凛「あのレン先輩、うちにいた金髪の子を最近見かけないんですけど…」
レン「金髪、天馬 咲希か?いやネル、lily、それともマキさんのこと?」
未央「そういえば、うちにケモノ耳の人いたよね」
ぺこら「ん、ぺこらのこと?それともおかゆ、ころさん、いやフブさんのこと?」
いきなりこんな導入でストーリーを始めて、読者のみんなはちょっと困惑してるだろう。今回は本家プロセカやホロライブに"りん"と"みお"がいるのにあいつらどうしているのかなって話だ。ある日のこと、私の後輩がこんなことを伝えにきた。
「侑先輩、"みおちゃん"と"りんちゃん"がコンビで活動を再会したんです!」
この子は私の後輩の桜坂 しずくちゃん。「さくらさか」ではなく「おうさか」と読む。そんなしずくちゃんが慌てた様子だったけれど…。
侑「また元346プロの連中ね!」
しずく「いえ、あのそっちではなくて…、とにかく動画を観てください!」
映っていたのは黒髪ロングと茶髪ショートボブの女の子ではなく、見たことない女の子たちだった。
「こんにちは、鏡音 凛(かがみね りん)です!」
「同じく大神 未央(おおがみ みお)です!」
リン「2人合わせて…」
ミオ「キャラソン作成ユニット…」
「「アナザー凛未央です!」」
この子たちも「りん」と「みお」というのか!ただ、こんな漢字表記にしちゃって、本家からは許可は取ったのかな?
しずく「それで先輩、その2人が虹ヶ咲に来ているのですが…」
ミオ「ヤッホー」
リン「きたよー」
ってウワサをすればをすればなんとやら!特にこれといってなんの前触れもなくやって来たけど!?ただ、せっかく来たんだしそのまま追い返すのはかわいそうだから、話ぐらいは聞いてもいいかな…。
侑「えっと、本日はどのようなご用件で…」
ミオ「ウチら、キャラソン作成ユニットで活動しているんだけど」
リン「346プロとかの個性が強い子のテーマソングとか出してるの」
ああ、要するにその子のイメージにピッタリの曲を作ってるわけだね。卯月ちゃんならキュートな、拓海さんあたりなら少年漫画みたいな。
侑「ところで2人の出会いのきっかけは?」
リン「私の事務所にしぶりんが入社したじゃん?それでうちのタレントも高校生たちも、みんなしぶりんの面倒ばっか見てるの。また活躍したいなと思ってコラボ相手探していたら、その相手が大神 ミオちゃんだったわけ」
ミオ「ウチも同じ理由だよ。もちろん未央ちゃんとしぶりんには許可をとってるよ。個人的な活動ならOKだって」
つまり彼女たちの活動は彼女たちが独自にやってるのであって、それぞれの事務所とは関係ないと。
リン「それで私たちはいま、虹ヶ咲のキャラソンを考えているんだけど…」
侑「許可を取りにきたんだね。いいよ」
ミオ「いやウチら、ここに来る前から虹ヶ咲の曲は考えてアップしたけど…」
いや普通は先に許可を取るべきでしょ!私たちがNGを出すことなんて考えていなかったのだろうか。後で調べてみたのだが、栞子ちゃんの音頭やミアちゃんのロック調の曲があった。
ミオ「あのね、1人だけイメージが湧かない子がいるの」
リン「そうそれは…」
ミオ・リン「「桜坂 しずくちゃん」」
しずく「え?私ですか?」
そうだよね。しずくちゃんは「演技派系スクールアイドル」と呼ばれているぐらいだし、どんな風にも演じることができる。逆に言えば、素の状態の彼女のイメージは知らないということだ。
しずく「そうですね、私は普段からおとなしい性格と言われています。それを歌にしてもらえれば…」
リン「それだとちょっとインパクトが弱いな」
ミオ「とはいえウチらじゃ曲を作れそうにないし…」
いいんだよ、おとなしめの曲で。これ以上刺激を求めるといやな予感しかしないから。
リン「ここに来て正解だったね!」
ミオ「うん、そうだね!あの…」
リン・ミオ「「卯月ちゃんはどこですか?」」
後日、ひとつの動画がアップされた。どうも鏡音 リンちゃんと大神 ミオちゃんによる、しずくちゃんのキャラソンらしいけど…。
リン「こんにちは、鏡音 凛です」
ミオ「こんミオ〜、大神 未央です」
卯月「こんにちは♪島村 卯月です。別人とはいえ、りんちゃんとみおちゃんとコラボすることになりました♪」
あれ!?卯月ちゃんが映ってる!?そういえば卯月ちゃんのこと聞いていたな…。ただ、驚いたのはそれだけではなく…。
卯月「この曲は私のお友達が作詞してくれたんですよ♪それでは聴いてください。桜坂 しずくちゃんのテーマソングで…」
「「「ミラクル・なりきり・大変身!」」」
〜視聴後〜
かすみ「ず、随分と幼稚な歌詞でしたね…」
しずく「先輩、私って「にんにんどろん」とか「なりきりへんしん」なんてイメージありますか?」
侑(絶対に米内Pに作詞頼んだな…)