某、槍のヒーロー、でござる   作:テムテムLvMAX

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ごめん、先に謝る。

爆豪にヘイト高いかも


ヤリやり槍ヤーその5

 来たる受験の日、某はあの海岸へ来ていた。

 もう受験の日まで日がない、今はもうラストスパートととして心を整える段階であろうぞ

 

 

「見事でござるな……」

 

 

 上様と某でゴミだらけだった海岸が美しく見違えた、某は時々参加していたのみ、この成果はひとえに上様の活躍のおかげ。

 何処にいるかと上様を探して、ふと巨漢を見つけそれがオールマイトであることを確かめた。

 

 しかし何やら話し込んでいるので、遠目から観察することにした。こんなときの為に読唇術を覚え無かった某の努力不足が悔やまれる、次覚えてくるでござる

 

 

「は? 髪の毛?」

 

 

 なにやってんでぃ……? 

 

 なんか頭が痛くなってきたのでここでおさらばしよう、深入りしてなんか言われても嫌だし……

 

 

 

 

 

 

 

 ★

 

 

 

 

 

 

 

「ついに来た、雄英高校、でござる」

 

 

 

 そして来たる日、雄英高校で受験でござる。

 

 まず一言、デカイ。パルテノン神殿建てようとして途中から正気を取り戻して学校にした感じでござる

 

 人も多いからして、某が没個性的に見えてきたでござる……

 

 

「右も左も個性豊かな有望な人ばかり……今更合格できるか不安になってきたでござる」

 

 

 そんな不安を掻き消すように心を奮い立て雄英高校の門を潜る、新世界へ誘われるように。

 時間ギリギリガタギリバな某と違って上様はもう到着しておられるかな

 

 

「ふぅ……間に合ったぁ……」

 

 

 と言うことも無さそうでござるな

 

 

「おーい上「俺の前を歩いてるんじゃねぇデク!!!」」

 

 

 なんだぁ? あいつァ……? いかにも爆発物取締法に違反してそうな性格がよぉ……ゲンスルーの生き写しか? あだ名は第六天魔王でござるな

 まぁ良いや、気を取り直して

 

 

「おーい上「大丈夫?」」

 

 

 上様が転けそうになって(ほとんどコケてた)所を麗らかな見た目の女子に助けてもらっていた、浮いてる、重力系の個性かな。

 オタクに優しい女性は存在したでござる! 存在証明の為に写真取らせて? 

 

 

「結局話しかけられなかったぞい……」

 

「あ、エー君おはよう」

 

「おはようでござる……あれ?」

 

 

 なんか知らないうちに挨拶してたでござる

 

 

 

 

 

 

 

 

 ★

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「エビバディセイHEY!!!」

 

 

 ────シーン

 

 

 この空気どないしてくれるん。でござる

 

 ボイスヒーロー プレゼント・マイクが壇上でいつものノリを発揮しているでござるが、受験生にそのノリについていける奴がいないでござる。

 あの人もそれを気にする様子がない、メンタルオールマイトでござるか? 

 

 

「今から俺が実技試験の内容をサクッと紹介してやるぜ! アーユーレディー!?」

 

 

 ──―シーン

 

 

 ここ、漫画だったらツッコミどころでござるか? そうでござるな? そうだと言ってくれ、当事者は辛い。共感性羞恥心でござる。

 

 

 

 もうただ聞いているのもつまらないのでサクッとまとめるでござる

 

 試験の内容は模擬市街地の中にいる仮想敵を倒してポイントを稼ぐやつでござる、3種類のヴィランがいてポイントがそれぞれ1から3ポイント付くでござる。そして0ポイントのお邪魔敵。

 それをブロック毎に分かれて試験をするとのこと。某の槍がやっと日の目を見るでござる、この大業物見せつけて同志を増やすでござる。

 

 某はAブロック、でござるな。知り合いの一人でも見つかれば良いのでござるが、雄英を目指した同級生は知っている中だと上様のみ……望み薄でござる。

 

 悔やんでも致し方なし、とにかく会場へ移動するでござる

 

 と思ったがその途中であのボンバーマンが人の形したような人格の持ち主に引き止められた

 

 

「よぉ……武士モドキィ……テメェ面貸せや」

 

「貴殿は上様のご学友でござるな、何用でござるか」

 

「ござるござるうるっせーな、つーかデクが上様だぁ……? 舐めてんのかテメェ……!」

 

 

 胸ぐらを掴まれ壁へ押し付けられた、人を殺したい人間の剣幕で某を睨みつけ、威圧してくる

 

 

「テメェがデクに吹き込んだのかっ! テメェのせいでデクが調子に乗ったのか! あ"あ"っ!?」

 

「まるでヤンキーでござるな、そこまで切れ散らかすにも事情がある様子だが……上様、もとい緑谷“イズク”殿の不平不満を某へぶつけるならそれは筋違いでござろう」

 

 

 あーやだやだ、こういう輩は相手したくないでござる。それに上様の知り合いだとか……嫌になるでござるよ〜

 

 

「クソボッチで出来損ないのデクが俺を助けたのも! 俺の忠告無視してここに来たのも! テメェが焚き付けたんだろうが! 見たんだよ俺はぁ! テメェがデクと話して一緒に筋トレしてるところをよぉ……! なぁ! 答えろよ! その気にさせたのはテメェか!」

 

「……某、我慢できる方でござる」

 

「はぁ? 質問に答えろよ! 出来損ないのお友達がよ!」

 

 

 掴む力を更に増して某の制服が焼け千切れた、手のひらから僅かに爆発した匂いがしている、そういう個性か。なんとも爆弾の擬人化かと思ったが本当だったでござる

 

 

「良いでござるか? 某は既に貴殿に対して好感度は地の底、地獄でござる」

 

「それがどうした?」

 

「それだけでござる、では試験がある故、御免」

 

 

 そこから離れようとすると肩を掴み、容赦なく爆発を使ってきた。今度は肩から腕にかけて吹き飛んだ。この制服とはこんな別れ方するとは思っていなかったでござるよ

 

 

「話聞いてんのかおい!」

 

「だって子どものイチャモンとか癇癪とか某かんけーないでござる」

 

「子供だぁ!?」

 

「ぶっ殺すぞ」

 

「……っ!?」

 

 

 あんまりイライラしたので槍を奴の首筋に添えておく、某は転生者故に子供にあって子供に非ず。このくらいは見逃してやるでござるよ〜。というかこのために即時召喚鍛えた訳じゃないでござる

 

 

「では、本当にここでお別れでござる。お互い試験後に会えたらまた話を聞いてやるでござるよ、今度は言葉遣いと態度改めるでござるよ」

 

 

 はぁー全く近頃の若者怖いでござるな……

 

 

 

 

 

 ★

 

 

 

 

 

「チッ……動けなかった」

 

 

 俺は爆豪勝己、デクの幼馴染で、将来のトップヒーロー。

 

 俺は才能があって、地元の中学唯一の雄英高校進学者、になる予定の男だ。

 

 だが、今さっきの男……槍山とか言ったな……あの野郎は、あの野郎だけは許せねぇ、デクも許せねぇがアイツはもっと許せねぇ

 

 何だあの目は、完全にコッチ見下してやがった……! あんだけ脅して壁に叩きつけてやったのにちっとも響いてやがらなかった! 

 

 クソが! 腹立つ! デクをそそのかしたのはアイツだ! アイツが意気地なしのデクの背中押してヒーロー科に向かわせたんだ! 

 

 畜生が徹底的に舐めてやがるな……どっかでアイツぶっ殺してやる……! いや社会的にでもあること無いこと言い触らしてやろうか!!! 

 

 

「先ずは眼の前の試験か……」

 

 

 同じAブロックなら妨害してやる……! んで持ってあのござる口調やめさせて心を叩き折ってやる!

 

 

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