*ストーリーの都合上、ちょっとキャラの性格や口調が違ってます。
街中で開催されている音楽関連のイベント、そのステージに立っていたのはやたらテンションの高い女の子たちだった。
「こんにちは!283プロ所属の小宮 果穂(こみや かほ)と…」
「同じく283プロの南条 光(なんじょう ひかる)です!」
あ、私はいわゆるマネージャーだ。ただ、彼女たちのではないけれど…。
果穂「お疲れさまです!」
南条「お客さんみんな喜んでいましたよ」
?「え、ええ、お疲れ…」
ほんとテンションが高いわね。この子たち、まるで普段のあいつみたいな…。どんな逆境が襲いかかっても立ち向かえるタイプでしょうね。
果穂「次はお姉さんの出番ですか?」
?「私じゃないわよ。私の妹がステージに立つの。ただ、遅れてくるから出番を後回しにしてもらってるの」
南条「あたしのことは南条と呼んでください、この子は果穂。お姉さんの名前は?」
さて、そろそろ名乗るか。みんなも気になっていたでしょう。
?「私はね、ラムというの」
果穂「ラム?じゃあラムちゃんですね!」
ていうかさっきからすごいわね、自分から堂々と話しかけてくるなんて…。
ラム「私の妹が少し名の知れ渡ったコスプレイヤーでね、そこでダンスパフォーマンスを加えたショーを披露するの」
果穂「へえ、すごいですね!尊敬しちゃいます!」
尊敬するって、この子たちは自分たちが同じことをできていることに気付いていないのかしら…。私から見れば充分すごいことだけど…。
ラム「あなたたち、ほんとはステージとかに立ったりして降りたいと思ってるのかしら?やっぱりビビって…」
南条「もちろん思ってますよ!ただそれ以上に…」
果穂「みなさんに楽しんでもらいたいからがんばるんです!!」
あれ、この感じどこかで…。
南条「あたしたち、ヒーローに憧れていたんです。かっこいいテーマソングとか決めゼリフもそうなんですけど…」
果穂「でも一番は観てくれているみんなに勇気を与えられるようになりたいんです!もちろん、ラムちゃんにも!!」
あ、そうか。いまハッキリとわかった。この子たちって…。
ラム「なんというかね、あなたたちは私の知り合いに似ているのよ」
果穂「どこが?」
ラム「明るく振る舞って、正義感が強くて、お人好し。どんなに無茶だと言われても最後にはどんな困難でも絶対に解決しようとする」
そう長々と話していたところで、ついに妹が到着した。
「お〜い、姉様〜!」
「衣装が多すぎて、しっちゃかめっちゃかだったの」
「しっちゃかめっちゃかなんて言葉、いまどき聞かねえな…」
果穂「あ、あの子がラムちゃんの妹さん…。え〜!?」
南条「あたし、あの子のこと知ってる!」
あの子が私の妹、みんなもクレーンゲームの景品であの子がコスプレしてるフィギュアとか見たことあるんじゃないかしら。
「はじめまして、ラムの妹のレムです」
「エミリアだよ」
「そして俺はナツキ・スバル!エミリアたんの使用人!」
果穂・南条「「ど、どうも…」」
空いた口が塞がらない状態だった。確かに妹の方が人気は高いけど…。
スタッフ「レムさん、準備お願いします!」
レム「は〜い!」
バルスにも、エミリア様にも、レムにも、当然私にもこれから多くの困難が待ち受けているかもしれない。それでも、誰かのために必死になって生きていくと誓えば切り抜けられる。この子たちはそんな私たちの目指すべき未来の姿…、なんて少し考えすぎか。
スバル「なんか歌詞、…は無断で載せられないけど。歌詞を見たところあれは出会いの歌と同時にラブソングなんだよな」
エミリア「あくまで筆者の解釈だもん。その辺りはすご〜く意見が分かれると思うの」
レム「ていうかあくまで「うる星やつら」のラムのテーマソングであって、「リゼロ」のラムのテーマソングじゃないことに、どうして誰もつっこまないのかな…」