悲しむな~周囲からの扱い♪
伸びる居眠りが~なるようになれと♪
雷落ちてお叱り走る~ohohoh~♪
というわけで寝不足が続いてます。
うん、パソコンをやめてバカテス(原作)を読むのをやめれば治るのは分かってる。
場所は変わって体育館入り口前、これから私とゴルシさんの試験召喚獣の召喚実習が始まります。
ゴルシ「いよいよ召喚か~いったいどんな感じなんだろうな、アタシ達の召喚獣は?」
ドトウ「か、かわいいといいですね~。」
トレセンにもVRウマレーターなんて時代を数世代も先取りしたものがありましたが、あくまで仮想空間を作り出すものなので、今回みたいに現実世界にかかわることとは若干とらえ方やドキドキ感が異なるんですよね。
明久「召喚実習か~懐かしいな~。」
雄二「確かに、お前にとっては忘れられない出来事だよな。」
ドトウ「何かあったんですか、明久さん?」
明久「いや、別に大したことじゃないんだけど・・・」
雄二「あぁそうだ、ただ単に教師公認の校内暴力で明久が島田にボコられただけだ。」
ゴルシ「大したことしかねぇ!?」
その時からそんな感じだったんですか美波さん!?
すると後ろから
ババァ「それよりさっさと体育館に入りなジャリども。いつまで扉の前でだべってんだね?」
と、妖怪・・・ではなくババ「なんかお前失礼なこと考えてないさね?」・・・学園長が苛立ち気味に私たちにそう言ってきました。
明久「ババァ、そんなカッカしてると高血圧で死にますよ?」
ババァ「そしたらあんたらの枕元に立ってやるさね。」
雄二「失礼だぞ明久。ババァはそもそも妖怪だから高血圧如きで成仏するわけがないだろ。」
明久「それもそっか。」
ゴルシ「ほんとお前らよく退学になんねーな。まぁとにかく早く入ろうぜ。」
こうして私たちが体育館に入ると
明久「あれ?秀吉にムッツリーニ?」
ドトウ「それに瑞希さんに美波さんまで?」
そこにはなぜかFクラスの面々がいました。
秀吉「あぁ、学園長に頼まれての。」
ムッツリーニ「・・・サポーターは何人いてもいい。」
美波「まぁ単純にそこのバカ二人だけじゃうまく教えられないだろうからって、学園長がね。」
明久・雄二「「誰がバカだ。」」
言葉どうり貴方達だと思います。
ババァ「Fクラスのジャリどもは召喚獣の扱いに慣れてるからね。それに親睦を深めるのにいいと思ったのさ。」
明久「そんな、ババァが教育者みたいなことを!」
ババァ「あたしゃ本当に教育者なんだが・・・まぁいい、フィールドは各々の得意科目になるよう今回特別に設定した。一応はアンタらも進学校の生徒なんだから恥をかかないようにね。あとウマ娘2人、さらにおまけでアンタらの記入ミスはすべてなおしてやったから感謝するさね。」
って記入ミスの修正!?
つまり私の英語0点が本来の400点に!?
ば、ババァさんもいいところあるじゃないですか!!
ドトウ「ば、ババァさんにもいいところがあるじゃないですか!!」
ゴルシ「声に出てるぞ。」
しまった、ついドジって!
ゴルシ「アタシ最近お前のドジが故意にしか見えないんだが。」
細かいことは気にしない、それが人生、いやウマ生を楽しく生きる秘訣だと思います。
明久「とにかくはじめよっか!」
瑞希「はい、2人は呼び出し方は学園長から聞いてますか?」
ゴルシ「おう、学園長室でバッチシ聞いたぜ!」
雄二「それじゃあ一斉に行くぞ!」
私は、私たちは息を吸いこんでキーワードを、科学とオカルトと偶然の産物を呼び出すキーワードを叫びました。
一同「「「「「「「「試験召喚獣、試獣召喚《サモン》!」」」」」」」」
すると床から幾何学模様が浮かび上がり、中から召喚獣が出てきました。
見た感じ80cm程度で、見た目は私たちのデフォルメです。
そして召喚プロセスが完全に終了すると得点が表示されました。
Fクラス メイショウドトウ【英語】 402点
ゴールドシップ 【世界史】 414点
吉井明久 【日本史】 202点
坂本雄二 【数学】 293点
木下秀吉 【古典】 113点
土屋康太 【保健体育】 707点
島田美波 【数学】 203点
姫路瑞希 【科学】 409点
どうやら記入ミスなしでの私の英語の正確な点数は402点らしいです。
というかゴルシさん、やっぱあなためちゃめちゃ点数いいじゃないですか!
確か苦手科目はないという話だったので、実質一点特化の私と違い他も400点近くあるのでしょう。
明久「2人とも得意科目で400点越えか!雄二、これなら次回の試召戦争・・・」
雄二「あぁ、Aクラスに勝つ可能性がぐっと上がった。せいぜい200とか300程度だと思ってたからこれはうれしい誤算だ。」
これは褒められているのでしょうか?
褒められるのはいまだに慣れませんがやはり嬉しいものです。
ゴルシ「ところで400点以上だとなんかいいことあんのか?ドリンクバーでもついてくんのか?」
雄二「そんなファミレスみたいなサービスはない。」
瑞希「1科目で400点以上取ると召喚獣に特殊能力が追加されるんです。二人の召喚獣の腕に腕輪がついてると思うんですが、確認してみてください。」
そういわれて自分の召喚獣を確認してみると、右腕に金色に輝く腕輪がついていました。
これが特殊能力持ちの印なんでしょう。
周りを見てみると瑞希さんと土屋さんの召喚獣にも腕輪がついていました。
雄二「まぁ確認も一通り済んだところで、これからドトウとゴルシには召喚獣の操作の練習に入ってもらう。操作の仕方自体はさっきババァから聞いただろうから実戦形式でや操作に慣れるべきだな。明久、お前が相手してやれ。あくまで回避だけな。」
明久「りょーかい。というわけで最初は僕が相手するね。」
というわけでこれから私達は明久さんの召喚獣を相手にすることになりましたが、
ドトウ「帆、本当に一人で大丈夫なんですか?」
ゴルシ「いくらアタシ達がはじめてだからってその点数で一人はきつくねーのか?」
そう、明久さんの召喚獣の点数は200点台、たいして私達は2人とも400点オーバー、スペックが倍近く違います。
それにそもそもの問題として、2対1、明久さんきついのは確かです。
しかし明久さんは
明久「大丈夫。召喚獣の扱いには慣れてるから。」
と、いって余裕の表情です。
そんなに扱いに自信があるのでしょうか?
雄二「言い忘れていたが、こいつは『観察処分者』だ。」
ゴルシ「なんだそれ?」
雄二「要するにバカの代名詞だ。」
さらっとひどいことを本人の目の前で雄二さんは言い放ちました。
といううか明久さん、何をやらかしたらそんな扱いに?
まさか教師の私物を盗難して売ってしまったとか、そんなことはないでしょうし。
雄二「それでこいつの召喚獣は特別製で、他と違って物理干渉ができる。それで毎回雑用に繰り出された結果、召喚獣の扱いが異様にうまくなったんだ。」
といううわけで思う存分やって来い、と私たちにいう雄二さん。
本当にそんなことだけで私たち2人を相手取ることができるのか疑わしいですが、そんなことを考えているのは無駄な時間だと割り切り、ゴルシさんとともに召喚獣に意識を集中させます。
ここで私とゴルシさん、明久さんの召喚獣について説明すると、私の召喚獣は鎧兜と刀を2本装備しており、ゴルシさんの召喚獣はセーラー服に巨大な錨を携えています。
対して明久さんの召喚獣は学ランに木刀でした。
ドトウ・ゴルシ((すぐ折れそうだな、あれ。))
そんなことを考えながら私は召喚獣を彼に向って走らせました。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
上段から刀を振り下ろされるのを明久さんは召喚獣を軽く後ろにステップさせて回避。
その隙をゴルシさんの召喚獣が錨を大きく横に薙いでつこうとするのを今度はしゃがんで回避した後追撃してきた私の召喚獣の刀を木刀で受け流す。
そのまま距離を取ったところをゴルシさんが錨を正面に構え突進しようとしますが木刀で錨の側面をたたき軌道を変化。
ゴルシさんと同時に突きの構えで突っ込んでいった私の召喚獣ですが起動をずらされたゴルシさんの召喚獣が邪魔になって追撃に失敗。
そんな光景が何回も繰り返されました。
ドトウ「あ、明久さん操作うますぎませんか!?」
ゴルシ「あぁ。本当に全部の攻撃が的確に対処されてやがる。坂本の言ってたことは誇張じゃなかったんだな。」
攻撃を開始して15分、本当に攻撃が当たりません。
大体の攻撃が紙一重で回避され、当たったとしてもすべて受け流されてしまいます。
現に明久さんの召喚獣の点数は受け流す際受けた計7点しか減ってません。
明久「実際にこっちも攻撃しようとするとどうしても半分は削れちゃうんだけどね。」
そういう明久さんは汗一つかいていません。
別に自分が動くわけでもないのに疲れるのは変だ、と思うかもしれませんが、召喚獣を操るのはかなりの集中力を使います。
簡単な動作ならともかく、明久さんと同じように動くと頭にかかる負担はかなりのものになると思います。
美波「ほんと、アキってばこういう時の集中力すごいわよね。」
雄二「奴のバカには『集中力がバカみたいにある』って意味も含まれてるからな。それよりウマ娘2人、腕輪を使ったらどうだ?どうせあるならそっちの能力も把握してほしいからな。」
わ、忘れてました!
追う言えば使えるんでしたね特殊能力!
ドトウ「わ、分かりました!使ってみます・・・【本格化】!」
そう腕輪の能力名を叫ぶと点数が消費され、私の召喚獣が青く輝きました。
なるほど、能力を使うと点数が消費されるんですね。
そのまま明久さんの召喚獣に向って動かそうとすると、さっきより動きが速くなっていました。
明久「うおっと!?」
ぎりぎりで回避する明久さんの召喚獣。
しばらくすると私の召喚獣は輝きをなくし、動きも元のスピードに戻りました。
雄二「なるほど、時限制の強化か。」
冷静に分析する雄二さん。
シンプルで使いやすそうな能力です。
秀吉「ムッツリーニの加速ほどのスピードは出ない代わりに攻撃力や防御力も上昇する感じかのう。」
ムッツリーニ「・・・マイナーチェンジ」
ゴルシ「よっしゃ、次はアタシだ!【大乱闘】!」
そう叫ぶとゴルシさんの召喚獣が素早く動いて・・・って、いつの間に明久さんの召喚獣の召喚獣の後ろに!?
さっきはどれだけ頑張っても取れなかったのに!
雄二「ムッツリーニ、あの能力ってお前の・・・」
ムッツリーニ「・・・(コクリ)。」
ゴルシ「もう一つあるぜ、【熱線】!」
そう手をかざすと熱線が一直線に明久さんの召喚獣に直撃しました!
明久「しま・・・ぎゃあああぁぁぁぁぁ!?」
Fクラス 吉井明久 【日本史】 0点
そして召喚獣と同じようにダメージを受ける明久さん・・・って!
ドトウ「あ、明久さん!大丈夫ですか!?」
雄二「あぁ、言ってなかったがこいつの召喚獣が受けたダメージは本人にもフィードバックされるんだ。」
ゴルシ「それを早く言えよ!明久が焼き魚みたいに地面に突っ伏してんだけど?」
雄二「だって言うとあんな奴相手に遠慮しちまうだろ?そもそも練習すんのはお前らなんだから遠慮なんかされちゃ困るからな。」
ドトウ・ゴルシ「「友達をあんな奴って言った!?」」
瑞希「まぁ、その、よく見る光景ですね・・・」
美波「そうそう、なんかもう見慣れちゃったわ。」
人が苦しむ姿が見慣れるような学校とはいったい。
秀吉「まぁ、こやつは痛みに強いし大丈夫じゃ。」
ムッツリーニ「・・・拷問で慣れている。」
ゴルシ「たぶんこの令和のご時世、そういうのに慣れてしまうんは割とアウトだと思うんだけど・・・」
雄二「それよりゴルシの能力だがおそらくコピーだな。」
瑞希「はい、熱戦は私の召喚獣の能力ですし。」
ムッツリーニ「・・・加速は俺の能力。」
【コピー】ですか、ゴルシさんらしい癖のある分協力な能力です。
隣ではゴルシさんが「あ、水着のあれか。いや、なんか違うような・・・」って自身の能力に若干納得していない模様。
雄二「欠点はほかに腕輪持ちがいないと使えないのと、どうあがいても下位互換な性能にしかなんないところか。まぁこれで明久との練習は終わりだな。あとは姫路や島田たちと時間いっぱい練習してくれ。」
ゴルシ「そういやよ、坂本、0点になったやつは試獣戦争中どうなんだ?」
雄二「あぁ、0点になったやつは戦死者扱いになって試獣戦争中・・・」
と雄二さんが言いかけたその時、
鉄人「どうやら召喚獣にも慣れてきたらしいな。」
音もなく西村先生が現れました。
ドトウ・ゴルシ「「!?!?」」
鉄人「2人に教えておこう、戦死者はもれなく」
と気絶した明久さんをつかんでこういいました。
鉄人「補修室行きだ。来るもの全員が趣味が勉強、尊敬する人は二宮金次郎になるよう俺がみっちり教えこんでやるからもし来る機会があれば楽しみにしとけ。」
ドトウ・ゴルシ((いや、絶対拷問・洗脳の間違いだろ。))
だって西村先生の話を聞いた途端瑞希さん以外みんな青い顔し出しましたもの。
こうして明久さんは私たちが召喚獣の練習を終える門限までの3時間、補修室に監禁されることになりました。
ゴルシ「今度アイツに焼きそばおごるわ・・・」
ドトウ「はい、いい考えだと思います・・・」
最低点version
Fクラス メイショウドトウ 【科学】 72点
ゴールドシップ 【現代文】 321点
吉井明久 【古典】 24点
坂本雄二 【英語】 146点
木下秀吉 【数学】 57点
土屋康太 【古典】 14点
島田美波 【古典】 8点
姫路瑞希 【世界史】 369点
ドトウ・ゴルシ「「・・・」」