D’s——聖なる歯車   作:グレン×グレン

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 とりあえず土日はぐっすり眠ろう。

 でもその前に投稿!!


第五話 駒王町最大の危機!

—月宮光希—

 

 

 

 

 

 

 

 まずいことになったわね。

 

「兄さん。増援についてだけどすぐにこちらに送らせて! 山間部で大量の堕天使が現れたらしいのよ!」

 

 急いで通信を再び繋げながら、私は兄さんに救援要請を行う。

 

 もちろん神の子を見張る者(グリゴリ)にも伝えている。ただし、相手がコカビエルなら相応の戦力が必須となる。

 

 リアス・グレモリーからも許可を貰っている。合流はせず、それぞれ白龍皇と切り札を直行させる。その必要がある。

 

 そして兄さんは表情を強張らせながらも冷静だった。

 

『その件だがいい知らせだ。誰もかれもが早めに来ていたようでな、既に反応を察知して向かってくれている』

 

「ホント? それはすっごい助かるわね」

 

 魔王クラスの力量を誇る魔王ルシファーの女王、グレイフィア・ルキフグス

 

 アザゼル総督から「歴代最強に未来永劫なる」と称された白龍皇ヴァーリ

 

 そして現役最強の悪魔祓いであり神聖騎士の序列一位、デュリオ・ジュズアルド。

 

 三大勢力がそれぞれ誇る指折りの実力者。その三人が来れば、コカビエルでも確実に負ける。

 

 合流次第、速攻でローラー作戦を駆けるぐらいでいいでしょうね。多少無茶をしてでも、地球が滅びかねないような大戦争は避けなければいけないし。

 

『こちらも日本の悪魔祓いを追加で動員できるよう掛け合っておく。データ通りの反応なら、これは個人や少人数で対応するような規模でもないからな』

 

「分かった。光也はリアス・グレモリーと協議しているから追って連絡させるわ」

 

 通信を切り、私も気合を入れ直す。

 

 さて、すぐにでもこっちも準備を―ッ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「———っ!?」

 

 一瞬、思考が衝撃で飛びかけた。

 

 物理的な攻撃を喰らったわけでもない。何か信じられない事実を思い出したわけでもない。

 

 これは純粋に、化け物じみた気配による反応だ。

 

「……ちょ、まずいっす光希さん!?」

 

 慌てて飛び込んできたのは、匙元士郎。

 

「どうしたの!?」

 

「こ、コココココココカビエルです!!」

 

 やっぱりか!

 

 こんなでかい気配を出せる相手なんて、三大勢力の最上級クラス。

 

 はっきり言っていい。コカビエルが来たと思ったわよ。覚えのある気配だし!

 

 急いで走って、リアス・グレモリーのもとに合流。

 

 そして部屋の窓越しに、黒い翼を広げた堕天使の姿を発見する。

 

「……コカビエル殿! いったい何を考えているのですか!?」

 

 一応糾弾すると、こちらに気づいたコカビエルはにやりと笑った。

 

「ほう、月宮か。お前まで来ているとは、暇潰しぐらいにはなりそうだな」

 

 ああくそ! 実力差があるからそうなるか!!

 

「……コカビエル。貴方は一体何を考えているのかしら?」

 

 そして相対するリアス・グレモリーは、苦虫を噛み潰した顔を浮かべている。

 

「貴方の所業はその時点で、三大勢力の戦争を再開させるほどの愚行。種の存続が危ぶまれているのは悪魔だけでなく堕天使もでしょうに、正気なの?」

 

「だからだよ、リアス・グレモリー。それほどまでに血を流しながら、決着がついていないなど不満でならん。誰も動かないのなら俺が動くまでだ」

 

 ああくそ、やっぱりそういうことか。

 

 コカビエルはかなりイラついた表情で、手に盛った短剣を確かめる。

 

「神器というものが存外面白いというのは、俺も流石に認めよう。だが認めさせるだけの成果を上げながら、アザゼルの奴は研究ばかりで戦争の準備をろくにしようとしない! ふざけているにもほどがある!!」

 

 手に持っている短剣は、間違いなく聖剣。

 

 おそらく、人工的な聖剣使い技術を己にも転用したんでしょうね。勝つ為の準備をしていると、そう考えるべきかしら。

 

「だからこそ、派手に花火を上げてやろうと思ってな。同じことを思っている奴は、決して俺達以外にいないわけがない。俺が教会の兵器で魔王の妹を縊り殺せば、それをきっかけに呼応する者達は数多くいるだろうさ」

 

「この状況下でよくもそんなことを……狂ってるわ!」

 

 コカビエルの言い草に、リアス・グレモリーも激高寸前ね。

 

 まぁいいわ。どっちにしてもやることは決まっている。

 

 コカビエルは打倒する。殺すにしろ捕縛するにしろ、これ以上の狼藉はどの勢力にとっても害になる。

 

「では、校庭の方に来るといい。どうやら他の連中もいるようだし、精々楽しい前祝に使用じゃないか!」

 

 飛び上がり校庭の方へと向かうコカビエルを睨みつけ、リアス・グレモリーは魔力を漏らす。

 

 あ、これキレてるわね。

 

「……いい度胸だわ。私の縄張りでの狼藉、必ず後悔させてあげる……っ」

 

 盛大に魔力を漏らし戦意を滾らせるリアス・グレモリーだけど、勝ち目は薄いのが実情ね。

 

 せめて、達希達が戻ってきていればまだやりようはあったんだけど。

 

 可能性としては、ヴァーリ達が合流して戻ってきてくれることかしらね。

 

「光希。多分だけど死戦になるのは間違いない。逃げるなら今の内だよ」

 

 隣にそっと立った光也が、気遣いを見せてくれているわね。

 

 ……ま、見当違いだけど。

 

「ごめんね。そっちこそ教会の外注なら信仰心も薄いし、逃げた方がいいんじゃない?」

 

 私がそう返すと、光也は苦笑いを浮かべた。

 

「ごめんごめん。……お互い、そういう生き方はしないってことか」

 

「そういうことよ。ま、目の前の若い子達が頑張ってるなら尚更ね」

 

 ここで逃げる選択肢はない。というより、コカビエルのあの調子だとこの町ごと吹き飛ばしかねない。

 

 ならまぁ、あてのある増援が来るまで粘るのが私達の生き方ってことね。

 

 気合、入れるか!

 

 

 

 

 

 

 

 

—Other side—

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「しっぶと~い。いや、いい加減死ねよクソ信徒が!」

 

 フリード・セルゼンは二時間も戦闘を続け、いい加減に苛立ちを覚えていた。

 

 増援が来るまでの防戦にシフトした二人の神聖騎士とその従士達は、いまだ半数以上が残っている。

 

 従士達が防戦に徹して壁となり、それを縫うように二人の神聖騎士が攻撃を行う。

 

 おかげでこちらにも死者が出た。それが臆病風を吹かせ、味方の攻撃が薄まっているのも理由だ。

 

 ……誰だって、ここからが本番だと分かっていて命を無駄にしたがるものはいない。

 

 コカビエルのもとに集ったのは、戦争を再開させて天使や信徒、悪魔達を殺したい者達ばかりだ。必然、戦争が始まってからが本番といえる。

 

 戦争が始まって敵を殺しまくれる前に、殺されるのなんて御免だ。フリードすらそうなのだから、攻撃が散発的になるのも仕方ないだろう。

 

 何より想定外なのは、二人の神聖騎士の練度の高さ。

 

 エクスカリバーを持つ前の自分なら負けていた可能性が高い。それほどまでに、目の前の二人の神聖騎士はまずい相手だった。

 

 と、いうよりだ。

 

「デュランダルってなんだよクソビッチが!? バルパーのおっさん、研究追い抜かされてんじゃねーか!!」

 

「悪いが私は天然物だ。もっとも、いまだあの方の領域には到達していないがね」

 

 ゼノヴィアという女神聖騎士が、寄りにもよってデュランダルを持っていたことが厄介な事態になっていたが。

 

 控えめに言って最悪に近い。面倒というほかないだろう。

 

 もっとも、そちらに意識がいった一瞬でフリードも抜け目なく一泡吹かせているが。

 

「そして私の破壊の聖剣(エクスカリバー・ディストラクション)を返してもらおうか!!」

 

「やっだよ~ん! いるんだったら繋ぎ止めとけってんだ、尻軽!」

 

 一瞬のスキを突き、ゼノヴィアがデュランダルに集中した瞬間を狙ってのエクスカリバーの奪取。これがあるからこそ、こうしてしのげたと言ってもいい。

 

 エクスカリバー四本と保有する準神滅具による長所の押しつけ。これがあるからこそ、膠着状態に持って行けたともいえる。

 

 だがしかし、このままだといつまで経っても終わらない。

 

 そう思った時だ。

 

『フリード、聞こえるか?』

 

「お、ボス? もすもす~」

 

 コカビエルからの通信が繋がり、フリードは距離を置きつつ通信に耳を傾ける。

 

『これからリアス・グレモリーと一戦交える。転移の準備はバルパーがしたから、今すぐ来い』

 

 どうやら、コカビエルの方は準備万端となったらしい。

 

「オッケーっすけど、こっちの方が時間かかりますぜ? 俺がいなくなると一気に崩れそうなぐらいですけどねぇ?」

 

『かまわん。そっちには代役がそろそろ来る頃だ』

 

 一応の懸念事項に対する返答は、増援と同時だった。

 

「待たせたな、同志!」

 

「よくも同士を! 戦争はまだだってのによぉ!」

 

「こうなりゃお前らの首を墓前に飾ってやるぜぇっ!!」

 

 そう次々に吠えながら、二十以上の上級堕天使と人工聖剣使いがそれぞれ筆頭に、下級中級の堕天使や悪魔祓いが総じて数百名駆けつける。

 

「……ちぃっ! 大盤振る舞いで屠りがいがあるってか!」

 

 舌打ち交じりで無理やり気勢を上げる達希だが、その表情が強張るのも当然。

 

 何故ならば―

 

「ふふっ。神聖騎士を二人も屠れるのならば、いい景気づけというものだ」

 

「教会の小童どもに偉そうにされるのもむかつくしな」

 

「女は中々可愛げがあるがな。殺す前に一回犯すか?」

 

「男もいじりがいがありそうだ。尻の穴でも掘ってやるか!」

 

「男はこっちに頂戴よ? 久しぶりに濡れてきちゃった」

 

 最上級堕天使が総勢五名。更に後方から舞い降りたからだ。

 

 神聖騎士(アーク・パラディン)は最上級クラスの三大勢力に匹敵する戦力価値があるとみなされている若手だ。だが、一対一で戦うことができるレベルの若手に与えられる称号でしかないといえる。

 

 五人も同時に相手取る。それも、数百の敵を同時に相手にしながら。

 

 如何に従士が十人ほど残っていようと、神聖騎士二人だけでやっていいことではない。

 

「大盤振る舞いじゃ~ん? ボスぅ? この人数、こっちに割いていいん?」

 

『かまわん。言っては何だが、貢献度ならバルパーが上で、対悪魔ならお前の方が個の戦力は明確に上だ。祭りの本番は少数精鋭で行くべきだろう』

 

「わ~い! 俺って重宝されてる? めっちゃ高評価されてる?」

 

 同時にこき使われるのかもしれないと思いながらも、フリードは交代すると転移魔方陣に移る。

 

 目の前の神聖騎士をこの手で殺せないのは多少残念。だが殺し損ねた悪魔を殺せる方がいいに決まっている。

 

 その狂喜を胸に、フリードは駒王学園へと転移した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

—月崎光也—

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 校庭にまでくれば、そこには三人と十数匹が集まっていた。

 

 コカビエル以外も資料で見ている。聖剣計画主任研究員である「皆殺しの大司教」バルパー・ガリレイに、元神聖騎士第八位「童の戦鬼」フリード・セルゼン。

 

 周囲を囲むのは、冥府に住まう地獄の番犬ケルベロス。コカビエルが個人的にペットとして何匹か持っているということか。

 

 合計して二十程度。そして、学園中を結界が包み込んでいる。

 

 警戒必須。そういうほかない。

 

「……さて、都合がいいことに既に準備は整っている」

 

 バルパー・ガリレイがにやりと笑いながら、身の丈ほどもある箱のようなものに手を添えている。

 

 なんだあれは? 技術を流用した聖剣でも入っているのか?

 

 そう思った時、隣で光希が舌打ちした。

 

「最悪。エクスカリバーを材料に聖剣を作る気!?」

 

「少し違う。手に入った情報をもとに、オプションを作ったのだよ」

 

 バルパーは得意げにそう語るけど、一体何の話だ?

 

 俺達が困惑していると、コカビエルが喉を鳴らして笑う。

 

「くくっ! 神の子を見張る者が神器を研究しているのは知っているはずだが、そこの女の一言がきっかけで、面白いアプローチから人工生産のめどが立ち始めていてな? それはバルパー専用の拡張型人工神器だ」

 

 今なんて言った?

 

 神器の人工開発? それが、光希の一言がきっかけで進んだ?

 

 というか、拡張型? どういう発想?

 

「……本当に思いつきだったんだけどね、丸ごと人造するんじゃなくて、神器そのものを組み込む形でより上位の力を振るえるとかできないかって、冗談半分で言ったのを総督達がアイディアにしちゃったのよ」

 

「コロンブスの卵ってこういうことを言うのかしらね」

 

 もの凄くいたたまれない表情の光希に、リアス・グレモリーが若干頬を引きつらせている。

 

 というか、それが理由で人工生産のめどが立ち始めてるって、マジかぁ~

 

「そ、それで光希さん! あれはどんな拡張型なんですか!?」

 

 イッセー君が前向きに話を進めるけど、確かにそうだ。

 

 とはいえ、ある程度の当たりはついているけど。

 

 話の内容から考えて―

 

「先にあれを使えばどうなるかだけ言うわ。……奴は、あの拡張型人工神器を利用して聖剣を作れる」

 

 ―そうなるわけだ。

 

「そちらの騎士が持ってる、魔剣創造(ソード・バース)。その対存在といえるイメージした聖剣を創り出す聖剣創造(ブレード・ブラックスミス)。奴は拡張することで材料を用意したうえで聖剣を鍛造する。……それも、研究データからエクスカリバーのレプリカが作れるレベルよ」

 

「その通り。そして教会のクソ共も無能ではなかったようでな? いい刺激になったよ」

 

 そういうバルパーが箱を開き、そしてそこから剣を一振り取り出した。

 

 そして同時に、後ろで何かが光り輝く。

 

 そこにあるのは強大な聖剣。

 

 明らかに出力が凄まじいそれを手に取り、バルパーは既に持っていた聖剣を組み合わせる。

 

 ……その瞬間、聖なるオーラは更に密度も出力も増した。

 

 咄嗟にリアス・グレモリー達をカバーするように、俺も必要なものを創造する。

 

 だけど、あれはまずい……っ!

 

「クククッ! これで、本来のエクスカリバーが持っていたとされる性能の72%は出せる! 現段階の再興到達点だ!!」

 

「そして、エクスカリバーを合一化させたことで儀式もほぼ完成。あと30分もあれば、景気づけにこの町を丸ごと吹き飛ばせる」

 

「んでもってぇ? 俺達がその前にクソ悪魔どもをぶっ殺して前祝ってすんぽうでさぁ!」

 

 バルパー、コカビエル、フリードの狂喜の笑みに、背筋が寒くなった。

 

 これ、本当にやばくないか……っ!?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

—Other—

 

 

 

 

 

 

 

 

 天に三つの閃光が煌き、そして一瞬で百を超える下級堕天使とはぐれ悪魔祓いがこの世から消滅する。

 

 文字通りの鎧袖一触。それをただの籠手調べで放ったのは、三人の強者。

 

「やれやれ。コカビエル如きに同調する者がこうもいるとは思わなかったよ」

 

 神の子を見張る者が誇る秘蔵っ子、白龍皇ヴァーリ。

 

「残念だよね。堕天使の業界にも美味しいものがあるから聞いてみたかったけど」

 

 最強の神聖騎士たる教会の切り札、デュリオ・ジュズアルド。

 

「……なるほど。教会も神の子を見張る者も、優秀な神器保有者を擁しているようで」

 

 最強の魔王に仕える最強の女王、グレイフィア・ルキフグス。

 

 三者三葉の態度を示しながら、襲来した三人は目の前の敵を警戒はしつつも恐れてはいない。

 

 それは油断しなければ勝算が十分にあるということ。

 

 それは慢心でも何でもない。一人一人が魔王に牙を届かせうる力量があるという、明確な自負と実績を持つがゆえに態度。

 

 そんな強者に対し、しかし最上級堕天使は臆さない。

 

「……ほざけ。これが見ても吠えれるか?」

 

 そう言いながら抜き放つ刃は、所有者たる最上級堕天使と共に聖なる輝きを放つ。

 

 最上級堕天使は、誰もが聖剣を引き抜いていた。

 

 使い手を選ぶ聖剣の適性を、堕天使が五人も保有する。

 

 それすなわち、人為的に保有者を用意したことの証明に他ならない。その研究を担当していた、バルパー・ガリレイが所属しているのなら尚更だ。

 

 聖剣は悪魔にとって天敵。これはある意味で堕天使側にとって圧倒的有利が取れることを意味する。加えて聖剣の性質も危険といえる。

 

「確か、バルパーが製造を試みていた聖剣だったね。どうやら少しは楽しめそうだ」

 

「いやぁ~。ちょっと今は楽しんだりしないでほしいんだけどさぁ。ほら、街が吹き飛ぶ規模の術式があるっぽいよ?」

 

「……すぐには発動しないようですが、そもそも彼らが私たちを向かわせる気もないようです。まずは彼らを倒して後背を突かれないようにするべきでしょう」

 

 三者三葉に、警戒に値するレベルの敵とみなしている。

 

 ……だが同時に、警戒する程度で済むレベルの敵とみなしている。

 

 特に聖剣の性質上、相性が()()の意味で悪いと悟っているヴァーリすら、警戒以上のレベルに到達していない。

 

 気を付けていれば勝てる。三人揃ってそれを確信していることに堕天使達は苛立ち―

 

「こっちを無視してんじゃねえ!」

 

「隙だらけだな!!」

 

 ―注意を割き過ぎた結果、神聖騎士二人によって被害が発生する。

 

「なるほど。コカビエル相手ならチャンスぐらいはある陣営を送っていたようだね。これは奴がどれだけ戦えるか見てみるのも一興か」

 

「申し訳ありませんが、仕事をきちんとしないようならあなたも敵とみなすことになるのですが」

 

「いや、頑張ってほしいなぁ俺。これでも、名産品食べるの我慢して駆けつけたしね?」

 

 神聖騎士が十分以上に戦える事実を見ながら、軽口交じりで三人は戦闘を開始する。

 

 

 

 

 

 

 

 

 駒王町が跡形もなく消滅するまで既に一時間を切っていることを彼らはまだ知らない。




 とりあえず序盤は巻いていきます。なるべく10話前後で終わらせたいです。
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