束し俺は旅立った。

次の街に待つのは傷を抱えながらも街を護る炎の女戦士かはたまた異形の力を借り受けて人々を護る刃の戦士か…ウィンディアの旅はまだまだ始まったばかりである。

 

 

 

 

 

 

 

 




次回は炎の女戦士か異形の力を借り受けて人々を護る刃が戦士かまだ決まっていませんがどちらかは近いうちに決めて投稿しますのでお楽しみに!
とりあえず次が決まるまでの間に後日談ということで!
次回「旅の途中で/ディーネのその後」
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