某、槍のヒーロー、でござる   作:テムテムLvMAX

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槍キャラを網羅していこうぜ


ヤリやり槍ヤーその3

 父上、母上の教えを受け取って某頑張ってはや半年残されたのは6ヶ月、厳密に言うと違うんだが大体それくらい。

 

 槍でヒーローを目指す為にはやはり基礎的な力と、魅せる技が無ければならないと某愚考いたしました所、ふと前世の記憶が蘇りまして槍キャラの真似をしたくなり申した。だからといって青タイツや黒タイツや髪の毛を伸ばして獣になるとかオーモーイーガーとかする真田幸村になりたい訳じゃない。

 

 

「参考にはするけどな」

 

 

 と言うわけで槍の必殺技開発するぜ

 

 

「まず必殺技、派手にブチかますのと、さっさと終わらせたい時に使う用と二つ作っておくか」

 

 

 ヒーローとして見栄えする技、そして人命救助の為に時間を掛けられない時に使う技、この2つはあると便利だろう

 

 

 

 見栄えとか派手さを出すなら爆発とか光るとか色々ある、ので、そういう事が出来る槍を作る。

 光って爆発してなおかつ強い! カッコいい! そんな槍……

 

 

「出来ました」

 

 

 いやー流石某、上手いこと出来たぞ! 1回きりの使い捨てだけど。必殺技だし良いか。

 

 

「名付けて、ルー」

 

 

 ケルト神話の太陽神ルーが用いた槍から名付けたこれは、逸話と同じく投げたら稲妻となって敵を爆! 殺! はしないけど行動不能にはする。加減は使ってみないと分からない。投げると発熱して着弾と同時に爆発と電撃ショックを発生させる槍である。

 

 次は実用性を突き詰めた必殺技か、となるとあれだな

 

 

「ゲイ・ボルグだろ」

 

 

 絶対殺す槍と書いてゲイ・ボルグと読む、説明不要のやべー槍の名前を付けておこう。

 投げると敵をホーミングする、個性って言っときゃなんでもありよ。

 

 

「どっちもケルト由来でござるな……まぁよいでござろ」

 

 

 試し打ちしたいでござるな〜試し打ちしたいでござるよ〜どこからバレないでござろうか〜流石に夜の森の中で爆発したら大火事まっしぐらでござるからやれないし〜

 

 

 

 

 

 

 

 ★

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「なら海でござろう! シーサイド!」

 

 

 

 夜の海、ではなく早朝の海岸でござる。この辺ゴミが多くて人目に隠れてなにかする分には丁度いいでござる……何故か最近片付いてきているのだが。ボランティアの人かな? 

 

 

「まぁいいや、早速試し打ち」

 

 

 ルーからやる。

 

 手のひらには太陽を閉じ込めた槍をイメージする、眩く光を放つソレは確かな質量を持って光の槍として顕現する。

 これを肩の高さへ持っていき、やり投げの要領で体を伸ばし腰を回し、体幹と足の筋肉に力を込めて槍を投げた

 

 

「行ってこーい!」

 

 

 射出角度45度、完璧。槍はぐんぐんと距離を伸ばして約300メートルは超えた、更に粘って水平線の向こうを目指して飛んでいく、あの槍自体に推進力をある程度持たせであるのでもう100メートルは伸びるか

 

 

「だんちゃーく、今!」

 

 

 あっ水蒸気爆──ドッ! 

 

 

「オォン!」

 

 

 400メートル近くは離れていたが爆風がこっちまで来た、水柱も相当デカイのが立ってしまい見つかったら逮捕ものである。

 あの槍にここまでの力があったとは……ほんとにこの個性分からないなぁ……槍にどこまで命掛けてるんだか……でござる

 

 

「次はゲイ・ボルグ」

 

 

 あっ、さっきの爆発で浮いてきた魚がいる。アレでいいや

 

 

「いけっ!」

 

 

 やり投げのようにぶん投げる、大きく体を反らせて全身の筋肉を躍動させて放たれたゲイ・ボルグは目標に向かって飛び、加速を続けて空気の壁を突き破った

 

 え? 音速超えた? ホーミングが悪さしたな? 

 

 的にしていた魚ちゃんが木っ端微塵になりかまぼこにするのにも使えなない加減でござる。

 

 

「非殺傷で作れば良かろうでござる」

 

 

 槍の材質と性能を見直せば死人が出ることもないし、この世界の人達矢鱈と頑丈だし、まぁ大丈夫でしょう

 

 

 ふむ、中々二つとも良い感じでござった。この調子で雄英高校の受験戦争に活路を開く! 努力! 友情! 趣味! 素晴らしいオタク生! 

 

 我が事ながら凄まじい努力の方向音痴な気もするでござるが、オタクとはそう言う生き物故に。

 

 

「ねぇ! あ、あの!」

 

 

 ___その時影新に電流走る。

 

 

「そ、某は何も知らぬでござる! 何も知らぬでござるからさようなら」

 

 

 今さっき背後から声がしたような気がしたがきっとそれは某にではなく別の誰かに声をかけたのであって決して某のさっきの事を見られたことはないとしてここで逃げるのは正解でありそもそも逃げるなんてことは無く某は何しておらず家に帰るだけでござ

 

 

「HEY! そこの槍ボーイ! 逃げるなんてツレナイなぁ!」

 

 

 アッアッアッアッアッ

 

 

「オールマイト? オールマイト……オールマイトォォォォォ!? 

 

「(あっこの子僕と一緒だ……)」

 

 

 オタクの前に突然推しをぶち撒けるとは貴様ら某を死に至らしめるおつもりか! あぁ! 失礼、ここで死んでは武士の名折れ、オタクの誉れ。ダメダメダメダメこんな典型的なドッキリに某やられクマー

 

 生きている世界が違いすぎる! 陽なんだ! 圧倒的陽! 影のものすら優しく包む陽! 駄目だ画風と存在感と人間性レベルが違いすぎる、この世界が漫画なら主人公はこの人だ

 

 

「ハッハッハッ! なんだか緑谷少年と同じ匂いがするよ!」

 

「サイン、頂戴したく申し上げ候……」

 

「ワォ! 侍かい! 中々キャラが強いね君!」

 

 

 でも、なぜオールマイトが海岸に……? それとこの少年は……? 

 次回! 二人の謎が暴かれる……! 

 

 




勝手に次回予告するな
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