オレは通称"米内P"。以前は女子小学生アイドルの担当プロデューサーだったんだ。でもいまは…。
内匠P「なぁ米内ちゃんよぉ。お前何かやり始めようとは思わないのか?」
米内P「何を言ってるんですか、先輩?」
内匠P「いや俺はしぶりんと初音ミクの事務所に移籍、あと先輩はホロライブ。米内ちゃんは別の事務所とか見つけたのか?」
内匠先輩はオレの兄ちゃんにでもなったのかな。気にかけてくれるのは理解できるけど、オレは何をするべきかわからないんだ。
内匠P「お前の担当アイドルだった的場 梨沙(まとば りさ)ちゃんだっけ?あの子、鬼殺隊に入隊したらしいぜ」
そうなんだ、あの的場さんが。なんだか違和感がまったくしないのは、気のせいだろうか。名前的な意味で。ん、担当だった?…そうだ!
米内P「先輩!オレ、動画撮ります!」
内匠P「うおっ、急にどうしたんだ。ていうか、動画の編集なんかできるのか?」
米内P「担当アイドルの子たちと動画を作っていたことあったんです!」
オレはちょっとしたショートムービーや曲のpvなどを編集したことがある。1分2分程度の動画なら簡単にできる。
米内P「オレ歌ってみた動画だします!カラオケとかよく行ってたし!」
内匠P「そっか、じゃあ心配無いな!」
どうせならかっこいいネットソングとか歌いたいな。それからして数日後…。
米内P「さて、みんなからの評価はどうかな。なになに…」
内匠P「歌ってる男の子が可愛いです」
武内P「下手だけど一生懸命に歌ってる姿にキュンときます」
あれ、誰も歌そのものを褒めてない…。オレの子供っぽい見た目のコメントが多い。
米内P「先輩、オレの何がいけないんですかね?」
内匠P「あのな、無理にかっこいい歌を歌わなくてもいいんだよ。そういうのはうちの彰人とか他社のLilyみたいなガラの悪いやつにピッタリだからさ」
武内P「キッズソングなど歌ってみてはどうでしょう」
そうなのかなぁ。オレ個人としては納得できないけど、ちょっとやってみようか。
米内P「どんぐりころころ」 ♪〜
そして、数日後…。
米内P「おお、高評価のコメントが多い!」
内匠P「だろう?こういうのも結構需要あるんだよ!」
なんだかんだで、オレの動画を観てくれている人がいた。多分ヒマだから観てみようという理由かもしれない。それでもこんなふうに高評価をつけてくれた。オレはそれがとても嬉しかった。
そしてオレはキッズソングを投稿し続けているうちに新しいことにも挑戦しようとも考えた。それは…。
米内P「こんにちは、米内Pです!今日は幽々子様とデュエットします!曲は「てのひらをたいように」!」
幽々子(デュエットはいいけど、この歌死人の私が歌うような内容じゃないでしょ…)
〜おまけ 無惨との最終決戦〜
無惨「お前たちには心底うんざりした。口を開けば親の仇、友の仇、子の仇、あたしが愛する世界一カッコいいパパを護るんだから…」