津田家の末っ子   作:yakyo

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兄が入学早々生徒会に入ったそうだ

桜吹雪が舞う春の季節。

 

俺事「津田キヨタカ」と双子の姉「津田コトミ」は、中学3年になり受験の事を考えなければいけない時期になった。

 

 

「タカ兄は桜才学園に通うんだっけ?」

 

「あぁ。そうだぞ。」

 

 

そう、俺らの1歳上の兄「津田タカトシ」は私立桜才学園に入学することになった。

 

その学校は、伝統である女子高だったが近年の少子化の影響で今年から共学化するそうだ。

 

その数、女子524人に対し男子28人だ。

 

 

「そこって元は女子高だよね?タカ兄、大丈夫かな~?」

 

「人見知りするようなタイプじゃないし兄さんなら大丈夫でしょ。」

 

「むしろ人を見て興奮するタイプだもんね!」

 

「お前は実の兄を変態にさせるつもりか?」

 

 

この姉は年がら年中思春期でどーしようもない。

中学に入ってからも一緒にお風呂に入ろうとしやがる。

 

そして人の下着を平気で匂いを嗅ぐ変態だ。

 

 

「俺はなんだか、お前の将来が不安だわ。」

 

「大丈夫!!いざとなったらキヨに養ってもらうから!!」

 

「血の繋がってない彼氏に養って貰ってほしいな。」

 

 

俺がそういうと、急にコトミが止まり下を向く。

なんだ?

 

 

「え?ってことは私たちは血の繋がりのない兄妹・・・。」

 

 

っと険しい表情して自分の両手をわなわなした。

 

あ、そうだった。こいつ中二病だったわ。

 

 

「もう突っ込むのも面倒だ。置いていくからな。」

 

 

待って~!っと叫びながら追いかけてくるコトミ。

この調子で無事に卒業できるのだろうか・・・不安だ。

 

 

 

 

「おう!キヨタカ!!おはよう!!」

 

「おはようユウ」

 

 

教室で自分の机の上にカバンを置いた所で俺に近寄ってきた一人の女子。「広瀬ユウ」が軽い感じで挨拶してきた。

 

 

「今日さ、デッケーうんこ出てマジビックリしたわ!」

 

「一応女子なんだから少しは包み隠せ。」

 

 

こいつは性格的にサバサバしてるが、サバサバすぎないか?

もう少し、女子という自覚は持とうよ。

言ったところで治らないと思うが・・・。

 

 

「なぁなぁ!午前で帰れるし、どっか遊びに行かね?ファミレス行こうぜ!ファミレス!」

 

「いいけど・・・またドリンクバーで謎のミックスジュース作るなよ。」

 

「あの時は腹壊してやばかったな~。生〇来たかと思ったわ!」

 

「おい性別女子。」

 

 

お前はもう少しデリカシーと羞恥心を持てよ。

 

 

 

 

 

ユウとファミレス行って家に帰ったら、兄さんが疲れた表情をしてリビングで座っていた。

 

 

「キヨタカ・・・俺、生徒会の副会長になってしまった。」

 

「はい?」

 

 

兄さんの話を聞くに、服装がだらしなかったため生徒会長に指摘されたと言う。だがそれは別にいいが、その生徒会という3人の女子達が個性が強いらしく、気付けば遅刻になってしまい、長く引き留めてしまったお詫びとして生徒会の副会長に任命されたとのことだ。

 

俺は兄さんの肩を叩き

 

 

「ガンバ。」

 

 

っと一声かけて自分の部屋に戻った。

 

リビングから「もっと労ってくれ~!!」っという声が聞こえたが、知らんがな。

 

だらしない服装で登校した兄が悪い。

 

・・・まぁ胃薬だけは買っておいてあげよう。

 

恐らく、これから苦労するだろう。そんな予感がした。

 

 

 

 

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