俺の名は、トランクス。いきなりこんなことを言って読者のみんなは困惑しているだろうが、俺はベジータの息子だ。そんな俺に最近、弟子ができたのだが…。
「せんせー、せんせー、トラせんせー!」
この元気な女の子がそう、名前は龍崎 薫(りゅうざき かおる)。元アイドルだったらしく、覚えも早く運動神経もいい。ただ…。
薫「せんせー、薫ねー、飛べるようになったんだよー!」ふわっ
トランクス「マジか!?もうそこまでできるようになったのか!?」
かなり素直な性格をしている。俺の親父をはじめ、周りのやつらと性格が真逆だから少し困惑している。俺たちは「タイムパトロール」という組織に所属している。歴史改変をたくらむ者から歴史を護ることを使命としている(こらそこ、「刀剣乱舞」とか言わない!)。
「トランクス、薫!すぐに出発よ!」
この方は「時の界王神」、本名「クロノア」。見た目は薫よりも少しお姉さんぐらいの少女だが、すべての時空を管理している偉大な方だ。
時の界王神「歴史改変の動きがあったの!すぐに行ける!?」
トランクス「えっ!?今からですか!?」
薫「うん、薫いつでも大丈夫!」
センスがあるとはいえ、薫はまだ9歳。そこまで危険な任務ではないと思う(ていうか、そうであると思いたい)。
時の界王神「それじゃ出発するから。ほらバラエティ番組みたいに!」
トランクス「えっ、ちょっ!?」
薫「せんせー、いこうー!せーのっ!」
ビュッ
トランクス・薫「「よいしょっ!」」 ダンッ
さあ到着!やってきたのは普通の一軒家だった。ほんとにこんなところで異変が起こるのだろうか?すると…。
ガチャッ
「あら、どちら様?」
うおっ、美人!出てきたのはうさ耳をつけた女性だった。バニーガールというやつだろうか…。ガールにしては、大人っぽいけど…。
トランクス「お、俺たちは、通りすがりの武闘家です」
薫「あのね、この辺りで何かおかしなことは無かった?お姉さん」
女性「あら〜、素直ないい子」
お、お姉さん?確かに若々しく美人ではあるが、いやこの答えがベストなんだろう。変に深く考えてはいけない。
女性「特になかったわよ」
トランクス「そうですか。でももし何かあったら呼んでください。しばらくこの辺りにいるので」
歴史の改変の原因はまた別の何かだろう。そう思い調査を進めていると…。
「お疲れ!トランクス、薫!もう任務完了よ!いまから本部に戻ってもらうから!」
時の界王神様の声がした。いや、ちょっと待って。まだ何もしていないけど!
ビュン
トランクス・薫「「よいしょ」」ダンッ
時の界王神「ほんとよく頑張ったわね」
薫「界王神様、薫たちは何をやったの?ほんとにあれで時間を守ったの?」
そ、そうだよ!あえて言うなら女性と会話しただけ!そんなのでほんとに歴史を守ったことに…。
時の界王神「本来の歴史ならあの女性、「ぺこらママ」の配信はあなたたちが行ってもらったあの日より一週間後だったの。その歴史改変を阻止するため」
トランクス・薫「「えっ?」」
要するに俺と薫が、ぺこらママと玄関前で会話したことで歴史が守れたということだ。花を摘むだけで歴史が大きく変わるという。どこのどいつが、なんの目的で歴史を変えようと思ったかは知らないが…。
トランクス「…今回はいくらなんでも地味すぎないか?」
〜娘のぺこら、「KAKAROT」プレイ中〜
ぺこらママ「あれ、このお兄さん…。小さい女の子連れてうちに来てたわね」
ぺこら「えっ、ウソ、お母さんトラちゃんと会ったの!?」