生で巨大ロボットがぶつかり合うのを観戦できるというのは想像以上の魅力があったようだ
コロニーに戦後復興間違い無しの一大ムーブが起きている
近隣から観戦のために旅行客が増え経済がものすごく潤っている
「いやーここまで儲かるとは思いませんでしたね市長」
「そうだね、ここまではまるとは予想以上だったよ。しかしいいのかい?儲けを君ではなく孤児院に回すなんて」
「戦争の報酬で一生困らないお金は持っていますからね、金なんて必要なところに行って使われるのが1番ですよ」
「その若さで達観してるな君は、まだ22歳だろ?」
「ええ、22歳(+35)ですよ。市長は?」
「私は59歳だよ、この戦争で頑張りすぎたからね。60になったら引退するつもりだ」
「(ほぼ同年代だったか)まだお若いでしょうに、老後は何を?」
「あまり年寄りが権力を持つ立場に居続けるものじゃないよ、歴史が証明している。老後は・・・そうだなロボットバトルの実況でもさせてもらおうかな?」
「いいじゃないですか、初実況もすごく上手でしたし」
「ハッハッハ、ありがとう。君はこれからどうするんだい?」
「ロボットを手に入れる、乗るという夢も叶えちゃったので。開発設計できるようになるために工学アカデミーに通おうかと」
「素晴らしい、若いうちはなんでも挑戦してみることだよ。経験が人生を豊かにしてくれる」
「ええ、その通りだと思います」
「どうかね、もうひとつ経験という事で。その工学アカデミーに私の孫が飛び級で入学するんだがお見合いなど」
「さらばっ!!」
話が弾むから長々といたがまさか罠とは!!
さすがお上油断も隙もあったもんじゃない、緊急離脱は正解だったな。てか、お孫さん20歳以下だろ?犯罪だよ犯罪吾輩紳士であるからして
「ふふふ、今は逃がしてあげよう。だが私の手は長いぞ?」
なんか妙な歯車が動き出したようだ
「お兄ちゃん、遊んでー!!」
「「「「遊んでー」」」」
「あいよー、 何して遊ぶ?」
「んーとねえ、かくれんぼ!!」
「かくれんぼな、よぉしお兄ちゃんが鬼でスタートだ。30秒やる隠れるんだな!!」
孤児院に帰り着くとちびっ子達が絡んできたので相手をする
忙しくて相手する時間が少なかったからな
目を塞ぐとキャーキャー言いながらちびっ子達が散っていく気配を感じる
ああ、平和だ。こういうのでいいんだよこういうので、満ち足りてるわ
ー戦争中は割とやばい方向へ傾いていた心がちびっ子のヒーリングパワーで浄化されているようだ
さあて、どんなロボット作ろうかな?
「お兄ちゃん、僕妹が欲しい」
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