とある神狐録β   作:赤狐イナリ

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わーいテストいろんな意味で終わった...
こうなるのはもう自明の理だったので心入れ替えて小説書きます


愛のあるナイフ

星月「っと、重い話で申し訳ない。」

三狐神「...ハタもその逃げた時に一緒に?」

星月「彼はたまたま三狐神が見つけてくれただけ、それまでは特に関係も持たなかった。」

 

前々から少しずつ聞いてはいたが、ここまで重いとは。

ハタに訊いても同じ事が帰ってくるのだろうか。

 

星月「ハタが待ってるんじゃない?」

三狐神「...もうこんな時間か、それじゃあ、この辺で。」

 

時計を見ると時刻は午後6時を回っていた。

早く帰らなければハタに噛みつかれる。

 

 

???「...うそつき。」

星月「ホントのこと教えたらきっとすぐに壊れる、せっかくの友達なんだから少しは優しくさせてくれない?」

???「僕には友達がいないからそういうことはサッパリで。」

星月「友達になれそうな人か、お見合い相手ならいるけど?」

???「生憎一生を添い遂げる伴侶はまだ求めちゃいない。」

星月「独身謳歌してて羨ましいねぇ。」

 

かくいう星月も独身なのはナイショである。

 

◯

 

三狐神「ただいm」

ハタ「せいっ!」

 

ドスッ!!

 

...帰ってきた途端に投げナイフをお見舞いされる同居人がこの世のどこにいるのだろうか。

 

三狐神「殺す気か?」

ハタ「殺意は込めてない、愛を込めれば死なないんじゃない?」

 

ああ、なんと愛のあるムチ(ない殺意)だろう。

 

ハタ「で?遺言は?」

三狐神「星月が明日来いって(嘘)」

ハタ「了解、あと吹雪たち目覚ました。」

三狐神「あら、この時間帯なら寝てる?」

ハタ「丁度さっき寝たとこ...後ろにいるのは?」

 

後ろ?

 

星月「やっほ⭐︎」

三狐神「なんでここにいるんだよ。」

星月「最近『箱』に入った4人の子供を見てるって風の噂で聞いたからその子たちの健康診断。」

 

どうやってこの家に入ったかというとドアが閉まる直前にスライディングで入り込んだらしい。

ハタの投げナイフの餌食にならなくて良かったと思う。

 

星月「...4人とも施設にいたんでしょ?」

ハタ「ええ、1人から聞いたところでは。」

星月『何があったのか正直に話してほしい、できる限りの処置はしよう。』

 

すると4人は起き上がり星月の方を向いて何があったのかを全て話した。

 

星月「ありがとう、辛い思いを呼び起こしてすまない。」

ハタ「...催眠術?」

星月「正確には『嘘偽りなく物事を伝えさせる能力』。催眠と思ってもらったって構わない。」

 

ハタはこの時ゾッとした。

自身のトラウマも彼女の能力によって想起させられるのではないか。

 

星月「私が能力を使った時の相手の記憶は自然と消える、ご都合主義みたいな能力だろう?」

 

三狐神はこれを知った上で彼女と長年関わりを持っているのか。

三狐神牡丹、一体何者なんだ。

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