津田家の末っ子   作:yakyo

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生徒役員達と双子のクリスマス前日

もう少しで今年が終わり、来年には受験が待っている。

その為に、俺とコトミは希望校に向けて勉強に勤しむが、流石に12月にもなると寒くて集中出来ない。

 

休憩がてらココアでも飲んで落ち着こうかな。

 

部屋から出て一階に降りたら、コタツで温まりながらコトミは兄さんに勉強教えてもらっていた。

 

 

「コタツかぁ。いいね。」

 

「お、キヨタカも入るか?」

 

「そーさせてもらおかな。」

 

 

そんな他愛のない話をしてる中、コトミは何か困った表情していた。

 

 

「んー・・・。」

 

「どしたの?」

 

「コタツちょっと熱くて・・・。」

 

 

そう言って何やらゴソゴソと身体を動かせて・・・

 

ズボンを脱ぎ捨てやがった。

 

 

「ちょっと待ってくれるか?」

 

「え?もしかしている?」

 

「いらねぇよ。」

 

 

何やってんだよこの姉は。

いくら兄妹とはいえ、目の前で堂々とズボン脱ぐなよ。

 

 

「脱ぐくらいなら着替えるなり出るなりすればいいだろ。」

 

「えー面倒じゃん。それに隠れ露出って何か興奮しない?」

 

「勉強し過ぎて頭おかしくなったか?」

 

「元々でしょ。」

 

「キヨって時々キツい事言うよね。」

 

 

お前のエロボケよりはキツくないと思ってるよ。

 

何だかんだで、コトミは短パンを履き勉強を再開した。

 

 

「そー言えば、七条先輩から別荘でクリスマスパーティーしないか?って誘われた。」

 

「へー。ほんでいつから?」

 

「23日から2泊3日。」

 

「そのへんは近いから生理用品忘れないようにしなきゃ。」

 

「ついてくる気満々ですね。」

 

 

コトミの事は置いといて、別荘持ってるとは流石お嬢様。

兄さんも行くみたいだし、親もおそらく仕事とかで帰ってこないだろうし。

って事は、家の中は俺一人かな?

 

 

「多分七条先輩の事だからお前も誘われるぞ。」

 

「ナチュラルに心読まないで。」

 

部屋に戻り、携帯を確認すると七条さんからクリスマスパーティーのお誘いメールが届いてた。

 

 

 

 

 

 

 

 

23日

 

今現在、俺とコトミと兄、そして桜才生徒会の天草さんと萩村さんと七条さんで出島さんが運転する車で移動し七条さんの別荘に到着した。

 

 

「ここがウチの別荘だよー。」

 

「立派な建物だな。」

 

「りっぱー。」

 

 

天草さんとコトミの言うように、普通に人が住めるほど立派な建物だ。

 

こんなの簡単に買えてしまうなんて、やっぱ次元違うわ。

 

 

「立派だわ。」

 

そう萩村さんが呟いた。

 

・・・兄さんの前で。

 

 

「萩村!!その位置でそのセリフは駄目だ!!」

 

「?」

 

「実際、タカ兄のは立派だよ。」

 

「そ、そうなのか?」

 

 

偶々移動してただけなのに、なんと間の悪い・・・。

言われた萩村さんはよく分かってない表情しているが分からなくていいと思う。

 

コトミは実の兄の股間事情をベラベラと話しやがった。人前で話さないでくれよ。

なんか俺の事も話しそうで怖いわ。

 

 

「・・・兄さん。取り敢えず移動したら?これ以上変な事言われる前に。」

 

「・・・そーだな。」

 

 

女性5人中4人がボケだと、この後も大変そうだ。

 

俺が遠い目をしていた所で、出島さんが俺の方へと近付いてきた。

 

 

「キヨタカ様。一つ忠告が。」

 

「何です?」

 

「お嬢様に手を出す様なことはないようにお願いします。」

 

「出しませんよ。そんなに女性癖悪い様に見えますか?」

 

「そうあってほしいという期待はあります!」

 

「自分が矛盾な事言ってる自覚あります?」

 

 

手を出すなって言っておきながら期待してるって・・・。

 

もしかしてダチョウ倶◯部の押すな押すな的な事言ってる?

 

・・・この人ならやりかねない気がしてください・・・。

 

 

「気を悪くされたならすみません。しかし主の身を守るのもメイドの務めなのです。」

 

「は、はぁ・・・。」

 

 

七条さんの身を案じて真っ当な事言うが、さっきの期待している発言で何となく嘘臭く感じてしまう。

 

いや、本人は真面目に言ってるだろけど・・・。

 

 

「だから貞操帯の鍵も私が握ってます。」

 

「おトイレ行きたいんだけど。」

 

ドヤ顔で言う出島さん。

 

正直面倒くさい主従関係だと思った。

 

二人が良いなら、ツッコまないで置こう。

決して触れたくないとか思ってないよ。決して。

 

俺等は別荘の中に入り、各々部屋に荷物を置いて広場でくつろいでいた。

 

「ちょっと探検して来る!!」

 

「あんまりうろつくなよ。」

 

 

コトミは別荘内を探検しに行った。

 

 

「まったく。あいつは落ち着きがないんだから。」

 

「まぁ仕方がないんじゃないかな?滅多にこういう場所来れないから、探検したい気持ちはわかるよ。」

 

「・・・・」

 

 

アレ?兄さんが驚いた表情で固まった。

どーしたんだろ?何か変な事言ってしまったのだろうか?

 

 

「き、キヨタカがコトミをフォローする様な事言うなんて、勉強し過ぎて熱でもあるのか?」

 

「兄さんは俺を何だと思ってるの。」

 

 

年がら年中、コトミにキツイこと言ってる訳じゃないから!

エロネタをぶっ込んで来るからツッコんでる訳で、フォロー位はするよ!?

 

俺、兄さんにまでキツイ性格だと思われてるのかな?

心外だ・・・。

 

ちなみに、コトミと一緒に天草さんも別荘内を探検しに行ったらしい。

 

萩村さんの次にトイレに入ったら便器に落書きが書いてあった。

 

 

「・・・肉?」

 

 

何で便器に「肉」なのか分からないけど、絶対に聞いては駄目だと俺の直感がそう言っている。

 

トイレから出たらリボンが結んである箱を持った出島さんと遭遇。

 

 

「あ、出島さん。」

 

「おや、お手洗いでしたか。」

 

「えぇまぁ。しかし凄い別荘ですね。周りには誰もいないし、近所迷惑とか気にせずに騒いでも問題なさそうですね。」

 

「はい。この辺は七条家が買い取ったものなので騒いでも問題ありません。なので、クリスマスパーティーが乱◯パーティーに変わっても問題は無いのです!」

 

「そこは問題であれ。」

 

 

大声で何言ってるんだこの淫乱メイドは。

何かで話変えよ。

 

 

「えっと・・・その箱は明日のパーティー用のプレゼントですか?」

 

「その通りでございます。明日のプレゼント交換に出すものです。流石キヨタカさん。よくわかりましたね。」

 

「・・・見た目からしてそうかなって思ってたので。」

 

「言っておきますが、中身は内緒です。」

 

「当日のお楽しみってやつですね。」

 

「はい。」

 

 

出島さんは笑顔でそう返事をした。

 

この人も、下ネタさえ言わなければ綺麗な大人の女性なんだよなぁ。

不意な笑顔にちょっとだけドキッとしちゃった。

 

 

ヴィィィィン!

 

 

出島さんが持つクリスマスプレゼントから振動音が聞こいた。

 

 

「これ、男性陣が当たっても使い方次第では使えますから。」

 

 

絶対に当たってなるものか。

 

 

 

 

 

皆で夜食を食べ終えた後、明日に備え寝る準備をしていた。

 

 

「何か、自分の家じゃないから寝れる気がしないなぁ。」

 

「まぁ寝ようとしても寝かせてくれないかも。」

 

「え?それってどういう意味・・・・・。」

 

 

兄さんがどういう事か質問しようとした所で男子部屋のドアがガチャリと開いた。

 

 

「フフフ・・・今夜は寝かさないぞ・・・」

 

 

天草さんがドアを半開きで覗き込むような状態で現れた。

後ろには七条さんに萩村さん、そして人◯ゲームを持ったコトミも居た。

 

 

「ね?」

 

「俺の弟はエスパーかなんかか?」

 

 

いや、コトミか天草さん辺りが発案しそうだと思っただけだから。

萩村さん辺りが俺等を誘う様な提案して、それに天草さんかコトミが賛成せたんだろう。

 

 

結局、俺等全員深夜まで遊び呆けてたとさ。

 

 

 

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