私の名前は中野 三玖(なかの みく)。ちょっと話題になっている5人姉妹の3番目。そんな私がある日街中をぶらぶらしていると…。
?「あれ、あなたいつかの原っぱライブに来ていましたよね?」
突然声をかけられた。声をかけてきたのは青髪の女の子だった。原っぱライブって確か765プロ主催のイベントだったよね、私も姉妹といっしょに行ったよ。
?「私は七尾 百合子(ななお ゆりこ)といいます。特設ステージで歌っていたアイドルです」
三玖「ああどうも、中野 三玖です」
アイドルがこんな街中を普通に歩いていいのかな?まあそれは置いといて、ここで会ったも何かの縁だし…。
三玖「ちょっとお茶しません?」
そんなわけで私と百合子ちゃんは喫茶店へと入った。これからするのはゆる〜いガールズトークなので特にこれといって大した内容の話ではないので、そこんとこよろしく。
百合子「へぇ、三玖さん好きな男性いたんですね」
三玖「そうなんだよ。ただ、今は彼氏募集中なんだけどその男の人以上に魅力的な男性が現れなくて…」
これは本家のネタバレになるんだけど、風太郎と結ばれる花嫁は私じゃないんだ。残る4人の姉妹のうちの誰か。ただ私としては完全に風太郎を諦められない。そこで彼以上のステキな男性を探しているんだけど…。
三玖「なかなか現れないんだなぁ」
百合子「ちなみにどんな男性が理想的なんですか?」
三玖「歴史オタクだよ」
私は特に戦国時代が好き。ただ、私の方が詳しすぎて会話にならないなんてことがたくさんあったんだ。それが原因でなかなか男性とお付き合いできない。
三玖「百合子ちゃんはどんな男性がタイプ?いやアイドルは恋愛禁止なのわかっているけどさ、もし付き合うとしたら」
百合子「えっと、私の趣味は読書なんですけど…。もし付き合うとしたら読書が好きな男性ですかね」
結局のところ私たちの場合、お付き合いするならまずは趣味からということになった。もちろんみんながみんなそうではない、幼馴染みの関係だったり偶然の出会いだったり。
百合子「まあ好きな人と出会うきっかけなんて人それぞれですからね、そう気を落とさなくてもいいですよ」
三玖「うん」
百合子「そういえば戦国時代のことに詳しい人なら呼び出せますけど、うちに来ません?」
えっ!?なんの前触れもなく突然だな!?そして私は言われるがままお店を出て百合子ちゃんの家におじゃまさせてもらった。
〜百合子の部屋〜
三玖「ここが百合子ちゃんの部屋か。……お世辞にも片付いているとは言えないけど」
百合子「その通りですけど、失礼なこと言うんですね」
あっちこっちに本が散らばっていて、本棚は小説や漫画でいっぱいになっているからスペースが無い。おまけに床には魔法陣が直接描かれていて、その中央には歴史の小説が積み重なっている。
三玖「これから何をするの?」
百合子「三玖さんはいわゆる歴女でしたよね?だから戦国時代に詳しい戦国武将を直接呼び出すんです」
三玖「えっ、ウソ、マジで!?」
この時の私はめちゃくちゃ驚いた、と同時に喜んだ。確かに武将本人が語ってくれるなら説得力ありまくりなんだろうけど…。これはちょっと予想の斜め上だな。てっきり歴史研究家とか呼んでくれるのかと思ったよ。
百合子「うんたら〜、かんたら〜、はあ〜っ!!」
三玖「もうちょっと召喚の呪文どうにかしようよ」
これはいわゆる「英霊召喚」ってやつなんだろうけど、Fateでももうちょっとちゃんとした言葉を並べてるよ。そして…。
ボンッ
突然魔法陣が爆発した!そして煙が上がって現れたのは……。
「Hey!Let's party!」
青い鎧に右目に眼帯のイケメン武将。彼はかの有名な「独眼竜 伊達政宗」だった。
三玖「……まあそうなるよね」
確かに一般的には政宗公ならこんなイメージなんだろうけど、私個人としてはもうちょっと渋い外見のほうがよかったな。結局はその伊達政宗を名乗る男と戦国時代について朝まで語りあった。まあなんだかんだで楽しかったよ。
〜声当てゲーム〜
「「どっちだ?」」
米内P「え、三玖さんじゃない?声のトーン低かったし」
内匠P「百合子じゃね?はっきりとしゃべってたし」
武内P「お二人とも同じ声ですから、わかりづらいのですが…」