バカとドジとウマ娘   作:否ビティ

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Fクラス適正

ドトウ ○
ゴルシ △

*あくまで筆者個人の意見です。


バカとドジと強制参加

三途の川から無事現世へと舞い戻り、迎えた3日目の朝、目を覚ますとそこには

 

明久「おはようドトウさん。今日もいい天気だね。・・・よくも昨日は僕のことを見捨てたな・・・」

 

ふわふわパジャマ(女性用)を着た、変た・・・もとい明久さんが立っていました。

 

ドトウ「おはようございます、明久さん。貞操は守れましたか?」

 

いやぁ、昨日は本当に大変でした。

死にかけたと思って家に帰ったら玲さんが明久さんに興奮状態で迫ってきましたから。

何でも明久さんが彼女に「愛してる」なんて言ったとかなんとか。

 

明久「なんで助けてくれなかったんだよ!それどころか姉さんのコスプレに協力する始末!僕が何をしたっていうのさ!?」

 

ドトウ「いやぁ、実は瑞希さんに美波さん、それに明久さんのメイド服姿を間違って送信したアヤベさんとカレンチャンさんに写真を送るためとは口が裂けても・・・」

 

明久「わざと言ってるよねそれ!?というか僕の写真がトレセンにも!?僕は写真の共有なんて認めてないのに!」

 

ど、ドジりました!つい本当のことを!

実は間違って明久さんの写真をトレセンのグループラインに送ったら妙にアヤベさんとカレンチャンさんが食いついてきたんですよね。

一応男の子ということは伝えたんですが2人とも「「それが逆に良い!!」」なんて言ってましたし、まぁ大丈夫でしょう。

ちなみにふわふわパジャマはアヤベさんのリクエストです。

 

ドトウ「大丈夫です、皆最初は男だって気づいてませんでした。」

 

明久「待って、それは男としてかなり重大な問題だ!その話、もっと詳しk・・・」

 

ドトウ「さぁ、早く準備して学校に行きましょう、明久さん・・・もといふわふわアキちゃん♪」

 

明久「え、スルー!?チクショウ!ドトウさん、君がそんなだとは思わなかったよ!」

 

いえいえ、私はドジなウマ娘ですよ、明久さん。

 

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そんなこんなで教室に向かうと、雄二さんとゴルシさんがなぜかボロボロの状態でちゃぶ台に突っ伏していました。」

 

明久「おはよう・・・って、雄二はともかくゴルシさんは一体どうしたの!?」

 

雄二さんはこれがデフォルトらしいです。

 

雄二「明久、俺に対しては・・・?」

 

明久「心底どうでもいいね。」

 

雄二「殺すぞ。」

 

これも1つの友情のあり方なんでしょう。

 

ゴルシ「あぁ・・・実はなぁ・・・今住んでる場所がこいつんちの隣のアパートでな・・・。つーわけでトレセンにいた時のノリでこいつの部屋に突入したんだが・・・」

 

明久「全員、カッターナイフを用意!今ここで雄二を殺る!」

 

戦隊ヒーローもびっくりのコンビネーションで攻撃態勢をとるクラスの人達。

このコンビネーションが他人の不幸のために使われているのは普通にもったいないと思います。

 

ゴルシ「お、落ち着けお前ら!別にいかがわしいことはなんもねぇ!ライスとマックちゃんに誓うぜ!」

 

お米とハンバーガーに誓われても。

 

ゴルシ「違う、そっちじゃねぇ!・・・まぁ話を戻すと、そんな時、霧島がやってきて、『浮気は許さない』ってスタンガンと手錠を構えてアタシ達に襲い掛かってきたから坂本と一緒に逃げてきたんだ。坂本も霧島もアタシとほぼ同じスピードで走っててびっくりしたぜ。」

 

火事場のバカ力ってホントにあるんですね。

キン肉マンだけだと思ってました。

 

雄二「ったく、ゴルシのせいで朝から本当にひどい目にあった。『責任とれよな』。」

 

ゴルシ「『あぁ、もちろんだ』。ゴルシちゃんが今度お詫び・・・に・・・」

 

どうしたのでしょう?

そう思い明久さんと一緒に廊下側に振り向くとそこには・・・霧島さんの姿が。

 

明久(今日が二人の命日か。)

 

ドトウ(そうみたいですね。ざ、残念ですぅ。ゴルシさん、まだ現役なのに・・・)

 

また振り返ると迫りくる死に備え、神に懺悔してる雄二さんとゴルシさん。

 

翔子「・・・雄二、ゴルシ、おいで、話がある。」

 

雄二・ゴルシ「「逝ってくる!」」

 

明久・ドトウ「「またいつの日か!」」

 

こうして朝のHRまでの時間、雄二さんとゴルシさんの悲鳴がFクラスのBGMとして流れ続けました。

 

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こうして特に何もなく放課後になり、帰ろうとしたとき、

 

鉄人「吉井に坂本にメイショウドトウ、そしてゴールドシップ、学園長から話があるそうだ。学園長室へ行くように。」

 

明久「げ、あのババァ、また面倒ごとを頼む気だな。」

 

雄二「ったく、あのババァことあるごとに俺たちを顎で使おうとしやがって。」

 

ゴルシ「オメーら学園長のことそう呼んでんのかよ。いったい何者なんだよ。」

 

明久「奇怪で醜悪なオブジェ。」

 

雄二「現代を生きる新手の妖怪。」

 

ゴルシ「人間じゃねぇ!?」

 

なるほど、だからこの学園の生徒はみんな珍妙な性格をしてるんですね。

 

ゴルシ「いやドトウ、お前も何『納得した』みたいな顔してんの!?お前2日間で順応しすぎだよ!」

 

鉄人「つべこべ言わずにさっさと行ってこい!」

 

そうして西村先生に促がされるまま私達は学園長室まで行きました。

 

明久「失礼しますババァ。」

 

雄二「邪魔するぜババァ。」

 

ドトウ「お、お邪魔しますですぅババァ。」

 

ゴルシ「頼むドトウ、元のお前に戻ってくれ!・・・って、失礼するぜ、学園長!」

 

ババァ「そろいもそろって腹立たしいやつだねバカコンビ・・・いやクソジャリ4人組。」

 

そうして教育者とは思えない言葉で「待って、アタシもこの中に入んの!?」そう返事したのは、もちろん学園長でした。

なるほど、この性格ならババァ呼ばわりされても仕方ないのかもしれません。

トレーナーさんいわく優秀な学者兼教育者らしいですが、キツイ性格なのはそのせいでしょうか。

 

ゴルシ「ま、まぁいいか・・・それで学園長話ってなんだゴルシちゃんはまだ焼きそばの売店なんて開いてねーぞ。」

 

ババァ「かわいいお茶目だね。てっきり教室でも爆破するとか宣言するのかと思ったよ。意外とまともだね、アンタ。」

 

ゴルシ「いやいや教室の爆破なんて、誰がそんな・・・おい明久、雄二なんで今目ぇそらした?まさかやったのかおめーら!?」

 

雄二「安心しろ、教頭室だ。」

 

ゴルシ「もっとアウトだぁーーーー!!」

 

ババァ「まったく、騒がしいやつらさね・・・今回呼び出したのは、クソジャリども、試験召喚獣がらみのことさね。」

 

ババァ・・・もとい学園長は要件を話し始めました。

 

試験召喚獣

 

それは科学とオカルトと偶然によって生まれた存在。

文月学園ではこれを用いた『試験召喚獣戦争』で設備をかけてクラス同士を戦わせることで生徒の学力向上を目指す。

 

ドトウ「確かこんな説明であってましたよね?」

 

前に見たテレビでの説明を思い出しながら召喚獣について確認しました。

 

ババァ「その通りさ。アンタらを呼び出したのはウマ娘2人の試験召喚獣の確認。そして今度開くことになった第二回召喚大会への参加の強制さ。」

 

すごいです、今この人生徒に対し「強制」とか言いました。

時は令和のこのご時世に。

 

明久「って、ババァ、また召喚大会を開くんですか?」

 

雄二「どうせスポンサーからの指示だろ。清涼際の時のアレは形はどうあれシステムのアピールとしては成功してたからな。ま、だとしてもウマ娘2人の文月学園への途中編入の影響が大きいだろうがな。」

 

ババァ「相変わらずよく頭が回るもんさね。さすが元神童、ただそんなに回るんならもっと学園生活もうまくいきそうなもんだがねえ。」

 

学園長がため息をついてそう言いました。

けどなぜ私とゴルシさんの途中編入が大会開催のきっかけに?

 

ゴルシ「ドトウ、その顔は分かってないって顔だな。いいぜ、ゴルシちゃんが分かりやすく説明すると、お前はあの『覇王』オペラオーを下し、アタシは現在話題沸騰中の現役のランナー、そして2人ともG1を制したスターウマ娘だ。」

 

ドトウ「?それが一体?試験召喚獣とは関係ないですけど?」

 

ゴルシ「別に関係なんてなくていいんだ。だがそれでもアタシ達みたいな有名人が何であれイベントや大会に参加してみろ。それだけで集客率や注目度が一気に上がるんだ。そんな機会を企業が逃すわけないだろ?」

 

ドトウ「なるほど、つまり私たちを参加させることで注目を集め、試験召喚獣システムの認知度やその他もろもろの利益を上げる、そういうことだから今回大会を再び開くことになったんでんですね。」

 

ババァ「本当はメンテナンスや実験をこの期間にしたかったんだが、スポンサーのせいでそれができなくなるからアタシとしては大会なんてどうでもよかったのさ。まあともかく、それが今回大会を開く大きな理由さね。」

 

明久「なるほど、よく分かりました。」

 

雄二・ゴルシ「「お前も分かってなかったのかよ。」」

 

そんなこんなで大会が開かれる理由についての説明が終わると、学園長が明久さんと雄二さんに視線を向けました。

 

ババァ「それでだバカ2人組、今回の大会は4人一組のチーム戦を行うわけだが、アンタらはそこのウマ娘2人と組んでもらうよ。」

 

明久「ほえ?そうなんですか?てっきり前回雄二と補修から逃げ出した罰でドトウさん達の召喚獣の確認を手伝わされるためだけに呼ばれたのかと。」

 

補修から逃げないでください。

 

ババァ「スポンサーからの指示でね、前回の優勝者と組ませたほうが話題も上がるだろうって考えだろうね。もちろん優勝報酬とは別口で報酬を送ってやるさね。」

 

雄二「今回は優勝賞品に欠陥とかはなかったんだな。」

 

ババァ「また如月ハイランドのペアチケットを送ってやろうか?」

 

雄二「ぶっ殺すぞババァ。」

 

明久「さっさと霧島さんとくっつけよバカ雄二。」

 

雄二「黙れ女装趣味の鈍感バカ。」

 

明久「僕にそんな趣味はない!」

 

この口ぶりからすると過去にもこの二人と学園長の間にはこういうことあったようです。

そんまま3人は報酬のことやらなんやらで話し合っています。

隣ではゴルシさんが「なんか面白しろそうだな」と目を輝かせています。

思えばゴルシさん、ここにきてからひどい目にあってばかりだったのでこういうイベントに参加できてうれしいんでしょう。

私も試験召喚獣には興味がありましたし、強制されたものの、むしろ楽しみでもあります。

 

こうして私とゴルシさん、明久さんと雄二さんの第二回召喚大会への参加が決定しました。

 

 

 

 

 

 




次でドトウとゴルシの召喚獣を出す予定です。

この大会編の後にオカルト編もちゃんとやりますのでご安心を。
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