バカとドジとウマ娘   作:否ビティ

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ついにあのウマ娘が登場します。
え、早すぎる?
思い立ったら即行動です。


バカとドジと不沈艦

鉄人「というわけでだ、皆もう知っていると思うが、これからFクラスに新しい仲間がはいる。」

 

ドトウ「め、メイショウドトウですぅ。これからしばらくの間よろしくお願いします!」

 

鉄じ・・・西村先生が来たのと同時に、明久さんへの拷問も全て終わったらしく、改めて私の自己紹介が始まりました。

ちなみに西村先生にさっきのことを話したのですが「あぁ、いつものことだ。全くあのバカどもは・・・補習の時間を増やす必要があるな。」

と言って気にしてる様子はありませんでした。

けど多分彼らに必要なのは補習よりも倫理の授業の時間だと思います。

 

そうして新しく用意された机(ちゃぶ台に座布団)に向かおうとすると、

 

ドトウ「2つある・・・?」

 

そう、空いてる席が2つあるのです。

 

ムッツリーニ「・・・言い忘れてたが、今回トレセン学園からは2人生徒が来ると職員室で話していた。」

 

そ、そうなんですか!?てっきり私1人だけだと思ってました。

 

鉄人「相変わらず貴様はそういう情報についてはよく知ってるな土屋。

その努力をもっと勉強に費やせ。」

 

ムッツリーニ「・・・断る。」

 

いや、頑張るべきだと思います。

というか彼の名字、土屋って言うんですね。私の中ですでにムッツリーニって名前が定着してたのでそっちの方も覚えなければ。

 

明久「ドトウさん、その子についてなんか知らない?」

 

ドトウ「いえ、私も初耳で・・・」

 

教室の至る所で「明久、殺す」という声がするのは気のせいでしょう。

 

すると廊下から、

 

鉄人「む、やっときたか。初日から遅刻とはいい度胸だ。」

 

という鉄人の声が聞こえました。

一体誰なんでしょう?遅刻する人も、成績の悪い人もトレセン学園には割といますし・・・できればおとなしい人がいいn・・・

 

???「いやー悪ぃ、ちょっと朝の日課のドラミングとドーナツ乗せて穴あけ機の特許申請で忙しくてつい・・・」

 

鉄人「お前は一体何を言っている?」

 

明久「ドトウさん!?どうしていきなり床に手をついて項垂れているの!?」

 

最悪です。よりによってあのトレセン学園一の破天荒ウマ娘がこの学園に、しかも同じクラスに来てしまいました。

というかあなたなんやかんやで頭よかったですよね!?

 

そうしている間に声の主はドアを開けて教室に入ってきました。

 

ゴルシ「ピッスピーース‼︎アタシゴールドシップ!!よっしゃ、みんなで今から潮干狩りに行こうぜ!行きてー奴はアタシのことハニーってよんでくれー!!」

 

Fクラスの面々「「「ハニーーーーっ!!」」」

 

こうして、美しい銀髪をなびかせ、トレセン学園1の変人、ゴールドシップが文月学園Fクラスに入ることになりました。

 

ドトウ「終わった、私の学園生活・・・」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

ゴルシ「いやー、ドトウ、まさかお前とここで再会できるとは、トレセンのほうであまりかかわりがなかった分、よろしくな!」

 

明久「ドトウさん、さっきすごくうなだれてたけど、大丈夫?」

 

ドトウ「い、いえ、なんでもないですぅ・・・」

 

騒がしいHRが終わり、その後は特になにもなく昼休み。

 

私達は明久さんのちゃぶ台に集まって互いの自己紹介をすることになりました。

 

ゴルシ「というわけで改めて、トレセン学園から来たゴールドシップだ!気軽にゴルシちゃんって呼んでくれ!」

 

ドトウ「め、メイショウドトウですぅ。私のほうも気軽にドトウと呼んでください。とある理由で現在明久さんの家でお世話になっていますが、特に変な関係はないので彼への拷問は控えてくれると嬉しいですぅ。」

 

クラスから舌打ちが聞こえたのはきっと気のせいです。

なぜか釘バットを構えてた人も何人かいましたがきっとそれで明久さんを殴ろうとはしていないはずです。

きっと演劇の小道具です。

 

雄二「そうか、悪かったな。この馬鹿は毎度毎度何かしらやらかすからな。ついついみんな殺っちまいそうになるんだ。」

 

できればやめてほしいです。

 

明久「うるさい雄二!そういう雄二こそ毎回面倒ごとを持ってくるじゃないか!Fクラスのトラベルメーカーはそっちのほうじゃないか!」

 

雄二「なんだと明久!・・・まぁいい、このバカはほっといて、俺はFクラス代表の坂本雄二だ。よろしく頼む。」

 

明久さんとの会話を見る限り、一応は友達のようです。

きっとさっきのも「喧嘩するほど仲のいい」の延長だったのでしょう。

まぁ、それで友達を見殺しにするのはあれですけど・・・

 

ゴルシ「ん?ドトウ、あたしがいない間になんかあったのか?」

 

ドトウ「い、いえ、その・・・ゴルシさんは知らなくていいと思います・・・」

 

ゴルシ「???」

 

さすがにさっきサバトが開かれていたなんてゴルシさん相手でも言いにくいです。

 

秀吉「では次はわしじゃな。わしは木下秀吉。演劇部に所属しておる。これからよろしく頼むのじゃ。」

 

爺言葉でそう自己紹介したのはかわいらしい顔をした、なぜか男子の学生服を着た女の子でした。

たしか明久さんの話では女子は2人しかいないはずでは?

そしてその2人もいま私とゴルシさんを見てうつろな目で「シクシク・・・」と泣いているあの2人でしょうし…?

 

秀吉「言い忘れておったが、こう見えてもわしは・・・」

 

ゴルシ「男なんだろ?ゴルシちゃんの前ではお見通しだゾ☆」

 

ドトウ「いやいやゴルシさん、さすがにそれは・・・」

 

秀吉「なんと!ゴルシ、お主は分かってくれるのか!?」

 

ドトウ「えぇ!?」

 

なんと秀吉さんは男の子でした!

 

雄二「まぁ気持ちはわかる。こんな整った面していりゃあな。ウマ娘のお前らから見てもそう思うだろ?」

 

確かに他のウマ娘の人達と比べてみてもすごくかわいらしい顔です。

カレンチャンさんともきっといい勝負ができます。

 

ムッツリーニ「・・・土屋康太。」

 

その次は確かムッツリーニ(?)と呼ばれていた人でした。

さっきのサバトでは、デジタルさん並みのスキルを見せていましたが、見た感じ無口で大人しそうです。

 

ムッツリーニ「・・・趣味は盗さ・・・、特技は盗ちょ・・・何でもない。」

 

そん何でもないはねん挫した後の準備運動並みに手遅れだと思います。

というかなんですかその趣味と特技は!?

ベクトルは違いますがデジタルさんと同じぐらい不穏な気配が!?

隣ではゴルシさんが小声で「デジタルの同類か・・・」って言っちゃってますし!

 

明久「それじゃあ、男子と秀吉では僕が最後だね。」

 

なぜ秀吉さんが別枠なんでしょうか?

 

明久「ドトウさんとはまぁ一緒にすんじゃってるからあれだけど、僕は吉井明久。」

 

雄二「この学年、いやこの学校を代表するバカだ。」

 

明久「って雄二!いきなりなんなのさ!いったいどうして僕がいきなりそういわれなきゃならないのさ!?365度どこからどう見てもそう見えないはずなのに!」

 

雄二「5度多いぞ。」

 

ゴルシ「実質5度だな。」

 

秀吉「というか明久、お主前回も同じ間違いをしておったな。」

 

ムッツリーニ「・・・明久は成長しない。」

 

ドトウ「明久さん、バカじゃないですか。」

 

明久「ドトウさんにゴルシさんまで!?僕は今、毎晩枕を血涙で濡らすぐらい傷ついている!」

 

しまった、つい本音が!

まぁ、失礼ですけど昨日の段階で何となくそんな感じはしていたのですが。

というか周りからもそんな扱いを受けていたなんて…

 

ゴルシ「まぁけどお前おもしれーな!今度ゴルシちゃんとどっか行こうぜ!具体的にはツチノコ探しにヒマラヤまで!」

 

明久「ちょっと待ってよみんな!今の発言聞いた?ゴルシさんのほうが明らかにバカじゃないか!?」

 

雄二「見苦しいぞ明久。おそらくゴルシのそれはわざとだ。こいつはウマ娘の中でも特にエンターテイナー気質だからな。そうだろドトウ?」

 

ドトウ「は、はい。ゴルシさんは大体いつもこんな感じです。しかもトレセン学園の中ではこれでも頭のいいほうですし、少なくともこの学校ならBクラス、調子が良ければAクラス相当の学力があると思いますぅ。」

 

明久「じゃあなんでFクラスにいるのさ?」

 

ゴルシ「なんかおもしれークラスがあるって聞いたからわざと名前書き忘れてこのクラスに入った。」

 

なるほどそういうことだったんですか。

 

雄二「というわけだ、明久、諦めろ。お前はここのいる誰よりもバカだ。」

 

明久「チクショーーーー!」

 

そんなこんなで自己紹介は進んでいき、残るは女子二人となりました。

 

雄二「姫路に島田、いい加減泣くのをやめろ。ウマ娘2人が困惑してるぞ。」

 

美波「そ、そうね。いつまでも泣いてるわけにはいかないもの。ウチは島田美波、よろしくね2人とも。」

 

そう自己紹介した女の子は、モデル顔負けのすらっとした長い脚やくびれをした子で、サラサラとした綺麗な髪をポニーテールでまとめていました。

正直なところ、ウマ娘でもこんなきれいな体型の子は珍しいかもしれません。

 

ゴルシ「おぉ、すげぇ綺麗な体のラインしてんじゃんか!マックイーンが見たらり歯ぎしりしそうだぜ!」

 

ドトウ「確かに、ゴールドシチーさんといい勝負ができそうですぅ!」

 

ゴルシさんと2人でそう話していると、

 

美波「ははは・・・慰めなくてもいいのよ。どうせ2人には勝てないんだから…」

 

美波さんはなぜかそう、まるで悲しい運命を改めて認識した、そんな顔をしていました。

 

ドトウ・ゴルシ「???」

 

ゴルシさんとそう首をかしげていると、

 

瑞希「じゃあ、つぎは私の番ですね。」

 

そう言ってもう一人の女の子が柔らかなピンク色の髪をなびかせて自己紹介を始めました。

 

瑞希「姫路瑞希です。ドトウさんにゴルシさん、2人ともこれからよろしくお願いします。」

 

美波さんほどではないですが、それでも十分に整った体型、そしてその・・・私と同じ、もしくはそれ以上のバストを彼女は持っていました。

 

ゴルシ「うおっ、改めてみるとやっぱすげぇな。スズカが見たら卒倒ものだぜ。」

 

瑞希「ご、ゴルシさん!?は、恥ずかしいです!太っていて気にしてるのに・・・」

 

ドトウ「そ、そうですよゴルシさん!私だって体に自信のあるゴルシさんと違って、胸が大きいのはその・・・あんまりうれしくないですし・・・」

 

ゴルシ「あちゃー、わっりぃ、瑞希にドトウ、さすがにアタシが無節操だったわ。」

 

反省してくれてるのならそれでいいです。

 

明久「そうだよゴルシさん。それにもしその話を続けていたら特定の誰かを傷つけて腕の関節が逆方向に曲がるように痛いぃぃぃーーーーーー!?!?!?」

 

美波「アキー?いったい誰のことを言ってるのかしら?」

 

隣では明久さんが美波さんに関節を極められていました。

 

ドトウ「って明久さん!?だ、大丈夫なんですか!?」

 

雄二「安心しろドトウ、いつものことだ。それに関節を逆に曲げられるなんて、あのバカにとっては軽傷だ。」

 

ドトウ「普通関節が逆方向に曲がったら重症ですぅ!」

 

ゴルシ「ハハッ、やっぱおもしれーなこのクラス!名前を書き忘れた甲斐があったぜ!!そう思うだろ、ドトウ?」

 

ドトウ「それより先に明久さんを助けましょう?」

 

関節技を極めてる美波さんの近くで土屋さんがスカートの中身をカメラでとらえようとしていました。

なるほど、だからムッツリーニなんてあだ名なんですね。

 

こうして慌ただしい学園生活一日目は終わりました。

クラスメイトは一癖も二癖もありましたが、なんやかんやで楽しくやれそうです!

 

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その日の放課後

 

瑞希「あの、ドトウさん、ゴルシさんこの後わたしの家で女子会を開くんですけど来ませんか?」

 

ゴルシ「女子会か?いいぜ!今日は特に予定もないしな!」

 

ドトウ「はい!私も女子会したいです!」

 

美波「それじゃあ一度家に帰ってからまた瑞希のいえに集合しましょうか。」

 

姫路「はい、ほかにも紹介したい子がいるので家でお菓子を作って待ってますね!」

 

こうして私達は瑞希さん主催の女子会に参加することになりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

それが天国への片道切符とも知らずに…

 

 

 

 

 




というわけでゴルシ参戦です!
投票ありがとうございました!
次回は霧島翔子、工藤愛子も登場します。




そして原作ではなかった女性陣のサバイバルゲーム(笑)が開かれる予定です。
ご愛読のほどお願いします。
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