1,ブラックマーケット事変
私、
________時間は遡って3時間前、現在時刻17時
「ホシノちゃーん!ブラックマーケットでまた物色してくるねー!」
「あっ! 待て!」
「嫌だよー! 一か月楽しみに待ってたんだから、しかもバイトも31連勤したし……いいじゃん!?」
私はアビドス高等学校の一年生、同学年のホシノちゃんと三年生のユメ先輩の三人で学校を支えている。
そしてどこからともなく声が聞こえる。
「ホシノちゃ~ん、ひぃん、手伝って~」
ユメ先輩の声だ、大体遊んでいたりするから今日は書類仕事をやらされているっぽい
「じゃ、そういうことで~」
そういい私は出口からお財布をもってブラックマーケットに行った。
________場所、アビドスブラックマーケット
「久しぶりにきたなー!さてといつものところに…」
そういい私は軽い足取りでいつもの場所へと向かう。
そこはいろいろなものが売ってある雑貨屋みたいなものだ。
「大将~久しぶり~!」
「おう、一か月ぶりだな。」
私は大将というポメラニアンっぽい犬に近づいてモフモフしている。
「ハハハ!いつも通りだな、ここ最近な、不思議なものというか不気味なものが手に入ったんだ。」
大将はそういい、懐から箱を取り出した。
「それは?」
私が質問をすると大将は困った顔で言葉を言った。
「人間の指見てぇなものだ… 不思議だよな。」
「人間の…指?」
私は息をのんだ、ここキヴォトスでは欠損なんて起こらないはずだから。
「これはお前に譲るよ、こういうの好きだろ?」
「……まぁ、そうですけど気味が悪いですね…ま、そういうのは置いといて、銃弾とかそういう系売ってある?」
「おう銃弾か…ほれ」
そういうと大将は弾薬箱を3つ取り出した
「これで8万だ、弾薬箱2つはショットシェル、もう1つは45口径だったかな…まぁ拳銃の弾だ。」
私は指が入っている箱を受け取って制服のポッケにしまう、そしてお財布から8万円をだして弾薬箱も買う
「まいどあり。」
「いつもありがとね、大将」
そうして私は大将と一緒に話をした。
「あぁ…また来いよ」
私はそれに頭をコクっと上下に動かした。
________場所、アビドスブラックマーケットの裏路地、現在時刻20時
「こんな時間に外に出るのか。 おい、財布あるだろ?だぜよ。」
「知ってんだぜ、お前何万円か持ってるだろ。」
私は、今日銃器を持つのを忘れていたらしく不良生徒にいたぶられていた。
しかも、私のヘイローは特殊でガコンという音を立ててその状況に対応するから痛くはないが、精神的にキツイ。
「ごめ、ごめんなさい、これで…許してください。」
そういい私は財布を取り出し不良に渡した。
「おーありがとなー。あ、そしてポッケにある箱もくれや」
「そ…それだけは。」
指が入っている箱なんて渡したくない、しかもこれは私が大将から無償でもらったもの。 絶対に嫌だ。
「うるせぇ!」
そういい2人いる不良の1人が私の懐に手を突っ込んで箱を無理やり取る。
中身が気になったらしく箱を開けた不良生徒は顔をしかめた。
「気持ちわりぃな。 おいお前、これ食ってみろよ、きっとおいしいかもしれねぇぞ」
「ハハハ! やばいな爪長いし色もやばい。」
そういい不良生徒は箱にしまってあった指をゴミをつまむかのように親指と人差し指でむしり取られているような付け根をもって近づいてくる。
「い、いやっ……」
私は必死に抵抗するが不良たちにより神秘が弱いのか簡単に捕まり口を無理やり開けさせられた。
「ほら、アーン」
そうして箱にしまってあった指が喉へ、食道へ、通ってゆく。
「うっ…おえぇ。」
あまりのまずさに私は吐いてしまった、でも指は出てこない。 ヘイローはガコンガコンうるさい。
不良生徒はその状況を笑っている。
「吐いたぞこいつ!気持ちわりぃ!」
「ハハハ!」
ヘイローのガコンという音をが消えた瞬間、体に痣がでた。
さすがの不良生徒も危険と思い後ずさりを始めたところで、隣の生徒の上半身が血まみれに、
「は? え?」
1人の不良生徒は隣にいた生徒が死んだことに気づかなかった、いや気づいたらダメということを本能でわかった。
不良生徒は指を食わせた生徒を見る。 そこには腕に2つの黒い横の痣と顔に10本の痣がある秤宿禰もとい化け物がいた。 月の光が当たった時ヘイローは形を変え立体化した法陣へとなった。 そして目の下には小さい目が両脇に一つずつ出てきている。
不穏な空気が漂い化け物が口を開く。
「ケヒッ、ハハハ!ああやはり、光は生で感じるに限るな」
化け物はそういい服をビリビリ破いた。
「呪霊の肉などつまらん」
「人は、女はどこだ」
「いい時代になったものだな」
「女も子供も、うじのように湧いている」
「すばらしい! 鏖殺だ!」
そういい路地裏から出ようとする化け物は急に止まる。
「人の体で何してるんだ、早く返せ」
「お前、なんで動ける」
「だって、私の体だし。」
他人からみれば裸になって一人芝居をしている頭がおかしい野郎だと思われる、だが今いる場所は路地裏、さっき死んでしまった不良生徒と腰を抜かして動けなくなっている不良生徒が一人。 目撃者はいない。
「ケヒッ、まぁよいよい。 体はいったん返すとしよう」
そういい痣が消えてゆく。
「だが、あいつを殺してからだ。」
不良生徒の腹部から血が流れ出ている、数秒たてば出血多量で死に至るだろう。
「ケヒッ、楽しめたぞ小娘。 せいぜい絶望でもしておくのだな。」
体からは完全に痣がきえ、目の両脇の下にある目はきえそこには跡が残っている。 そして体の主導権は秤宿禰へと移る。
「……ハハ、もう疲れちゃった。 でも楽しめたといえばそう、圧倒的な力。」
私は怒る、絶望する気力はない、ただただ気分がいい
「はっ、もうこんな時間!? 帰らないと…制服破かれたし、どうしよう…」
「ケヒッ、小娘。 絶望はしないのか自分の手で殺したことに。」
「……絶望はしないな、あいつらはそのくらいのことをしでかしたんだからさ。」
そういい私は不良生徒のポッケから私の財布と彼女らの財布を抜き取りアビドス高等学校へ戻ってゆく。
戻っている最中、他人に変な目で見られたがそれは気にしたら負けだと思った。
「小娘、お前を…俺の婿にしてやろう、お前の体には俺の術式が宿っているはずだ、そして俺はお前のそのヘイローの一部が欲しい。」
「婿ねぇ……その話乗った、ただ私が学校に居るときはあまり出ないでね?」
「あぁ、わかった。」
そうして私はアビドス高等学校へ戻った。
戻った直後まず最初に怒られた、なぜ上の服がないのか、次に心配された、気づかなかったが21時だったらしい、こんな夜遅くまで学校に居てくれたホシノとユメ先輩には10分間謝った。
____________後日学校に行くとホシノとユメ先輩からもっと心配された
ブラックマーケットで不良生徒が2人死んだとニュースでやっていたらしい、一人は出血多量で一人は上半身がなくなっていたと、ヴァルキューレはこの事件をブラックマーケット事変と名付けたらしい。
「こ、こわっ…生徒が2人殺されるって…」
私は嘘をついた、私の体の中でその事件を起こした張本人がいることを隠して。
頑張って続きも…グフゥ
次話宿儺を受肉させるかしないか、受肉させるならキャラを
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受肉させない! 秤宿禰の中で生きてて!
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受肉させる! 梔子ユメに!
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受肉させる! モブ男子生徒に!