DDアイドルマスター   作:layRa

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あくまで「アイマス」の世界の小説であって、筆者が以前書いていた「プロセカ」の小説とは別の世界観です。



キミじゃないあの子にみっくみくにしてもらいたかった

「ねえ聞いた、一年のミクちゃんのウワサ」

一歌「えっ、ミク!?」

 

うそでしょ!?ミクがこの学校に転校してきたの!?私、星乃 一歌は自分でいうのもあれだけど、初音ミクの大ファンだ。ある日、そのミクが私の通う学校にいることを聞いて、早速探しに向かったけど…。

 

一歌「あ、あなたがミクちゃん?」

ミク?「はい。ミクですけど」

 

その例の生徒は緑色のツインテールではなく、茶髪のショートボブの女の子だった。

 

一歌「私、二年の星乃です…。あなたが、初音ミクちゃん?」

ミク?「あ、私は前川(まえかわ) みくです。以前はアイドルをしていました」

 

うんやっぱりそうなるよね。そっちのみくだよね。うん。

 

一歌「あの、前川さんはどうして辞めたんですか?アイドル」

みく「いやあの事務所が潰れてさ、続けたくても続けられなかったんですよ。そこで、校内でアイドルをやっているってウワサを聞いてこの学校に転校してきたんです」

 

え、あれ、卯月ちゃんと動機がまったく同じだけど…。アイドルはそういう子が多いのかな?なんだかんだで活動を続けたいって子が。

 

みく「ところであなたが、モモジャンのメンバー?」

一歌「いや、ちがいます。私はバンドをやってます」

 

「MORE MORE JUMP」、通称「モモジャン」。アイドルを目指していたみのりちゃんと、3人の元アイドルで結成された校内アイドルグループだ。

 

一歌「それで前川さんは、そのモモジャンに仲間入りしたいということですか?」

みく「そうなんですよ!ちょっと芸能界に嫌気がさして…」

 

彼女の話を聞くと、彼女が所属していた346プロでは大きな組織改変があったらしい。ただ、納得いかないアイドルやスタッフも多くいた。前川さんもそのひとりだったみたい。

 

みく「で、今度こそ一枚岩で活動をやっていきたいって思って、モモジャンのメンバーになろうと思ったわけです」

 

なるほどね。アイドル、それも芸能人として活動するともあれば色々と問題はあるわけだ。美少女が歌って踊るだけのキレイな物語だけじゃない。アニメでは描かれないような仲間割れなどの、汚いところだって誰もが経験している。

 

みく「でもアイドルそのものは嫌いというわけではないんです。とりあえずは話し合いから始めます!もし無理なら、他の女の子を勧誘してアイドル活動すればいいし!」

一歌「そう、まあがんばれ!」

 

彼女は私の知ってる「ミク」ではないけど、それでも誰かの想いに歌で応えてくれる。そんな存在になってくれるんじゃないかなと、私はほんの少し期待した。そして、前川さんがモモジャンに加入して数日後…。

 

みく「ラブライブに元プロアイドル4人はNGみたいです。あと、テレビ出演するようなアイドルも…」

一歌「ああ、彼女たちのことスクールアイドルだと思ってたのね…」

 




一歌(前川さんならリポーターやってもいいんじゃないかしら…)
みく「?」
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