某、槍のヒーロー、でござる   作:テムテムLvMAX

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やぁダニエル!

開けろ!ヒロアカ警察だ!

28ヵ所の修正点だぞ!確実にやる気がなかったんだろう!(自戒)


チームトライデントその4

「まるでアメコミだな、でござる」

 

 

 準備万端元気洋々な某は雄英高校の初登校を体験しているでござる、やっぱりこの学校やることなすこと何でもデカすぎるのでは? 某は怪しんだ。

 

 

「雄英高校ヒーロー科、人数はまさかの21人……某が特別枠でござるか……うーんこれは主人公」

 

 

 試験の都合上飛び抜け過ぎたら駄目ってそのシステムって良いのかな、良いんだろうな……

 まぁそのおかげで某は特別枠という美味しい立ち位置を得たのは事実……むふ、某、目立っちゃうでござる〜

 

 

「あっ、考え事すると足が止まるのは某の悪い癖でござるな……」

 

 

 いつまでも校門前で立ち止まってないで、事前にもらった案内図を頼りに我らのヒーロー科の教室を目指す、1Aのクラスを探せ……あった。

 教室デカ〜扉デカ〜何もかもデカ〜! 

 さて、このクソデカ大扉オープン! 

 

 

「頼もう! 某は槍山影新でござる〜!」

 

 

 ──シーン

 

 

 人いねぇでござる!? まさか某遅かった!? いやいやそんなはずは! 

 

 

「……一番乗りは槍山か、ちょっと早いな。まだ寝られたのに」

 

「おわーっデッカイイモムシが喋った〜!?」

 

「……お前の目腐ってんの? よく見て物を言え」

 

 

 ……あなや、寝袋でござったか。いや寝袋だとしてもおかしいのでござるよ? 

 しかしこの人なんでここで寝てるのでござろう、まさか教師とか言い出さないよな不審者ルックの人ぉ……

 

 

「失礼致した、では某通報に向かう故、御免」

 

「分かっててやってるなお前、俺は相澤消太、このクラスの担任だ」

 

 

 いやん某の感覚冴え渡ってる、もっとこう元気なヒーローっぽいヒーローが先生してるかと思ってたのに……少なくともプレゼント・マイクぐらいのテンションで来るかと覚悟してたら真反対の変化球投げてくるの流石雄英としか言いようがないでござるな。自由な校風とは聞か及んでいたでござるが無茶苦茶と自由を履き違えてないか? 

 

 

「お前、試験で大暴れしてたな?」

 

「それほどでも〜照れるでござる」

 

「褒めてる訳じゃないんだけどね、加減を知らないバカは合理的じゃない、そう言うのは時と場合を見れる奴がやる事だ……と、俺個人の意見は伝えとく。

 こっからは教師として一つ、お前、試験でよく我慢したな」

 

「まぁまぁ、某は必死にやった結果でござる」

 

「だろうな、そう言う匂いがする。じゃ人が集まるまで俺は寝る、起こすなよ。これも合理的な時間の過ごし方だ」

 

 

 あ、貴方ほどの人がそう言うなら……ってなるかい! こんな先生じゃやる気削がれる生徒もいると思うのでござるが……待てよ? 個性派だらけの高校ならこの程度まだまだヌルいのでは? 

 

 

「あ、お前の席。そこね」

 

 

 寝袋から腕だけ出して示した所には取って付けた様に馴染んでいない座席が置いてあった。

 この教室の造りは黒板のある前から後ろに掛けて高くなって行く、大学のホール的な造りなのでござるが、某の席が用意されているのは真ん中の最前列、つまり先生のド真ん前でござるな

 

 嫌がらせ? 

 

 文句の一つでも言いたいところでござるが相澤先生は寝ているし、他の生徒もまだ来ていない、某のボッチハイスクールはもう少し続くでござるか……

 

 

 

 

 

 

 ★

 

 

 

 

 

 

 

 僕、緑谷出久は雄英高校に無事に合格出来た、実技試験はヴィランポイントが全く取れずもはや合格は絶望的かと思われたが、実はレスキューポイントと言う裏採点項目みたいな物があったおかげでなんとなんと合格出来たんです! 

 

 合格した事をかっちゃん、僕の幼馴染の爆豪勝己は認めてくれなかったけどね……いや、かっちゃんは天才だしちゃんと凄いから僕がどうにかしてやるつもりは無いし、邪魔をするつもりも毛頭無いけど……それだけ強い思いで受験してたんだ、って思う事にした。

 

 話は変わるけど、今日は初登校の日。

 登校中にエー君に何処かで会うかと思ったけど、居なかったから僕ちょっと心細いけど……今目の前にあるこのバリアフリーの名の元に建てられた超巨大扉を開ければ、他の生徒たちがいるんだ、共にヒーローになる為に切磋琢磨していく仲間が。

 

 

「よ、よし。ビビるな僕……行くぞ」

 

 

 そして扉を開け

 

 

「あーらよいよい、あらよいよい」

 

「スッゲーっ! 百面相か!」

 

「瞬く間に仮面が変わっていく曲芸か……凄い特技だね」

 

「なんで俺ぁコイツに態度改めようとしたんだ……チッ」

 

 

 上からエー君、髪が赤いムキムキの男の子、僕が何度か注意された足の速いメガネの男の子、そしてかっちゃん。

 ってなにしてんの! 

 

 

「いやホントにエー君なにしてんの!? ここマジシャンの学校だっけ!?」

 

「お、おはようでござるよ! 見てほしいでござる! つい最近出来るようになった我流の変面でござる! シュバ! シュバババ!」

 

 

 扇子で一瞬顔を隠すと別のお面になる奴だね、いやそこの説明じゃなくてなんで変面してるんだよって聞きたいんだけど〜っ! 

 

 

「まぁ、仲良くなろうって事で一つ、某が自己紹介代わりに……ね?」

 

「変面を自己紹介にするのその手の人だけだよ!!!」

 

「もうテメェ横浜に行けや槍山」

 

「ダブルショーック!?」

 

 

 珍しくかっちゃんと意見が合致したぁ!? 

 でも合致したお陰でエー君は膝から崩れ落ち、止まってくれた。話してる途中もずっとしてたからね彼。それはどうなの……

 

 

「なぁデク、俺はテメェがここにいるのは認めねぇ」

 

「その話は……」

 

「だけどな、それはもう何も言わねぇ。なんとも思わねぇ事にした、槍山の野郎を俺はぶっ潰す……奴から盗めるものを盗んでな。その後、より完璧になった後でデク……オメェをこっから追叩き出す」

 

 

 かっちゃんからの宣戦布告ッ……でもいつもよりドスが効いてないし……こころなしか穏やかに見えるくらいだ

 

 

「ぐぬぬ……第六天魔王爆豪勝己ィ……!」

 

「だからその名前で呼ぶなやッ! 変なイメージつくだろうがクソボケブッ殺すぞゴラァ!」

 

「プッ! 第六天魔王だってー?! アハハハハ! 大層ご立派な名前ですなぁ!」

 

「オイそこォ! 笑うんじゃねぇぇぇ!」

 

 

 第六天魔王爆豪勝己!? ……僕は上様なんだけど……なんかそっちの方がカッコイイような……と言うかエー君いつの間にかっちゃんと仲良くなったんだろう……? 

 でも何だろう、皆と打ち解けてるように見える。あのかっちゃんが。

 

 僕、ここで無事にやって行けそう……! 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「最下位は除籍する、プルス・ウルトラの精神で頑張ってくれ」

 

 

 

 あっ終わった

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