DDアイドルマスター   作:layRa

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まひろちゃんはおしまい!?

?「あれ、プロデューサーさん?」

武内P「え、どちらさまですか?」

 

いきなり私に対して声をかけてきたこの小柄でアホ毛が特徴的な少女。どうも私のことを知っているようだが…、彼女と私は会ったことがあるのだろうか?

 

少女「忘れちゃったの、私だよ。街中でスカウトした、緒山(おやま) まひろだよ!」

 

え、ああ、まひろさんというのか。というかOKと返事をしてくれて、事務所入りした子からしか名前を聞かないからわからなかった。

 

武内P「そのまひろさんが私になんの用でしょうか?」

まひろ「あのときは怪しい男が私に話しかけているみたいだったからみはりに……、お姉ちゃんに止められたけど。それで私あの後色々考えてアイドルのオーディションに応募しようと思ったの!ただ…」

武内P「ただ?」

まひろ「応募しようと思ったら、いつのまにか346プロが倒産していたからできなかったんだ」

 

そうか。いやでもアイドル事務所は765プロや283プロもあるからそれらの事務所にも応募してみたらどうだろうかと私は思った。

 

武内P「今は何をしているのですか?」

まひろ「私ね、ネットアイドルになったんだ!歌ってみた動画や踊ってみた動画を投稿してるの♪」

 

彼女はやりたいことを見つけたようだ。どうやら私が心配する必要は無いようだ。

 

まひろ「でもね、再生数がなかなか伸びないんだ。次の企画について考えているところなの」

 

あ、これは心配するパターンだ。そして力になった結果が取り返しのつかないことになってしまうのが今までの経験からして想像できる。……だがしかし。

 

武内P「あのまひろさん。何かやりたいことや得意なことはありませんか?それを動画にするのはいかがなものかと……」

まひろ「え〜とね、私ゲーム実況やりたいな!」

武内P「それはよかった。私はいま「ホロライブ」というVtuber事務所でプロデューサーをしています。そのVtuberのみなさんにゲーム実況のやり方を教わってもらうのはどうでしょうか?」

まひろ「ほんと!?すいちゃんやマリン船長の事務所でしょ!?いや〜あの人たちが力になってくれるなら嬉しいな!」

 

そう、余計なお節介をやいてしまう。とはいえ私はあくまで提案しただけだ。もちろん断られるということもあるだろう。もしそうなった場合私はどうすればよいのだろうか……。そう思っていたのだが。

 

 

 

 

〜ホロライブ事務所〜

 

おかゆ「えっ、いいよ」

まひろ「ホント!やったー!」

 

こうもあっさりいくとは!そしてOKと許可を出したのは猫又 おかゆさん。おもしろいトークとゲームの腕前が確かな彼女に任せれば安心だとは思うが…。

 

 

 

 

それから数日後、まひろさんはゲーム実況動画を投稿したのだが…。

 

まひろ「いやー、再生数そこそこあったよ」ブンブン

武内P「え、ええ」

まひろ「プレイに集中しちゃうと口数が減っちゃうし、視聴者のみんなのコメントにも対応しなくちゃいけないから大変だったな」ブンブン

武内P「そうなんですか…」

 

ブンブンブンブン

 

武内P「ところでまひろさん、どうしてさっきから首を横に振っているのですか?」

まひろ「あ、これ?これはね、おかゆんから教わったんだよ。Vtuberは大抵こんなふうに首を横に大きく振ってプレイすることが多いんだって」ブンブン

 

やはりこうなってしまったか。一度変わった癖が身につくとなかなか直せないのが難点。日常生活をどう過ごすのだろうか…、と心配しているのは私だけなのだろうか。

 




〜その後のまひろちゃん〜

まひろ「あ、もみじ、おはよ〜!」ブンブン
もみじ「え、まひろちゃん!?」

まひろ「かえでちゃん、おひさ〜♪」ブンブン
かえで「どうしたのまひろちゃん?頭大きく横に振って」

まひろ「みはり〜、ご飯まだ〜?」ブンブンブン
みはり「いい加減にしなさ〜い!!」
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