DDアイドルマスター   作:layRa

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それは女の子なら誰もが憧れる話

ガラスの靴に
ステキなドレス
お城での舞踏会

だけど12時の鐘が鳴ると魔法は解けてしまう
これはそんな女の子の幸せを掴む(?)お話



アイマス劇場 「シンデレラ」

むかしむかしあるところにシンデレラという少女(卯月ちゃん)がいました。シンデレラは毎日、姉(凛と未央)や母親(早苗さん)から意地悪をされていたのです。

 

未央「シンデレラ。期間限定のプリンアラモード買ってきなさいよ」

凛「あと、電球とトイレットペーパーとしょうゆもついでにね」

早苗「酒だ、酒買ってこい!」

卯月「はーい。行ってきまーす♪」

 

 

 

そんなある日のことです、お城から舞踏会の招待状が届いたのです。

 

凛「あのさ、お留守番よろしくね」

未央「何かあったらスマホで連絡してね」

卯月「はーい。行ってらっしゃい♪」

 

この話の時代設定はどうなっているんだ、どうしてスマホなんてあるんだと、読者のみなさんは思っているでしょう。それはさておき、シンデレラは窓からお城を見つめます。

 

卯月「お母さんやお姉ちゃんたち、今ごろ楽しんでいるだろうなぁ。タッパーにお夕飯の残りを入れて持ち帰ってくれないかなぁ」

?「かなり考えが庶民的なんだね」

 

そんな舞踏会に憧れを抱いていた(?)シンデレラの前に年端もいかない男の子(米内P)が現れました。

 

卯月「あなたはだぁれ?迷子ですか?」

米内P「迷子じゃないよ、オレは魔法使いだよ。キミを武闘会に招待しに来たんだ」

卯月「字が間違っていますよ」

 

彼は魔法使いだと名乗っていますがシンデレラからしてみれば、疑わしいところです。こんな少年なんかにどうこうできるのかなというのが本音です。

 

米内P「信じてないならほら!」パチン

 

魔法使いが指をパチンと鳴らすと、ボロボロの衣服はステキなドレスに、頭にはティアラ、そして足にはガラスの靴。

 

卯月「うわぁ、歩きにくい靴ですね」

米内P「そういうのは言わなくてもいいんだよ。とにかく、12時の鐘が鳴ると魔法が解けちゃうからそれまでに帰ること」

 

なぜ時間制限があるのかという疑問はおいといて、シンデレラはかぼちゃの馬車(タクシー)で城へ向かいます。

 

内匠P「おう、城まで送るぜ」

 

ブゥゥゥゥン

 

 

 

一方、お城では舞踏会が開催されています。そしてその会場の中心に立っているのが王子様(武内P)。

 

未央「やっほー、王子様!あたしといっしょに踊ろう!」

凛「あのさ、他に出し物とかないの?ビンゴ大会とか」

武内P「いや、あの、そういう軽いノリで接してこられると困るんですが…」

 

シンデレラの姉たちの失礼な態度に王子様はご機嫌ななめです。そんなときでした…。

 

バタン

 

卯月「やっと着いた!」

武内P「!?」ズキューン

 

シンデレラが会場に到着。そして王子様は彼女に心を奪われていったのです。まるでとんでもないものを盗まれた少女のように…。

 

早苗「あれ、あの子も来たんだ!ガハハ!」

未央「お母さん、酔いすぎだよ」

凛「連絡だけでいいって言ったのに、心配になって来たのかな?」

 

そんな王子様はシンデレラに声をかけ…。

 

武内P「あのもしよろしければ、私と踊ってくれませんか?」

卯月「えっ、いいですけど。もっと若々しい男性と踊りたかったなぁ」

 

本音が出てしまっていますが、シンデレラは王子様と踊ります。

 

卯月「へいへいへーい♪」 グルングルン 

武内P「あの、なんですか…?それは…?」

卯月「ブレイクダンスですよ♪かなり難易度は高いですけど、盛り上がること間違いなしです!」

武内P「いや、こういうところでは社交ダンスが基本でしょ!?」

 

ひとりで盛り上がっているシンデレラですが、そろそろ時間です。12時の鐘が鳴ってしまいました。

 

ゴーンゴーン

 

卯月「あっ、時間だ!帰らなきゃ!じゃーね!」 ダッ

武内P「えっ、ちょっ、待って!」

 

嵐のように去っていき会場を荒らし……、てはいないけれど悪い意味で目立ったシンデレラ。

 

 

〜翌日〜

 

早苗「いや〜、頭痛い…」

未央「お母さん、飲み過ぎだよ」

凛「こんな二日酔いになるまで飲んじゃって」

 

今日も姉や母親から意地悪(?)されるシンデレラ。いつもみたいに家事をこなしていると…。

 

バタン

 

武内P「あの…、よろしいですか?」

 

なんと、王子様が訪ねてきたのです!彼は手に何かを持っていて…。

 

武内P「このガラスの靴はあなたのですか?昨日、城に落ちていましたよ」

卯月「はい、そうなんです!あの後猛ダッシュで家に帰って走っていくうちに脱げちゃったんですね!気づかなかった!!」

 

こうしてシンデレラは王子様と結ばれ幸せに暮らしました。めでたしめでたし。

 

 

 

 

 

 

武内P「………そういう結末ならよかったんですけどね。確かに外見は魅力的ですよ。でもそれだけでお付き合いするのはちょっとね、それに私はそちらのお母様にも用があって来たのです」

早苗「え、あたしのこと「お義母さん」と呼んでくれるんじゃないの?それともこの子たちのお父さんになってくれるの?」

武内P「いえ、そうではなくて…」

 

 

 

シンデレラが帰った後、お母さんは酔っ払って暴れはじめ、会場を嵐のように荒らしたのでした。

 

ガチャーン ガシャーン

 

早苗「へーい、へーい、やっほー!!」

未央「お母さん、暴れすぎだよ!」

凛「あ〜、うちの母が。みなさんすみません」

 

 

 

武内P「というわけで、請求額がこれぐらいになります」

早苗「ふむ……、えっ!?これだけの大金をあたしが払わないといけないわけ!?」

未央「桁が、一、十、百、千、万、億、どんだけ派手に暴れたの!?」

凛「働いて返すしかないよね…」

 

こうしてシンデレラ一家は王子様と結ばれず幸せとはいえないけど、お城で住み込みの使用人として暮らしていきました。

 

めでたしめでたし。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




〜その後のシンデレラ〜

卯月「行ってらっしゃいませ、ご主人様♡」
凛(めっちゃイキイキしてる…)
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