緋弾のアリア -Knowledge is power-   作:ピュアドライバー

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Admission
04話 入学試験‐Ⅰ


「…ぅんっ!っしゃぁ!やっぱテニスは最高だな!なぁ、木村!」

 

「…はぁはぁ。九重、お前この頃部活にずっと顔出して無かったくせに前より上手くなってねえか?」

 

「そうか?いや、でも確かにそうかもしれないな。茂兄の修行は部活よりずっとスパルタだったし。」

 

「へぇ、修行か。何のアニメに影響されたんだ?まったく、もうすぐ高校生になるってのに小学校のころから中身は何も変わってないんだな。」

 

「そんなんじゃねえよ!マジもんの修行だっつーの。武偵になるためのな。」

 

「武偵?お前武偵とかそういう物騒な職業には就きたくないってずっと言ってたじゃねえか。」

 

「数か月前までは本当にそう思っていたさ。けど、あの銀行事件をきっかけに少し考えさせられてな。結局は武偵を目指すことにしたんだ。ただ、誰かに無理やりやらされてるとかじゃないぜ。自分でこの道を進むことに決めたんだ。だからもう後戻りはできない。すまないな、報告が遅くなっちまって。それに同じ高校に行くことも叶わなくなっちまった。」

 

「謝ることはないぜ。そうか、俺たちの知らないところでどうやらいろいろあったんだな。まさかお前が自分から武偵を目指すなんてな。けど、俺は昔からお前は武偵に向いているって思ってたんだぜ?だから俺は全力で応援するさ。…それにしても似たようなやり取りを最近どこかでしたような気がするんだが。もしかしてデジャヴってやつか?…あ!そうだ、あの時だ!カナって名前の超絶美人にお前のことを教えてくれって言われた時だ。おい九重、お前カナさんとは一体どういう関係なんだ?返答の内容によっては、俺はお前に制裁を下さなければならないかもしれない。」

 

「あの人、そんなことしてたのか…。うっ、ヤバいあの時の恐ろしい記憶が…。木村もうその話は終わりにしてくれないか?あぁ、寒気してきた。」

 

「なんだ?やっぱり聞かれるとマズイような関係なのかっ!?なんでお前ばかり…。羨ましすぎるぜ、クソっ!」

 

「…。お前言ってることの意味わかってるのか?やべぇぞ。ってわかるはずないか。知らないってのはこんなにも恐ろしいことなのか。いいか木村。カナって人はな、お前の思っているような人じゃねえんだ。だから関係がどうとか疑うってのはお門違いってもんだ。そんな話はありえん。というか日本じゃ無理だ。」

 

「…何言ってんのかさっぱりなんだが、結局どういう仲なんだ、カナさんとは?」

 

「そうだな義理のお兄さん的な?」

 

「…お兄さんってお姉さんの間違いだろ?大丈夫か、九重?修行とやらでおかしくなっちまったのか?」

 

「…木村、俺の口からは言えないが、早く真実に気づけることを祈っているよ。」

 

今日は1月29日。東京武偵高の入学試験が2日後にまで迫った今日は、息抜きと仲間へ武偵を目指すことにしたことを報告することも兼ねて、部活に顔を出している。

茂兄も今日から試験までの2日間は体を休めるために修行は休みだと言ってたから師匠公認のオフというやつだ。

 

いやぁ、何日ぶりの休みだろうか。ここんとこ毎日修行してたからな。

まぁ、おかげで最初は刀の握り方や切り方、拳銃の構え方、撃ち方、それに弾の装填の仕方も分からなかったのが、今では近衛流の技も完璧とまではいかないけど少しは習得してきたし、銃の方は茂兄曰くセンスがいいとかでそこまで離れてない的にならかなりの命中率で狙うことができるようになった。

武偵高の入学試験は、一般中(パンチュー)出身と武偵中出身に分けられて行われるらしく、今年のパンチュー出身者向けの試験はほとんど筆記で実技もゴム弾で的を狙う程度のものらしい。

これだけ修行を積み重ねてきたから物足りない気はするが、俺の目標は武偵高に入ることじゃないんだ。今までの努力は武偵高に入った後でアドバンテージになるはずだ、きっと…!

 

「ふぅ、久しぶりに良い息抜きになったよ。今日はありがとな!」

 

「それは良かった。例え進む道が違っても俺たちはずっと仲間だ。だから困ったときは力になれるかは分からないがいつでも来いよ!」

 

「あぁ!是非そうさせてもらうぜ。それじゃ、俺はこの辺で失礼するよ。」

 

「お前ならきっと上手くいく。だから試験がんばれよ!じゃあな!」

 

武偵高はその特異さゆえに入学試験が終わると同時に合格者は普通の高校よりも2か月早く入学することになる。そのため裕介は木村とのこの部活を最後に自らの中学時代に幕を下したのだった。

 

そうして2日がたち、試験当日。裕介は少し早く、東京のレインボーブリッジの南方に浮かぶ南北およそ2キロメートル、東西500メートルの人工浮島にある東京武偵高校に来ていた。

 

ここが東京武偵高か。想像してたよりも案外広いなぁ。ていうかちょっと早く着きすぎたか?俺以外に受験生の姿が見当たらないんだが…。

 

「おうおう。おどれは受験受けに来た中坊か?」

 

「あ、はい。そうです。」

 

「なんや、お前パンチュー上がりやな?」

 

「はい。」

 

「もっとシャキッとせえや!そんなんじゃ話にならへん・・・とも思うたが、そうでもないみたいやな。見かけによらず、意外と殺る気ぃやないか。まあいい。パンチューの会場はあっちや。さっさと行っとけや。」

 

「…?はい。ありがとうございます。」

 

なんだったんだ今の人?もしかして教師?いやぁ、いくら武偵高でもあんな野蛮そうな奴が教師な訳ないか。

うん、そうだよな。そんなことよりやることもないからさっさと試験会場の教室に行って、筆記試験の勉強でもしとくか。…それにしても広いなー。

ええっと、『一般中出身者 試験会場』。ここか。

 

そうして開始1時間前に教室に入り黙々と勉強すること40分。段々と人も集まってきた。

 

「えっと、あの隣いいでしょうか?」

 

「あ、うん。どうぞ。」

 

スッゲー綺麗な子だなー。まさに大和撫子ってかんじだ。この娘も武偵を目指してるのか。

 

「俺、九重裕介。東京の世田谷にある公立中学出身だ。君は?」

 

「あ、私は星伽白雪っていいます。中学はその、少し家の事情で通ってなくて…。」

 

ん…?中学に通ってない?義務教育でしたよね、中学って。家の事情って何だろう?

まあそんなこと初対面で聞くなんてことはしないけど。

 

「星伽さんっていうのか。よろしくな!って言ってもまだ試験も始まってないけど。」

 

「ふふっ、こちらこそよろしくね。九重君。」

 

「そろそろ時間ですので着席して筆記用具以外はしまってください。」

 

「おっと、もう5分前か。そんじゃ、お互いがんばろうぜ!」

 

「うん!」

 

そうして問題が配られ試験が開始した。

 

「それでは、始めてください。」

 

おし!やるか!最初の教科は数学か。・・・って何だこれ!何で入試がこんなに簡単なんだ!?こんなの誰でも解けるじゃないか!

…はっ、そうか一問のミスが命取りになるとはこのことか。武偵にミスは許されない。それを筆記試験でも伝えてくるなんて。これは俺も真剣にやらなければ・・・

 

「終了です。ペンを置いてください。」

 

…zzz。…っ!終わったのか。ミスは許されないとはいえ 、簡単すぎるような…。

簡単すぎて思わず寝ちまったぜ。まあ所詮は筆記、武偵の真価は実技の出来で判断するということか。

 

「チョー難しかったねー!」

 

「ホントホント。これボーダーライン三割とかそういう次元じゃね?」

 

「お前らホントバカだなー。こんなカス問題、五割は余裕だろ。」

 

やっべ。昨日耳かきすんの忘れたっけかな?さっきから幻聴が聞こえてくるんだが。

…いや、信じたくはないが幻聴ではない…らしいな。どうなってんだこれ。

 

そうしてその後、英語、国語も終わった。

 

「これで筆記試験は終了です。続いて実技試験の方に移るので荷物をまとめてください。」

 

「はぁ、筆記終わったね、星伽さん。なんか周りの人たち難しいって言ってたけど、どうだった?」

 

「うん、正直に言うとね、簡単だった…よね?」

 

「…やっぱり星伽さんもそう思う?良かったー。なんか一人だけ違う問題でも解いてるのかと思ったよ。」

 

「私もそうじゃないかって不安だったけれど、九重君も同じならきっと大丈夫だよね!」

 

「そうだな!まあ、安心出来たことだし、実技の会場に行こうか。」

 

「うん!」

 

そうして移動した先は裕介の予想通り射撃場で、試験内容も予想通りゴム弾を使っての命中精度のテストだった。

 

予想通り命中精度のテストか。・・・やっぱり一般中(パンチュー)出身の人たちだからほとんど当たってないな。

お、次星伽さんの番だ。

・・・10発中6か。拳銃を持つのは初めてじゃ無さそうだな…。っと次俺の番だ。

 

「次、九重裕介君。」

 

「はい。」

 

「この拳銃であそこに出てくる的を狙って撃ってください。」

 

「あ、えっと、俺自分の拳銃があるんですが…。これじゃないと駄目でしょうか。」

 

「…!いえ、自分のもので構いませんよ。それでは始めてください。」

 

よし、いまこそ修行の成果を見せるときだ!シグ、頼むぜ!

・・・っと、まずは一発。

・・・よし、二発目も良い感じだ。今日、調子良いな。本番を想定して肩とか腕を狙ったら評価されるのかな…?

いや、評価されるかされないかはどうでもいいか。俺は武偵高に入るために修行をしてきたんじゃない。

なら先を見据えて、狙うのが良いに決まっている!

・・・っ、狙おうと意識するだけで難易度が格段に上がるな…。

少しずつ微調整するんだ。・・・・

 

「結果10発中7発。次の方・・・」

 

…ふう。まあ後半は狙い通りにいったし、上出来だろう!

それにしてもこれで終わりか。やっぱり物足りない感がハンパないぞ…。

あー、あんなに修行したのにな。折角だから時雨も使ってやりたいし。はぁ。

 

「お疲れ様、九重君!すごいね!どこかで銃を撃ったこととかあったの?」

 

「んー、まあ撃ったことはあるかな。そういう星伽さんも拳銃触るの初めてじゃないでしょ?」

 

「うん、護身のためにって家がちょっとね…。」

 

「それにしても早かったねー、入試。あーあ、ちょっと物足りないなー。」

 

「そうだね。私も予想していた感じと少し違ったかな。」

 

そうして受験者全員の実技が終わり、教室に受験者が集められた。

 

しょうがない、帰って茂兄にまた修行してもらおう。

・・・ん?あの人は確か。

 

「おらぁ!静かにせえや!わいは教師の蘭豹や。今から呼ぶものは前に出てこい。呼ばれなかった者はとっとと解散しいや。・・・星伽白雪、九重裕介。以上!」

 

「「え、俺(私)たち!?」」

 

なんか呼ばれたぞ!なんで?

 

「九重ぇ、やっぱお前ただのパンチュー出身やなかったんやな。それからそっちの星伽とかゆうたか?わいはよう知らんが、SSR(超能力捜査研究科)神島(かしま)がお前を連れてこいってうるさくてのぉ。」

 

「…えっと、俺たちって何で残されたんですか?」

 

「あん?そんなん決まっとるやろ。お前らは明らかにパンチューのそれとは違ったからのぉ。今やってた試験じゃ不十分ゆうことや。」

 

「それってつまり…俺たちの実力を測るためにこれから何かするってことですか?」

 

「せや、お前らには今から武偵中出身組の方に混ざってもらうでぇ。」

 

「「…!!」」

 

マジか!まだ修行の成果を発揮できるチャンスがあるってことか!それもまさか武偵中出身組に混ざれるなんて。

正直、半年修行してただけの俺なんかがついていけるか分かんねえが、折角の機会だ、どこまで通用するのか試してみたい…!

 

「そうゆうことやから、九重はわいについてこい。お前には強襲科(アサルト)の試験を受けてもらうで。星伽は神島が指名しとるんでな。SSRの方に行ってくれや。」

 

アサルトだって!?

茂兄から聞いた話じゃ、入学者の全員が卒業出来ない…つまり在学中の武偵活動中に命を落とすやつがいるっていう一番危ない学科じゃねえか!!何で俺をそこに?

ていうか俺もつい最近知ったんだが、この世にはどうやら超能力ってやつが存在するらしい。そのありえなーい力を専門としてんのがSSRらしい。そんなとこから指名が来るなんて星伽さんってもしかして超能力者だったの?

全然そんな感じしないけどな…。まあいいか。

 

「なんかすごいことになったな…。でもやるからには武偵中の奴らに引けをとらないようにしねえと。…星伽さん、お互い違う学科みたいだからここでお別れみたいだけど頑張ろうな!」

 

「うん!今日は九重君に会えて良かったよ!入学したらまたよろしくね!」

 

「あぁ!こちらこそよろしく頼む。」

 

そうして裕介と白雪はお互いの新たな試験へと向かった。

 

 

<side・白雪>

やっぱり流石武偵高かな。私の能力にあのテストだけで勘付くなんて。九重君もやっぱりただのパンチュー上がりじゃなかったみたいだし。でも良い人で良かったな!

 

ドンッ!

 

「きゃっ!」

 

「っ痛ーな!どこ見て歩いてん…。って女かよ。しかも結構可愛いじゃん。ねえ、試験始まるまでちょっと俺らと遊ばない?」

 

「あ、あのすいません。ちょっと急いでいるので…。」

 

「そんなこと言わないでさー。ちょっとくらいいいじゃん?」

 

考え事してたら変な人たちに絡まれっちゃった…。どうしよう。早く行きたいのに…。

しょうがない、逃げちゃおう。

 

「すいません…!」

 

「っておい!逃げんなよ!」

 

追ってきてる…!このままじゃ追いつかれちゃう!

 

「だっ…誰か!助けてください!変な人たちが・・・」

 

「ん?何だ?…ってうわぁ!」

 

「いてて…。あ、あのすいません!急にぶつかってしまって・・・」

 

あぁ、またぶつかっちゃった。こんなことしてる場合じゃないのに…。

 

思わず倒れた白雪の上にはぶつかられてよろめいた青年が覆い被さっているような形になっていた。

 

「おー?なんか先客が来てるみたいじゃねえか?」

 

…っ!あの人たちだ!もう追いついてきた…!

 

「ち…違います。この人はたまたまぶつかっただけで…!」

 

「悪いなぁ、その姉ちゃんは俺らと遊ぶ予定なんだよ。なーに何だったらお前も後でゆっくり・・・がはっ…!」

 

「え?」

 

「ってめえ!よくもぉ!」

 

「あ、危ない!」

 

突然のことに白雪は何が起きているのか分からなかった。先程までのしつこい男たちの一人が白雪の上に覆い被さっている青年に手をかけた瞬間。青年の肘が男の顔にめりこんだ。それを見た男の仲間たちは数人がかりで青年に襲い掛かろうとするが・・・

 

「ぐはっ…!」

 

「がはっ…!」

 

みるみる内に一人、二人と青年によって倒されていく。

 

…!すごいこの人あれだけの人数をたった一人で…。

 

「あ、あのありがとうございます。私SSRの試験会場に行こうとしたら、さっきの人たちに囲まれて…」

 

「長く会っていなかったから、どれだけ成長してるかと思えば…相変わらず危なっかしい子だな。白雪。」

 

「えっ?キ、キンちゃん!?本当にキンちゃんなの!?」

 

「あぁ、久しぶりだな白雪。」

 

「キ、キンちゃぁぁぁぁん…!」

 

そう言って白雪は青年に抱きつき、数分間の間、SSRに呼ばれていることを忘れたまま離れようとしなかった。

<side・白雪 終>

 

 

<side・?>

とうとう入学試験だ。どうやら今年はパンチュー出身と武偵中出身で試験が全く違うらしい。兄さんが言っていた九重裕介はパンチュー上がりだから俺とは別か…。

どれほどのものなのか気になるが、入学すれば嫌でも知ることになるだろうからいいか。

 

「だっ…誰か!助けてください!変な人たちが・・・」

 

「ん?何だ?…ってうわぁ!」

 

「いてて…。あ、あのすいません!急にぶつかってしまって・・・」

 

何が起きたんだ…?誰かにぶつかられたのか?

・・・ってこれはッ!女子!しかもこの体勢は…!あぁ、ヤバい。なっちまいそうだ。試験の前になるなんて御免だッ!

・・・っ!ダメだ。抑えられない…!

 

「おー?なんか先客が来てるみたいじゃねえか?」

 

「ち…違います。この人はたまたまぶつかっただけで…!」

 

「悪いなぁ、その姉ちゃんは俺らと遊ぶ予定なんだよ。なーに何だったらお前も後でゆっくり・・・」

 

何なんだ?この男は?いけないなあこの娘が嫌がっているじゃあないか。これはおしおきが必要だな。

 

「がはっ…!」

 

「え?」

 

「ってめえ!よくもぉ!」

 

「あ、危ない!」

 

仲間か。くだらない連中だなぁ。しょうがない・・・

 

「ぐはっ…!」

 

「がはっ…!」

 

これで全員か。まったく手応えが無かったな。これじゃあウォームアップにもならないな。

…ん?そういえばこの娘どこかで…?

・・・はぁ、つくづく自分が嫌になるな。まさか一瞬でもこんなにも素直で良い娘のことを忘れていたなんて。

 

「あ、あのありがとうございます。私SSRの試験会場に行こうとしたら、さっきの人たちに囲まれて…」

 

「長く会っていなかったから、どれだけ成長してるかと思えば…、相変わらず危なっかしい子だな。白雪。」

 

「えっ?キ、キンちゃん!?本当にキンちゃんなの!?」

 

「あぁ、久しぶりだな白雪。」

 

「キ、キンちゃぁぁぁぁん…!」

 

 

「落ち着いたかい?白雪。」

 

「…はい、キンちゃん。少しビックリしっちゃって。お久しぶりです。また会えて嬉しいです!すごく大きくなったね。あとカッコ良くも…。」

 

「白雪にそんなことを言ってもらえるなんて嬉しいな。白雪も昔よりすごく綺麗になったね。」

 

「きゃぁ、恥ずかしいよ。キンちゃん…。」

 

「そうやって照れている白雪も可愛いよ。それよりどこかに向かっている最中じゃなかったのかい?」

 

「あっ!いけない!…キンちゃんごめんね。私行かなきゃ。助けてくれてありがとうございました!その…カッコ良かったです…!」

 

「あぁ。気を付けて行っておいで。」

 

そうして、白雪は我にかえりSSRの試験会場へと向かった。

 

それにしても驚いたな。まさかこんなところで白雪に会うとは。・・・さて、それじゃあ俺も行くかな。

 

そして青年もまた自分が受けるアサルトの会場へと向かった。いつもとは異なる雰囲気を纏って。

<side・? 終>




ご読了ありがとうございます!
次回は、アサルト試験開始です!
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