ついにブルーとグリーンが見つかり、船長たちは歌ってみた動画を配信することとなった。以上!
……なんて打ち切りエンドみたいに話を終わらせるわけにはいかないので、もう少し具体的に話すとしよう。ぼっちちゃんと別れたあと、船長と文香ちゃんはメンバーを探していたのだが…。
文香「えっ、はい、ありがとうございます!」
ある日、文香ちゃんに何かの連絡がきた。
文香「ブルーの人が見つかったみたいです!」
マリン「ほんと!?良かったね!」
文香「これから打ち合わせに行きます!なんでも、なんとかワンダーランドの外部からの雇われタレントらしいのですが…」
早速船長たちは向かった!そしてそこにいたのは…。青髪の細身の男だった。
「どうも、バーチャルシンガーのKAITOです」
うそっ、KAITO兄さん!?あのニコニコ御三家の!?
文香「というかKAITOさんも、Vtuberになったんですね。歌専門の」
KAITO「あっ失礼。ボーカロイドのKAITOです。どうも最近のやつらはボカロのことをバーチャルシンガーと呼ぶらしいんだ」
そう、一瞬船長たちの同業者かと思ったけど、最近は一部の高校生の間でそう呼ばれることが多いんだ。
マリン「わざわざありがとうございます。船長たちとコラボしてくれて」
KAITO「これはいったいどんな企画なんだい?歌ってみた動画とは聞いていたけど…」
文香「5色の5人を揃えて歌うんです。あとはグリーンが必要なのですが…」
また探しにいかなくちゃだよね。…なんて思っていたら、緑のロン毛の女性がやってきた。
緑の女性「あの、ボカロのKAITOさんですよね?それにそちらの黒髪の人は文香さん」
マリン「え、おふたりの知り合いですか?」
緑の女性「ああすみません。私は東風谷 早苗(こちや さなえ)と申します」
えっ、アイマス、ボカロと続いて、今度は東方!?ニコニコ御三家が揃ったじゃない!?
マリン「あの船長、いえ私はホロライブプロダクション所属の宝鐘 マリンといいます!あの早苗さん、私の動画に出演してくれませんか!?突然で申し訳ないですけど…」
文香「船長、いったん落ち着いてください!」
は、そうだった。目の前で信じられないことが起きたから、つい興奮しちゃった。こんなこと突然言われて早苗さんも困っているだろうし…。
早苗「えっ、いいですよ」
マリン・文香「「いいの!?」」
KAITO「というか早苗さん、彼女たちと歌ってみた動画を撮るの知ってたのかい?」
早苗「いや〜、みなさんに出会えたのは偶然です。赤と青と黄色がいたから、緑の私も混ざらないといけない気がして。あ、5人目がピンクなら参加しますけど」
マリン「ピンクですよ!」
そういうわけでOKしてくれた。色々とあったが(戦隊だけに)、ついにメンバーが揃った。曲とかは5人が集まったときに決めていく予定だ。そして収録当日…。
マリン「いや〜、一時はどうなることかと思ったよ」
文香「グリーンじゃなくてブラックにしようという案もありましたからね」
KAITO「ところで、ピンクの人がまだ来てないけど…」
早苗「誰か有名な人を連れてきたんですか?」
文香「みなさんご存知ですか?ギターヒーローという名前で活動している…」
ガチャ
マリン「あ、いらっしゃい。本日はよろしく…。って、え〜!?」
文香「あ、あなた、ぼっちちゃんですか!?」
ドアを開けてやってきたのはピンク髪の女の子。……ではあったのだが、JKとは思えないぐらい小さく、表情もとても明るい。え、あれ、この子がぼっちちゃん!?
マリン「ぼっちちゃんだよね!?なんで小さくなってるの!?」
「はじめまして、後藤 ふたりです。5歳です。今日は姉のひとりに代わり歌ってみた動画の撮影に参加させていただきます。よろしくお願いします」
文香「あ、これはご丁寧に…」
とても5歳児とは思えないぐらい、明るくて社交的だな…。まあ今回お姉さんに代わって参加するから大切なことをひとつ聞く…。
早苗「ねえふたりちゃん。お歌は好き?」
ふたり「うん、大好き!いつもお姉ちゃんとお休みの日に歌ってるの!」
よし!OK!それじゃあぶっつけ本番になるけど…、配信開始。いや船長の場合はこう言う。
マリン「我ら宝鐘海賊戦隊、出航〜!!」
文香「みなさん、なんの歌がお好きですか?」
KAITO「俺は高校生戦隊のやつがいいな」
早苗「私はAqours(アクア)のダイヤさんが出てたやつ」
ふたり「虫さんレンジャー!!」
マリン(見事に好みがバラバラなんだけど…)